棒ノ折山 2019.5.12

今回の峠山の会、定例山行は、埼玉県の棒ノ折山。

奥多摩と奥武蔵の境に位置する棒ノ折山は標高969mの山。変化に富んだ登山道が特徴ということと、登山コースの標高差が700m以上もあるということから、登るにはなかなか簡単な山ではないことがうかがえます。清らかな渓流をまたぎながら進む沢の道では涼しさを満喫しながらの沢歩きを悠々と楽しみ、また、柔らかな地面を踏む遊歩道では軽やかに歩を進める一方、一転してごつごつした岩場では真剣に岩につかまりながら、そして鎖やロープにしがみつきながらスリルを満点に味わったり、心臓破りとも言える急登には肉体を翻弄され、さらには針葉樹の根が幾重にも連なる下り坂では足が絡みそうになったりと、とにかくヘトヘトになってしまいました。(足がつらないほうがおかしいくらいでしたよ!)今回はそんな棒ノ折山の山行記録です。

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飯能駅から路線バスに乗ってさわらびの湯まで向います。

さわらびの湯バス停に辿り着くと、

早朝の曇り空が見事に晴れていて、素晴らしいお天気となっていました。

バス停前で準備体操をして、登山に臨みます。

一般道をしばらく歩くと、有間ダムが見えてきます。

ダムの上を通り過ぎ、名栗湖に沿って進むと、いよいよ登山口が。

登山口のポストに登山届けを提出。

小さな山アジサイがあちこちに咲いています。

カエルの姿はどこにもなかったのですが、こんな看板が立っていました。

まずはなだらかな道かと思いきや、

いきなり足を運ぶ先にも迷ってしまいそうな難関が。

でもまだまだ余裕の雰囲気です。

先頭と後続の間隔が離れてしまい、先頭班はしばしの時間調整。

草木の新緑がキレイです。

渓流を渡りながら登ります。

峡谷を眺めながら、沢を行き来しています。

岩場につかまりながら、堅実に足元を確保してよじ登ります。

見事な岩場のV字谷が続きます。

足を滑らさないように細心の注意を払いながら。

慎重に、慎重に。

こんな場所で転ぼうものなら大事故につながりますからね。

よいしょっと。

透明度の高いせせらぎ、周りの空気も澄み切っています。

そして心地の良いひんやりさがあたりに漂う、まさに好環境。

人気の登山コースということも納得です。

壁面には今にも崩れ落ちてきそうな岩の層。

最大の難関、鎖場です。

それも結構距離があると言う!

難所であってもこの笑顔ですからね。 さすが!!

鎖とロープの2本立て。

またもやロープ。

ロープがあっても、なかなか前に進めません。

一気にポンとはいかないものです。

(だってロープの前部分が進行角度ですからね。)

渓流の淀みには20センチくらいの岩魚が佇んでいました。

「マムシに注意」の立て看板。

林道を横切るところで一休憩。

ゴンジリ峠。

棒ノ折山の頂上、棒ノ嶺。

お天気は良いので、逆に見晴らしはイマイチといったところ。

頂上で昼ご飯を食べ下山。

途中までは今来た道を戻ります。

ふたたびのゴンジリ峠。

階段もいっぱい。

岩茸石。

地面には木の根っこがびっしりで歩くのがたいへんでした。

でも何とか一同、無事に下山することができました。

会員のみなさま、お疲れさまでございました。


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