燧ケ岳(個人山行)2020.8.29~8.30

今回は、かよっぺさんが送ってきてくださった

写真とコメントを載せさせていただきます。

*****************

燧ケ岳(ひうちがたけ 標高2356m)は

至仏山と並んで尾瀬を代表する山。

1泊2日で尾瀬を満喫できる登山でした。

 

1日目は大清水から一ノ瀬、三平峠を通って尾瀬沼ヒュッテへ。

高山植物もあちこちで顔を見せてくれました。

尾瀬沼ヒュッテに到着し、

夕飯まで時間があったため散策に出かけたのですが、

歩き始めて4,5分で雨が降り始めた為慌てて引き返しました。

尾瀬もツキノワグマの生息地です。

クマ注意の看板と鐘がありました。

2日目は朝5時に出発。

「湖尻までの木道は雨上がりで滑りやすく尻もちに注意!」

と、言いながら幻想的な尾瀬沼の姿に見とれて

何度も転んだカメラマン(こと、かよっぺさん)。

お尻が痛くてナデッ窪登山道のガレ場では撮影する余裕がありませんでした。

ごめんなさい!

俎嵓(まないたぐら・2346m)に着くとガスでてきたため、

芝安嵓(しばやすぐら・2356m)には行かず、

俎嵓で早めの昼食と記念写真を撮影して、

長英新道を下山しました。

雨の予報も出ていたのですが、

尾瀬沼に近づく頃には良いお天気になりました。

< 補足 >

山小屋の夕食=カレーライスと思っていましたが、

夕食の品数が多くてビックリ。

おいしくいただきました。

*****************

楽しいお泊り山行だったみたいで、

その満足度が伝わってきましたよ♪

絵に描いたようにキレイな景色がとっても素敵だし、

何より尾瀬沼が快晴でみなさんも気持ち良さそう!

かよっぺさん、素晴らしいお写真をありがとうございました。



追記;

じゅんこさんから送っていただいた写真とコメントも

以下に載せさせていただきますね。

*****************

尾瀬の2班の写真を少しですがご覧ください。

一ノ瀬登山口

三平峠 けっこう、きつい登りでした。

燧ケ岳の最高のロケーションでゆっくりお昼とおしゃべり。

朝靄(あさもや)と昼食のお弁当

燧ケ岳頂上

尾瀬ヶ原が一望の予定でしたが、真っ白。

至仏山も何も見えない(>_<)。

写真は以上です。

この後は下山で、かなり気を使って滑らないように降りてきたので、

クタクタでヘロヘロで、

また、帰りの車の運転が心配で

もう写真どころではなかったです(笑)。

*****************

それはたいへんお疲れさまでした。

たしかに下山後に車の運転があるとなると相当のストレスでしょうね。

心労もいかばかりかとお察し申し上げます。

 

それにしてもお昼時の風景、

清々しさが伝わってきて、

とっても気持ちが良さそうに見えます。

素晴らしい山行に感謝ですね。

とにかく、重ねてお疲れさまでございました。


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高水三山 2020.2.9

今回の垰山の会、定例山行は、奥多摩の高水三山。

高水山(標高759m)、岩茸石山(793m)、惣岳山(756m)の

3つの山のことを総じて高水三山と呼びます。

3連山を縦走する程よく長いルートを登ったり下りたりして進むことで、

山登りの楽しみを思う存分味わえる、充実した山行でした。

**********

青梅線・軍畑(いくさばた)駅で下車。

この日は、早朝から晴れ渡った良いお天気。

絶好の登山日和です!

まずは、一般道を歩いて、登山道に向かいます。

途中、平溝川の渓流に沿っての車道。

高源寺では、準備体操をして身体をほぐします。

そして、コンパス(方位磁針)を使っての地図の見方講習。

言うまでもなく、山道に迷った時の最も有効な対処法は、

コンパスと地図を用いて、

これから進むべき方角を正確に知るということ。

今回はコンパスの基本的な使用方法と、

真北と磁北の差など関連知識も学びました。

コンパスは、以前オリエンテーリングの際も使用しましたが、

日ごろから使い慣れていないと、

いざという時にはなかなか活用できないもの。

そういう意味でもこういった実技を伴ったプチセミナーは大事だと思います。

実際、コンパスはにはコツのようなものが必要らしく、

それなりに苦戦しながらの講習になりました。

車道の脇には、ロウバイが見ごろとなっていて、

花に近づくと良い香りが漂っていました。

釣り堀の先から、いよいよ登山道らしい細道が始まります。

前方は砂防ダム。

杉林の中を進みます。

木の根や岩場、階段など、同じ杉林でも足元は変化に富んでいます。

地面には霜柱が。

お天気が良くても日陰はひんやりとしています。

高水山方向に歩を進めます。

6合目の標識。

身体が火照って汗ばんできました。

衣服調整と水分補給です。

9合目の道標。

頂上まではあと一息。

道を大きく遮る倒木。

右側には、根こそぎえぐられたような危険な穴も開いています。

はい、倒木、余裕でくぐり抜け。

常福院に到着。

こちらではトイレ休憩。

寺院内に残雪を発見。

今年はやっぱり雪が少ないようですね。

お手洗いは氷結のため断水。

蛇口受けバケツの中はカチカチの氷でした。

お参りをする会員の方々も。

暖かい陽射しを浴びて、ぽっかぽっか気分です。

高水山 山頂に到着。

記念撮影。

少し下山して今度は、岩茸石山に向かいます。

ず~っと続く杉林。

途中、木々の合間に開放的な視界が望めました。

根っこがグネグネうねりかえる上り坂。

長い坂が続くのでちょっとしんどいですが、

地面が乾いているので、比較的楽に登ることができます。

岩茸石山の頂上に到着。

空も澄んでいて素晴らしい眺望。

東京都心から奥多摩の山々までずらりと見下ろせる大パノラマが広がります。

高層ビル群やスカイツリーも見えましたよ。

山頂の標識と共に撮影。

南向きの斜面に腰を下ろしてランチです。

メカのように角ばって繋がる尾根筋。

茶色っぽく見えるのは、花粉を蓄えつつある杉穂だとか。(え~っ!)

地図を見て、「向こうのあの山は何山?」と、お調べ中のご様子。

下枝先の奥にはかすかに雪をまとった雲取山も見えます。

今度は惣岳山に向かいます。

またまた、急な下り坂を降りて行きます。

もし地面が濡れていたら、

恐らく足が滑ってたいへんな箇所になっていたことでしょう。

お天気に恵まれて本当に良かったです。

杉林を伐採したあとのハゲ山。

切り株だけがぽつりぽつりと残った山です。

頭上に遮るものがない開放的な空間が広がります。

山々の背後には街並みが。ほら、あそこっ!

切り株だらけ。一人用ベンチがずらりと並んでいるような光景。

岩場と木の根を手で伝って登る箇所。

ジャングルジムにでも登る感覚で楽しいです。

惣岳山 山頂に到着。

ところどころに杉の大木が現れます。

コチラにもご神木らしき杉の巨木。

大木の幹の根元に木の祠。

 

天然のベンチでひと休み。

登山道から真上を眺めたところ。

杉がまっすぐ空に向かって伸びています。

下山もほぼ終点。

山麓には、梅の花が。

こんな感じで、今月も無事 楽しい登山を終えることができました。

雪もなく、逆にぽかぽか陽気の素晴らしいお天気。

総歩行距離9.5kmと結構長く歩いたので、良い運動にもなりましたよ!

会員のみなさま、ご苦労様でございました。


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<<<個人山行のおしらせ>>>

狭山丘陵と小手指ヶ原古戦場散策 4月10日(金)
狭山丘陵と小手指ヶ原古戦場散策 計画書

2020年個人山行の予定
個人山行の予定


高川山 2020.1.12

令和2年もいよいよスタート。

「峠山の会」新年山行は、山梨県の高川山(たかかわさん、たかがわやま)。

 

高川山は、山梨県都留(つる)市と大月市にまたがる山。

標高975.7mの低山であるにも係わらず、

山梨百名山、都留市二十一秀峰、大月市秀麗富嶽十二景にも選定されています。

360度のパノラマが開けた頂上からの景色は絶品で、

お天気が良ければ、富士山をはじめ三つ峠など近隣の山々がずらりと見渡せます。

**********

まずは、JR初狩駅で降車。

こちらは閑散とした無人駅なのですが、

構内、線路を渡って出口に向かうのが、なかなか良かったです。

この駅でトイレを済ませてからの出発です。

車道を歩いて進むと、脇には、霜が降りていました。

空気も一段とひんやり感じられます。

枯れススキの穂にも白く霜が。

登山口に到着。

今回の参加者は21名。

代表者が登山者カウンターを21回押しました。

毎度お決まりののウォーミングアップですが、

今回は、音声を流しての準備体操。

担当リーダーさんもいろいろ趣向を凝らしてらしたようです♪

登山口からスタート。

お天気が危ぶまれていましたが、ほどほどの登山日和。

雪も積もっていなくて、ほっとしました。

いきなり、なんだか危険な看板。

「発砲注意」だなんて物騒ですよね。

気を引き締めて進みます。

体温も一気に上がるくらいの上り坂が続きます。

針葉樹の森はジグザグ道で歩きやすいです。

しばらく歩くと、衣服調節と水分補給。

陽が差してきて暖かくなってきました。

体力自慢の会員さんは、ほ~らこんな余裕の表情。

力がみなぎっているのがよくわかります。

木の根っこが階段状に連なっている箇所。

濡れていないので、足元が滑ることはありません。

足の踏み場を瞬時に考えながら、スイスイと登って行きます。

坂の分岐点。

みんな揃って、女坂からまいります。

場所によってはちょっとした段差もあり、

勢いつけて、一気によじ登って!

松林には松ぼっくりがいっぱい。

相変わらず、倒木もあちこちに。

軽くまたいで何のその。

見晴らしの良い場所からは、向こう側の山容が。

少し霞んではいますが、白く見える箇所。

谷間に積雪のある様子がうかがえます。

ごつごつした岩も見受けられ始めました。

ひと休みの際には、

リンゴ、干し柿、干しいり子などが回ってきましたよ!

頑張った身体にちょっとしたご褒美です。

いつもありがとうございます。

足元には、背の低い霜柱が点々と。

地面の白さで周りの気温の低さがわかりますが、

この時点ではおそらく、みなさん体が火照ってきていて、

寒さを感じてはいないハズです。

さあ、頂上に到着しました。

重なる山々と眼下の街並み。

ただ、雲がどんよりとはしています。

本当は富士山が見える場所なのですが、

雲に遮られてしまっていました。残念!

(登る途中、富士山の裾野がチラチラとは覗いていたので、

頭の中の妄想では完璧に見えてはいたのですが...。)

頂上は岩場が多くて、ちょっと狭い感じ。

それでも多くの登山客で賑わっていましたよ。

山頂の標識前で激写。

メンバーの中では大人気の耳当て付きお帽子が、

オシャレに決まってらっしゃいますね!

カラフルなウェアは山登りには必須みたいです。

存在感ある~ぅぅっぅ!

恒例の記念撮影。

あれっ!後ろの方、ちゃんと入ってない‼(笑)

それぞれ好きなところに陣取ってランチタイム。

持ち寄ったお弁当を美味しくいただきました!

風がないので、快適な食事が楽しめましたよ。

紅葉が終わったばかりの季節だと思っていたら、

芽吹きの準備も着々と。

植物も逞しく生きています。

山頂でのシャボン玉も健在です。

そして下山の始まり。

表示のややわかりにくい箇所もありましたが、

大した問題もなくクリア。

細い登山道が傾斜にならって、左右斜めになっていたので、

つい身体が谷側に傾いてしまいそうになります。

気をつけながら慎重に降りて行きます。

コチラも岩場。足元が不安定な箇所です。

少し進んではまたひと休み。

ここまで降りてくれば、あともう一息です。

民家のある辺りまで降りてくると、道端に除雪の塊が。

おそらく雪が大好きなこちらのご三方は、

しばし雪を「踏み踏み」して遊んでおられました!

つかの間、童心に帰ってらしたのでしょうか。

(見ているほうが、ほのぼのしましたよ。)

突然正面に、崩れた山のむごたらしい姿が。

こんな風になるんだ、凄い!ですね。

民家の無事を祈らずにはいられなくなりました。

そんなこんなで、今回の登山もいよいよ終点に。

リニア見学センター付近で一旦解散ということになりました。

こんな感じで、この度の山行も無事に終了。

雨にも見舞われずに、有意義な登山ができたことに感謝です。

みなさま、お疲れ様でございました。


追記;

高橋さんから送っていただいた写真をコチラに載せさせていただきます。


埼玉県50の山旅グレーディング2020年2月

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関八州見晴台 2019.12.08

今回の富士見市「垰山の会」定例山行は、

埼玉県の関八州見晴台(かんはっしゅうみはらしだい)。

 

関八州見晴台は、

奥武蔵の中央部、飯能市と越生町の境界にある標高771.1 mの高台で、

名前に山が付かずに見晴台となっている一風かわったネーミングの場所。

関八州とは、今の関東地方にあった江戸時代におけるそれぞれの地域の総称。 相模(さがみ)・武蔵(むさし)・安房(あわ)・上総(かずさ)・下総(しもうさ)・常陸(ひたち)・上野(こうずけ)・下野(しもつけ)の8か国(昔は地域のことを国と言ったため)を指します。

関八州見晴台からは、関東平野が一望できるという素晴らしい展望が期待できそうです!!

 

さて、時が経つのは早いもので、2019年もとうとう師走。

12月の会山行は、今年最後の定例登山ということで、忘年山行と呼んでいます。

今回は、山中でお鍋を囲んで楽しく会食をするという目的もあって、

いつもの山行よりワクワクの登山となりましたよ♫

 

電車を乗り継いで、西武鉄道の西吾野(にしあがの)駅に到着。

まずは、駅前で準備体操。

お天気が良くて、そんなには寒くはありませんが、

朝が早いので、若干固くなった身体を念入りにほぐします。

そして、ゆっくりと歩き始めます。

みんなリラックスして、和やかに語らいながらのスタート。

今日も素晴らしい登山になりそうな良い予感がします。

列をなして車道をしばらく進んで行きます。

道路脇には紅葉した木々が。

お茶の花の咲く民家の庭先を抜けると、登山道につながりました。

急こう配も少なく、比較的に歩きやすい登山道です。

ただ、倒木はいくつか目立ちましたが。

重なるように積もった落ち葉を踏みしめて坂を登って行きます。

平坦な場所で一休み。

この日は、12月の割には意外と温暖な気温。

寒いと思って幾重にも着込んでしまっていたので、

上着を脱いだりして衣服調節をします。

頭上高くには、紅葉の黄色いアーケード。

足元ばかりにとらわれていると、

綺麗な天井に気付かずに通り過ぎてしまうところでした。

関八州見晴台の方向に進みます。

少し汗ばんできて、再び、水分補給と衣服調整。

日光を浴びた紅葉が輝いて見えました。

オレンジと赤のグラデーションが美しいですよね。

関八州見晴台入り口にあたる開けた箇所。

写真では空と同化して全くわかりませんが、

背後に富士山の白い頭がちょこんと覗いているんですよ。

見晴台入り口の東屋で、鍋を調理するグループと見晴台まで登ってくるグループに分かれました。

見晴台から戻ってきたら、美味しいお鍋が待っていることでしょう。

調理班の方々、よろしくお願いします!

往復30分弱の見晴台までもうしばらく登ります。

こちらの紅葉も見ごろです。

中腹にある丸山。

さらにもうちょっと登ります。

ここにも見晴台入り口の道標。

あとほんの少しで見晴台です。

この辺りは、5月頃につつじが花のトンネルをなして咲き誇るそう。

秋の紅葉だけではなく、春も見どころがあるんですね。

クヌギの黄色い紅葉姿。

この色も鮮やかでキレイです!

関八州見晴台からの眺めです。

左にはビル群、右には山々が一望できます。

見晴台で記念撮影。

この写真ではおわかりいただけるかと思います。

中央に白い富士山の頭がかろうじて写っているのが。

この日は本当にぽかぽか陽気。

ツツジが落葉せずに咲いている枝がありました。

東屋まで戻ってきて、いよいよお待ちかねの鍋会食です。

各々持ち寄った食材で、どんな鍋ができたのでしょうか?

うどんも入ったほうとう風の豚汁だそうです。

銀杏やウィンナーも入っていますよ!

何十種類もの具だくさんで、見た目にも栄養ありそう。

ユズの薬味が効いていて香りもバツグン。

もちろん、深みのあるお味は最高!

山という場所ではなかなかの「贅沢の極み」ですよね。

一同美味しくいただきました。

まさに自然の美。

このグラデーションもゴージャスです。

手前にはもっこりとした山々がつながり、

その奥には幾重にも稜線が波打ち、

最後尾、風格のある富士山の山頂。

確かに良い眺めです。

食事後に班ごとに応急手当の練習会。

三角巾とスーパーのビニール袋を使って、

腕の骨折にあたっての緊急処置の仕方を学びました。

上手くできたからでしょう、

なぜかみんな包帯巻いてニコニコなのが(笑)です。

こちらでも集合写真。

今回は大所帯、28人での参加となりました。

くつろぎのお昼休憩の後は、下山。

路の途中も、美しい紅葉が目の前に迫ってきます。

ススキとの対比もいい感じです。

高山不動尊にも立ち寄りました。

関東3大不動尊の一つだそうで、力強い屋根の立派な建造物です。

境内にある紅葉と、その気迫に満ちた大木の立ち姿をしばしの間愉しみました。

そして、本堂にてお参りをしてから、

急な階段を鎖につかまりながらそろりそろりと降りました。

石段には、層を成して落ち葉のラインが築かれていて、

季節の風情がこれでもかというくらいに漂っていましたよ。

石段を降りた正面には、どっしりとした大イチョウの古木。

樹齢約800年というから驚きです。

ほ~ら、愉快な山ガールたちが葉っぱを投げ合って遊んでましたよ。(とっても楽しそう!!)

伐採林を抜けてさらに降りて行きます。

「おっと、いきなりアスファルトが流された!」と、言って

思わずひざまずくという、お茶目なアクションに遭遇。

何パターンかやっていただいたうちの1シーンです。

まだまだ体力が余っていらっしゃったみたいで、さすがです。

横にしな垂れた枝が印象的。

変な形の幹も。

冬イチゴがあちこち点在して自生。

ひとつ摘まんで食べてみると、

食感がプチプチしていて、ちょっと甘くて美味しかったです。

渓流脇の車道を抜けて駅に向かいました。

こんな感じで、今回の登山も無事終了。

本当に良い山でしたね!

もう終わってしまったかと思っていた紅葉もラッキーなことに充分堪能できてよかったです。

お天気にも恵まれ、また美味しい食事もできて大満足の山行となりました。

調理担当の方々、リーダー・サブリーダー様ありがとうございました。

また、何より、鍋や燃料など重い荷物を運んでくださった方々にも感謝です。

そして、会のみなさま、本当にお疲れ様でございました。


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伊豆が岳 2019.11.10

11月の峠山の会、定例山行は群馬県の「荒船山」に行く予定でしたが、

残念なことに台風19号の影響で通行が困難になったということ。

そこで急遽、個人山行として

埼玉県の「伊豆が岳」に行き先を変えることとなりました。

当日の矢先に目的地が変更になったにもかかわらず、

計17名の方が参加。いつもの通りの楽しい山行でしたよ!

 

ちなみに伊豆が岳(いずがたけ)は、

飯能市にある奥武蔵を代表する、標高850.9mの低山。

晴れた日には伊豆半島まで見えるという話もあるのだとか。(実際にはさすがに肉眼では見えないようですが。)

 

さて、今回は電車を乗り継ぎ、西武秩父線の正丸駅に到着。

お天気も良く、ひんやりとはしていても爽快な気分でこの日を迎えられました。

駅前広場の脇にある急な石段を下り、

沢を脇にして細い車道を進みます。

赤みを帯びたキレイめな岩が目立ちますよね。

そんな岩が重なり合い、小さい滝がいくつも続いています。

途中に、拳大くらいもありそうな

マムシ草の立派な実がこちらも赤々となっていました。

馬頭尊の祠(ほこら)と巨岩のある小丸峠分岐。

ここからが登山道になります。

小丸峠分岐前の空き地にて準備体操。

はぁ~い みなさん、上半身を後ろに反って~!

と、いう感じでいつもとはちょっと違った内容の体操でした。

車道の脇にはお茶の花と、季節はずれのツツジが咲いていました。

一列になって、さあ、いよいよ入山です。

針葉樹の森の中、渓谷脇の小道を進みます。

足元には、ゴツゴツした石が。

転ばないように 一歩一歩しっかりと踏みしめて足を進めます。

各所に倒木が道や渓谷を塞ぐように横たわっています。

強い雨の日には、雨水が濁流となって、大きな岩も随分と流されたことでしょう。

今年の台風の激しさをこれでもかと物語っているかのような山の荒れようです。

(このような荒れ具合が気になる伊豆が岳ですが、つい先ごろの台風の影響ではなく、それ以前からこういう荒々しい風景の山だったようです。2012年には女坂で崩落があり通行止めのため迂回路が作られたそうです。悪天候の山って怖いですね。汗!)

ここにも道を塞ぐ倒木が。

頭上に注意ってくらいの高さではありません。

しゃがみ込み、「よいしょ!」と、くぐって。

山肌の土が流され、木の根っこが地表に現れています。

大きな岩もあちこちにいっぱい。

30分くらい歩くと、ひと休憩。

涼しいので、そんなに喉は渇きませんが、水分補給は大事です。

陽が遮られた針葉樹林を過ぎ、

尾根筋に出ると、木漏れ日が差し込み良いお天気なのがわかります。

ここにも大きく土をえぐられた根っこが。

地上の枝や幹はまっすぐに伸びる反面、

地下の根はクネクネうねるようにしっかりと土を掴みながら伸びてるんですね。

逞しいものです。

岩山もあり、起伏に富んだ登り甲斐のある山道です。

こういう箇所ではストックは要りませんね。

空が開けて、見晴らしスポットに。

隣の山がくっきりと見えます。

紅葉はまだ少し先のようですが。

またまた休憩。

男坂は落石しやすく、ちょっとたいへんらしいので、

女坂から登ります。

伊豆が岳の頂上に到着。

木の一部が紅葉をし始めていました。

頂上で紅葉をバックに記念撮影。

頂上は何組もの登山客で賑わっていました。

頂上から少し戻って、男坂下の分岐先の五輪山に向います。

五輪山。こちらでゆっくりと昼食。

陽が当たらないので座っているとちょっと寒かったかもです。

やっぱりこの季節はホッカイロが必要かなと思ってしまいました。

食事後は下山。

正丸峠には休憩処があります。

かつては江戸と秩父を結ぶルートとして栄えていたそうです。

今度は手すりの付いた急階段を降りて行きます。

再び、針葉樹林の中へ。

沢に架かる橋が左下斜めに傾いています。

足を滑らせないように注意して!

2本丸太の橋も。

手すりもなく両足に頼るだけの無防備さがちょっと怖いですが、

勢いを付けてテンポよく渡ったほうがよいかもしれません。

それでもバランスを取りながら慎重に渡りました。

山の神様をおまつりする「お申講(おさるこう)」。

ご神木の巨大杉。

4人でやっと周りを囲めました!

そんなこんなで、とにかくなんとか無事、下山。

そして一同、休憩処で手作りのお饅頭をいただきました。

最後の最後、道端に蛇の死体が。可哀想に、車に轢かれたみたいです。生きていたら、逆になかなか見られないので、珍しいものを見たと思って撮ってしまいました。

こんな感じで、今回もお天気に恵まれた素晴らしい登山でした。

みなさま、お疲れさまでございました!!


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鼻曲山 2019.10.5

埼玉県富士見市にある登山を楽しむ集まり「峠山の会」。

今月の「峠山の会」定例山行は、上信越の鼻曲山(はなまがりやま)。

鼻曲山は、群馬県と長野県にまたがる山で、軽井沢の近くにあります。

その様が仰向けの顔に似ていて、また特徴的に鼻が曲がった姿に見えることから、鼻曲山というようです。

 

今回もいつもご愛用の「みよし観光」の貸切バスを利用。

そして軽井沢スノーパークに到着。

冬にはスキー場になる所です。

ゲレンデ下のこちらで準備体操。

空気が澄んでいて気持ちが良いです。

用意ができたら、いよいよ登り始めです。

開放的なゲレンデを少しジグザグに進んで行きます。

ゲレンデの奥、ススキの向こう側には浅間山の雄大な山容がくっきりと。

軽井沢だけあって、空気がひんやりとしていて心地よい、

秋晴れのとっても良いお天気です。

上に行くにしたがって草の丈が伸びていて、

アザミの棘に注意しながらの歩行となりました。

眼下のゲレンデを登ってきたところ。

散りかけもありましたが、それでも多くの花が咲いていましたよ。

いたる所にぽつりぽつりとキノコの姿も。

ゲレンデを上がりきった場所で集合写真。

背後には、黒っぽくそびえ立つ浅間山。

一際存在感があります。

この場所の標高は1,400m。

周りの景色もよく見渡せて最高です。

ここからが登山道となります。

防虫スプレーや携帯用蚊取り線香を用意する方も。

比較的歩きやすい道をゆっくりと進んで行きます。

上を見上げると樹の高いところでは、すでに紅葉の兆しが見受けられますね。

徐々にクマザサの背丈が高くなってきました。

笹の葉を掻き分けて進みます。

半袖だと肌が葉で摺れないように注意が必要です。

夏の名残か、小型の蝉の抜け殻が残っていました。

ツクツクボウシくらいの大きさでしょうか。

鳥たちがさえずり合う大自然の森の中を歩いていきますが、

実はこのあたり、熊も出没する地域のようです。

白樺の樹皮の剥がれ方が芸術的というか、

くるくるとロール状に剥がれていくんですね。

頭上には緑のステンドグラス。・・・ちょっと素敵な表現かなと(笑)。

急登ではロープにつかまって慎重に、慎重に!

突然のくぼみがあったりもしますし。

足元の葉にも紅葉の始まりが。

よく見るとあちこち赤く染まり始めていました。

倒木が直接道をふさぐ箇所もいくつかあるので、

声を掛け合って、注意を促します。

陽光に透かされて、とりわけ赤く見えた葉っぱ。

トリカブトの花。

頂上が2つあって、その最初の頂上、小天狗。

スペースは狭いのですが、見晴らしが良かったです。

リンドウ。

この葉は点々とまばらに赤くなっていくようです。

鼻曲山第2の頂上、大天狗。

大天狗でランチタイムとなりました。

スープ代わりにカップ麺を食べる方も多いです。

大天狗先端の見晴らし台。

若干、木々に遮られますが、見事な展望が楽しめます。

いくつかの樹に赤い実が。

山桜にもかわいらしく実が付いていました。

今回は、ホームページを見て峠山の会のことを知り、

初めて参加されたという方がいらして、

一同も感謝。喜んでお迎えしました。

会のことを気に入っていただけたら嬉しいかぎりです。

頂上でのシャボン玉。こころなしか年季が入っていますよね!

地図とコンパスの使い方を復習。(勉強熱心でいらっしゃる!!)

溢れんばかりに花弁を付けたリンドウ。

乙女コースで下山。

そのスタートは、ロープから。

背を谷側にして伝って降りるのがコツだとか。

日陰に生い茂る草むらの中から一転、

目の前に絶景が開けました。

脇の景色を楽しみながら降りて行きます。

林の中は落ち葉が積もった柔らかい道。

またしても倒木で進みにくそうですが、

そうでもなく、このあたりまで来るとやや単調な下り道が続きます。

見事に葉を広げた立派なシダ。

行く先々に多く見られます。

森林浴と天然のマイナスイオンを感じながら、

呼吸を整え、なだらかな山道をゆったりと進みます。

いよいよ登山道の終着点です。

ここでひと安心、みんな無事に下山できました。

こんな感じで今回の山行も有意義に終えることができました。

みなさま、本当にお疲れさまでございました。


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追記;

帰途、トイレ休憩で立ち寄った「白糸の滝」。

観光客で賑わっていましたよ。

秩父御岳山 2019.9.8

今月の埼玉県富士見市「峠山の会」定例山行は、秩父御岳山。

台風接近でお天気が危ぶまれる中での決行でしたが、

幸いなことに当日はまさかの快晴。

真夏のように暑い最中の登山となりました。

 

秩父鉄道の終点、三峰口駅で下車。

歩いて20分程度の登山口へと向います。

荒川の上流はまるで秘境のような渓谷。

橋の向こうには、吊り橋を渡る「キャニオンウォーク」やワイヤーにぶら下がり滑降する「キャニオンフライ」が楽しめるという「秩父ジオグラビティパーク」がありました。結構、怖そうです。

この一帯は「かかしの里」ということで、

多くの案山子がお出迎えをしてくれました。

登山口付近には、トイレや自販機が併設。

今回はじゅんこさん率先のもと、準備体操をしました。

コチラが登山口。目の前の野原にも案山子が点在。

植林の中を進みます。

土もやわらかく、登りやすい道が続きますが、

とにかく暑くてもうすでに汗びっしょりです。

早めの水分補給を心がけます。

まだ残暑が厳しい季節なので、思った以上に体力を消耗してしまいます。

先に進むのがたいへんだとその人に合わせてマイペースで進みます。

今回は頂上までの往復なので、無理をしないで行きました。

稜線に出ると道が細くなってきますので、

足元注意で慎重にまいります。

祠が見えてきて、さあ、いよいよ頂上に差し掛かりました。

秩父 御岳山の頂上です。

普寛神社奥宮の前で記念撮影。

 

鐘を叩いて、その音も楽しみましたよ。

 

頂上からの眺め。

お天気が良くて周りの山々が見渡せます。

頂上から少し下ったところに戻って、お昼ご飯に。

広々とした場所はありませんでしたが、ベンチの周りにほんの少しの平坦な箇所。

他に登山客がいなかったので、我々だけの貸切場になりました。

(台風接近の日なので、登山客が他にはいなかったのかも。)

さすがに大きなシートを広げてみんな一緒にとはいきませんでしたが、

わいわいと賑やかに各自持参のご飯をいただきました。

食べ終わったら、来た道を下ります。

土が濡れ固まって滑りやすくなっている箇所が多いので、

足元を良く見て 足の置き場所をその都度考えながらの下山となりました。

そういう道だと膝への負担が多くかかりますが、

そこは、ストックを上手に使うことで解決。

 

ただ、やっぱり平坦な道を挟まずにただ下り道が続くので、

低山と言えどもなかなか「足にくる」道のりでしたよ。

それでも登るよりはスイスイと進むことができました。

大きいきのこも群生していました。

今回、「峠山の会」に初参加された方もいらっしゃったのですが、

初めてとは思えないくらい、充分みなさんに馴染んでおられましたよ!

ご参加いただいてありがとうございました。

ふもとに近づくと奇妙な形のお墓が。

無事、登山口へと戻ってきました。

ふもとも快晴、灼熱の陽射しが身体を刺してきます。

駅前に辿り着き、各々冷たい飲み物を楽しみました。

SLで有名な駅だそうで、こんな顔はめ看板が。

仲良く激写! 楽しそうですね(笑)。

 

集合写真で締めて、楽しく山行を終えることができました。

この度もみなさま、お疲れさまでございました。

切符の一括購入等、リーダー、サブリーダーさんありがとうございました。


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谷川岳 2019.8.3

令和元年8月、

埼玉県富士見市の登山を楽しむ会である「峠山の会」の

月例定例山行は、群馬県の谷川岳(たにがわだけ)。

谷川岳は、群馬と新潟の県境にある三国山脈に属し、日本百名山のひとつに数えられている美しい山。周囲の万太郎山・仙ノ倉山・茂倉山などを総じて谷川連峰とも言います。

谷川岳の頂部は二峰に分かれていて、それぞれトマの耳(標高1,963m)、オキの耳(標高1,977m)と名付けられています。

 

 

今回の山行では、

天神尾根から谷川岳山頂を目指す登山コース(山頂コース)と、

天神平から花々を見ながら散策する天神尾根ウォーキングコース(散策コース)の2グループに分かれての山行となりました。

谷川岳ロープウェイの土合口駅までは、

いつもの三芳観光バスを利用。

ぴったり20人乗りですが、座席が意外と広々で、ゆったりと座って来られました。

散策コースのグループとは一旦別れて、

山頂コースのグループは、

順番にロープウェイに乗って、天神平駅に向います。

乗車時間は10分ほど。

標高差573m距離約2,3キロをゴンドラがどんどん上昇していきます。

シートに座り、周りの景色をぐるぐる眺めながら、くつろいでいますが、

この日の外気は恐らく30度越え。

ゴンドラの中には空調機が見当たらず、また上部に小窓しかないため、かなり熱気がこもっていました。

ファンくらいは欲しいところでしたね。

ロープウェイの到着駅、天神平に到着。

スキー場のリフトも見えます。

この辺り、冬場は谷川岳天神平スキー場となる場所です。

駅舎を出ると目の前には、ピンク色のシモツケソウや黄色のニッコウキスゲが丁度見ごろを迎えていました。

みんなで円陣になり準備体操。

いよいよの登山開始。

谷川岳山頂コースはここからがスタート。

まずは、草原に開いたなだらかな斜面を進みます。

辺りには、多くの花々が咲いていました。

ここにもニッコウキスゲ。

ひよどりが鳴く夏に咲くというヨツバヒヨドリ。

赤っぽい花と白い花のタイプがあるのだとか。

白いチダケサシはユキノシタ科の花。

紫の花は、クガイソウ。

クガイソウの名前の由来は花ではなく、葉からきているらしいです。蓋(がい)というのが笠やふたのことで、笠のように放射状に輪生した4~6枚の葉が9層くらい伸びることから「九蓋草または九階草」と名づけられたということ。

山アジサイも。

タカネニガナ(高嶺苦菜)。

少し進むと徐々に岩場の険しい道になってきます。

ごつごつした坂を慎重に登ります。

炎天下のこの日、汗も半端なく流れてきますので、水分補給は欠かせません。

青空にぽっかりと浮かぶ白い雲。

暑さも何のそのと、のどかな風景が広がります。

ここには、白い山アジサイ。

周りにはトンボがいっぱいいて、

まるで我々に道案内をしてくれているようです。

この日は陽射しが強く、

日向にいるとまるで身体が解けるくらいの高温で、

肉体的にはかなりキツイのですが、

一旦日陰に入ると一転。

空気がひんやりとしていて、

さらに時より吹く涼風がとても心地よいです。

風があって本当によかったです。

風がなければ、熱中症になりそうでしたよ。

澄み渡る青空で、景色も最高!

周りの山々がくっきりと見渡せます。

緑が生い茂り、いかにも夏の山ですよね。

どんどん進むと、道脇にロープやチェーンが張られている

岩場の急登がいくつも現われます。

リズムよくひょいひょいとはいきませんが、

一歩一歩確実に

手綱を探ってよじ登って行きます。

アザミは花の重みでこんな風に俯くんですね。

アザミといえば、葉や茎に棘があることから、下手に触っては痛い思いをします。

スコットランドではその棘が外敵から国土を守ったといわれ、アザミが国花になっているらしいですよ。

強い陽射しが執拗に照らされ続け、

首にかけたタオルももうびしょびしょな感じです。

岩場で足を止め、振り返ってみるとこんな絶景があちこちに。

辺り一面に大自然の山々が広がっています。

山のくぼみ(谷間)、白い部分は雪が残っているところ。

先方、遠めにはなだらかに見えますが、まだまだ急坂が続きます。

岩場の見晴らし台でもひと休憩。

ここにもシモツケソウ。

小さな花弁のオニユリ。

高山植物のイワギキョウ(岩桔梗)。

天狗の留まり場。

高台の上からは、向こう側の景色が堪能できます。

黄色い花は、ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)。

狭い山道は、上下で渋滞が起こります。

道を譲り合ってマナー良く!

各所に絶景ポイントが。

さすが、日本百名山のひとつです。

肩の小屋に到着。

トマの耳まではもう少し。

空の黒い影はトンボたちです。

トマの耳に到着。

トマの耳の向こう側にそびえるとんがった所がオキの耳ですが、

そこまでは辿り着けずに

今回はトマの耳までで戻りました。

オンタデ(御蓼)、別名 イワタデ。

肩の小屋に戻り、昼食後にパチリ。

同じ箇所、山側 ↑ と谷側 ↓ の両方で記念撮影。

肩の小屋には売店が。

この日は本当に暑かったので、予想以上に水分が必要に。

結局、売店でペットボトルのお茶を購入しました。

(飛ぶように売れていた常温の500mlボトル、なんと400円でした!

人力で運ばれているのを考えると致し方のないお値段ですが、びっくり。)

集合写真のあとは、さっき来た道を下山。

ツライ下り道でも、いつの間にかブーケを見繕うこの余裕がサスガです!

来た道を戻ったので、意外とスムーズに降りて来られました。

ロープウェイ駅に到着後、散策コースのみなさんと合流。

駅舎をバックに集合写真。

こんな感じで、大きなトラブルもなく、みなさん無事で山行を終えることができました。

なかなか登り甲斐のあるハードな山、さらには暑くてヘトヘトでしたが、

元の場所に帰って来られて一安心。

眺めも素晴らしく、とっても良い山でした!

みなさま、お疲れ様でございました。


谷川岳 計画書

谷川岳 報告書1
谷川岳 報告書2


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尾瀬・至仏山 2019.7.6~7

7月の富士見市・峠山の会 定例山行は、尾瀬・至仏山(しぶつさん)。

1泊2日での登山となりました。

今回は手塚さんが撮られた写真を使わさせていただきます。

 

題して、「 7月会山行 ☆よく歩き ☆たくさん食べ ☆しっかり学習した 尾瀬・至仏山 2228m 」

1日目 尾瀬・アヤメ平

鳩待峠 到着。

準備を整えて。

横田代付近

シャッターを切ってくれた若いお姉さんに笑顔を向ける。

ペンション・パルへ移動。

到着後すぐに全員で、「緊急時のビバークの方法と装備」の学習

18:30 お待ちかねの夕食、 BBQ。

これで10人分!食べきれなかった。

 

2日目 尾瀬ヶ原・至仏山登山

今日はここからのスタート。

山の鼻小屋から分かれて活動。

至仏山頂。 頑張ってよく歩きました。


追記;

ここからは、みなさんがLineにあげてらした写真を、

コメントと共に載せさせていただきました。

じゅんこさん;鳩待峠から急坂を登り、樹林帯の草花、ごぜんたちばな、ちんぐるま、水芭蕉(1株だけ残っていた!)を見ることができました。横田代は広々とした草地斜面で、晴れていたら至仏山など見られたらしいです。アヤメ平手間木道脇で食事されてた2人の女性にシャッターをお願いし、そこで昼食をとりました。昭和30年代に踏み固められ荒れてしまい、現在養生していましたが、全く花は見られなかったです。帰路は同じ道を戻りました。

ユッキーさん;1日目お疲れ様でした。残念ながら至仏山は隠れてますね。明日は晴れるといいですね。そろそろ夕食かな。皆様飲みすぎないようにね。

じゅんこさん;ペンションに戻り入浴後、BBQです。うちわを仰ぐスタイルがとても素敵ですよね。

ユッキーさん;かなり大量の食材ですね。オーナーから聞いてはいましたが、満足できるくらい食べられましたか?だとしたら嬉しいのですが。

きみこさん;おなか一杯!余りましたよ。満足。二日間ともカッパ着る覚悟だったのに一度も着ないですんだだけで幸せです。バスも思ったより大きくて膝にザックを抱えることもなく、鶴瀬まで往復してもらえて本当によくやってくださいました。探して交渉してくれたユッキーさんに感謝します。担当のみなさん、そして参加者のみなさん、お疲れさまでした。

ユッキーさん;お疲れ様でした。宿は、それなりに良かったのですね。雨はこちら(埼玉)が降ってましたよ。

あつこさん;雨にあたると透明になる山荷葉(さんかよう)という珍しい花が至仏山に咲いていました!

さちえさん;とても素晴らしい2日間でした。私は、初至仏山で、花の種類も多く、きみえさんにいっぱい教えて貰いました。1日目のアヤメ平も静かにたたずむ池塘(ちとう)を堪能しました。2日間の計画が良かったと思います。宿の「パル」も清潔で、とても過ごし易かったです。ということで、たいへん充実した1泊山行でした。

じゅんこさん;至仏山登頂。頂上は写真撮影のみの滞在で、すぐに小至仏に向けて出発。

きみこさん;山ノ鼻の集合写真は背景がとてもきれいですね。

じゅんこさん;2日目朝、Aコース、Bコースで分かれる前の写真です。

 

至仏山は結構きつい山で、登るだけでも必死になってしまって全く写真が撮れなかったという じゅんこさん。それはそれは。さぞかしたいへんな山行だったご様子。みなさま、本当にお疲れさまでございました。


峠尾瀬至仏山 計画書


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大菩薩嶺 2019.6.8

今回の峠山の会 定例山行は、山梨県の大菩薩嶺(だいぼさつれい)。

 

大菩薩嶺は、山梨・東京・埼玉にまたがる秩父多摩甲斐国立公園の一部で、

標高2057mの日本百名山のひとつです。

2000mクラスの稜線歩きが気持ちよく、

天気が良ければ、富士山や南アルプスの素晴らしい眺望が楽しめるということ。

 

実を言うと、今回は6月の入梅時期ということもあって、

前日まではお天気に不安要素があるのも否めませんでした。

ところが、天気予報では、曇りのち晴れという意外なお墨付き。

そのため、万が一に備え、

途中降水に対しての、万全な装備での登山となりました。

 

25人乗りの「みよし観光」バスをチャーターして、

到着したのが、上日川 小屋平 石丸峠入口バス停のところ。

降り場のすぐ反対側が登山口になります。

というわけで、こんな感じで登山道に入ります。

笹が密集している狭い道を登り始め、進んで行きます。

手作り感いっぱいの年季の入った標識。

葉っぱを掻き分けるようにして進みます。

カラマツの葉に溜まった雨水が、ガラス玉のように輝いていました。

開けた道に出たところで、輪になって準備体操。

木に生える糸状の苔は、サルオガセという地衣類。

一見、木に寄生して養分をもらっているように見えますが、

実は、霧から水分を摂り、自ら光合成をして生きているということです。

伸びると木から網状に垂れ下がり、

童話の世界のような不思議な空間を演出してくれます。

林の中を進むと急にあたりが開けてきました。

目の前には、いきなりの素晴らしい風景。

右手には、大菩薩湖も見えます。

一同、思わず立ち止まって絶景を見渡してしまいます。

今度は開放的な登山道になりました。

朝の曇天から陽が差す陽気になっていましたよ。

絶好の登山日和と言っても差し支えありません。

遮るものがない登りを気持ちよく進みます。

ところが、先ほどの日差しから一転、

雲が流れてきて、みるみるうちに視界が遮られました。

このあたりはもう雲の中といった感じです。

またさらに林を進むと、今度は徐々に霞みが消えていきました。

急変する環境にもワクワクするものです。

木々の下には、多種の苔が繁茂しています。

前日の雨後ということもあってか、

植物は水をいっぱい吸って、イキイキとしている様子がうかがえます。

マイナスイオンも辺りに充満している感じですね。

大菩薩峠に到着。

冷たい風もなく、とっても良い状態です。

峠には山荘と売店がありました。

タオルやバッジなどの百名山グッズも売っていましたよ。

この大菩薩峠でお昼をいただきます。

みなさん、くつろぎながらの楽しいひととき。

それにしても、運よく程よい場所に陣取ることができました!

食事のあとは記念撮影。

ところが、記念写真を撮っていると、急に雨が降り出してきたんです。

雨はみるみる強くなってくるので、

あわてて屋根のあるところに非難。

全員、雨合羽を取り出し着用します。

レインウェアに着替えて、さあ出発。

でも、あれ?

もう小降りになってる!

雨具いらなかったかもですが、また降りそうなので、

とりあえず、このまま登山再開。

霧が立ち込める中を進みます。

ごつごつした岩が続く道。

レンゲツツジも崖下に見えるのですが、あたりは霞んだまま。

雷岩の分岐点に到着。

大菩薩嶺は見晴らしが期待できないということで、

希望者だけが向うことに。

待ち組はこの場所でしばらく待機。

(再び、この場所へ戻ってきます。)

案の定、また雨が降り出してきました。

フードを被ると視界が遮られてしまうので、

足元に注意を払って歩きます。

大菩薩嶺でも記念撮影。

再び合流して、下山が始まります。

地面は雨で滑りやすくなっています。

この岩場も足元 要注意の場所です。

転ばないように気を付けて!

今度はすぐ道脇にレンゲツツジがキレイに咲いていました。

咲き終りのようで、今年はこの週でまもなく見納めですね。

若干のぬかるみや滑りやすい箇所があったため、

下山には慎重さが必要でした。

でも、こちらの山荘に降りてくると、下山口まではもう一息です。

気を抜けないまま来たこともありましたので、

その達成感からか、みなさんのほっとした雰囲気が伝わってきます。

今回の山行はこんな感じで、楽しく終えることができました。

 

急に雨が降り出して、なかなかたいへんだったのと、

富士山が望めなかったのは少し残念でしたが、

ケガなどもなく無事に切り抜けることができ、ひと安心。

それでもありあまる素晴らしい景色と

霧で濾過されたような澄んだ空気には存分に癒されましたよ!

みなさま、本当にお疲れさまでございました。

 

なお、今回は行きのバス内で、ロープの結び方を教わる講習会が行われました。

簡単そうに思えた結び方も、自分でいざやってみるとなるとなかなか難しいものです。もやい結びやエイト結びなど、解りやすいようにイラスト・写真付きのプリントまで用意してくださったリーダー、サブリーダーさんにも感謝です!教える方も大変だったと思いますが、良い経験ができてよかったです。

大菩薩嶺 報告書


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