陣馬山(個人山行) 2020.12.19

今回の個人山行は、陣馬山(じんばさん)。

陣馬山は東京都と神奈川県の県境にそびえる標高855mの低山。初心者でも登りやすい登山コースが設けられています。奥高尾縦走路になっており、春には桜の名所としても知られています。また、「関東の富士見百景」、「かながわの景勝50選」にも選ばれており、その眺望も絶大な人気の秘密。広く開けた頂上からは富士山をはじめ丹沢山塊や秩父はもとより、遠くに筑波山や房総半島まで望むことができます。そういった遮るものがない壮大な360度一大パノラマが楽しめることにより、納得の人気ハイキングスポットとなっているワケです。さらに頂上中央に立つ白馬の像がランドマークとなって、撮影ポイントとしても大いに賑わっています。またその像を囲むようにして設けられたテーブルがランチタイムには食卓として多くの登山客の憩いの場となっています。3軒ある茶屋では蕎麦やけんちん汁などの食事もできるそうですよ!

まずは、JR中央線の藤野駅に到着。

 

陣馬山方面の案内が出ています。

一般道を進むと、やや幅の狭いトンネルを抜けます。

綺麗に整備された渓流。その脇の車道を進んで行きます。

沢井川せせらぎの広場 陣馬山登山口の道標。

急こう配の舗装道を登ったので、いきなりの汗。💦

早々に衣服調整です。

陽射しも降り注ぎ、12月なのにぽかぽかの小春日和。

柚子の里と立て看板が出ていましたが、

確かにあちこちにユズが実っていました。

ここまでが舗装道。ここが山道の始まり。

木々に遮られつつも、右手に山容を眺めながら登ります。

木の生い茂った尾根筋を進みます。

ところどころで水分補給。

あまり急登がないので、汗もほどほど。

そんなには喉は乾かなかったです。

紅葉も終わり、

これから本格的な冬の到来を待つといった感じでしょうか。

休憩スポットはそのまま通り過ぎ。

斜面右下は針葉樹、左上は広葉樹といった植え分けがされています。

再び立ち休憩。

コチラで美味しい笹もちをいただいて、嬉しくエネルギー補給。

陽射しの当たらない地面には霜柱が。

埋もれた落ち葉の隙間に、冬ならではの光景が見られました。

もうすぐ頂上というあたりには、桜の大木がいくつも。

この階段を登りきると、いよいよ頂上に辿り着きます。

頂上です。茶屋が見えてきました。

もうひと階段上ると、そこには白馬像が。

造形美を意識してデフォルメされた馬の像が

堂々とそびえ立っていました。

サンタさんがクリスマスケーキとホットワイン、

お正月の黒豆をごちそうしてくれました。

一同驚きと感謝で美味しくいただきました。

少し風が吹いて寒くなってきたのですが、

一口のワインで身体がほんのり温まりましたよ!

「かんぱ~い!」の様子。

こういう楽しみもたまには良いですよね。

かながわの景勝50選の碑。

すぐ下には茶屋やトイレがあります。

残念なことに、富士山は雲に隠れて望むことができませんでした。

その代わりと言っては何ですが、

サンタさんが、幸せのしゃぼん玉を解き放っておられました。

白馬の前で記念撮影。

碑の前でも。

昼食を済ませたあとは、下山に入ります。

木が根こそぎ倒され、道路半分が欠落していました。

幾重にも降り積もる落ち葉を

カサカサ踏みしめて降りて行きます。

一旦車道を横切って再び、山道へ。

車道に出て渓流脇を進みます。もうここからは舗装道です。

道路脇、日当たりの良い斜面にはスミレが群生。

今回の山行はこんな感じで無事終了。

みなさま、この度もお疲れ様でございました。


追記;

コチラはさちえさんが撮ったお写真です。

しゃぼん玉が良く映っています!

そして、じゅんこさんが撮ったお写真も。

写真をみんなで撮り合うのも良いですね。

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高尾山・城山(個人山行)2020.11.21

今回は会員の方々から送っていただいた写真とコメントを

載せさせていただきます。

行き先は高尾山と城山。

 

5名で高尾山→城山に行ってきました。

電車は武蔵野線・北朝霞の最後尾に乗り、府中本町で南武線に乗り換え、

さらに分部河原で京王線に乗り換えて高尾山口駅まで。

思っていたよりスムーズに行けてお薦めです。(さちえさん)

 

3連休の初日、紅葉の季節と相まってお出かけ日和となった模様です。

 

まずは高尾山口駅前の様子ですね。

朝から大勢の人で賑わっているのがわかります。

「紅葉は高尾山山頂、もみじ平、一丁平、小仏城山ともピークを過ぎた感じ
しかし暖かく楽しく登ってきました。」と高橋さん。

折り重なる紅葉が素敵です‼

落ち葉の絨毯も華やか。

まさにレッドカーペット。

ケーブルカー駅の付近も紅葉が鮮やかです。

 

見晴台からは都心も一望できる素晴らしい眺め。

スカイツリーも見えますね。

高尾山山頂。

真っ赤なモミジはまさに見頃。

ちょうど良いタイミングでしたね。

頂上は大勢の人でしたでしょうね。

おそらく、多くのベンチも空いていないくらいだったのではないでしょうか。

それでもソーシャルディスタンスを守りながら、安全に。

麓の紅葉は今が盛りでとてもきれいでしたが、

頂上付近はもう終わりといった感じでした。

ですが、富士山はきれいに見えましたよ。(さちえさん)

城山の頂上でしょうか。

こちらでお食事を取られたようです。

高尾山から城山への道は多くの人がいましたが、

城山から相模湖に向かう道は静かで、

気持ちよく歩けました。(さちえさん)

甲州街道に出たところの千木良からバスに乗って相模湖駅へと帰りました。

暖かな日差しの中、風も心地よくてとても良い山行でした。(さちえさん)

 

お天気にも恵まれ、みなさん楽しそうでしたね。

今回の山行もたいへんお疲れ様でございました。


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武甲山(個人山行)2020.11.14

今回の個人山行は、埼玉県奥武蔵の武甲山(ぶこうざん)。

 

武甲山は、標高1304mで日本二百名山のひとつに数えられる山。

山名を武光山、秩父岳とも言います。

頂上には御岳(御嶽)神社があり、その裏手北側斜面に頂上標識が立っています。

そして、その展望台からは秩父の街を広く見渡せるという

眺望の良さで知られています。

特徴的なのは、

その北側斜面が石灰石採掘のために切り取られて階段状になっていること。

そのため旧山頂はすでに失われ、その痛ましい姿を残しています。

ただ、北斜面以外には豊かな自然の森林が残っており、

スカシユリやチチブイワザクラが植生しているということ。

今も昔も秩父盆地のシンボルとしてそびえる名峰には違いありません。

 

この日は、埼玉県民の日だったので、1日限定フリーパスを購入。

お得な料金で電車に乗ることができました。

まずは、電車を乗り継ぎ、秩父鉄道・浦山口駅に到着。

武甲山登山口まで小一時間歩きます。

途中にあった鳥居の列。

秩父上名栗線の車道高架下を通過。

橋立鍾乳洞の脇を通過。

ここにも御嶽神社の鳥居。

まだ本格的な山道ではありません。

渓流の脇を進みます。

左手の山は黄色く紅葉しています。

登山口にたどり着きました。

ここで登山届を提出。再び準備体操をして登山に臨みます。

丸木造りの橋はまだ比較的新しいみたいです。

脇には古い橋の残骸が積み重ねられていました。

陽を浴びて黄金色に輝く紅葉。

マムシグサの赤い実もあちこちに。

杉林の下には、細いシダが群生。

林の中には陽が差し込みませんが、上は日光が燦燦としています。

それなりの急坂が続きます。

根っこの階段にゆっくりと踏み込みながら登ります。

ところどころに、岩をまたぐような段差が。

メンバーの中には、「こんな坂、余裕だわ。」みたいな方も。

えっ、こっちは結構額から汗がダラダラなんですけど。

小休止で水分補給。

ぐしゃぐしゃ、サクサク、かしゃかしゃ、クシャクシャ、ザクザクでもなく

なんと表現したらよいのかわかりませんが、

とにかく乾燥して軽くなった落ち葉の降り積もりを

軽快に踏みしめる音も楽しみながら進みます。

左手にはカラマツの紅葉も。

一部はもう葉が落ちてしまっています。

辺りに落ちていたのは、松ぼっくりと山ナシでしょうか?

ホウバが裏に反れてかたちで大量に落葉。

地面を点々と白く染めるその場は、

一見、紙のごみが散乱しているようにも錯覚してしまう

不思議な光景。

右手が開けて向こう側の山容がくっきりと見えます。

リンドウのつぼみもいくつか。

手をついて登る難所も度々。

尾根筋では日光が降り注ぎ、暖かいです。

陽光に透かされ、葉が山吹色に染まっています。

銀朱色にも。

再び、杉林に突入。

杉の巨木を抜けると杉林は終了。

右手には連なる山並みが。

山だらけですね。

幹が割れ、他にもたれかかる木。

根元も折れていて、いつ倒れても不思議ではない状態が

通りのすぐ脇に。

落葉が進むカラマツ。

道を遮る倒木が山ブドウのつるに覆いかぶさっています。

頂上に到着。

御嶽神社の奥に進みます。

展望台から秩父の街並みを見下ろしたところ。

写真の枠内には収まらないパノラマが広がります。

頂上標識では3人で記念撮影。

直下の白い部分が石灰石採掘場です。

神社前の開けた箇所に戻ってみんなでランチタイム。

陽射しがぽかぽかで、気持ちが良いです。

広い空間には、ぽつりぽつりと陣取る登山者のグループが。

ウメモドキにも似たマユミの実が熟していました。

コーヒーも飲んでゆっくり休んだ後、

下山は来た道を戻ります。

頂上への分岐点では記念撮影。

記念撮影をした場所の反対側の風景。

別の道をV字に2分ほど戻るとそこには水場が。

冷たい湧水を飲むことができます。

登山口に無事戻ってきました。

岩に滴る清水。

鍾乳洞の辺りまでたどり着き、ひと休み。

喉を潤し、偶然店のステージで行われていたアンデス音楽のライブに耳を傾けます。

登山後のこのひと時がたまりません。

ここは鍾乳洞の入り口。

今回は入りませんでしたが、

入場料200円で見られる高低差約30mの竪穴式の鍾乳洞だそうです。

こんな感じで今回の山行は終了。

みなさま、お疲れ様でございました。


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奥多摩御岳山・大岳山(個人山行)2020.11.8

今回は、個人山行ということで、

東京都奥多摩にある

御岳山(みたけやま・みたけさん)と大岳山(おおだけさん・おおたけさん)に行ってきました。

御岳山は、東京都多摩地域北西部・青梅市にある標高929mの山。奈良・平安の時代から関東の霊山として信仰されれており、山頂には武蔵御岳神社があります。ニホンオオカミを守り神とし、おいぬ様と崇められています。(ちなみに神社では愛犬祈祷もされています。)ケーブルカーの御嶽山駅で降りると、神社まで続く急坂の参道が続きます。お土産物屋や食事処が数件並び、いわば観光地化していてそれなりに賑やかな通りとなっています。ケーブルカー御嶽山駅のある御岳平の近くには、日本一とも言われるレンゲショウマの群生地があり、夏にはその花が咲き、多くの登山客を楽しませてくれるとのこと。また山中はムササビの生息地でもあり、その姿もよく観察されるのだとか。

一方、大岳山は標高1266mの山で、御前山、三頭山と共に奥多摩三山と呼ばれています。花の百名山、日本二百名山のひとつでもあります。こちらも山岳信仰の対象で、山頂付近にはひっそりと大岳神社(大嶽神社)があります。頂上南側は視界が開けていて、お天気が良ければ丹沢山塊や富士山も望めます。また、春には山頂付近ではミツバツツジが数多く開花するとのことです。

 

今回の山行は、まずはケーブルカーの滝本駅から。

紅葉時期の週末ですので、さすがに途中の電車もバスも込み合っていました。

当然のようにケーブルカー乗車時にはかなり列に並びましたよ。

側面がカラフルなケーブルカーに乗り込み、

片道約6分、最大勾配25度の線路を登って行きます。

ちなみにケーブルカーの車体自体は22度に傾いていて、

車内は階段状になっています。

乗り始めは杉林に視界が遮られていましたが、

頂上付近まで登り切った辺りは紅葉が。

御岳山駅に到着。

御岳神社の参道が始まります。

辺りには見るも鮮やか、モミジが赤々と紅葉していました。

参道の途中、奥に尖がった小高い山がそびえていました。

全体が色付いているその山は、今日このあと登る大岳山です。

(と、言われていたのですが、実は奥の院峰だったようです。)

これから右手へ一旦登って、次に渓流まで降りて、

そしてまた登ることになります。

立派なわらぶき屋根の建物。

御岳神社の宿坊兼神社カフェで、

山菜料理やさしみこんにゃくも食べられる甘味処だそうです。

別の宿の前には干された大根が。

なかなか見られない光景に風情を感じてしまいます。

舗装された細道ですが、かなりの急こう配。

つい紅葉に見とれていると足がもたついてしまいそうです。

木の幹がトタンで補修されているのは、

国の天然記念物、神代けやき。

本来まっすぐ上に伸びているはずの幹は折れてなくなり、

枝木が生い茂った感じのグロテスクな格好の巨木。

いろいろなものが宿っていそうです。

お店が軒を連ねている町場通り。

御岳神社の入り口。

門の奥に鮮やかな紅葉が。

神社の上には行かずに脇を進みます。

休憩処の脇、紅葉のグラデーション。

杉林を下って行きます。

天狗岩。

小山に見えますが、一つの大岩のようです。

張り巡らされた木の根っことチェーンを掴んで岩の上まで登ります。

多くの人々に掴まれた根っこはどれもツルツルになっています。

縦横無尽に根が絡み合う岩壁にも圧倒されます。

足を滑らせそうものなら崖下に真っ逆さまというような箇所。

両端の岩の上には天狗の人形。

向こう側の紅葉も素敵です。

天狗の下で「いいね!」なポーズ。

天狗岩を反対側から見上げたところ。

さらに降りると渓流が見えてきました。

この辺りからロックガーデン(岩石園)が始まります。

ロックガーデンでは、

苔がむした大小の岩が次から次へと連なり、

調和が取られた庭のような山道となり

渓流を挟んで1.5kmほど続いています。

岩場の渓流沿い。

交互に水流を横切りながらの道が続きます。

渓流には大小いくつにも段差がかたち作られているので、

白く輝く水しぶきの見た目の綺麗さもさることながら、

水の流れる心地良い音がず~っと耳に響き渡ってきます。

歩を進めながらも、気持ちがじわじわと癒されていく

小気味よい感覚に思わずとらわれまてしまいました。

流れの淀みには黄褐色の落ち葉が幾重にも溜まり、

この季節ならではの光景も見られます。

まさに岩と落ち葉のハーモニー!

お手洗いもある休憩所。

テーブルでは食事をする人々も。

暑くもなく寒くもない、ちょうど良い気候ののどかな光景。

ロックガーデンというだけあって、本当に多くの岩があります。

この大岩もなかなか興味深いというか、

じーっと見れば見るほどいろんな顔に見えてきて、

まるで名画や彫刻のような奥深い世界観を感じられませんか?

整然と並んだ石段の先にも黄金色に輝く秋の風景。

鳥居の先には、落差10mの綾広(あやひろ)の滝。

御岳神社の宿坊で申し込めば、滝に打たれる滝行もできるそうですよ。

滝自体はそんなに大きくありませんが、

右手の巨岩、滝上の紅葉が滝を中心としたこの場を神秘的に演出。

まさにこちらも絵に描いたような風景。

パワーをもらえそうな神々しい雰囲気です。

この時期の人出の多さに驚いていましたが、

重ね石までもが渋滞状態でしたよ。

ロックガーデンを過ぎ、大岳山へと向かいます。

逆方向からだと道標がなければ、道を間違えそうな分岐点。

ここでまた小休憩。

休憩時には柿やリンゴをいただき、ほおばりました。

楓の赤ちゃん。

葉っぱが2枚だけなのに落ち葉の間から逞しく生えていて、

葉の付け根まで立派に紅葉していました。

岩を後ろ向きで伝って降りて行きます。

そこそこ急な岩場です。

鎖を伝う箇所も。

まるで茨の道のごとし。

開けた空間には大岳神社の鳥居。

すぐ下にトイレもありました。

こちらが大岳神社。

意外と質素です。

さらに岩場が続きます。

岩場を登りきると、大岳山頂上。

見晴らしは良いハズだったのですが、

頂上に着いた時は、あいにくの曇天模様。

空は霞んでいて、眺望はいまひとつ。残念!

でも大勢の人々で賑わっていましたよ。

座るのに程よい場所を陣取って、

みんなで仲良くお昼にしました。

下山は、来た道をほぼUターン。

ただし、ロックガーデンは通らず巻き道経由。

急斜面は登るときより降りるときの方がたいへんです。

気を抜かないで用心深く。

赤く熟したマムシグサの実。

帯状に紅葉した日の出山も見えます。

立ち止まって、山の紅葉を脳裏に焼き付けます。

「あ~良い風景!」って、堪能しているところ。

遠くからだと木に赤い花が咲いたように見えたのは、

上から順に紅葉し始めたカエデの木。

天狗の腰掛杉。

再び、御岳神社の境内に戻ってきました。

リンドウのつぼみ。

こんな感じで今回の山行は終了。

 

初心者向けの山だと聞いていたのですが、とんでもない。

岩のごつごつした険しい山でした。

いや~ぁ、なかなか登り甲斐ありましたよ。

そして今回、初参加の方もいらして大奮闘されていました。

参加されたみなさま、たいへんお疲れ様でございました。


追記;

高橋さんが撮られた写真も付け加えておきます。

天狗岩に登るところも撮っていただいていたようです。

最後に一言。

「下りはやっぱり膝にきます!!」


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二子山・武川岳(個人山行)2020.10.18

今回は、奥武蔵の二子山・武川岳 縦走の様子をアップさせていただきます。

二子山(標高882m)、焼山(850m)、武川岳(1051m)、長岩峠(839m)を

この度は6名で約8時間(昼食時間も含む)かけて歩いてまいりました。

アップダウンの繰り返しでたいへん歩き甲斐のある行程でしたよ!

 

まずは、JRから西武線に乗り換えて、芦ヶ久保駅に到着。

駅前から歩き始めます。

いきなり道路に車にひかれてぺしゃんこになった蛇が。

毒蛇のヤマカガシのようです。

道標の上には、カワセミのオブジェがかわいらしく鎮座。

民家と川の間の道を進みます。

黄色い秋の花、セイタカアワダチソウ(背高泡立草)が咲いています。

セイタカアワダチソウの茎は、

萩すだれ(刺身盛り合わせなどの飾りに用いる小さいすだれ)の

代用素材として使われることもあるそうです。

赤い花のように見えるのは、クサギのがくで、青いのが実らしいです。

シソ科のクサギは「臭木」と書き、葉に独特のにおいがある植物です。

富士浅間神社とある鳥居を抜けると山道らしくなってきました。

前日の雨により1日繰り越した当日ですが、

やはり地面は濡れた状態です。

当初予定の逆ルートに変更しての決行となりました。

リーダー、サブリーダーさんの機転を利かせた判断で、

急登を下るより登るようにしたとのことでした。

さすがの英断ですね。

出だしから、事前に知らされていた通りの急登が始まります。

おお~っ! Dカップのきのこが。

岩場で足の踏み所を一歩一歩確かめながら登ります。

場所によってはストックが邪魔になることも。

木々に太陽が遮られてひんやりとしていますが、

森の上は良いお天気のようです。

富士浅間神社。

扉の隙間からお賽銭。

祠のすぐ上には絶景ポイントが。

眼下には秩父の街並みと共に、

壮大な雲海が広がります。

今回一番のナイスビュースポットでした‼

松には松ぼっくり。

そろそろ地面に落ちてきそうです。

岩場の急坂、そして根っこの急坂。

とにかく登っては下り、下っては登るの繰り返しです。

尾根筋でも倒木の連続。

根こそぎやられている感じです。

赤く色付き始めたまむし草の実。

明るい赤茶色のキノコ。

またもや登山道をとうせんぼするかのように倒木が。

ぬかるんで滑りやすくなったところもあるので、

つるんと行かないように

足場確保には要注意です。

手をつかないと登れない箇所も結構ありました。

二子山(雌岳)頂上に到着。

そして10分後、二子山(雄岳)頂上に到着。

景色は望めないので、立ち休憩で先に進みます。

高校の登山部のみなさんが大勢で食事を摂られていました。

頭上には紅葉の兆しが。

途中で一瞬、木々が開けた箇所が。

向こう側の山が見渡せました。

急な登りの途中だったので、他のメンバーは素通りだったかも。

ごつごつした岩場を抜けると、

焼山頂上に到着。

頂上の草木は少しづつ色づき始めていました。

狭い頂上ですが、開けた場所が心地よく、

こちらで少し早めの昼食。

コケとキノコが仲良くひとつの幹に共生。

雨水を吸って元気な感じ。

オレンジがかったキノコの色がキレイです。

焼山からは武甲山が一望できます。

向かって右側の石灰石採掘現場が

切り取られた傷跡のようで生々しいですが。

手のひらサイズの猿の腰掛もいくつか。

武川岳頂上に到着。

写真を撮り、立ち休憩だけで先に進みます。

沢を行き来して降りて行きます。

後向きでないと降りられない箇所。

難所がいくつも出てきます。

沢に流され、脇が崩れて細くなった道も。

アスファルトの林道に出ると、渓流と平行。

サワガニが道路を横断中でした。

まっすぐに伸びた杉の林を

ゆるやかに下ります。

武川岳入口。

車両通行止めになっている箇所を先に進みます。

永井谷林道を横に抜け、正丸駅方向へ。

朽ち始めた木橋を渡ると、

そこで訓練中の山岳救助隊のみなさんに遭遇。

渓流の段差からロープを張って担架を降ろす訓練のようでした。

日々修練されているんですね、頭が下がります。

ツガの木台。

長岩峠も立ち止まらずにそのまま進みます。

大倉山。

下り階段。

ふたご岩。

伊豆ヶ岳分岐、馬頭さま(ばとうさま)。

正丸駅に到着。

今回の山行も無事終了。

ですが、かなり足に疲れが来ておりました。

みなさま、たいへんお疲れ様でございました。


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御前山(個人山行)2020.9.27

今回も個人山行の様子をアップします。

行き先は、東京都の御前山(ごぜんやま 標高1405m)。

御前山は、大岳山(標高1267m)、三頭山(標高1531m)と共に

奥多摩三山と呼ばれる山で、

奥多摩主脈の中心に位置します。

早春であれば、カタクリの花が見られるところのようです。

 

ルートは、奥多摩湖の小河内(おごうち)ダム脇から登山道に入り、

サス沢山(標高940m)、惣岳山(そうがくさん 標高1341m)を経由して

御前山に向かいます。

 

まずは、奥多摩駅までは電車を利用し、

その後バスに乗り換え奥多摩湖へ。

 

コチラは奥多摩駅。

早朝なので人はほとんどいません。

お天気は曇りの予想。雨が降らなければよいのですが。

このバスに乗り込みます。

目的地までは15分くらい。

奥多摩湖に到着。

湖畔にはコスモスが咲いていました。

壮大な湖、小河内ダムを眺めながら登山口に進みます。

ダム堤体から谷側を見下ろした箇所。

149mの高さということで、その規模の大きさがよくわかります。

ダム脇の高台に藤棚があって、

こちらで準備体操。

いよいよ登山道に突入します。

序盤から結構な急こう配が始まります。

倒木をくぐり抜けたり。

蛾の幼虫でしょうか、緑がキレイな芋虫。

木の根っこでできた天然の階段をひたすら登ります。

木から滴ってくる雨水で、小さいクモの巣がみずみずしく輝いていました。

辺りは霞んで視界が遮られています。

そうここはまさに雲の中といった感じ。

幻想的な空間です。

サス沢山に到着。

展望台から下は雲ですっぽり覆われています。

山々の見晴らしはよくありませんが、これはこれで面白い風景です。

この先もまだまだ急こう配が続きます。

いつの間にか晴れていて、頭上から木漏れ日が差してきました。

霞みの中に日光が放射線を描いて降りているのが神々しいです。

休憩中にワンショット。

お菓子をつまんでほっと一息。

登り始めはジャケット着用だったのが、いつのまにか半袖にの人も。

結構汗を搔きながら、湿気の多い中を進みます。

そのジメジメ感とはうって変わって、辺りは神秘的な雰囲気。

そこはまるで妖精でも住んでいそうな静かな森。

緑に覆われた外は結構強い陽射しになってきた模様です。

心配していた雨も大丈夫そう。

地面には栗のイガイガがかなり散乱。

山の広範囲に栗の木が生い茂っているみたいです。

そしてキノコもあちらこちらに。

惣岳山に到着。

ちょっと休んで次に進みます。

岩山を登れば、もうすぐ御前山です。

はい、御前山に到着。

頂上にはベンチがいくつかあって、そこで昼食。

昼食後は下山。登りほどの急坂はあまりないとのこと。

緩やかに坂を下って行きます。

気の早い紅葉がひとつだけ。

他の木々はまだ緑が濃く茂っています。

途中で道を確認。

予定の方向が通行止めだったので、

急遽林道を降りるルートに変更。

ここ、大ダワ(標高994m)でトイレ休憩。

このあとはアスファルト道を降り、奥多摩駅まで歩きます。

ですが、ぽつりぽつりと雨が降り始めてきました。

やはり山の天気って変わりやすいものですね。

曲がりくねった箇所もありますが、

それでものんびりと降りて行きます。

車道脇の風景。

雲が立ち込めています。

林道を抜け、ふもとに降りてきました。

雨もいつしか止んでいてひと安心。

高所に架かる橋の下には多摩川の渓谷が。

そして奥多摩駅に無事到着。

ベンチに座って喉を潤したのは言うまでもありません。

今回の山行も無事終了。

みなさま、お疲れ様でございました。


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燧ケ岳(個人山行)2020.8.29~8.30

今回は、かよっぺさんが送ってきてくださった

写真とコメントを載せさせていただきます。

*****************

燧ケ岳(ひうちがたけ 標高2356m)は

至仏山と並んで尾瀬を代表する山。

1泊2日で尾瀬を満喫できる登山でした。

 

1日目は大清水から一ノ瀬、三平峠を通って尾瀬沼ヒュッテへ。

高山植物もあちこちで顔を見せてくれました。

尾瀬沼ヒュッテに到着し、

夕飯まで時間があったため散策に出かけたのですが、

歩き始めて4,5分で雨が降り始めた為慌てて引き返しました。

尾瀬もツキノワグマの生息地です。

クマ注意の看板と鐘がありました。

2日目は朝5時に出発。

「湖尻までの木道は雨上がりで滑りやすく尻もちに注意!」

と、言いながら幻想的な尾瀬沼の姿に見とれて

何度も転んだカメラマン(こと、かよっぺさん)。

お尻が痛くてナデッ窪登山道のガレ場では撮影する余裕がありませんでした。

ごめんなさい!

俎嵓(まないたぐら・2346m)に着くとガスでてきたため、

芝安嵓(しばやすぐら・2356m)には行かず、

俎嵓で早めの昼食と記念写真を撮影して、

長英新道を下山しました。

雨の予報も出ていたのですが、

尾瀬沼に近づく頃には良いお天気になりました。

< 補足 >

山小屋の夕食=カレーライスと思っていましたが、

夕食の品数が多くてビックリ。

おいしくいただきました。

*****************

楽しいお泊り山行だったみたいで、

その満足度が伝わってきましたよ♪

絵に描いたようにキレイな景色がとっても素敵だし、

何より尾瀬沼が快晴でみなさんも気持ち良さそう!

かよっぺさん、素晴らしいお写真をありがとうございました。



追記;

じゅんこさんから送っていただいた写真とコメントも

以下に載せさせていただきますね。

*****************

尾瀬の2班の写真を少しですがご覧ください。

一ノ瀬登山口

三平峠 けっこう、きつい登りでした。

燧ケ岳の最高のロケーションでゆっくりお昼とおしゃべり。

朝靄(あさもや)と昼食のお弁当

燧ケ岳頂上

尾瀬ヶ原が一望の予定でしたが、真っ白。

至仏山も何も見えない(>_<)。

写真は以上です。

この後は下山で、かなり気を使って滑らないように降りてきたので、

クタクタでヘロヘロで、

また、帰りの車の運転が心配で

もう写真どころではなかったです(笑)。

*****************

それはたいへんお疲れさまでした。

たしかに下山後に車の運転があるとなると相当のストレスでしょうね。

心労もいかばかりかとお察し申し上げます。

 

それにしてもお昼時の風景、

清々しさが伝わってきて、

とっても気持ちが良さそうに見えます。

素晴らしい山行に感謝ですね。

とにかく、重ねてお疲れさまでございました。


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武川岳(個人山行)2020.8.22

今回も個人山行の様子をアップします。

 

埼玉県奥武蔵の武川岳(たけかわだけ) 標高1052m。

ところどころ急坂があるも全体的になだらかな登山道が続く山でした。

人気の高い山とは違い、派手さはないですが、

人であふれかえるということがなくて、

気分的にもゆったりと楽しめる良い山でしたよ!

 

まずは、飯能駅からバスに乗って1時間くらい、名郷バス停で下車。

バス停にあるトイレ脇で各自が準備体操。

売店の横を通り、登山道へと向かいます。

この階段が登山道入り口。

それなりの距離を空けて一列に進みます。

すぐのところにほおずきが。

再びアスファルトの道。

左手には鳥帽子型の送電鉄塔がそびえ立ちます。

第2の登山道入り口。

ここから山らしい道が始まります。

この先、杉林がずっと続きますので、

景色的にはやや単調かもしれません。

足元を見るとセミの抜け殻。

辺りはツクツクボウシの静かな方の鳴き声が響き渡っています。

再び車道に出て、ちょっと水飲み休憩。

この日もそれなりに暑いには違いないのですが、

早めの時間帯では陽が差すことがなかったので、

比較的快適な登山日和。

時より涼しい風に吹かれながらの心地よい上り坂です。

それにしても山が荒れているというか、

倒木もかなり目立ちます。

やや進むと岩がごつごつと現れ始めます。

なだらかな歩きやすい道だけよりも、

しっかりと足場を踏みしめるこういった道が登山っぽくて良いですよね。

多少、急坂になってきました。

木の根っこにも要注意。

足の踏み場を考えながら登ります。

身体からはじわじわと汗が噴き出してくる感じです。

登山道でよく見かけるのが、重ね石。

不思議と何かが宿っているようにも思えてしまいます。

なかなか登り甲斐のある道が続きます。

いっとき、林が途切れて空が開けた箇所。

ですが、眺望はあまり期待できなかったです。

平らな箇所で立ち休憩。

果物やお菓子を一口いただいたりしました。

林の中で気付きにくかったのですが、

いつの間にか陽射しが強くなってきていました。

緑みがかった大きな岩は石灰石でしょうか。

近くには石灰石の採掘場もあるのだとか。

尾根筋を歩くも、両側の杉が視界を遮ってしまいます。

天狗岩。

無難な女坂を進みます。

女坂とは言ってもそれなりの難所です。

目の前にゆっくりと動くヤスデがいました。

かわいいのですが毒があるそうなので、

手で触るのは遠慮しておきましょう。

朽ち果てた大幹が面白い姿で、存在感があります。

道幅が狭く、歩きにくい箇所も。

天狗岩頂上。

ここまでの区間がずっと天狗岩だったんですね。

度々の水分補給休憩で体力の消耗もリカバリー。

やっぱり休憩を取るのは、

楽しい登山には大事です。

ホトトギスもあちこちにぽつりぽつりと咲いています。

林の切れ間の草原に天然のオブジェ。

まさに自然の美術館です。

鹿の角を連想させる放射状の枯れ枝が

ちょっとオシャレな空間を作っていましたよ。

網のフェンスは鹿の侵入を防ぐためのもの。

こうしないと植林の樹皮が食害に遭うのを阻止できないのでしょうね。

広葉樹もちらほら現れてきました。

なだらかで柔らかい道は何も考えずに進めて、

とっても歩きやすいです。

前武川岳。

ここから頂上まではもう少しです。

刺されなければ全然大丈夫ですが、

夏の山にはそれなりにコバエや羽虫、

クモがそこそこいるものです。

この辺りは、少し下ってまた昇るって感じです。

左側の斜面が開けていましたが、

良い視界は望めません。

武川岳頂上に到着。

やはり見晴らしは期待できませんでしたが、

陽射しもなく涼しくお昼が迎えられました。

頂上標識の前で記念撮影。

頂上でお昼を食べて、下山に入ります。

ブナの林には小さな栗のイガがいっぱい落ちていました。

イガイガがシリコンブラシのように柔らかくて、

手に取っても痛くはありません。

急な下り坂。

どうしても難所は人と人の間隔が詰まってしまいますね。

ストックを使って慎重に歩を進めます。

彼岸花のようなオレンジ色の花が咲いていました。

妻坂峠の分岐点。

ぽつんとお地蔵さんがひとつ。

ここからは沢に沿って降りて行きます。

落石や土砂崩れの痕で、道路の状態がたいへんなことに。

そして、ここでは路肩が陥没していました。

当然、柵があるわけでもないので危険です。

それにしてもこの近辺の道路、

いつ崩れてもおかしくないようなヒビが

いたる所のアスファルトに入っています。

すぐに復旧というわけにもいかないのでしょけど、

このままですと恐ろしいです。

上から滑り落ちて、この場で止まったであろう巨岩。

隣の細木はあわやの命拾いです。

渓流では根っこの下が無残にもえぐられています。

うって変わって、こちらは湧水が飲めるところ。

3本のパイプから冷水が流れ出ています。

みんなでペットボトルに詰めたり、飲んでみたり。

頭に掛けると冷たくて、”気持ちいぃ~っ!”

真似をして頭を洗ってみる。

ひえ~っ!! なかなかの爽快感。

もはや大騒ぎです。

火照ったカラダに冷水が瞬時に沁みてきますね♪

ここまで降りてきたら、あとはもう少しなので、

お嬢たちも笑顔でピース。

もう車道を下るだけのようです。

ところが土壇場でびっくりする現場に到着。

なんと、道路が寸断されているではありませんか!

 

かなりの雨量だったのでしょう。恐ろしい光景です。

やむを得ず落下した道路(橋)を迂回して、ロープを辿ります。

落下橋脇の壁には小さい花が逞しく咲いていました。

垂直の壁のコケに根を張るという離れ業のような姿です。

渓流沿いからは大小さまざまな滝が望めます。

道端には山アジサイが群生。

8月末ですが、まだまだ真っ盛りのようです。

少し降りると大鳩園キャンプ場が。

多くの人々が避暑を楽しんでいましたよ。

ようやく終点、名護バス停に到着。

早々に売店で涼を求めたことは言うまでもありません。

壮大な眺望や派手に起伏の富んだ山ではありませんでしたが、

お天気にも恵まれ、楽しい登山となりました。

今回も無事下山できて本当に良かったです。

みなさま、ご苦労様でございました。


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笠山(個人山行) 2020.6.27

今回は、久しぶりのブログ更新です。

 

ここ数か月の間、コロナ禍により登山の自粛が続いております。

そして、当 垰山の会では今後とも定例山行の中止が継続される予定です。

早くウィルス感染が終息することを祈るのみでいます。

 

ただ、ようやく最近になって集団での外出自粛が

多少緩和されてまいりました。

ここのところ、個人的な登山に関してはやや緩く解禁になってきているようです。

大人数でなければ、ソーシャルディスタンスを守って登山するのもOKという流れなのかなと。

そういうわけで、この度は5名の皆さんが登山に行かれたということです。

笠山 報告書

 

以下じゅんこさんから送っていただいた写真とコメントをご紹介。

 

小川町からバスで皆谷で下車。

登山口で。

笠山山頂に到着。

笠山山頂で昼食。

大曽根さんの畑で採れた巨大きゅうりを手に。

登山客のお兄さんに撮っていただいた集合写真。

下山途中にこんにゃく芋の葉を発見。

マスクをしたり距離を取ったりしながら、

気を遣って登山をされた様子が伺えます。

ただ、集合写真の時はどうしても寄せ合ってしまいますよね。(笑)

 

前日の雨で足元が滑りやすく、たいへんだったそうですが、

穏やかなお天気のようでそれなりの登山日和でしたね。

しばらくぶりの山歩きで筋肉痛になられた方もいらっしゃったのではないかと思われます。

ともかく、みなさまお疲れ様でございました。

 


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伊豆が岳 2019.11.10

11月の峠山の会、定例山行は群馬県の「荒船山」に行く予定でしたが、

残念なことに台風19号の影響で通行が困難になったということ。

そこで急遽、個人山行として

埼玉県の「伊豆が岳」に行き先を変えることとなりました。

当日の矢先に目的地が変更になったにもかかわらず、

計17名の方が参加。いつもの通りの楽しい山行でしたよ!

 

ちなみに伊豆が岳(いずがたけ)は、

飯能市にある奥武蔵を代表する、標高850.9mの低山。

晴れた日には伊豆半島まで見えるという話もあるのだとか。(実際にはさすがに肉眼では見えないようですが。)

 

さて、今回は電車を乗り継ぎ、西武秩父線の正丸駅に到着。

お天気も良く、ひんやりとはしていても爽快な気分でこの日を迎えられました。

駅前広場の脇にある急な石段を下り、

沢を脇にして細い車道を進みます。

赤みを帯びたキレイめな岩が目立ちますよね。

そんな岩が重なり合い、小さい滝がいくつも続いています。

途中に、拳大くらいもありそうな

マムシ草の立派な実がこちらも赤々となっていました。

馬頭尊の祠(ほこら)と巨岩のある小丸峠分岐。

ここからが登山道になります。

小丸峠分岐前の空き地にて準備体操。

はぁ~い みなさん、上半身を後ろに反って~!

と、いう感じでいつもとはちょっと違った内容の体操でした。

車道の脇にはお茶の花と、季節はずれのツツジが咲いていました。

一列になって、さあ、いよいよ入山です。

針葉樹の森の中、渓谷脇の小道を進みます。

足元には、ゴツゴツした石が。

転ばないように 一歩一歩しっかりと踏みしめて足を進めます。

各所に倒木が道や渓谷を塞ぐように横たわっています。

強い雨の日には、雨水が濁流となって、大きな岩も随分と流されたことでしょう。

今年の台風の激しさをこれでもかと物語っているかのような山の荒れようです。

(このような荒れ具合が気になる伊豆が岳ですが、つい先ごろの台風の影響ではなく、それ以前からこういう荒々しい風景の山だったようです。2012年には女坂で崩落があり通行止めのため迂回路が作られたそうです。悪天候の山って怖いですね。汗!)

ここにも道を塞ぐ倒木が。

頭上に注意ってくらいの高さではありません。

しゃがみ込み、「よいしょ!」と、くぐって。

山肌の土が流され、木の根っこが地表に現れています。

大きな岩もあちこちにいっぱい。

30分くらい歩くと、ひと休憩。

涼しいので、そんなに喉は渇きませんが、水分補給は大事です。

陽が遮られた針葉樹林を過ぎ、

尾根筋に出ると、木漏れ日が差し込み良いお天気なのがわかります。

ここにも大きく土をえぐられた根っこが。

地上の枝や幹はまっすぐに伸びる反面、

地下の根はクネクネうねるようにしっかりと土を掴みながら伸びてるんですね。

逞しいものです。

岩山もあり、起伏に富んだ登り甲斐のある山道です。

こういう箇所ではストックは要りませんね。

空が開けて、見晴らしスポットに。

隣の山がくっきりと見えます。

紅葉はまだ少し先のようですが。

またまた休憩。

男坂は落石しやすく、ちょっとたいへんらしいので、

女坂から登ります。

伊豆が岳の頂上に到着。

木の一部が紅葉をし始めていました。

頂上で紅葉をバックに記念撮影。

頂上は何組もの登山客で賑わっていました。

頂上から少し戻って、男坂下の分岐先の五輪山に向います。

五輪山。こちらでゆっくりと昼食。

陽が当たらないので座っているとちょっと寒かったかもです。

やっぱりこの季節はホッカイロが必要かなと思ってしまいました。

食事後は下山。

正丸峠には休憩処があります。

かつては江戸と秩父を結ぶルートとして栄えていたそうです。

今度は手すりの付いた急階段を降りて行きます。

再び、針葉樹林の中へ。

沢に架かる橋が左下斜めに傾いています。

足を滑らせないように注意して!

2本丸太の橋も。

手すりもなく両足に頼るだけの無防備さがちょっと怖いですが、

勢いを付けてテンポよく渡ったほうがよいかもしれません。

それでもバランスを取りながら慎重に渡りました。

山の神様をおまつりする「お申講(おさるこう)」。

ご神木の巨大杉。

4人でやっと周りを囲めました!

そんなこんなで、とにかくなんとか無事、下山。

そして一同、休憩処で手作りのお饅頭をいただきました。

最後の最後、道端に蛇の死体が。可哀想に、車に轢かれたみたいです。生きていたら、逆になかなか見られないので、珍しいものを見たと思って撮ってしまいました。

こんな感じで、今回もお天気に恵まれた素晴らしい登山でした。

みなさま、お疲れさまでございました!!


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