金時山 2022.4.9

今月の定例山行は、金時山(きんときやま・きんときさん)。

箱根外輪山の北側に位置する金時山は、標高が1,213mで箱根外輪山の中では最高峰。ルート途中からも富士山が眺められます。山頂には茶屋や休憩スポットがあり、ゆっくりと富士山をはじめとして仙谷原、芦ノ湖、神山と大湧谷、丹沢の山々など360度の展望が楽しめます。

今回はS谷さんが撮られた写真とコメントでご紹介させていただきます。

急遽写真係となられたS谷さん、ご苦労されたと思いますが、素晴らしいお写真を送ってきていただきました。

 

5時50分 鶴瀬駅西口集合。

6時00分 25人乗りの貸し切りバスにて現地へと向かいます。

8時30分

予定より早く登山口である乙女口に到着。

コチラでみんな揃って登山準備を整えます。

各々でも念入りに準備体操です。

準備ができたら、登山の開始です。

岩がゴロゴロした登山道を進み、

9時30分頃

乙女峠に到着。

ちょうど1時間くらいでここまで来ました。

展望台から眺める富士山には少し雲がかかっていますかね。

「御殿場市観光12選」のひとつでもある乙女峠で小休憩です。

みなさん、リラックスされていらっしゃいますね。

それにしても良いお天気で最高の気分です!

針葉樹林の中は眺望が遮られますが、

足元に注意しながら一歩一歩。

みなさん頑張って山頂を目指しています。

登山道の途中、

木々の向こうに見え隠れする富士山がとても綺麗です。

長尾山(標高1,144m)に到着。

特に何もなく、道が開けた高台といったような場所。

金時山 山頂付近になるとクマザサが生い茂り、景色が開けてきました。

奥に芦ノ湖も見えます。

上の方に小屋が見えてきたら、もうすぐ山頂です。

10時55分頃

金時山 山頂に到着。

一同揃って記念撮影。

バックにはどーんと構える富士山の姿。

ちょっと雲がかっていますが、なんのその。

やっぱり見ごたえありますね。

真ん中には「峠山の会」の旗も堂々と掲げられています。

まさかりかついでの「金太郎」がのちに名を改めた「坂田金時」。

そこから山の名前が付けられているんですね。

 

以下看板から抜粋

” 足柄山の山おくで けだもの集めて相撲のけいこ

ハッケヨイノコッタ ハッケヨイノコッタ ”

童謡金太郎で知られる金時山は、その名のとおり金太郎が遊んだ山として有名である。長じて源氏の大将 源頼光に仕え、名を坂田金時と改めた。金太郎は幼い頃「菱の腹掛」ひとつで熊や猪の待つこの山へ毎日のように勇んで登ってきた。ある日、金太郎は大石を落としてしまった。この音にあわておどろき、岩にあたって死んでしまった大猪の鼻を金太郎は、ねんごろにとむらったのである。金時山を別名猪鼻山ともいう。

※ ちなみに「菱の腹掛」とは金太郎のトレードマークでもある菱形の衣装のこと。五月人形では赤地に金のマークが入っている服装です。

これはまさに絶景ですね。

いい感じの雲の入り方、素晴らしいです!

11時30分まで頂上での昼食時間。

新会員のTさんもテーブル囲んで一緒に楽しくランチです。

 

あれっ、手前の方、陽射しが強すぎるのかな?

本当に快晴そのもの。

そして富士山はくっきり! 良い眺め。

その後下山を開始。

 

12時30分頃

金時宿り石(きんときやどりいし)に到着。

頂上でもあったように金太郎伝説でも知られる金時山ですが、

この金時宿り石は、

金太郎とその母親の山姥が生活をしていたとされる場所。

金太郎の怪力ではなく、その後寒さのせいで、

大岩は縦に真っ二つに割れたのだと言われています。

また、登山道ではほかに、金太郎が手鞠にしたという「手鞠石」や

蹴落としたという「蹴落とし石」を見ることができます。

公時公園に到着。

烏骨鶏に出迎えられて無事金時山を下山しました。

このように今回も何事もなく下山できてひと安心。

リーダー、サブリーダー、S谷さん、ありがとうございました。

そして、みなさま お疲れさまでございました。

金時山 報告書

 

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金勝山 2022.3.13

今月の「峠山の会」での山行は埼玉県小川町にある金勝山(きんしょうざん)。

東武東上線とJR八高線に挟まれた場所にある標高264mの低山です。

 

もともと3月の定例山行は、三頭山を予定していましたが、

新型コロナウイルス対策のまん延防止等重点措置期間に付き中止となりました。

やはり大勢で賑やかに行く定例山行は自粛の対象となってしまうのは致し方のないことです。

その代わりに2月に予定していて、これまたコロナの影響でできなかったオリエンテーリングを1ヶ月遅れで実施しました。

今回のオリエンテーリングは人数を絞り歩行時間を短くして、コロナに配慮し密にならないように気を付けて実施したというワケです。

ちなみにオリエンテーリングとは、チームごとに地図上に表示された地点(スポット)を順番に辿って、ゴールまでのタイムを競う競技スポーツです。「峠山の会」の場合は、タイムを競うというほどではなく、楽しみながらスポットを制覇していくといったゲーム感覚で臨んでいます。

※ わっぴーさんの解釈としては、こういうことらしいです。会としてオリエンテーリングに取り組む目的としては、

①地図を読みとる力を付けること。

等高線や地図記号を見て地形や目標物を見つけることができるようにする。

おおよその距離や時間を読みとることができるようにする。

②コンパスの使い方を覚えること。

山中で道に迷ったときに活用できるようにする。

そうなんですね、なるほど!です。

 

さて今回のスタート、まずは最寄り駅の東武竹沢駅で下車。

その後、一同にてベテラン会員さんからコンパスの使い方についてレクチャーを受けました。

各々ダンボール等で工夫して作ったバインダーとコンパスを首から下げて

いざ出発です。

登山口からすぐの分岐点にあるポストに登山届を投函。

左側の避難小屋コースへと進みます。

樹林帯を登って行くと1時間ほどで金勝山の山頂に到着。

金勝山から2つのグループに別れてオリエンテーリングの始まりです。

今日は18箇所のポイントを地図とコンパスを駆使して探し歩きます。

手順を理解できるまで何度も何度も教えてもらいましたが、

その都度皆さん真剣そのもの。

おしゃべりする暇は全くありません。

ルートは比較的手入れされた気持ち良い登山道ですが、

とにかくアップダウンの連続。

息を切らしながらも次々ポイントを目指して歩きました。

途中のキャンプ場炊事場にて待望のランチタイム♪

のんびりリラックスできる貴重なひと時です。

そして、食後は再びポイント探しです。

お腹が重いので登りはなかなか大変です。

この頃になると慣れたもので、全員コンパスの使い方が板に付いてきましたよ。

最終ポイントはコチラの活動センター。

その前で全員にて写真撮影です。

いつもと違い体力と頭脳の両方を使ったので

この時の達成感はひとしおでした。

確かにみなさん、安心の笑顔ですね!

埼玉県立小川げんきプラザの脇には、

お札や和紙の原料になるミツマタの花が咲いていました。

帰路は急な階段を昇り降り。

汗ばみながらあとひと踏ん張りです。

休憩をはさみながらも無事下山。

駅からは東武竹沢駅13:48発の電車で帰りました。

今回、改めてオリエンテーリングの面白さを味わうことができ、

有意義な1日となりました。

根気強くコンパスの使い方をご指導いただいたベテラン会員の皆様、

本当にありがとうございました!

 

お天気にも恵まれ、素晴らしい山行のご様子でしたね。

みなさま、お疲れさまでございました。

 

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百蔵山 2022.1.9

新年最初の会山行は、山梨百名山のひとつである

百蔵山(ももくらやま、ももくらさん)。

標高は1003m。

山の東側の扇山と北東側の権現山と合わせて郡内三山と言います。

百蔵山は、大月市が指定する「秀嶺富嶽十二景」のひとつでもあり、

春は桜、秋は紅葉と共に富士山の眺望が素晴らしいということ。

この時期は雪の富士山が望めるのではと期待したいところです。

 

まず、最寄り駅JR猿橋駅から登山口まではバスを利用。

登山口到着後は、西コースでゆるやかな道を登り始めます。

 

数日前に降った雪は全く欠片もなく、

乾いた地面の山道を一列で進みます。

念のため用意していたアイゼンは必要なかったみたいですね。

日差しもあって絶好の登山日和。

気持ちの良い山歩きになりそうです。

斜面はそれほど急ではないのですが、

歩くにつれて徐々に汗が噴き出してきました。

何度か衣服調整をしながら歩を進めます。

途中のビューポイント。

ベンチが設けられたこの展望台ではしっかりと水分補給。

所々から富士山がお目見えします。

いよいよ頂上ですね。

これぞ絶景。

ど真ん中に美しい富士山が!

秀嶺富嶽十二景の七番山頂がこの百蔵山。

確かに絵になる風景です。

周囲の景色を楽しめる頂上で昼食。

そして記念撮影。

他の登山客の方に撮っていただいたようですね。

撮影ありがとうございました。

全員そろって写ることができましたね♪

今回は18名の参加となりました。

そしてこのあとは下山。

下山は写真を撮る間もなく、一気に進んでしまいますよね。

 

さて無事下山できて何より。

こんな感じで今回の山行も十分に堪能されたご様子でした。

みなさま、お疲れさまでございました。

 

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忘年山行 長瀞(ながとろ)アルプス 2021.12.5

今回の定例山行は師走ということで、

1年を締めくくる感じの忘年山行となりました。

行き先は、埼玉県の外秩父にある長瀞(ながとろ)アルプス。

多くの会員のみなさまが参加されたようです。

 

まずは、Lineでいち早く送っていただいた集合写真から。

 

冒頭いきなりですが、宝登山頂上で全員で撮ったその記念撮影写真。

お日様もさんさんで、みなさんとっても気持ちが良さそうです。

今回は、野上駅からスタートするA斑・B斑と、

長瀞駅からスタートするC班に分かれての出発です。

 

らくらくコースを選択されたC班の方々はまず、長瀞駅を出て、

食堂や土産物屋が並んだ広い道を宝登山神社下社まで歩きます。

軒下の干し柿。

都会ではなかなか目にすることができない、どこか懐かしい光景。

昔ながらの冬の風物詩ですね。

宝登山神社下社に着くと

秩父市出身の俳人・金子兜太(かねこ とうた)さんの味わい深い句碑がありました。

「谷間谷間に 満作が咲く 荒凡夫(あらぼんぷ)」

秩父の谷間でマンサクの花をめでる自らの姿を詠んだ句と言われています。春一番に谷間に咲くマンサクの、地味で目立たないけれども厳しい寒さに強くしたたかに咲いた様を謙遜してまるで自分と同じ荒凡夫にだぶらせた句でしょうか。(個人の見解です。違ったらすみません。)

荒凡夫とは、金子兜太さんが魅せられていたという小林一茶が使った言葉で、自らの欲望の赴くまま、しかし気骨を持って平凡に生きる普通の人という意味らしいです。また、マンサクは春を告げる花で、「豊年満作」の豊かな実りへの祈りがその名前に込められています。

大蛇が横たわっているような巨大な根っこ。

もしかして、お久しぶりの山歩き?の方も。

のんびり行きましょう!

辺りはまだまだ紅葉真っ盛りのようです。

見上げると陽が透いて黄金色に輝いた木々たち。

鮮やかですね。

山が開けて少し眺望が楽しめる箇所。

足元は一面、落ち葉の赤じゅうたんですね。

ふかふかしていて、その上を歩くのも楽しそう。

こんなところにも広大なソーラーパネル。

世の流れとは言え、結構山が侵食されて、

景観的にちょっと残念な気持ちになるのは私だけでしょうか。

ぽかぽか陽気だと時期外れのツツジをたまに見かけますよね。

山頂に着くと冬桜が咲いていました。

冬とは思えない、まるで春の風景ですね。

宝登山神社奥社。

奥宮の狛犬はオオカミ(山犬)。どちらがオスかわかりますか?

正解は上のほうかな。若干、股間がもっこりしているように見えます(笑)。

狛犬2頭は、阿(あ)と吽(うん)が一組になって鎮座しているもので、

口を開けた方が阿で、閉じた方が吽。

阿吽の呼吸ということなのでしょう。

 

オオカミが持つ類いまれな動物的能力に畏怖と畏敬の念を抱き、

神様のお使いとして信仰されているということです。

こちらの狛犬はあばら骨が浮き出た痩せた姿が特徴的です。

 

鳥居の向こう側の山も紅葉。

奥社の売店でお買い物。

売店には山歩きでひとときほっこりできる

ステキな女将さんがいらっしゃいました。

一方、A斑・B斑の方々は、

長瀞アルプス登山口からスタートです。

円陣を組み、そろって準備体操。

筋肉や関節をほぐし、体を少し温めてから登り始めます。

さあ、登山開始。

分岐点

環境対策の費用として 募金箱に一人100円を入れましたよ!

分岐

紅葉の中、登山道を進みます。

後続隊 B斑

列をなして、無理せずゆっくり進みます。

途中休憩。

日差しが少し眩しそう。

気分もほんわか軽やかになる、まさにぽかぽか陽気ですね♪

新メンバーのS谷さんもがんばっていらっしゃいます。

服装からしてもベテラン登山者に見劣りしませんよね。

なごり惜しい紅葉

氷池の分岐

小鳥峠で休憩。

毒キノコに注意の立て看板。

いよいよ頂上です。

A斑・B斑の仲間が続々と到着。先に着いていたC班と合流です。

サンタさんの頂上シャボン玉は今日も健在。

再び、山頂の冬桜

長瀞八景

百名山の両神山

オアシスの鐘。

世界の平和を願っての鐘だそうです。

ここでのオアシスとは、

砂漠の中の水辺とか憩いの場所ということではなく、

O:おはよう
A:ありがとう
S:すみません
I:いらっしゃい
S:さようなら

の頭文字を取っているのだそうです。

なるほど、挨拶でしたか!

若干無理やり感はあるにせよ、さすが!よ~く考えられましたね。

宝登山神社

令和4年の干支 虎の絵馬

最後の階段上り

下山後は、今年も無事山の登れたことを感謝しつつ、

お参りをしてから解散しました。

 

今回の会山行、

野上駅から宝登山山頂までの所要時間は2時間30分でした。

展望も素晴らしく遠く奥秩父の甲武信岳まで見えたということ。

そして参加者は28名。

 

全員ご無事で下山は何より。

それにしても良いお天気で本当によかったです。

みなさま、お疲れさまでございました。

 

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奥多摩御岳山~大岳山 2021.11.7

今月の峠山の会 定例山行は、御岳山(みたけさん)~大岳山(おおたけさん)。

御岳山は東京都青梅市にある標高929mの山。山上には武蔵御嶽神社があり古くから山岳信仰の対象となっています。その奥に進むと奥多摩山域になり、大岳山があります。大岳山の標高は1,266m、日本二百名山、花の百名山、奥多摩三山のひとつ。こちらも山岳信仰の山。ロックガーデンや山頂付近の岩場など変化にとんだルートが見どころ。この季節はきっと各所の紅葉も素晴らしいことでしょう。

今回は15名の会員さんが参加されたもよう。

さちえさんから送られてきたお写真でご紹介させていただきます。

 

ケーブルカーを登りきると、初っ端から紅葉がキレイ!

当日は多くの登山客で賑わっていたということです。

確かに紅葉が真っ盛りのこの時期、みんな出歩きたくなりますよね。

空気は冷たいのですが、

日差しのあるところでは暖かく風もないので、

ハイキングには最適だったようです。

御嶽神社。

この辺りは本当にたくさんの人出ですよね。

天狗の腰かけ杉。

見渡す山々が赤やオレンジに彩られています。

これぞ美しい日本の風景‼

大岳神社手前で昼食。

各自場所を取り合って楽しいお食事です。

大岳山頂上で記念撮影。

みなさん、笑顔が素敵です。

大岳山直下は岩場が続き緊張しながら歩いたため、

なかなか写真を撮る余裕がなかったとのこと。

それはそうでしょう、仕方ありません。

それにしてもお天気も良く、最高ですね。

 

追記;

帰り道、珍しいものにに遭遇されたらしいですよ。

それは、カモシカの子ども(?)。

こういった動物が登山道のすぐ近くにも生息しているんですね。

夜行性の動物を日中見られること自体まれなので、

良い鉢合わせとも言えそうです。

(余談ですが、もっと小さな子どもの場合、親が近くにいて子を守ろうとして攻撃してくることもあり得るので、むやみに近づかないよう注意が必要だということです。)

こういった感じで今回も素晴らしい山行だったご様子です。

無事に終えられて良かったです♪♪

みなさま、お疲れさまでございました。

 

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日光白根山 2021.10.16

久々の峠山の会 定例山行は、日光白根山(にっこうしらねさん)。

日光白根山は、日本百名山の一つで、栃木県日光市と群馬県利根郡の境界にあります。日光火山群の北西端にある活火山で、北関東以北では最高峰(標高2,578m)の山となっています。山頂は1年を通して雲に隠れていることが多いので、くっきりと山容が見られればラッキーかもしれません。

今回は、会員21名の参加だったということです。

わっぴーさん、さちえさん、手塚さんの写真とコメントを元にご紹介させていただきます。

*****************

10月16日曇りのち時々晴れ、

山頂付近は強風。

 

コロナ禍のため、会山行が中止されてきましたが、昨年2月の「高水三山」以来19カ月ぶりの実施となりました。

待ちに待ったバス会山行ではありますが、車内では時節がら飲食禁止と大声での会話を控えて感染予防に務めました。

鶴瀬駅西口を予定時刻朝6時より少し早めに出発。

途中のサービスエリアでは観光バスが1台きりでした。

道路もかなり空いていますね。

渋滞覚悟で出発しましたが、まさかのスーイスイー😊な道路事情。😀😄

 

8時30分 予定よりも1時間早く丸沼高原スキー場に到着。

ゴンドラに揺られること15分。

辺りはガスが立ち込め真っ白で眺望なし。

高度と共に気温が下がり、慌てて上着を着込むことに。

ゴンドラ山頂駅に到着。

ゴンドラを降りるとそこは標高2000mの別世界です。

今回は山頂を目指すAコースと、遊歩道散策のBコースに別れるため、

集合写真を撮ってから班ごとに出発です。

ロックガーデン。

この時期ならではのニコニコかぼちゃたちがお出迎え。

しばらくぶりの本格登山、けがのないように準備体操ですね。

は~い、間隔あけてね。Aコース、1列になって出発です。

汗ばんできて、衣服調整とひと休み。

歩き始めてしばらくすると、少しずつ陽がさして来ました。

お日様も眩しいですね。

辺りはシラビソの木立が続きます。

木立からはほのかに甘く芳ばしい香りが立ち込め、心と体が癒されました。

結構な傾斜の樹林帯を登ります。

紅葉はあまり見られず、初冬を感じさせる光景が広がります。

そこにひと際目立つ鮮やかなのは、ナナカマドの赤い実。

だんだん空気も薄くなってきているのでしょうか。

森林限界を越えると、景色は一変。

広陵としたザレ場が続く上、悪夢のような強風に見舞われました。

そんな中、途中待機組と山頂組に別れて対応しました。

目の前に岩山が迫り、度重なる強風にさらされます。

こういった場面、辛そうですね。

それでも頂上を目指し、ザレた道を踏ん張って歩きました。

そしてとうとう白根山山頂。標高2578m。

山頂付近は岩場で狭いため、足場も不安定。

順番に写真撮影をしてすぐに下山しました。

頂上から降りて、強風の中 涙と鼻水の行動食補給タイム。

こんな状況下だからこそ

身体が自然と水分を補給して乗り越えねばという意識が働くのでしょうね。

後から振り返ると笑ってしまいますが、その時は必死でした。

そんな時でも、シャボン玉おじさんのシャボン玉が

メンバーを励ましてくれましたよ♪

下山途中で待機組と合流。

改めて昼食の仕切り直し。

先ほどまでの悪夢がまるで嘘のような

穏やかな日差しの中でのランチタイムでした。

その後、シラビソの木立を下山。

青空が顔を覗かせてくれました。

広葉樹の葉っぱはすでに散った後で、

ナナカマドの赤い実が処々に見られました。

ゴンドラ山頂駅に到着。

奇跡的に雲が晴れて、

振り向くと山々が雲間から全容を見せてくれました。

思わぬご褒美に集合写真をパチリ!

雄大な白根山が見られて感激ですね!!

一方コチラは、Bコースの遊歩道散策コースのほう。

苔がむした森林もなかなかキレイです。

散策を終えた後は、天空のカフェ・足湯。

Aグループが登頂を目指している白根山山頂を見上げます。

晴れ間、雲間と刻々変化する山容に見惚れながら眺める至福のとき。

天空のテラスでソファーに腰かけて見上げると秋の空もキレイ!!

こんな感じで今回の山行も無事終了。

ゴンドラで下山後はそれぞれアルコールやお菓子でエネルギーチャージをしてから、バスで帰路につきました。

帰りも渋滞など無く、6時20分頃無事鶴瀬に到着しました。

 

リーダー・サブリーダー様はじめ、

みなさま、たいへんお疲れ様でございました。

そして素晴らしいお写真とコメントありがとうございました。

***************

記録 日光白根山 報告書

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高水三山 2020.2.9

今回の垰山の会、定例山行は、奥多摩の高水三山。

高水山(標高759m)、岩茸石山(793m)、惣岳山(756m)の

3つの山のことを総じて高水三山と呼びます。

3連山を縦走する程よく長いルートを登ったり下りたりして進むことで、

山登りの楽しみを思う存分味わえる、充実した山行でした。

**********

青梅線・軍畑(いくさばた)駅で下車。

この日は、早朝から晴れ渡った良いお天気。

絶好の登山日和です!

まずは、一般道を歩いて、登山道に向かいます。

途中、平溝川の渓流に沿っての車道。

高源寺では、準備体操をして身体をほぐします。

そして、コンパス(方位磁針)を使っての地図の見方講習。

言うまでもなく、山道に迷った時の最も有効な対処法は、

コンパスと地図を用いて、

これから進むべき方角を正確に知るということ。

今回はコンパスの基本的な使用方法と、

真北と磁北の差など関連知識も学びました。

コンパスは、以前オリエンテーリングの際も使用しましたが、

日ごろから使い慣れていないと、

いざという時にはなかなか活用できないもの。

そういう意味でもこういった実技を伴ったプチセミナーは大事だと思います。

実際、コンパスはにはコツのようなものが必要らしく、

それなりに苦戦しながらの講習になりました。

車道の脇には、ロウバイが見ごろとなっていて、

花に近づくと良い香りが漂っていました。

釣り堀の先から、いよいよ登山道らしい細道が始まります。

前方は砂防ダム。

杉林の中を進みます。

木の根や岩場、階段など、同じ杉林でも足元は変化に富んでいます。

地面には霜柱が。

お天気が良くても日陰はひんやりとしています。

高水山方向に歩を進めます。

6合目の標識。

身体が火照って汗ばんできました。

衣服調整と水分補給です。

9合目の道標。

頂上まではあと一息。

道を大きく遮る倒木。

右側には、根こそぎえぐられたような危険な穴も開いています。

はい、倒木、余裕でくぐり抜け。

常福院に到着。

こちらではトイレ休憩。

寺院内に残雪を発見。

今年はやっぱり雪が少ないようですね。

お手洗いは氷結のため断水。

蛇口受けバケツの中はカチカチの氷でした。

お参りをする会員の方々も。

暖かい陽射しを浴びて、ぽっかぽっか気分です。

高水山 山頂に到着。

記念撮影。

少し下山して今度は、岩茸石山に向かいます。

ず~っと続く杉林。

途中、木々の合間に開放的な視界が望めました。

根っこがグネグネうねりかえる上り坂。

長い坂が続くのでちょっとしんどいですが、

地面が乾いているので、比較的楽に登ることができます。

岩茸石山の頂上に到着。

空も澄んでいて素晴らしい眺望。

東京都心から奥多摩の山々までずらりと見下ろせる大パノラマが広がります。

高層ビル群やスカイツリーも見えましたよ。

山頂の標識と共に撮影。

南向きの斜面に腰を下ろしてランチです。

メカのように角ばって繋がる尾根筋。

茶色っぽく見えるのは、花粉を蓄えつつある杉穂だとか。(え~っ!)

地図を見て、「向こうのあの山は何山?」と、お調べ中のご様子。

下枝先の奥にはかすかに雪をまとった雲取山も見えます。

今度は惣岳山に向かいます。

またまた、急な下り坂を降りて行きます。

もし地面が濡れていたら、

恐らく足が滑ってたいへんな箇所になっていたことでしょう。

お天気に恵まれて本当に良かったです。

杉林を伐採したあとのハゲ山。

切り株だけがぽつりぽつりと残った山です。

頭上に遮るものがない開放的な空間が広がります。

山々の背後には街並みが。ほら、あそこっ!

切り株だらけ。一人用ベンチがずらりと並んでいるような光景。

岩場と木の根を手で伝って登る箇所。

ジャングルジムにでも登る感覚で楽しいです。

惣岳山 山頂に到着。

ところどころに杉の大木が現れます。

コチラにもご神木らしき杉の巨木。

大木の幹の根元に木の祠。

 

天然のベンチでひと休み。

登山道から真上を眺めたところ。

杉がまっすぐ空に向かって伸びています。

下山もほぼ終点。

山麓には、梅の花が。

こんな感じで、今月も無事 楽しい登山を終えることができました。

雪もなく、逆にぽかぽか陽気の素晴らしいお天気。

総歩行距離9.5kmと結構長く歩いたので、良い運動にもなりましたよ!

会員のみなさま、ご苦労様でございました。


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<<<個人山行のおしらせ>>>

狭山丘陵と小手指ヶ原古戦場散策 4月10日(金)
狭山丘陵と小手指ヶ原古戦場散策 計画書

2020年個人山行の予定
個人山行の予定


高川山 2020.1.12

令和2年もいよいよスタート。

「峠山の会」新年山行は、山梨県の高川山(たかかわさん、たかがわやま)。

 

高川山は、山梨県都留(つる)市と大月市にまたがる山。

標高975.7mの低山であるにも係わらず、

山梨百名山、都留市二十一秀峰、大月市秀麗富嶽十二景にも選定されています。

360度のパノラマが開けた頂上からの景色は絶品で、

お天気が良ければ、富士山をはじめ三つ峠など近隣の山々がずらりと見渡せます。

**********

まずは、JR初狩駅で降車。

こちらは閑散とした無人駅なのですが、

構内、線路を渡って出口に向かうのが、なかなか良かったです。

この駅でトイレを済ませてからの出発です。

車道を歩いて進むと、脇には、霜が降りていました。

空気も一段とひんやり感じられます。

枯れススキの穂にも白く霜が。

登山口に到着。

今回の参加者は21名。

代表者が登山者カウンターを21回押しました。

毎度お決まりののウォーミングアップですが、

今回は、音声を流しての準備体操。

担当リーダーさんもいろいろ趣向を凝らしてらしたようです♪

登山口からスタート。

お天気が危ぶまれていましたが、ほどほどの登山日和。

雪も積もっていなくて、ほっとしました。

いきなり、なんだか危険な看板。

「発砲注意」だなんて物騒ですよね。

気を引き締めて進みます。

体温も一気に上がるくらいの上り坂が続きます。

針葉樹の森はジグザグ道で歩きやすいです。

しばらく歩くと、衣服調節と水分補給。

陽が差してきて暖かくなってきました。

体力自慢の会員さんは、ほ~らこんな余裕の表情。

力がみなぎっているのがよくわかります。

木の根っこが階段状に連なっている箇所。

濡れていないので、足元が滑ることはありません。

足の踏み場を瞬時に考えながら、スイスイと登って行きます。

坂の分岐点。

みんな揃って、女坂からまいります。

場所によってはちょっとした段差もあり、

勢いつけて、一気によじ登って!

松林には松ぼっくりがいっぱい。

相変わらず、倒木もあちこちに。

軽くまたいで何のその。

見晴らしの良い場所からは、向こう側の山容が。

少し霞んではいますが、白く見える箇所。

谷間に積雪のある様子がうかがえます。

ごつごつした岩も見受けられ始めました。

ひと休みの際には、

リンゴ、干し柿、干しいり子などが回ってきましたよ!

頑張った身体にちょっとしたご褒美です。

いつもありがとうございます。

足元には、背の低い霜柱が点々と。

地面の白さで周りの気温の低さがわかりますが、

この時点ではおそらく、みなさん体が火照ってきていて、

寒さを感じてはいないハズです。

さあ、頂上に到着しました。

重なる山々と眼下の街並み。

ただ、雲がどんよりとはしています。

本当は富士山が見える場所なのですが、

雲に遮られてしまっていました。残念!

(登る途中、富士山の裾野がチラチラとは覗いていたので、

頭の中の妄想では完璧に見えてはいたのですが...。)

頂上は岩場が多くて、ちょっと狭い感じ。

それでも多くの登山客で賑わっていましたよ。

山頂の標識前で激写。

メンバーの中では大人気の耳当て付きお帽子が、

オシャレに決まってらっしゃいますね!

カラフルなウェアは山登りには必須みたいです。

存在感ある~ぅぅっぅ!

恒例の記念撮影。

あれっ!後ろの方、ちゃんと入ってない‼(笑)

それぞれ好きなところに陣取ってランチタイム。

持ち寄ったお弁当を美味しくいただきました!

風がないので、快適な食事が楽しめましたよ。

紅葉が終わったばかりの季節だと思っていたら、

芽吹きの準備も着々と。

植物も逞しく生きています。

山頂でのシャボン玉も健在です。

そして下山の始まり。

表示のややわかりにくい箇所もありましたが、

大した問題もなくクリア。

細い登山道が傾斜にならって、左右斜めになっていたので、

つい身体が谷側に傾いてしまいそうになります。

気をつけながら慎重に降りて行きます。

コチラも岩場。足元が不安定な箇所です。

少し進んではまたひと休み。

ここまで降りてくれば、あともう一息です。

民家のある辺りまで降りてくると、道端に除雪の塊が。

おそらく雪が大好きなこちらのご三方は、

しばし雪を「踏み踏み」して遊んでおられました!

つかの間、童心に帰ってらしたのでしょうか。

(見ているほうが、ほのぼのしましたよ。)

突然正面に、崩れた山のむごたらしい姿が。

こんな風になるんだ、凄い!ですね。

民家の無事を祈らずにはいられなくなりました。

そんなこんなで、今回の登山もいよいよ終点に。

リニア見学センター付近で一旦解散ということになりました。

こんな感じで、この度の山行も無事に終了。

雨にも見舞われずに、有意義な登山ができたことに感謝です。

みなさま、お疲れ様でございました。


追記;

高橋さんから送っていただいた写真をコチラに載せさせていただきます。


埼玉県50の山旅グレーディング2020年2月

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関八州見晴台 2019.12.08

今回の富士見市「垰山の会」定例山行は、

埼玉県の関八州見晴台(かんはっしゅうみはらしだい)。

 

関八州見晴台は、

奥武蔵の中央部、飯能市と越生町の境界にある標高771.1 mの高台で、

名前に山が付かずに見晴台となっている一風かわったネーミングの場所。

関八州とは、今の関東地方にあった江戸時代におけるそれぞれの地域の総称。 相模(さがみ)・武蔵(むさし)・安房(あわ)・上総(かずさ)・下総(しもうさ)・常陸(ひたち)・上野(こうずけ)・下野(しもつけ)の8か国(昔は地域のことを国と言ったため)を指します。

関八州見晴台からは、関東平野が一望できるという素晴らしい展望が期待できそうです!!

 

さて、時が経つのは早いもので、2019年もとうとう師走。

12月の会山行は、今年最後の定例登山ということで、忘年山行と呼んでいます。

今回は、山中でお鍋を囲んで楽しく会食をするという目的もあって、

いつもの山行よりワクワクの登山となりましたよ♫

 

電車を乗り継いで、西武鉄道の西吾野(にしあがの)駅に到着。

まずは、駅前で準備体操。

お天気が良くて、そんなには寒くはありませんが、

朝が早いので、若干固くなった身体を念入りにほぐします。

そして、ゆっくりと歩き始めます。

みんなリラックスして、和やかに語らいながらのスタート。

今日も素晴らしい登山になりそうな良い予感がします。

列をなして車道をしばらく進んで行きます。

道路脇には紅葉した木々が。

お茶の花の咲く民家の庭先を抜けると、登山道につながりました。

急こう配も少なく、比較的に歩きやすい登山道です。

ただ、倒木はいくつか目立ちましたが。

重なるように積もった落ち葉を踏みしめて坂を登って行きます。

平坦な場所で一休み。

この日は、12月の割には意外と温暖な気温。

寒いと思って幾重にも着込んでしまっていたので、

上着を脱いだりして衣服調節をします。

頭上高くには、紅葉の黄色いアーケード。

足元ばかりにとらわれていると、

綺麗な天井に気付かずに通り過ぎてしまうところでした。

関八州見晴台の方向に進みます。

少し汗ばんできて、再び、水分補給と衣服調整。

日光を浴びた紅葉が輝いて見えました。

オレンジと赤のグラデーションが美しいですよね。

関八州見晴台入り口にあたる開けた箇所。

写真では空と同化して全くわかりませんが、

背後に富士山の白い頭がちょこんと覗いているんですよ。

見晴台入り口の東屋で、鍋を調理するグループと見晴台まで登ってくるグループに分かれました。

見晴台から戻ってきたら、美味しいお鍋が待っていることでしょう。

調理班の方々、よろしくお願いします!

往復30分弱の見晴台までもうしばらく登ります。

こちらの紅葉も見ごろです。

中腹にある丸山。

さらにもうちょっと登ります。

ここにも見晴台入り口の道標。

あとほんの少しで見晴台です。

この辺りは、5月頃につつじが花のトンネルをなして咲き誇るそう。

秋の紅葉だけではなく、春も見どころがあるんですね。

クヌギの黄色い紅葉姿。

この色も鮮やかでキレイです!

関八州見晴台からの眺めです。

左にはビル群、右には山々が一望できます。

見晴台で記念撮影。

この写真ではおわかりいただけるかと思います。

中央に白い富士山の頭がかろうじて写っているのが。

この日は本当にぽかぽか陽気。

ツツジが落葉せずに咲いている枝がありました。

東屋まで戻ってきて、いよいよお待ちかねの鍋会食です。

各々持ち寄った食材で、どんな鍋ができたのでしょうか?

うどんも入ったほうとう風の豚汁だそうです。

銀杏やウィンナーも入っていますよ!

何十種類もの具だくさんで、見た目にも栄養ありそう。

ユズの薬味が効いていて香りもバツグン。

もちろん、深みのあるお味は最高!

山という場所ではなかなかの「贅沢の極み」ですよね。

一同美味しくいただきました。

まさに自然の美。

このグラデーションもゴージャスです。

手前にはもっこりとした山々がつながり、

その奥には幾重にも稜線が波打ち、

最後尾、風格のある富士山の山頂。

確かに良い眺めです。

食事後に班ごとに応急手当の練習会。

三角巾とスーパーのビニール袋を使って、

腕の骨折にあたっての緊急処置の仕方を学びました。

上手くできたからでしょう、

なぜかみんな包帯巻いてニコニコなのが(笑)です。

こちらでも集合写真。

今回は大所帯、28人での参加となりました。

くつろぎのお昼休憩の後は、下山。

路の途中も、美しい紅葉が目の前に迫ってきます。

ススキとの対比もいい感じです。

高山不動尊にも立ち寄りました。

関東3大不動尊の一つだそうで、力強い屋根の立派な建造物です。

境内にある紅葉と、その気迫に満ちた大木の立ち姿をしばしの間愉しみました。

そして、本堂にてお参りをしてから、

急な階段を鎖につかまりながらそろりそろりと降りました。

石段には、層を成して落ち葉のラインが築かれていて、

季節の風情がこれでもかというくらいに漂っていましたよ。

石段を降りた正面には、どっしりとした大イチョウの古木。

樹齢約800年というから驚きです。

ほ~ら、愉快な山ガールたちが葉っぱを投げ合って遊んでましたよ。(とっても楽しそう!!)

伐採林を抜けてさらに降りて行きます。

「おっと、いきなりアスファルトが流された!」と、言って

思わずひざまずくという、お茶目なアクションに遭遇。

何パターンかやっていただいたうちの1シーンです。

まだまだ体力が余っていらっしゃったみたいで、さすがです。

横にしな垂れた枝が印象的。

変な形の幹も。

冬イチゴがあちこち点在して自生。

ひとつ摘まんで食べてみると、

食感がプチプチしていて、ちょっと甘くて美味しかったです。

渓流脇の車道を抜けて駅に向かいました。

こんな感じで、今回の登山も無事終了。

本当に良い山でしたね!

もう終わってしまったかと思っていた紅葉もラッキーなことに充分堪能できてよかったです。

お天気にも恵まれ、また美味しい食事もできて大満足の山行となりました。

調理担当の方々、リーダー・サブリーダー様ありがとうございました。

また、何より、鍋や燃料など重い荷物を運んでくださった方々にも感謝です。

そして、会のみなさま、本当にお疲れ様でございました。


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伊豆が岳 2019.11.10

11月の峠山の会、定例山行は群馬県の「荒船山」に行く予定でしたが、

残念なことに台風19号の影響で通行が困難になったということ。

そこで急遽、個人山行として

埼玉県の「伊豆が岳」に行き先を変えることとなりました。

当日の矢先に目的地が変更になったにもかかわらず、

計17名の方が参加。いつもの通りの楽しい山行でしたよ!

 

ちなみに伊豆が岳(いずがたけ)は、

飯能市にある奥武蔵を代表する、標高850.9mの低山。

晴れた日には伊豆半島まで見えるという話もあるのだとか。(実際にはさすがに肉眼では見えないようですが。)

 

さて、今回は電車を乗り継ぎ、西武秩父線の正丸駅に到着。

お天気も良く、ひんやりとはしていても爽快な気分でこの日を迎えられました。

駅前広場の脇にある急な石段を下り、

沢を脇にして細い車道を進みます。

赤みを帯びたキレイめな岩が目立ちますよね。

そんな岩が重なり合い、小さい滝がいくつも続いています。

途中に、拳大くらいもありそうな

マムシ草の立派な実がこちらも赤々となっていました。

馬頭尊の祠(ほこら)と巨岩のある小丸峠分岐。

ここからが登山道になります。

小丸峠分岐前の空き地にて準備体操。

はぁ~い みなさん、上半身を後ろに反って~!

と、いう感じでいつもとはちょっと違った内容の体操でした。

車道の脇にはお茶の花と、季節はずれのツツジが咲いていました。

一列になって、さあ、いよいよ入山です。

針葉樹の森の中、渓谷脇の小道を進みます。

足元には、ゴツゴツした石が。

転ばないように 一歩一歩しっかりと踏みしめて足を進めます。

各所に倒木が道や渓谷を塞ぐように横たわっています。

強い雨の日には、雨水が濁流となって、大きな岩も随分と流されたことでしょう。

今年の台風の激しさをこれでもかと物語っているかのような山の荒れようです。

(このような荒れ具合が気になる伊豆が岳ですが、つい先ごろの台風の影響ではなく、それ以前からこういう荒々しい風景の山だったようです。2012年には女坂で崩落があり通行止めのため迂回路が作られたそうです。悪天候の山って怖いですね。汗!)

ここにも道を塞ぐ倒木が。

頭上に注意ってくらいの高さではありません。

しゃがみ込み、「よいしょ!」と、くぐって。

山肌の土が流され、木の根っこが地表に現れています。

大きな岩もあちこちにいっぱい。

30分くらい歩くと、ひと休憩。

涼しいので、そんなに喉は渇きませんが、水分補給は大事です。

陽が遮られた針葉樹林を過ぎ、

尾根筋に出ると、木漏れ日が差し込み良いお天気なのがわかります。

ここにも大きく土をえぐられた根っこが。

地上の枝や幹はまっすぐに伸びる反面、

地下の根はクネクネうねるようにしっかりと土を掴みながら伸びてるんですね。

逞しいものです。

岩山もあり、起伏に富んだ登り甲斐のある山道です。

こういう箇所ではストックは要りませんね。

空が開けて、見晴らしスポットに。

隣の山がくっきりと見えます。

紅葉はまだ少し先のようですが。

またまた休憩。

男坂は落石しやすく、ちょっとたいへんらしいので、

女坂から登ります。

伊豆が岳の頂上に到着。

木の一部が紅葉をし始めていました。

頂上で紅葉をバックに記念撮影。

頂上は何組もの登山客で賑わっていました。

頂上から少し戻って、男坂下の分岐先の五輪山に向います。

五輪山。こちらでゆっくりと昼食。

陽が当たらないので座っているとちょっと寒かったかもです。

やっぱりこの季節はホッカイロが必要かなと思ってしまいました。

食事後は下山。

正丸峠には休憩処があります。

かつては江戸と秩父を結ぶルートとして栄えていたそうです。

今度は手すりの付いた急階段を降りて行きます。

再び、針葉樹林の中へ。

沢に架かる橋が左下斜めに傾いています。

足を滑らせないように注意して!

2本丸太の橋も。

手すりもなく両足に頼るだけの無防備さがちょっと怖いですが、

勢いを付けてテンポよく渡ったほうがよいかもしれません。

それでもバランスを取りながら慎重に渡りました。

山の神様をおまつりする「お申講(おさるこう)」。

ご神木の巨大杉。

4人でやっと周りを囲めました!

そんなこんなで、とにかくなんとか無事、下山。

そして一同、休憩処で手作りのお饅頭をいただきました。

最後の最後、道端に蛇の死体が。可哀想に、車に轢かれたみたいです。生きていたら、逆になかなか見られないので、珍しいものを見たと思って撮ってしまいました。

こんな感じで、今回もお天気に恵まれた素晴らしい登山でした。

みなさま、お疲れさまでございました!!


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