伊豆が岳 2019.11.10

11月の峠山の会、定例山行は群馬県の「荒船山」に行く予定でしたが、

残念なことに台風19号の影響で通行が困難になったということ。

そこで急遽、個人山行として

埼玉県の「伊豆が岳」に行き先を変えることとなりました。

当日の矢先に目的地が変更になったにもかかわらず、

計17名の方が参加。いつもの通りの楽しい山行でしたよ!

 

ちなみに伊豆が岳(いずがたけ)は、

飯能市にある奥武蔵を代表する、標高850.9mの低山。

晴れた日には伊豆半島まで見えるという話もあるのだとか。(実際にはさすがに肉眼では見えないようですが。)

 

さて、今回は電車を乗り継ぎ、西武秩父線の正丸駅に到着。

お天気も良く、ひんやりとはしていても爽快な気分でこの日を迎えられました。

駅前広場の脇にある急な石段を下り、

沢を脇にして細い車道を進みます。

赤みを帯びたキレイめな岩が目立ちますよね。

そんな岩が重なり合い、小さい滝がいくつも続いています。

途中に、拳大くらいもありそうな

マムシ草の立派な実がこちらも赤々となっていました。

馬頭尊の祠(ほこら)と巨岩のある小丸峠分岐。

ここからが登山道になります。

小丸峠分岐前の空き地にて準備体操。

はぁ~い みなさん、上半身を後ろに反って~!

と、いう感じでいつもとはちょっと違った内容の体操でした。

車道の脇にはお茶の花と、季節はずれのツツジが咲いていました。

一列になって、さあ、いよいよ入山です。

針葉樹の森の中、渓谷脇の小道を進みます。

足元には、ゴツゴツした石が。

転ばないように 一歩一歩しっかりと踏みしめて足を進めます。

各所に倒木が道や渓谷を塞ぐように横たわっています。

強い雨の日には、雨水が濁流となって、大きな岩も随分と流されたことでしょう。

今年の台風の激しさをこれでもかと物語っているかのような山の荒れようです。

(このような荒れ具合が気になる伊豆が岳ですが、つい先ごろの台風の影響ではなく、それ以前からこういう荒々しい風景の山だったようです。2012年には女坂で崩落があり通行止めのため迂回路が作られたそうです。悪天候の山って怖いですね。汗!)

ここにも道を塞ぐ倒木が。

頭上に注意ってくらいの高さではありません。

しゃがみ込み、「よいしょ!」と、くぐって。

山肌の土が流され、木の根っこが地表に現れています。

大きな岩もあちこちにいっぱい。

30分くらい歩くと、ひと休憩。

涼しいので、そんなに喉は渇きませんが、水分補給は大事です。

陽が遮られた針葉樹林を過ぎ、

尾根筋に出ると、木漏れ日が差し込み良いお天気なのがわかります。

ここにも大きく土をえぐられた根っこが。

地上の枝や幹はまっすぐに伸びる反面、

地下の根はクネクネうねるようにしっかりと土を掴みながら伸びてるんですね。

逞しいものです。

岩山もあり、起伏に富んだ登り甲斐のある山道です。

こういう箇所ではストックは要りませんね。

空が開けて、見晴らしスポットに。

隣の山がくっきりと見えます。

紅葉はまだ少し先のようですが。

またまた休憩。

男坂は落石しやすく、ちょっとたいへんらしいので、

女坂から登ります。

伊豆が岳の頂上に到着。

木の一部が紅葉をし始めていました。

頂上で紅葉をバックに記念撮影。

頂上は何組もの登山客で賑わっていました。

頂上から少し戻って、男坂下の分岐先の五輪山に向います。

五輪山。こちらでゆっくりと昼食。

陽が当たらないので座っているとちょっと寒かったかもです。

やっぱりこの季節はホッカイロが必要かなと思ってしまいました。

食事後は下山。

正丸峠には休憩処があります。

かつては江戸と秩父を結ぶルートとして栄えていたそうです。

今度は手すりの付いた急階段を降りて行きます。

再び、針葉樹林の中へ。

沢に架かる橋が左下斜めに傾いています。

足を滑らせないように注意して!

2本丸太の橋も。

手すりもなく両足に頼るだけの無防備さがちょっと怖いですが、

勢いを付けてテンポよく渡ったほうがよいかもしれません。

それでもバランスを取りながら慎重に渡りました。

山の神様をおまつりする「お申講(おさるこう)」。

ご神木の巨大杉。

4人でやっと周りを囲めました!

そんなこんなで、とにかくなんとか無事、下山。

そして一同、休憩処で手作りのお饅頭をいただきました。

最後の最後、道端に蛇の死体が。可哀想に、車に轢かれたみたいです。生きていたら、逆になかなか見られないので、珍しいものを見たと思って撮ってしまいました。

こんな感じで、今回もお天気に恵まれた素晴らしい登山でした。

みなさま、お疲れさまでございました!!


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鼻曲山 2019.10.5

埼玉県富士見市にある登山を楽しむ集まり「峠山の会」。

今月の「峠山の会」定例山行は、上信越の鼻曲山(はなまがりやま)。

鼻曲山は、群馬県と長野県にまたがる山で、軽井沢の近くにあります。

その様が仰向けの顔に似ていて、また特徴的に鼻が曲がった姿に見えることから、鼻曲山というようです。

 

今回もいつもご愛用の「みよし観光」の貸切バスを利用。

そして軽井沢スノーパークに到着。

冬にはスキー場になる所です。

ゲレンデ下のこちらで準備体操。

空気が澄んでいて気持ちが良いです。

用意ができたら、いよいよ登り始めです。

開放的なゲレンデを少しジグザグに進んで行きます。

ゲレンデの奥、ススキの向こう側には浅間山の雄大な山容がくっきりと。

軽井沢だけあって、空気がひんやりとしていて心地よい、

秋晴れのとっても良いお天気です。

上に行くにしたがって草の丈が伸びていて、

アザミの棘に注意しながらの歩行となりました。

眼下のゲレンデを登ってきたところ。

散りかけもありましたが、それでも多くの花が咲いていましたよ。

いたる所にぽつりぽつりとキノコの姿も。

ゲレンデを上がりきった場所で集合写真。

背後には、黒っぽくそびえ立つ浅間山。

一際存在感があります。

この場所の標高は1,400m。

周りの景色もよく見渡せて最高です。

ここからが登山道となります。

防虫スプレーや携帯用蚊取り線香を用意する方も。

比較的歩きやすい道をゆっくりと進んで行きます。

上を見上げると樹の高いところでは、すでに紅葉の兆しが見受けられますね。

徐々にクマザサの背丈が高くなってきました。

笹の葉を掻き分けて進みます。

半袖だと肌が葉で摺れないように注意が必要です。

夏の名残か、小型の蝉の抜け殻が残っていました。

ツクツクボウシくらいの大きさでしょうか。

鳥たちがさえずり合う大自然の森の中を歩いていきますが、

実はこのあたり、熊も出没する地域のようです。

白樺の樹皮の剥がれ方が芸術的というか、

くるくるとロール状に剥がれていくんですね。

頭上には緑のステンドグラス。・・・ちょっと素敵な表現かなと(笑)。

急登ではロープにつかまって慎重に、慎重に!

突然のくぼみがあったりもしますし。

足元の葉にも紅葉の始まりが。

よく見るとあちこち赤く染まり始めていました。

倒木が直接道をふさぐ箇所もいくつかあるので、

声を掛け合って、注意を促します。

陽光に透かされて、とりわけ赤く見えた葉っぱ。

トリカブトの花。

頂上が2つあって、その最初の頂上、小天狗。

スペースは狭いのですが、見晴らしが良かったです。

リンドウ。

この葉は点々とまばらに赤くなっていくようです。

鼻曲山第2の頂上、大天狗。

大天狗でランチタイムとなりました。

スープ代わりにカップ麺を食べる方も多いです。

大天狗先端の見晴らし台。

若干、木々に遮られますが、見事な展望が楽しめます。

いくつかの樹に赤い実が。

山桜にもかわいらしく実が付いていました。

今回は、ホームページを見て峠山の会のことを知り、

初めて参加されたという方がいらして、

一同も感謝。喜んでお迎えしました。

会のことを気に入っていただけたら嬉しいかぎりです。

頂上でのシャボン玉。こころなしか年季が入っていますよね!

地図とコンパスの使い方を復習。(勉強熱心でいらっしゃる!!)

溢れんばかりに花弁を付けたリンドウ。

乙女コースで下山。

そのスタートは、ロープから。

背を谷側にして伝って降りるのがコツだとか。

日陰に生い茂る草むらの中から一転、

目の前に絶景が開けました。

脇の景色を楽しみながら降りて行きます。

林の中は落ち葉が積もった柔らかい道。

またしても倒木で進みにくそうですが、

そうでもなく、このあたりまで来るとやや単調な下り道が続きます。

見事に葉を広げた立派なシダ。

行く先々に多く見られます。

森林浴と天然のマイナスイオンを感じながら、

呼吸を整え、なだらかな山道をゆったりと進みます。

いよいよ登山道の終着点です。

ここでひと安心、みんな無事に下山できました。

こんな感じで今回の山行も有意義に終えることができました。

みなさま、本当にお疲れさまでございました。


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追記;

帰途、トイレ休憩で立ち寄った「白糸の滝」。

観光客で賑わっていましたよ。

秩父御岳山 2019.9.8

今月の埼玉県富士見市「峠山の会」定例山行は、秩父御岳山。

台風接近でお天気が危ぶまれる中での決行でしたが、

幸いなことに当日はまさかの快晴。

真夏のように暑い最中の登山となりました。

 

秩父鉄道の終点、三峰口駅で下車。

歩いて20分程度の登山口へと向います。

荒川の上流はまるで秘境のような渓谷。

橋の向こうには、吊り橋を渡る「キャニオンウォーク」やワイヤーにぶら下がり滑降する「キャニオンフライ」が楽しめるという「秩父ジオグラビティパーク」がありました。結構、怖そうです。

この一帯は「かかしの里」ということで、

多くの案山子がお出迎えをしてくれました。

登山口付近には、トイレや自販機が併設。

今回はじゅんこさん率先のもと、準備体操をしました。

コチラが登山口。目の前の野原にも案山子が点在。

植林の中を進みます。

土もやわらかく、登りやすい道が続きますが、

とにかく暑くてもうすでに汗びっしょりです。

早めの水分補給を心がけます。

まだ残暑が厳しい季節なので、思った以上に体力を消耗してしまいます。

先に進むのがたいへんだとその人に合わせてマイペースで進みます。

今回は頂上までの往復なので、無理をしないで行きました。

稜線に出ると道が細くなってきますので、

足元注意で慎重にまいります。

祠が見えてきて、さあ、いよいよ頂上に差し掛かりました。

秩父 御岳山の頂上です。

普寛神社奥宮の前で記念撮影。

 

鐘を叩いて、その音も楽しみましたよ。

 

頂上からの眺め。

お天気が良くて周りの山々が見渡せます。

頂上から少し下ったところに戻って、お昼ご飯に。

広々とした場所はありませんでしたが、ベンチの周りにほんの少しの平坦な箇所。

他に登山客がいなかったので、我々だけの貸切場になりました。

(台風接近の日なので、登山客が他にはいなかったのかも。)

さすがに大きなシートを広げてみんな一緒にとはいきませんでしたが、

わいわいと賑やかに各自持参のご飯をいただきました。

食べ終わったら、来た道を下ります。

土が濡れ固まって滑りやすくなっている箇所が多いので、

足元を良く見て 足の置き場所をその都度考えながらの下山となりました。

そういう道だと膝への負担が多くかかりますが、

そこは、ストックを上手に使うことで解決。

 

ただ、やっぱり平坦な道を挟まずにただ下り道が続くので、

低山と言えどもなかなか「足にくる」道のりでしたよ。

それでも登るよりはスイスイと進むことができました。

大きいきのこも群生していました。

今回、「峠山の会」に初参加された方もいらっしゃったのですが、

初めてとは思えないくらい、充分みなさんに馴染んでおられましたよ!

ご参加いただいてありがとうございました。

ふもとに近づくと奇妙な形のお墓が。

無事、登山口へと戻ってきました。

ふもとも快晴、灼熱の陽射しが身体を刺してきます。

駅前に辿り着き、各々冷たい飲み物を楽しみました。

SLで有名な駅だそうで、こんな顔はめ看板が。

仲良く激写! 楽しそうですね(笑)。

 

集合写真で締めて、楽しく山行を終えることができました。

この度もみなさま、お疲れさまでございました。

切符の一括購入等、リーダー、サブリーダーさんありがとうございました。


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谷川岳 2019.8.3

令和元年8月、

埼玉県富士見市の登山を楽しむ会である「峠山の会」の

月例定例山行は、群馬県の谷川岳(たにがわだけ)。

谷川岳は、群馬と新潟の県境にある三国山脈に属し、日本百名山のひとつに数えられている美しい山。周囲の万太郎山・仙ノ倉山・茂倉山などを総じて谷川連峰とも言います。

谷川岳の頂部は二峰に分かれていて、それぞれトマの耳(標高1,963m)、オキの耳(標高1,977m)と名付けられています。

 

 

今回の山行では、

天神尾根から谷川岳山頂を目指す登山コース(山頂コース)と、

天神平から花々を見ながら散策する天神尾根ウォーキングコース(散策コース)の2グループに分かれての山行となりました。

谷川岳ロープウェイの土合口駅までは、

いつもの三芳観光バスを利用。

ぴったり20人乗りですが、座席が意外と広々で、ゆったりと座って来られました。

散策コースのグループとは一旦別れて、

山頂コースのグループは、

順番にロープウェイに乗って、天神平駅に向います。

乗車時間は10分ほど。

標高差573m距離約2,3キロをゴンドラがどんどん上昇していきます。

シートに座り、周りの景色をぐるぐる眺めながら、くつろいでいますが、

この日の外気は恐らく30度越え。

ゴンドラの中には空調機が見当たらず、また上部に小窓しかないため、かなり熱気がこもっていました。

ファンくらいは欲しいところでしたね。

ロープウェイの到着駅、天神平に到着。

スキー場のリフトも見えます。

この辺り、冬場は谷川岳天神平スキー場となる場所です。

駅舎を出ると目の前には、ピンク色のシモツケソウや黄色のニッコウキスゲが丁度見ごろを迎えていました。

みんなで円陣になり準備体操。

いよいよの登山開始。

谷川岳山頂コースはここからがスタート。

まずは、草原に開いたなだらかな斜面を進みます。

辺りには、多くの花々が咲いていました。

ここにもニッコウキスゲ。

ひよどりが鳴く夏に咲くというヨツバヒヨドリ。

赤っぽい花と白い花のタイプがあるのだとか。

白いチダケサシはユキノシタ科の花。

紫の花は、クガイソウ。

クガイソウの名前の由来は花ではなく、葉からきているらしいです。蓋(がい)というのが笠やふたのことで、笠のように放射状に輪生した4~6枚の葉が9層くらい伸びることから「九蓋草または九階草」と名づけられたということ。

山アジサイも。

タカネニガナ(高嶺苦菜)。

少し進むと徐々に岩場の険しい道になってきます。

ごつごつした坂を慎重に登ります。

炎天下のこの日、汗も半端なく流れてきますので、水分補給は欠かせません。

青空にぽっかりと浮かぶ白い雲。

暑さも何のそのと、のどかな風景が広がります。

ここには、白い山アジサイ。

周りにはトンボがいっぱいいて、

まるで我々に道案内をしてくれているようです。

この日は陽射しが強く、

日向にいるとまるで身体が解けるくらいの高温で、

肉体的にはかなりキツイのですが、

一旦日陰に入ると一転。

空気がひんやりとしていて、

さらに時より吹く涼風がとても心地よいです。

風があって本当によかったです。

風がなければ、熱中症になりそうでしたよ。

澄み渡る青空で、景色も最高!

周りの山々がくっきりと見渡せます。

緑が生い茂り、いかにも夏の山ですよね。

どんどん進むと、道脇にロープやチェーンが張られている

岩場の急登がいくつも現われます。

リズムよくひょいひょいとはいきませんが、

一歩一歩確実に

手綱を探ってよじ登って行きます。

アザミは花の重みでこんな風に俯くんですね。

アザミといえば、葉や茎に棘があることから、下手に触っては痛い思いをします。

スコットランドではその棘が外敵から国土を守ったといわれ、アザミが国花になっているらしいですよ。

強い陽射しが執拗に照らされ続け、

首にかけたタオルももうびしょびしょな感じです。

岩場で足を止め、振り返ってみるとこんな絶景があちこちに。

辺り一面に大自然の山々が広がっています。

山のくぼみ(谷間)、白い部分は雪が残っているところ。

先方、遠めにはなだらかに見えますが、まだまだ急坂が続きます。

岩場の見晴らし台でもひと休憩。

ここにもシモツケソウ。

小さな花弁のオニユリ。

高山植物のイワギキョウ(岩桔梗)。

天狗の留まり場。

高台の上からは、向こう側の景色が堪能できます。

黄色い花は、ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)。

狭い山道は、上下で渋滞が起こります。

道を譲り合ってマナー良く!

各所に絶景ポイントが。

さすが、日本百名山のひとつです。

肩の小屋に到着。

トマの耳まではもう少し。

空の黒い影はトンボたちです。

トマの耳に到着。

トマの耳の向こう側にそびえるとんがった所がオキの耳ですが、

そこまでは辿り着けずに

今回はトマの耳までで戻りました。

オンタデ(御蓼)、別名 イワタデ。

肩の小屋に戻り、昼食後にパチリ。

同じ箇所、山側 ↑ と谷側 ↓ の両方で記念撮影。

肩の小屋には売店が。

この日は本当に暑かったので、予想以上に水分が必要に。

結局、売店でペットボトルのお茶を購入しました。

(飛ぶように売れていた常温の500mlボトル、なんと400円でした!

人力で運ばれているのを考えると致し方のないお値段ですが、びっくり。)

集合写真のあとは、さっき来た道を下山。

ツライ下り道でも、いつの間にかブーケを見繕うこの余裕がサスガです!

来た道を戻ったので、意外とスムーズに降りて来られました。

ロープウェイ駅に到着後、散策コースのみなさんと合流。

駅舎をバックに集合写真。

こんな感じで、大きなトラブルもなく、みなさん無事で山行を終えることができました。

なかなか登り甲斐のあるハードな山、さらには暑くてヘトヘトでしたが、

元の場所に帰って来られて一安心。

眺めも素晴らしく、とっても良い山でした!

みなさま、お疲れ様でございました。


谷川岳 計画書

谷川岳 報告書1
谷川岳 報告書2


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尾瀬・至仏山 2019.7.6~7

7月の富士見市・峠山の会 定例山行は、尾瀬・至仏山(しぶつさん)。

1泊2日での登山となりました。

今回は手塚さんが撮られた写真を使わさせていただきます。

 

題して、「 7月会山行 ☆よく歩き ☆たくさん食べ ☆しっかり学習した 尾瀬・至仏山 2228m 」

1日目 尾瀬・アヤメ平

鳩待峠 到着。

準備を整えて。

横田代付近

シャッターを切ってくれた若いお姉さんに笑顔を向ける。

ペンション・パルへ移動。

到着後すぐに全員で、「緊急時のビバークの方法と装備」の学習

18:30 お待ちかねの夕食、 BBQ。

これで10人分!食べきれなかった。

 

2日目 尾瀬ヶ原・至仏山登山

今日はここからのスタート。

山の鼻小屋から分かれて活動。

至仏山頂。 頑張ってよく歩きました。


追記;

ここからは、みなさんがLineにあげてらした写真を、

コメントと共に載せさせていただきました。

じゅんこさん;鳩待峠から急坂を登り、樹林帯の草花、ごぜんたちばな、ちんぐるま、水芭蕉(1株だけ残っていた!)を見ることができました。横田代は広々とした草地斜面で、晴れていたら至仏山など見られたらしいです。アヤメ平手間木道脇で食事されてた2人の女性にシャッターをお願いし、そこで昼食をとりました。昭和30年代に踏み固められ荒れてしまい、現在養生していましたが、全く花は見られなかったです。帰路は同じ道を戻りました。

ユッキーさん;1日目お疲れ様でした。残念ながら至仏山は隠れてますね。明日は晴れるといいですね。そろそろ夕食かな。皆様飲みすぎないようにね。

じゅんこさん;ペンションに戻り入浴後、BBQです。うちわを仰ぐスタイルがとても素敵ですよね。

ユッキーさん;かなり大量の食材ですね。オーナーから聞いてはいましたが、満足できるくらい食べられましたか?だとしたら嬉しいのですが。

きみこさん;おなか一杯!余りましたよ。満足。二日間ともカッパ着る覚悟だったのに一度も着ないですんだだけで幸せです。バスも思ったより大きくて膝にザックを抱えることもなく、鶴瀬まで往復してもらえて本当によくやってくださいました。探して交渉してくれたユッキーさんに感謝します。担当のみなさん、そして参加者のみなさん、お疲れさまでした。

ユッキーさん;お疲れ様でした。宿は、それなりに良かったのですね。雨はこちら(埼玉)が降ってましたよ。

あつこさん;雨にあたると透明になる山荷葉(さんかよう)という珍しい花が至仏山に咲いていました!

さちえさん;とても素晴らしい2日間でした。私は、初至仏山で、花の種類も多く、きみえさんにいっぱい教えて貰いました。1日目のアヤメ平も静かにたたずむ池塘(ちとう)を堪能しました。2日間の計画が良かったと思います。宿の「パル」も清潔で、とても過ごし易かったです。ということで、たいへん充実した1泊山行でした。

じゅんこさん;至仏山登頂。頂上は写真撮影のみの滞在で、すぐに小至仏に向けて出発。

きみこさん;山ノ鼻の集合写真は背景がとてもきれいですね。

じゅんこさん;2日目朝、Aコース、Bコースで分かれる前の写真です。

 

至仏山は結構きつい山で、登るだけでも必死になってしまって全く写真が撮れなかったという じゅんこさん。それはそれは。さぞかしたいへんな山行だったご様子。みなさま、本当にお疲れさまでございました。


峠尾瀬至仏山 計画書


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大菩薩嶺 2019.6.8

今回の峠山の会 定例山行は、山梨県の大菩薩嶺(だいぼさつれい)。

 

大菩薩嶺は、山梨・東京・埼玉にまたがる秩父多摩甲斐国立公園の一部で、

標高2057mの日本百名山のひとつです。

2000mクラスの稜線歩きが気持ちよく、

天気が良ければ、富士山や南アルプスの素晴らしい眺望が楽しめるということ。

 

実を言うと、今回は6月の入梅時期ということもあって、

前日まではお天気に不安要素があるのも否めませんでした。

ところが、天気予報では、曇りのち晴れという意外なお墨付き。

そのため、万が一に備え、

途中降水に対しての、万全な装備での登山となりました。

 

25人乗りの「みよし観光」バスをチャーターして、

到着したのが、上日川 小屋平 石丸峠入口バス停のところ。

降り場のすぐ反対側が登山口になります。

というわけで、こんな感じで登山道に入ります。

笹が密集している狭い道を登り始め、進んで行きます。

手作り感いっぱいの年季の入った標識。

葉っぱを掻き分けるようにして進みます。

カラマツの葉に溜まった雨水が、ガラス玉のように輝いていました。

開けた道に出たところで、輪になって準備体操。

木に生える糸状の苔は、サルオガセという地衣類。

一見、木に寄生して養分をもらっているように見えますが、

実は、霧から水分を摂り、自ら光合成をして生きているということです。

伸びると木から網状に垂れ下がり、

童話の世界のような不思議な空間を演出してくれます。

林の中を進むと急にあたりが開けてきました。

目の前には、いきなりの素晴らしい風景。

右手には、大菩薩湖も見えます。

一同、思わず立ち止まって絶景を見渡してしまいます。

今度は開放的な登山道になりました。

朝の曇天から陽が差す陽気になっていましたよ。

絶好の登山日和と言っても差し支えありません。

遮るものがない登りを気持ちよく進みます。

ところが、先ほどの日差しから一転、

雲が流れてきて、みるみるうちに視界が遮られました。

このあたりはもう雲の中といった感じです。

またさらに林を進むと、今度は徐々に霞みが消えていきました。

急変する環境にもワクワクするものです。

木々の下には、多種の苔が繁茂しています。

前日の雨後ということもあってか、

植物は水をいっぱい吸って、イキイキとしている様子がうかがえます。

マイナスイオンも辺りに充満している感じですね。

大菩薩峠に到着。

冷たい風もなく、とっても良い状態です。

峠には山荘と売店がありました。

タオルやバッジなどの百名山グッズも売っていましたよ。

この大菩薩峠でお昼をいただきます。

みなさん、くつろぎながらの楽しいひととき。

それにしても、運よく程よい場所に陣取ることができました!

食事のあとは記念撮影。

ところが、記念写真を撮っていると、急に雨が降り出してきたんです。

雨はみるみる強くなってくるので、

あわてて屋根のあるところに非難。

全員、雨合羽を取り出し着用します。

レインウェアに着替えて、さあ出発。

でも、あれ?

もう小降りになってる!

雨具いらなかったかもですが、また降りそうなので、

とりあえず、このまま登山再開。

霧が立ち込める中を進みます。

ごつごつした岩が続く道。

レンゲツツジも崖下に見えるのですが、あたりは霞んだまま。

雷岩の分岐点に到着。

大菩薩嶺は見晴らしが期待できないということで、

希望者だけが向うことに。

待ち組はこの場所でしばらく待機。

(再び、この場所へ戻ってきます。)

案の定、また雨が降り出してきました。

フードを被ると視界が遮られてしまうので、

足元に注意を払って歩きます。

大菩薩嶺でも記念撮影。

再び合流して、下山が始まります。

地面は雨で滑りやすくなっています。

この岩場も足元 要注意の場所です。

転ばないように気を付けて!

今度はすぐ道脇にレンゲツツジがキレイに咲いていました。

咲き終りのようで、今年はこの週でまもなく見納めですね。

若干のぬかるみや滑りやすい箇所があったため、

下山には慎重さが必要でした。

でも、こちらの山荘に降りてくると、下山口まではもう一息です。

気を抜けないまま来たこともありましたので、

その達成感からか、みなさんのほっとした雰囲気が伝わってきます。

今回の山行はこんな感じで、楽しく終えることができました。

 

急に雨が降り出して、なかなかたいへんだったのと、

富士山が望めなかったのは少し残念でしたが、

ケガなどもなく無事に切り抜けることができ、ひと安心。

それでもありあまる素晴らしい景色と

霧で濾過されたような澄んだ空気には存分に癒されましたよ!

みなさま、本当にお疲れさまでございました。

 

なお、今回は行きのバス内で、ロープの結び方を教わる講習会が行われました。

簡単そうに思えた結び方も、自分でいざやってみるとなるとなかなか難しいものです。もやい結びやエイト結びなど、解りやすいようにイラスト・写真付きのプリントまで用意してくださったリーダー、サブリーダーさんにも感謝です!教える方も大変だったと思いますが、良い経験ができてよかったです。

大菩薩嶺 報告書


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棒ノ折山 2019.5.12

今回の峠山の会、定例山行は、埼玉県の棒ノ折山。

奥多摩と奥武蔵の境に位置する棒ノ折山は標高969mの山。変化に富んだ登山道が特徴ということと、登山コースの標高差が700m以上もあるということから、登るにはなかなか簡単な山ではないことがうかがえます。清らかな渓流をまたぎながら進む沢の道では涼しさを満喫しながらの沢歩きを悠々と楽しみ、また、柔らかな地面を踏む遊歩道では軽やかに歩を進める一方、一転してごつごつした岩場では真剣に岩につかまりながら、そして鎖やロープにしがみつきながらスリルを満点に味わったり、心臓破りとも言える急登には肉体を翻弄され、さらには針葉樹の根が幾重にも連なる下り坂では足が絡みそうになったりと、とにかくヘトヘトになってしまいました。(足がつらないほうがおかしいくらいでしたよ!)今回はそんな棒ノ折山の山行記録です。

************

飯能駅から路線バスに乗ってさわらびの湯まで向います。

さわらびの湯バス停に辿り着くと、

早朝の曇り空が見事に晴れていて、素晴らしいお天気となっていました。

バス停前で準備体操をして、登山に臨みます。

一般道をしばらく歩くと、有間ダムが見えてきます。

ダムの上を通り過ぎ、名栗湖に沿って進むと、いよいよ登山口が。

登山口のポストに登山届けを提出。

小さな山アジサイがあちこちに咲いています。

カエルの姿はどこにもなかったのですが、こんな看板が立っていました。

まずはなだらかな道かと思いきや、

いきなり足を運ぶ先にも迷ってしまいそうな難関が。

でもまだまだ余裕の雰囲気です。

先頭と後続の間隔が離れてしまい、先頭班はしばしの時間調整。

草木の新緑がキレイです。

渓流を渡りながら登ります。

峡谷を眺めながら、沢を行き来しています。

岩場につかまりながら、堅実に足元を確保してよじ登ります。

見事な岩場のV字谷が続きます。

足を滑らさないように細心の注意を払いながら。

慎重に、慎重に。

こんな場所で転ぼうものなら大事故につながりますからね。

よいしょっと。

透明度の高いせせらぎ、周りの空気も澄み切っています。

そして心地の良いひんやりさがあたりに漂う、まさに好環境。

人気の登山コースということも納得です。

壁面には今にも崩れ落ちてきそうな岩の層。

最大の難関、鎖場です。

それも結構距離があると言う!

難所であってもこの笑顔ですからね。 さすが!!

鎖とロープの2本立て。

またもやロープ。

ロープがあっても、なかなか前に進めません。

一気にポンとはいかないものです。

(だってロープの前部分が進行角度ですからね。)

渓流の淀みには20センチくらいの岩魚が佇んでいました。

「マムシに注意」の立て看板。

林道を横切るところで一休憩。

ゴンジリ峠。

棒ノ折山の頂上、棒ノ嶺。

お天気は良いので、逆に見晴らしはイマイチといったところ。

頂上で昼ご飯を食べ下山。

途中までは今来た道を戻ります。

ふたたびのゴンジリ峠。

階段もいっぱい。

岩茸石。

地面には木の根っこがびっしりで歩くのがたいへんでした。

でも何とか一同、無事に下山することができました。

会員のみなさま、お疲れさまでございました。


棒ノ折山 報告書


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高尾山・稲荷山コース~相模湖 2019.4.7

今回の峠山の会、定例山行は、

高尾山・稲荷山コース~相模湖。

 

京王線の高尾山口駅前。

コチラで円陣を組んで、準備体操を始めます。

ふもとには染井吉野が満開です。

ケーブルカーの高尾山駅。

快晴のこの日、桜も満開で絶好の行楽日和となりました。

登山客も案の定いっぱい。

ケーブルカー乗り場も大勢の方々で賑わっていましたよ。

駅の左側に稲荷山コースの登山口があります。

ここからみんな整列して、山登りのスタートです。

まむし草。

登山道入り口の標識。

辺りには、小さいスミレの花があちこちに咲き乱れています。

少し登ったあたりに、山桜が現われ始めます。

茶色っぽい若葉の芽吹きと花が同時に咲くんですね。

稲荷山コースの登山道も結構人が多くて、

始終他の登山者とすれ違ったり、抜かれたりしながら進みます。

ところどころで、立ったままの一休み。

水分補給も欠かさず、体力的にも余裕を持っての登山です。

先ほどとは違った種類のスミレ。

あずまやのある見晴台。

山吹の花。

山桜の落ち花。

鳥が蜜を吸う時に花弁ごと落としてしまうのだとか。

高尾山 山頂に到着。

山桜が6分咲きくらい。

横にしなった枝にはふんだんに花が付き、

満開前ですが、充分に見応えがありました。

薄黄色の花は春蘭(しゅんらん)

高尾山から今度は、小仏城山方面に進みます。

もみじ台付近、

日当たりの良い開放的な箇所には、鮮やかなツツジが。

陽光に照らされ、ピンクと紫の中間みたいな色に輝いています。

この時期にツツジが見られたのはラッキーでした。

一丁平辺りには山桜の群生がちらほらと。

階段にまでスミレが元気に生えていました。

向こうの山をバックに、桜が競い合うように折り重なります。

小仏城山に到着。

山肌の花壇には水仙などの花々が。

テーブルで各々昼食会が始まりました。

お湯を沸かしたり、ホイル焼きしてみたりで楽しそう。

小仏城山の頂上で集合写真。

昼食後は、相模湖駅に向って下山します。

ピンクの花が見えてきましたが、

これは桃の花ということです。

山を降りたところには桜の咲く茶屋が。

つくしも芽吹いていました。

さらに眼下には急カーブした相模川と弁天橋。

まだまだ下に降りて行きます。

弁天橋を渡ります。

相模ダムと相模湖。

このあと一同、相模湖駅に到着して、

この日の山行は無事終了しました。

お天気にも恵まれ、

華やかな桜も堪能できて、素晴らしい登山となりました。

参加された会員のみなさま、お疲れさまでございました。


会山行報告 4月 高尾山


<おまけ>
お昼の様子


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曽我丘陵 2019.3.3

今回の峠山の会 定例山行は、

神奈川県の曽我丘陵。

 

上大井駅から梅林を通り抜け、

曽我丘陵を尾根づたいに登った後、

またまた梅林が広がる曽我の里へと降りてくる道程。

お天気が良ければ、相模湾や富士山、足柄平野を一望する風光明媚なコースとのこと。

しかし、残念なことにこの日の天気予報は雨。

案の定、当日は小雨がしとしと降るなかでの決行となりました。

多少の雨ならば、中止にはならないところがさすが!ですよね。

雨カッパを着用しての山行になりましたが、

もう春の暖かさが押し寄せてきている時期でしたので、

そんなに寒くもなくて、難なく山歩きを楽しめましたよ!

 

上大井駅に到着。

傘を持って、一般道を進みます。

この辺りは、梅の産地なんですね。

多くの梅林が続いています。

道端の草には、春を告げるような花も。

アスファルトの坂道をゆっくりと歩いて進みます。

ある程度登ってきて、後ろを振り返ると、

山麓にも梅の林が点在していました。

見晴らしの良い高台でひと休み。

空はくすんだままで、眺望はイマイチですが。

こんな日でも、身体は火照ってきて、すでに汗ダク状態です。

野に咲く花々。

ところどころで小休憩。

山中にも梅林が。

山を管理される方が少ないためか、

放置された倒木も目立ちます。

この分岐点で昼休憩。

雨の中、のんびり座ることもできないので、

人によっては立ったままでの食事となりました。

それまでに身体が温まっていたとはいえ、早春のこの時期、

しばらく立ち止まっていると

徐々に手足が冷えてきました。

六本松跡のV時に折り返す地点。

ここからアスファルト道の急坂が続きます。

前方にはまた梅林が現われ始めます。

アオキの赤い実がいたる所に。

ふもとに紫の花。

梅林の脇には二宮尊徳の遺髪塚。

住宅地に降りてきて、またしばらく進みます。

橋を渡ると、曽我梅林(別所梅林)です。

枝垂れ梅。

ひな祭りのこの日は、小田原梅まつりの最終日とのこと。

枝垂れ梅が並んでいます。

枝垂れ梅の向かい側で記念撮影。

この日の参加者は14名。

もはや雨もなんのそのです。

梅まつりのメイン会場付近。

富士山が間近に見えるというこの場所は富士見カフェ。

今回の山行もほぼ終了なので、無事を祝って

熱燗と甘酒で乾杯です!

下曽我駅が今回の終点となりました。

悪天候の中、それでも楽しく歩くことができて良かったです。

みなさま、お疲れさまでございました。


山行の記録 曽我丘陵


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オリエンテーリング(高麗コース) 2019.2.10

今回の峠山の会 定例山行は、

オリエンテーリング。

埼玉県日高市の高麗(こま)コースを歩いて来ました。

 

実は、当初の予定は土曜日だったのですが、

前日の天気予報では生憎の雨か雪ということで、日曜日に変更。

予定が1日延びたことで、来られなかった方もいらしたようで、

その点は本当に残念でした。

結局今回は13名での参加となりました。

 

確かに土曜日は気温も低く雪も降りましたが、

日曜は一転して良いお天気に。

気持ちの良い登山日和でしたよ。

 

ところで、「オリエンテーリング」とは、

地図と方位磁針(コンパス)を使って、

山野にいくつか設置された標識ポイントを順番に探し出し、

出発点からそれらを経て早くゴール地点まで歩く、野外スポーツ。

いくつかのグループに分かれて所要時間を競ったりします。

(ちなみによく似た言葉で「オリエンテーション」がありますが、方位、方位測定、指標、道筋というような意味を持つことから、学校や会社における新人の方向性を決めることも指しています。)

さて、今回のオリエンテーリング、

高麗駅前から2組に分かれてスタートをしました。

右周りと左周りの2手に分かれて進み、

途中の交差点で一緒に昼休憩、

再度逆方向に進み、最後またゴール地点で合流する手筈。

さあ、どちらのチームが先に目的地に到着するんでしょう?

楽しみです。

この日は初めてオリエンテーリング用の方位磁針を使う方もいらしたので、

ベテラン会員の方からその使い方を丁寧に指導されました。

 

方位を合わせることは簡単な手順なのですが、

磁針周りのの目盛りを回すのが固かったりして、

慣れないうちはなかなか思うように使いこなせないもの。

しかし、すぐに慣れてはくるものなんですね。

次第にテキパキと操作できるようになりましたよ!

前方にそびえ立つ日和田山にもこの先登ることになります。

まずは、最初のチェックポイントのある巾着田へと向います。

土のある辺りはうっすらと雪が積もり、冬の光景が広がっています。

橋の上から高麗川を見渡した光景。

目を凝らしてよく見ると水面が凍っているんです。

それでも水鳥たちは何食わぬ顔でその場に佇んでいます。

その逞しさといったら驚きますよね。

冷たくないんですかね!すごい。

巾着田に到着。

広い田んぼにも雪がまばらに積もり、わだちがくっきりと続いています。

この時期ならではの、空気も澄み切るような光景ですよね。

赤い梅も。

最初のポイント発見です。

この場で、次のポイントに向けて磁石を合わせ直します。

また高麗川を渡ると、陽が差す先にも雪景色が。

橋もぼんやり薄白く凍えています。

日和田山の登り口。

ちょっぴり寒いですが、良いお天気。

男坂ではなく、なだらかな女坂を進みます。

木の根っこや削られたような岩の脇を縫うように登って行きます。

途中の急登は手すりに掴りながら。

こんな岩肌は雨だったら足が滑ってたいへんだったかもしれません。

中腹にある金比羅神社の鳥居。

この場所からの眺めが素晴らしいんです。

巾着田も眼下に望めます。

いや~、快晴ですなあ。

何個目かのポイントです。

こんな感じで目立つ場所にもあれば、

林の中にぽつんとあったりもして、いろいろなのですが、

宝探しのようでなかなか楽しめます。

交差地点の東屋です。

ここで早めの昼食会。

四角いテーブルを我々のグループ全員13名でちょうど囲むことができて幸運でした。

身体があったまりそうなお食事。皆さん、各自工夫されています。

東屋からの風景。

ロウバイの右向こう側、

写真では白い雲に同化してわかりませんが、

実は富士山の白い山頂が頭を覗かせていたんですよ。

低地ではすでにロウバイの時期は終わりかけですが、

山間部ではまさに今が見ごろのようです。

方位を合わせるのには、こんな台の上で行ったほうが効率的です。

ひょうきんなお方たち。

食事後も2手に分かれてポイント探しに出発です。

たくさんのどんぐりがあちこちに落ちていましたが、

いくつかはにょきっと根っこが生え始めていましたよ。

今度は物見山頂上に到着。

この場所で少々方向がわからなくなって思案の時。

さらにもう1箇所でも先がわからなくなり、

結局正しい道はこの倒木に遮られた場所だったんです。

ちょっと迷ってしまいました(汗!)

いろいろありましたが、無事ゴール到着。

全員で記念撮影です。

年に1度のオリエンテーリング、

今回も存分に楽しめた山登りでございました。

 

定例山行の記録 2月オリエンテーリング


笠原さんがLineにアップされていた

オリエンテーリング右周りチームのお写真です。

物見山の山頂にて撮影。

今回のゲームでは圧倒的な早さでゴールしたのが、

こちらの右周りチームでした。 さすが!


手塚さんのページも更新しました。

個人山行の記録 神奈川県 丹沢(塔ノ岳)2019.1.26~27


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