今回は個人山行で行った埼玉県東秩父村の愛宕山(あたごやま)と皇鈴山(みすずやま)の様子をご紹介します。
愛宕山は、標高655m、皇鈴山は標高668m。初心者でも気軽に楽しめる低山の縦走スポットとなっています。
皇鈴山からの眺望は素晴らしく、関東平野が見渡せます。
この日は、秩父高原牧場で開催されている「天空のポピー」まつりに合わせて日にちを設定しました。
まずは電車を乗り継いで秩父鉄道・皆野駅に到着。 
駅前からジャンボタクシーに乗り込みます。(運賃片道1,500円)

「天空のポピー」開催地に向かいます。
タクシーに乗ると入場料(500円)が免除されるようです。

20分ほどで会場に到着。
9時からの開場を待ちますが、ほぼすぐに入場。
一面にはポピーで埋め尽くされた赤い絨毯が。
見渡す限りのたくさんにポピーに歓迎を受けます。
これはなかなか壮大で、感動の光景が広がります。











ほとんどが赤いポピーですが、中には違った色合いのものも混ざっています。




丘の上から見下ろすのも良かったのですが、
下から見上げた光景は花がびっしり詰まって見えて、こちらも良い感じです。

フォトスポットでは、
ドアを開きポーズを決める方も。


ポピーを心行くまで楽しんだ後は、牧場の方面へと登って行きます。

駐車場になっている牧草地を抜けると車道に出ますが、その車道を進みます。
道すがら脇には白い花々が咲き乱れています。
こちらはマルバウツギ(丸葉空木)。
繊細な小花が密集してこんもり咲いています。

つやつやのクサイチゴもあちこちに実っています。
これは食べられる野いちご。

スイカズラ(吸葛)は不思議な花で、白花が咲き進むと黄色く変化します。
金銀花(キンギンカ)という別名があるそうです。

見上げるエゴノキにも満開の白花が。
花は下に向かって垂れた状態で咲いています。
果実が有毒で、間違って口にするとエグい味がすることから エゴノキと名が付いたそうです。
花は綺麗なのに実が毒だなんて意外ですね。


野生バラのイノバラ(野茨・野薔薇)にも白い花。

秩父高原牧場のミルクハウスに到着。

裏の斜面には牛さんたちが放牧されていました。
我々の姿を見つけると興味津々でこっちのほうに寄ってきましたよ。


少し先に進むと、ふれあい牧場。

親子のヤギが囲いの中に何匹もいて、くつろぐ様子が観察できます。

幼い子ヤギのしぐさがかわいいです。

柵の中に入ることができて、ふれあうことも可能。

うさぎ小屋には色柄違いのうさぎたち。

ベンチのある広場からは開けた風景が見られます。
少し曇り気味のお天気で、ちょうど良い心地よさ。

隣接するモーモーハウス。

等身大の牛のオブジェ。近くで見ると牛ってやっぱり巨体です。


ぷっくりと膨らんだロウバイの実。




コアジサイ(小紫陽花)は微かに青みを帯びた小花の集まり。
普通のガクアジサイの真ん中だけのような花。

大山祇神社(おおやまずみじんじゃ)へ上がる小道への階段。
急登ですが、ちょっと立ち寄ることに。

階段の手すりのナナフシの姿。
小枝が動いているみたいで不思議な昆虫ですね。

ここが急な坂。

登るとここが神社。 これだけでした。

再び車道に戻って進みます。
道路脇には今度はオレンジ色のモミジイチゴ(紅葉苺)が、 連なって実っていました。
みんなで1粒づつ試食です。 自然な甘さと酸味で、意外と美味しい♪
懐かしい記憶が呼び覚まされて、ほんの一口のハズが止まらなくなりそうです。

林道二本木線終点の看板。

ここからも広がる牧草地が見られます。

こちらにはガマズミの花。
秋には赤い実がなり、食べられるようです。

すぐのところが、二本木峠。


ここから山道に突入です。

クマシデ(熊四手)の実が目に付きました。
果穂(かすい)は、ホップに似ているユニークな形です。

この地点が標高634mということで、
東京スカイツリーと同じ高さだそうです。


枝のアーチを抜けると最初の山頂です。

愛宕山山頂に到着。

木々に覆われて、ひっそりとした感じの山頂です。

虫こぶもいっぱい。
虫こぶ(虫えい)とは、 昆虫が植物に卵を産み付けるなどした際に、 植物の組織が異常に発育して膨らんだものです。
これはエゴノキにできるエゴノキノフシで、中には幼虫がいるらしいです。
エゴタマバエの幼虫はウジのようなもの。そう思うとちょっと気持ち悪いかも。



マルバウツギのフラワーロードを抜けるとまもなく次の山頂です。



皇鈴山の山頂に到着。


山頂の反対側には開けた眺望が見られます。







東屋からの景色。


東屋でお昼を楽しんだ後は、下山です。
来た道を折り返します。
先に進むと登谷山(とやさん)に行けますが、今回はここで引き返します。






マタタビは、葉の先端が白く染まります。
ペンキでも塗ったかのような人為的にも見える不自然な姿なので、 奇妙な気持ちになります。
実は、白い葉を花のように見せて、受粉を助ける昆虫をおびき寄せるための自然現象だそうです。
花が小さくて目立たないための、独特な植物の進化なんですね。
さすがだと感心しました。

再び、ミルクハウスに到着。
野菜を購入したり、ソフトクリームを食べたりして登山の最後を楽しみました。



この後は、ジャンボタクシーで皆野駅まで戻りました。
こんな感じで今回の山行はおしまい。
低山ながら見どころいっぱいの楽しい山歩きでした。
みなさま、お疲れさまでした。
帰途は東松山に途中下車(プラチナ乗車券を利用)。
美味しいやきとんを食べて帰りました。

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