雲取山(一泊山行) 2026.5.30-2026.5.31

今回の「峠山の会」定例山行は、一泊山行の雲取山です。

今月は2回目の定例山行となります。

登山ルートは、三峯〜雲取山〜鴨沢 縦走ルートで、歩行距離は約20.5km。

宿泊先は雲取山荘で、2日目に雲取山の頂上を目指します。

まずは山の紹介です。

雲取山は東京都・埼玉県・山梨県の境界に位置する標高2,017.1mの山です。東京都の最高峰であり、日本百名山に選定されています。この時期にバイカオウレンやコミヤマカタバミなどの開花期を迎えますが、見ていきましょう。

電車で2時間ほど揺られて、西武秩父駅に到着しました。

ここから、秩父市営三峰駐車場まで大勢乗る事ができるタクシーを使います。

このようなタクシーは「ジャンボタクシー」または「ワゴンタクシー」と言うそうです。

ちなみに、駅からは路線バスも出ています。

秩父市営三峰駐車場に着きました。

ここを使う場合は本来有料ですが、地元のタクシー会社等が入る場合は無料だそうです。

ちなみに、駐車料金は今の所下記のようです。

後にバスを利用した登山者から

乗車客が多くなかなかバスに乗れなくて,かなり時間がかかったと情報がありました。

結果的にタクシーの利用は大正解でした。

  • 二輪車:210円
  • 普通車等:520円
  • マイクロバス:1,040円
  • 大型バス:1,570円

到着後、トイレを済ませ準備を行います。

雲取山へ向けて出発。鳥居をくぐります。

登山ポストや今話題の熊への注意看板がありました。

人によっては熊よけの鈴(熊鈴)を装備しています。

最初の登りです。すぐに暑くなり、衣服休憩をとりました。

再出発すると、登山道で何かを発見。

よく見ると、クマよけの鐘(熊鐘または通報鐘)」でした。

クマは鼻も耳もよいので、きっと遠くまで聞こえそうですね。

鐘の忌避効果を期待したいところです。

とにかく、恐ろしいクマに遭遇しない事を祈ります。

また、何かありました。

炭窯跡の立て看板。

昔、この石窯で炭を作っていたみたいです。

歩いていると、満開の山ツツジが見えてきました。

春の登山では珍しくはない光景ですが、

前回の山行では花があまり見られませんでしたので、良い季節になったと実感します。

まだまだ登りですが、ある程度登るとよい景色が見えてきました。

さらに少し進むと何かの案内板が見えてきました。

見てみると秩父宮雍仁親王のレリーフの案内板でした。

ふと見上げると御尊影がありました。

秩父宮 雍仁親王(ちちぶのみや やすひとしんのう)は、

登山愛好家としても知られています。

こちらは親王を偲んで、秩父山岳連盟などにより昭和29年に建立されたレリーフ(浮き彫り細工)の記念碑です。のちに勢津子妃殿下のレリーフも隣に設置されました。

さらに進むと、休憩所がありました。

この場所には文字が薄くなって少し見えにくい案内板ですが、

霧藻ヶ峰と書いてありました。

1933年(昭和8年)に秩父宮雍仁親王がこの山域を登山された際に、霧に煙る神秘的なサルオガセを見て霧藻ヶ峰(きりもがみね)と命名されたとのことです。

サルオガセ(猿尾枷、猿麻桛)とは、樹皮に付着して垂れるふさふさとした糸状の地衣類のことで、霧藻とも呼ばれています。

休憩を終えて、さらに進みます。

この先お昼をとれる広い場所が無いため、お清平で早めの昼食をとります。

ちなみに現在、10時32分です。

 

食べ終わると直ぐに出発。

少し行くと気になった葉っぱがありました。

ハウチワカエデというそうです。さらに登ります。

花を見つけました。

クワガタソウというみたいです。草の花です。草も花を咲かす。

何かの教訓みたいです。

足元が悪い登りもありました。

両手も使って、しがみ付きながら登って行きます。

紅紫色(こうししょく 青みを帯びた淡いピンク)が綺麗な

ミツバツツジが咲いています。

ヤニホコリという粘菌(変形菌)のようです。

木が倒れて登山ルートを塞いでいました。

うわ~っ!いつ崩れてもおかしくない状態ですね。

気を付けて通りましょう。

見渡す山々と緑の木々、抜けるような青空にふんわりとした白い雲。

絵画の様な美しい光景です。

息を飲むほどの素晴らしさですね。

白岩山(しらいわやま しらいわさん) 標高1921.2m。

蕗(ふき)のような植物が生えています。

食べ物のような植物に目がいってしまいますが、専門家ではないので危険です。

ひっそりと地面に咲くかわいい花は、タチツボスミレ(立坪菫)のようです。

日本で最も一般的な薄紫色のスミレで、ハート形の葉を持ち、花期は主に3月から5月とのことです。

ツルキンバイが咲いています。

大ダワまで来ました。

大ダワの先に男坂と女坂がありました。

みんなは女坂を通りますが、

上から歩く様子を撮るため男坂を先まわりしました。

もう少しで、雲取山荘です。

山荘近くには、テント泊の方が数多くいらっしゃいます。

やっと到着しました。疲れてほとんどの人が座っています。

ここまでお疲れさまでした。

山荘の看板表札を挟んで、各人で記念撮影をしました。

山荘の中に入るとすぐ右に売店があります。

お土産物も売っているんですね。

部屋はこんな感じです(男部屋)。

丸太作りの部屋にこたつ。テンション上がりますね。

到着後、部屋に荷物を下ろし、外でくつろいでいます。

ほっとするひと時。明るいうちからビール、いいですね♪

部屋での様子。コタツに電気コードがないのに温かいです。不思議です。

18時の夕食。メニューはこんな感じです。

半分のハンバーグは仲間からのお裾分けです。元々はないです。

ごはんはお替りできます。

1日目の夕日。今日の夜は満月です。

通路には本棚があり書籍が沢山あります。

しかし、21時には消灯して真っ暗になりますので、

離れのトイレに行くにもヘッドライトが必須です。

朝がやってきました。

朝食後すぐに出られる準備をすることになっています。

5時の朝食はこんな感じです。朝食後に歯磨きしてすぐに出発します。

5時40分2日目出発。雲取山山頂を目指します。

最初から急登です。

山頂にまもなく到着。

6時15分雲取山山頂に到着。出発から35分かかりました。

日本百名山 雲取山 2017.1m 制覇

参加者で集合写真

後ろに富士山が見えているのがいいですね。前回の山行より雪が減っています。

下山します。頂上付近は景色が素晴らしいです。

すぐ近くの避難小屋に着きました。

さらに、降りて行きます。

鹿の食害を防ぐための柵と扉です。

ルートの横に、ミヤマニガイチゴ(深山苦苺)が自生していました。

ミヤマニガイチゴは夏になるとキイチゴを実らせ、鳥が好んで食します。

「ニガイチゴ」という名ですが、わずかに苦味がある程度で基本的に甘いそうです。

しばらくすると、クラウドファンディングで建てた新しいトイレがあります。

すぐ近くの五十人平野営場まできました。

野営場にトイレがないと困りますね。

前にも古いトイレはあったようですが、新しいトイレは助かります。

その先にヘリポートがありました。

山荘の売店で売っていたビールやジュースもここから来たのでしょうか。

さらに先に行くとドウダンツツジが咲いています。

ミヤマザクラ(深山桜)」も咲いています。

ソメイヨシノとは大きく異なり5月下旬から6月にかけて開花するとのことです。

その先に登山者の間でその躍動感のある姿から「ダンシングツリー」と呼ばれるカラマツ(唐松)があります。

なぜこのような形になったのか
雲取山の尾根筋(石尾根)は、年間を通じて非常に強い風が吹き抜ける環境で、若木の頃に強風や冬の積雪による重圧を繰り返し受けたことで幹が湾曲し、その後、光を求めて枝を左右にバランスよく伸ばした結果、まるで人間がポーズをとって踊っているかのような奇跡的な造形美が生まれました。とAIは言っています。

本当に踊っているように見えます。両手を張って腰をくねらせたような幹が面白いですね。

 

さらに下山し、猫の又を過ぎるとルートが違うのでは?という声が上がりました。

がしかし、リーダーの判断で、トイレも済んでいるのでいるのでこのまま行くことになりました。

マムシ岩に到着しました。

マムシが蜷局(とぐろ)を巻いていると見ればそう見えるかもしれません。

マムシ岩を出て、少し行くと先頭から悲鳴(?)が聞こえました。

悲鳴の主は、まさか・・の鹿でした。

一頭の鹿が声を上げながら、崖から下りてきたところに遭遇です。

そして鹿は若葉を美味しそうに食べていました。お食事中失礼しますね。

さらに下山します。

この辺りは平将門の歴史に関連があるようです。

山道ルートの脇にフタリシズカが自生しています。

昼食予定の場所が狭かった為、さらに進みます。

小袖登山口の道路に出ました。道路沿いを少し歩きます。

丹波山村村営駐車場 の横で昼食です。

ゴール近くまで来ました。現在11時5分です。

昼食を終えて出発。

駐車場から鴨沢近道を通って鴨沢へ。少し進むと下に道路が見えてきました。

ついに舗装道路に出ました。

フェンスの看板に目が留まります。

メッセージが粋ですね。

「おつかれさまでした。アト500m キンキン生ビールがまってます バス停横 木漏れ日。」

店の宣伝か!と思いながらも、ほっこりしました。

あと少しです。

ついに鴨沢バス停に到着しました。

只今、11時50分。バスは13時なので、それまで休憩。

キンキンに冷えた水分で乾いた喉を潤します。下りですが結構疲れました。今回、バイカオウレンやコミヤマカタバミは見逃しましたが、この山のどこかで、密かに咲いている事でしょう。

やっとバスが来ました。後は青梅街道を通って奥多摩駅へ。

無事に地元へ帰りました。

こんな感じで今回の山行はおしまい。

1泊2日の長丁場でしたが、みなさん無事に下山できて良かったです。

リーダー、サブリーダー様、ありがとうございました。

そしてみなさま、お疲れさまでございました。

 

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