杓子山 2023.11.11

今月の「峠山の会」定例山行は、山梨県の杓子山(しゃくしやま)。

杓子山は山梨百名山の一つで、山頂から見る富士山の眺望が素晴らしい山です。

道中には何か所かのビュースポットがあり、

お天気が良ければどの地点からも富士山の雄姿がご覧いただけます。

秋から冬へと移り変わるこの季節、

鮮やかな紅葉も見られると良いのですが、さて今回はいかがでしょうか。

T村さんの撮られたお写真を中心にご紹介させていただきます。

 

この日は25人乗りの「みよし観光」バスを利用。

関越道、圏央道、中央道と進み、富士吉田西桂インターチェンジで高速道路を降ります。

一般道で「不動の湯」からさらにすぐ先、林道駐車場に到着。

こちらで装備の用意、各自ストレッチを行いました。

それから、今通った道をほんの少し戻ったところが登山口。

目の前の一部分だけですが、紅葉がキレイです。

1班から順番に列をなして登山のスタートとなります。

カエデがオレンジに色付いています。

お天気は曇り。

陽光が差せば、もっと輝いて見えたことでしょう。

でもこれはこれで十分見ごたえがあります。

もう紅葉も終盤なのですね。

落ち葉が幾重にも積もった道を進みます。

今年は冬の到来が早いのでしょうか。

例年ですとまだ紅葉が楽しめる時期なのですが、

周りの落葉樹はもうほとんど裸状態です。

登山口から25分くらいで「ゲート」に到着。

そこそこの急坂もあって、少し身体が汗ばんできました。

早朝は寒いと思って重ね着をしてきたのですが、

思いのほか暑くなってきましたね。

上着を脱いだりして、衣服調整を行います。

ゲートの脇にはクサギの実が鈴なりになっていました。

クサギはシソ科の落葉樹で、

葉に臭いがあることから臭木(クサギ)と名が付けられました。

その実は、独特の形と色の組み合わせがユニークで、それがまたキュートです。

真ん中の黒っぽい部分は、藍のように草木染めに使われます。

布地が薄青く染まるのだそうです。

道の脇にはススキの穂並み。

目の前に見える山容にはまばらに紅葉が残っています。

稜線は歯の抜けた櫛のようにも見えますね。

この場所からは富士山が見えるハズなのですが、

上空は厚い雲で覆われています。

ただ、辺りが開けているので、開放的な気分にはなりますね。

歩き始めて30分位ごとに小休憩を入れるようにしています。

その都度の水分補給も大事です。

足元にはからっからになった茶色い落ち葉がいっぱい。

踏みしめながら歩きます。

登山道の脇に野イチゴの実がひとつ。

冬イチゴは美味しく食べられるそうです。

大権首峠(おおざすとうげ)に到着。

標識がたくさんあるのですが、

ここが大権首峠だとはわかりにくい場所でした。

さらに少し進んで、「ハングライダー離陸場」。

眼下には富士吉田市の街並みが見渡せます。

ここからハングライダーで飛び立つなんて凄いですね。

ハングライダー離陸場の手前に戻り、そこの分岐は右手に進みます。

ここからまた、急な坂道が始まります。

岩がごつごつした箇所もいくつか。

段差が激しいです。

思わず力んで登ります。

トリカブトの実もたくさんなっています。

トリカブトは植物全体に毒があるので触らない方が良いかもしれません。

その昔は毒矢に塗る毒として使用していたということですよ。

トリカブトの花、

他はすべて枝落ちしているのに最後の一輪が健気に咲いていました。

綿毛も抜け落ちたアザミの実でしょうか。

カラマツの枝先にはかろうじて残った紅葉。

紅葉終わりは花終わりにも似たはかなさと寂しさが漂いますね。

ロープが張られた岩の段、朽ちた階段を登りきるとまもなく頂上ですよ。

ということで、杓子山頂上に到着。

絶景(?)をバックに記念撮影。

ところで、富士山はどこ?

見当たりませんね~。

と、いうわけで ちょっと残念な空模様でした。

しかし、気分だけは爽快なので、ドンマイです。

頂上には先客が少なく、テーブルが空いていたので、

急遽こちらでランチタイムとなりました。

きっと山が混んでいるだろうと思っていて、

この先の眺望スポットで昼食にする予定だったのですが、

やっぱり山頂で食事する方が気分が良いですよね。

この点はラッキーでした。

「峠山の会」の美女軍団も上機嫌です!

座って休むと身体が冷えてくるものです。

今日の天気だと体感温度が低くなるかなと心配していたのですが、

意外と暖かいというか全く問題ありませんでした。

下写真の右のほう、茅場が茶色く見える上空には

冠雪した富士山の全貌が壮大に見えるハズでした。

心の目を凝らせば見えるかもしれませんよ。(いや、無理ですね。)

天空の鐘 杓子山 標高1597.6mの表示。

早めに食事を済ませて、今度は下山です。

明見尾根(あすみおね)を進みます。

落ち葉の量が多くて、足を滑らせないよう要注意です。

階段も落ち葉に埋もれているので、段差がわからず

たいへんなことになっています。

これは滑りますって。危険です。

道伝いにはずっーとロープが張られています。

確かにロープが無いと危ないかも。

多くの木々は紅葉せずに枯れているように見えました。

急な寒さが来ないと葉っぱは色付かないそうですしね。

いやはや、今年の秋はしばらく暑かったですから。

鉄塔のある場所に到着。

ここでは黄色い紅葉が見事でした。

Zコース分岐点。

ここからZコースに入り、つづら折りの下りが始まります。

ビューポイント。

ひと際キレイな紅葉が。

紅葉の向こうには富士山があるのですが、雲しか見えません。

ちなみに眺望スポットからちょっと先の場所ですが、

7月の下見の時に見た風景はコチラ↓

昼過ぎまでかかっていた雲が切れて、富士山がくっきりと姿を現しました。

さらに針葉樹林を降りていくと、落葉樹の紅葉も見えてきます。

そして、まもなく林道駐車場に止めてあるバスが見えてきました。

ゴールはもうすぐです。

最後は、不動の湯のあたりに戻ってきました。

この辺りのカエデは、まだまだキレイに秋の装いをしています。

さて、こんな感じで今回の山行は終了です。

無事終わることができて一安心。

曇天で景色はよくありませんでしたが、

なかなか歩き甲斐のあるルートで結果は良かったです。

(と、いたしましょう。)

みなさま、お疲れさまでございました。

最後にT村さんが撮られた動画をアップ。

動きがあると良いものですね。

 

そして、T田さんはご自身のブログで紹介していただいたようです。

つっちーの日々 アメーバーブログ

 

PS. 帰りのバス内では、飲酒・飲食を楽しみましたよ。

それでも物足りない方たちは鶴瀬でもう一杯飲みました。

終わりよければすべて良し。大満足ですね。

ありがとうございました。

杓子山 報告書

 

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那須三本槍岳 2023.10.14

今月の「峠山の会」定例山行は、那須三本槍岳(なすさんぼんやりだけ)。

三本槍岳は、福島県と栃木県の境にある標高1916.9mの山。

その名前は、かつて会津藩、那須(芦野)藩、黒羽藩が領地を確認するために頂上に3本の槍を立てたということからきています。

三本槍岳は、那須連山(または那須岳と言い、茶臼岳、朝日岳、三本槍岳の3山の総称。)のうちの最高峰で、日本百名山のひとつ。日光国立公園に属しています。

頂上からは猪苗代湖、磐梯山、日光白根山、燧ヶ岳(ひうちがだけ)、八溝山、遠くには目を細めれば富士山(?)まで360度の大パノラマが見られます。

この時期の三本槍岳のウリは何といっても紅葉の素晴らしさ。

さて、今日は立派な紅葉、見られるでしょうか。楽しみな山行です。

今回もいつも御用達の三芳観光バスを利用。

高速道路は、関越道から圏央道へと進み、那須高原SAスマートインターチェンジで降ります。

そしてマウントジーンズ那須の駐車場に到着です。

早朝に家を出たときの辺りの寒さからは想像もできないくらいに

現地に到着すると、ぽっかぽかな陽気。

まさに絶好の登山日和です。

装備などを整えた後、

スキー場の入り口からエスカレーターに乗ります。

エスカレーターの先は那須ゴンドラの入り口です。

往復チケットを手にして、順番にゴンドラに乗り込みます。

山頂駅までは約10分で、一気に460m登って行きます。

春はゴンドラの通り道にはゴヨウツツジの白い花が満開になるのだとか。

そういう光景も良さそうです。

ちなみにゴンドラとロープウェイの違い。

大雑把にいうと、

小型で1本のケーブルにぶら下がっているのがゴンドラ。

やや大型で2本のケーブルにぶら下がっているのがロープウェイ。

ということみたいです。

ゴンドラ頂上駅に到着。

脇には自動シャボン玉機が置かれた

「NASU」の文字モニュメントと共に、参加者全員で記念撮影。

お次は準備体操。

大きな輪を作ってのびのびと身体をほぐします。

体操部長の体操プログラムも独特で新鮮でしたよ。

そして、Aコース、Bコースに別れて登山のスタートです。

(体力差を考慮して2コースを用意。無理せずみんなで楽しみます。)

洋鐘(チャーチベル、チロルベル)を鳴らす台。

ゴヨウツツジ群生地の看板。

枝先に5枚の葉が付くゴヨウツツジ(五葉躑躅)は別名がシロヤシオなんですね。

歩いてすぐの茶臼展望台の脇からは黄色い紅葉がお出迎えです。

山道の脇にも点々と赤やオレンジの紅葉が。

少し歩いたところで、衣服調整。

もう汗ばんできましたよ。

クマザサの原を掻き分けて進みます。

道幅は狭いですが、歩きやすい道が続きます。

時折道すがらに現れる低木のグラデーションに感動。

その鮮やかに変化する色を観賞しながら先に進みます。

左手には朝日岳と朝日の肩が見えてきました。

左手には茶臼岳も見えます。

所々で小休憩。

ワンちゃん達も登山を楽しんでいましたよ。

紅葉をバックにはいチーズ。

ときたま吹く風は涼しいですが、

体感温度が高いとみなさんの表情もにこやか、上機嫌ですね。

右側が開けて眺望が現れてきました。

開放感のあるルートが気持ちい良いです。

この辺りは広範囲に紅葉が広がっていました。

動画撮影する登山客も。

来た道を振り返って見下ろしたところ。

笹の生命力が凄いのがわかります。

枝や笹を掻き分けないと通れないくらいの狭い登山道。

それにもかかわらず人の行き来が激しくて、

すれ違ったり、追い抜かれたりの繰り返し。

赤面山(あかづらやま)分岐。

写真左に見えるなだらかな山が赤面山。

なんとも素晴らしい景色ですね。

山にも空の雲にも大地の草木にも思わず見惚れてしまいます。

スダレ山の山頂。

登山道の通り道といった箇所ですが、標識があるので記念に1枚。

じゃれあって楽しそうですね。

和気あいあいなのが伝わってきます。

石と岩がごろごろした道になってきました。

日陰には霜柱が残っています。

日中は暖かいのですが、やはり夜間は相当冷えるということがうかがえます。

道が開けた箇所。

程よい休憩場になっていました。

しばらくはなだらかな道が続きます。

ナナカマドの赤い実。

バラ科の高木 ナナカマドの幹は、

7回かまどにくべても燃え残るくらい固いのだということです。

そして美味しそうにも見えるこの実には苦みと弱毒があるため、

食べてはいけないそうですよ。

段差の下がぬかるんでいました。

ここだけがなぜ?と思いましたが、とにかく

滑りやすい箇所なので要注意です。

山頂まではもう少し。

ぐんぐんと登って行きます。

視界を遮る高木がありませんので、心地よく歩けます。

そしていよいよ、三本槍岳の頂上に到着です。

頂上標識を囲んで集合写真。

大勢で賑わう山頂でランチの始まり。

手短にランチを済ませて、今度は下山。

今来たルートを戻ります。

北温泉への分岐は笹がうっそうと生い茂り、もう道がわからない状態です。

ここからは通る人がいないのかもしれませんね。

こちらも北温泉分岐。

目の前に巨大な岩が現れ、他の登山客みんなが登っているようなので、

我々の一団もそれではとチャレンジ。

高いところがあれば誰でも、とりあえずは登ってみたくなるものなのですね。

「みんな登って来いよ!」↑

「高いぜ、イェーイ!」↓

「最高じゃん、万歳!!」↓

みなさま、ご満悦のご様子です。

今回のルートで唯一ロープが張られた岩場。

といっても大した段差ではないので、楽々クリア。

景色を眺めながら、でも足元にも注意しつつ確実に一歩一歩降りて行きます。

網目針金の箇所は登るときよりも降りるときの方が慎重。

紅葉の原が目前に広がる箇所ではやっぱり撮影が始まりますね。

リンドウが一輪残っていました。

もう開花する元気が足りないのかもしれませんね。

ただ、つぼみでも魅力的な色です。

無事ゴンドラ山頂駅に戻ってきました。

ここでAコースの山行はおしまい。

******

一方、Bコースのメンバーは、

スダレ山まで行って戻る短縮ルートを選択。

余裕のあるコースだったようです。

その様子は、わっぴーさんと佳代子さんが撮られたお写真でご紹介。

 

みなさんで鐘撞をされたようです。

時間に余裕ができるとリラックスできますよね。

充分に楽しまれた感じが伝わってきます。

******

その後全員 無事、バスに戻って帰路に着きました。

今回も良いお天気で素晴らしい山行ができました。

秋の紅葉登山はやっぱり良いものですね。

草木のきれいな色彩、山々の壮大な景色、

今後も記憶に深く残る良い思い出となりそうです。

 

リーダー、サブリーダー様、ありがとうございました。

そしてみなさま、お疲れさまでございました。

*****

追記:

会員の皆さんがLineにあげられていたお写真をこちらでもご紹介です。

方々に にこやかな笑顔がいっぱいです。

あまりにも紅葉がキレイなので、みなさんのシャッターを押す回数が

いつもの山行の時より圧倒的に増えたのかと思います。

各々がたくさん写真を撮られたようです。

それくらいに有意義な山行だったことは間違いありませんね♪

*****

もうひとつ。

きみこさんが撮られた風景の動画です。

動きがあるとその場の雰囲気がわかりやすいですよね。

*****

PS. 帰りに立ち寄った佐野SAでは佐野ラーメンなど

みなさん、お土産を買ってらっしゃいました。

最後も大満足の1日でしたね。

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浅間尾根 2018.11.11

峠山の会、11月の定例山行は、

奥多摩の浅間尾根(せんげんおね)。

紅葉真っ盛りのこの時期の山登りは、

見どころもあってやっぱり良いものです。

 

ちなみに週末ということも相まってか、

五日市駅を出るとバス停には登山客の長蛇の列。

この時間帯も臨時バス4台が出るほどの大混雑ぶりにびっくりでした。

 

ぎゅうぎゅう詰めのバスに乗り、登山口バス停まで約40分。

到着した浅間尾根 登山口バス停の付近からもうすでに紅葉が広がっていました。

 

しばらく車道を歩き、いよいよ登山口に。

広葉樹が赤や黄色に色づく道を進みます。

中腹に差し掛かると、

向こう側の山々にもパズルのように点々と紅葉が見渡せるようになります。

少し霞んではいますが、充分な見応えです。

この日は快晴で行楽日和。

手前のグラデーションがかった葉っぱも陽に輝いてキレイです。

なだらかな登山道を上ります。

急な箇所がほとんどないので、

かなり歩きやすいコースとなっていましたよ。

カエデの葉っぱもすっかり赤く染まっていました。

杉やヒバの林を抜け、浅間嶺へと向っています。

マムシグサには赤い実が。

落ち葉が丸まってまるで昆虫のような形に。

変わったカタチのきのこ。

ところどころで小休憩。

この時期はもうそんなに暑くないので、

衣服調整や水分補給もさほど必要なかったかも。

ただ、呼吸を整えるという意味合いでは大事なことです。

山りんどうはつぼんでいました。

しばらく道なりに続く紅葉がキレイです。

ちょっとした絶景スポットがあちこちに。

サル石のところ。

猿の手形が付いた大岩ということです。

のどかな高原が続きます。

またマムシグサ。さっきのよりも端正な実り具合。

今にも朽ち果てそうな丸太橋。

慎重に渡ります。

人里と書いて「へんぼり」と読むそう。

普通、読めませんよね。

伐採された山の向こうには紅葉樹木が整列させられていました。

どこか人工的ではありますが、

それはそれで、なかなか良い風景です。

これぞ紅葉。今回の見どころのひとつでしょう。

微妙に色の違う葉が幾重にも折り重なり合い、

絵画的な風景を作り出しています。

開放的な細道を進んで行きます。

向こうを見渡すと、かなり素晴らしい景色が。

頂上とも言える、浅間嶺(せんげんれい)に到着。

こちらでランチタイムとなりました。

浅間嶺の手前で拾ったほう葉や大きな松ぼっくり。

自然が豊かなこの地が東京都内というのも不思議な感じです。

浅間嶺のススキ。

テーブル席のみなさんも和やかにくつろいでいらっしゃいます。

今回、初参加のご夫婦らも。本当にようこそ!です。

お天気が良いので、みなさんも陽気です。

今回の参加者は、26名。

良い景色を眺めながらの記念撮影となりました。

色づいた広葉樹林をゆっくりと降りて行きます。

根元から折れたもみの木がきれいにカットされ置かれていました。

この太さで樹齢90年とのこと。

根気良く数えられたのでしょうね。(汗!)

こちら、山々を背景にできる集合写真スポットだったハズなのですが、

なんと車が何台か停まっていて撮影断念。

でもこんなシャレたポスターが。

「東京のスイス!」という例えに多少苦笑しながらも

上手いこと言うなあと感心。

 

ちなみにこの場所は東京都桧原村(ひのはらむら)。

桧原村は都内で唯一の村だそうです。

桧原村の中心を東西に伸びるのが浅間尾根。

秩父多摩甲斐国立公園の中に存在しています。

新たな紅葉スポットで記念写真。

時坂峠を通り、払沢の滝駐車場まで下山。

登山ルートはここまで。

今回も良い登山となりました。

 


 

帰りのバスまで少し空き時間があったので、

数人で近くの払沢の滝(ほっさわのたき)まで散策することに。

払沢の滝は日本の滝百選にも名を連ねる名滝で、

全長60m、4段に渡り流れ落ちる見ごたえのある滝なのだとか。

 

滝へと続く入り口付近にはモミジが燃えるように赤く染まり、

いかにも観光地のような趣が漂っていました。

脇の渓流を眺めながら

木屑が敷き詰められた柔らかい遊歩道を行くと、

10分ほどで目的の滝に辿り着きます。

いよいよ目的の払沢の滝。

すぐ目の前に音を立てて流れ落ちる滝は、なかなかのヒーリングスポット。

大きな滝はやっぱり神秘的な雰囲気を醸し出していました。

滝の近くにあるショップの店頭には燻製チーズ(1本100円)の販売所。

ちょいと立ち寄り、濃厚なチーズを一口味見しました!

秋は食欲もそそられるものなんですね。美味しかったです。

 

やっぱり紅葉の季節に山登りって最高です。

寒くもなく、暑くもないこんな日に登ることができてラッキーそのもの。

こんな感じで、今月の定例山行も大成功でした!!

 


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石割山 2017.11.11

今回の山行は、山梨県の石割山(いしわりやま)。

 

石割山(標高1,413m)は、

山中湖周辺の山の中では一番高い山ですので、

その眺望は最高に素晴らしいとのこと。

紅葉のこの時期、

山中湖と冠雪の富士山がすぐそばに望めるので、

否が応にも期待が大きく膨らみます。

 

と言うわけで、今回のコースは

山中湖ハイキングとしては、人気No.1。

楽しみな山行になる予感です。

 今回は石崎さん撮影の写真を

使わせていただきました。 (^_^) ペコリ

コースはこんな感じ。

まずは、神社鳥居からスタートし、

神秘のパワースポット「石割神社」に向います。

さらに進み、石割山、平尾山、大平山を縦走し、

最後は、山中湖北に降りる約3時間半の山行となります。

 

神社鳥居から45分ほどで石割神社へ到着。

巨大な一枚岩が割れた状態で、

ずしぃ~ん!と鎮座するのが石割神社。

この大岩の隙間をくぐるとご利益があるとかですよ。

そして石割神社から急坂を登ること30分で石割山の山頂へ。

山頂からの眺めはやっぱり最高。

 

湖の向こうには雪化粧した富士山が!

雪の帽子をちょこんと被った富士山が

なかなかキュートですよね。

尾根道を平尾山に進み、こちらで昼食に。

さらに大平山を目指し、その後下山。

 

ススキの道を通り、山中湖に降りて行きます。

下山するとそこは、山中湖親水公園(長池親水公園)。

モミジも真っ赤に紅葉しています。

 

富士山、実に雄大ですよね。

湖畔から眺める富士山もあっぱれです!!

この日はお天気にも恵まれ、

絶好の登山日和♪

今回も大いに有意義な山行となりました。

 


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