今月の「峠山の会」定例山行は、高尾山。
高尾山は、東京都八王子市にある標高599メートルの山。都心から約1時間とアクセスが良く、豊かな自然や富士山の眺望、歴史ある薬王院を気軽に楽しめるため、年間を通じて世界一多くの登山客が訪れます。ケーブルカーや整備された登山道があり、初心者でも安心してハイキングができます。
峠山の会でも度々訪れる山なのですが、今回もこの山を選びました。
酷暑の夏は険しい登山を控えたいところなのですが、
それでも秋の本格登山に備えて軽く足腰を鍛えておくため、
比較的難易度の低い山を少しでも歩こうということになりました。
ほとんどのメンバーが、ケーブルカーやリフトには頼らず、
山麓から山頂までを往復します。
ただ、当会は無理をしませんので、帰りはケーブルカーを使うこともOKです。
体力と疲労状況に応じて臨機応変に考えています。
というわけで、電車を乗り換えて京王線・高尾山口駅に到着。
朝もまだ早いので、そんなに人が多くありません。

改札前の広場で準備体操をしてから出発です。

まずはケーブルカー清滝駅(=リフト山麓駅)のほうへと歩き始めます。
飲食店やお土産屋が立ち並ぶ通りですが、まだお店は開いてはいません。


山麓駅の左手が登山道口になります。

ここから6号路を進みます。
サブリーダーさんがルートを説明。

登山口の横にはケーブルカーが、
8時始発の前なので空の車体が待機しています。

ケーブルカー駅のホーム脇には、
冷たい地下水が流れ出る瓢箪石清水(ひょうたんいわしみず)も見えます。

登山道をゆっくり歩き始めます。
辺りにはタマアジサイがたくさん咲いています。

タマアジサイの咲き方は独特で、
球形のつぼみがはじけて割れ、花が咲き始めます。




ヤブミョウガ(藪茗荷)の白い花も。
葉の形や生え方がミョウガに似ていることから名付けられましたが、
ミョウガとは違い、ツユクサ科の植物です。


まだ7時台ですが、太陽光は燦燦と降り注いでいます。
ですが、登山道はほとんど木々に覆われて少し涼しく歩けます。
といってもやはり蒸し暑いです。💦

ピンク色の花は、シュウカイドウ(秋海棠)。
ベゴニアの仲間です。

ミズヒキ(水引)も多く見られます。
上から見ると赤いのに下から見ると白いそうです。


洗心(せんしん)七福神のお地蔵さまは、
よく見るとそれぞれの表情が豊か。

自然研究路6号路の看板のところで小休憩。
高尾山の6号路(びわ滝コース)は、全長約3.3km、所要時間は上り約1時間40分、下り約1時間20分の登山コースです。沢沿いの小川に沿って歩き、飛び石で沢の中を登る箇所もあることから「水のコース」とも呼ばれ、マイナスイオンを感じられる自然豊かな道として人気があります。



道幅が細くなってきました。
我々の歩くスピードはゆっくりなので、
次々と後から来る登山者さんに追い抜いてもらいますが、
道が狭いので注意が必要です。





沢には清らかな水がせせらぎ、癒されますが、
それでも蒸し蒸ししています。


シャガの葉もたくさん生えています。
シャガには、群生して崖や土手の崩れを防ぐ
土留めという環境上の効果があるそうです。


存在感のある大きな杉が至るところに林立しています。

6号路から見える琵琶滝。
滝の響きを遠くで聴くと、
和楽器・琵琶の音色のように聞こえることから名付けられました。

葉がタバコの葉に似ていることから
名付けられた イワタバコ(岩煙草)は、
紫色でかわいい星形の花。

むき出しになった杉の根っこが、
ぐるぐる地面を巡っています。

セミの鳴き声もにぎやかで、盛夏を感じさせます。



たまたま小休憩を取った箇所にあったのは枯れた大木。
頭上注意の札が付いていました。
いずれ道側に倒れてくるのではと思うと怖くなります。


見上げてみると、サルオガセが枝に垂れ下がっていました。
サルオガセは、コケのように見えますが、
菌類と藻類が共生した地衣類。
木から栄養を取る寄生ではなく、自ら光合成をして生きています。

マツカゼソウ(松風草)の可憐な白い花。
木ではなく草なのにミカン科の植物だそうで、
柑橘系の葉と同じような香りがします。






ユキノシタの花期は初夏なので、
もう花が終わった後なのかもしれません。
春の新芽は山菜として、天ぷらにもできるそうです。







登山道を遮るように、地を這う根っこ。

粒のようなひょろひょろしたキノコは、
イヌセンボンタケ(犬千本茸)の生え始めの形。
この先、笠がパッと開くようです。




道に水が流れていて、沢歩き感覚の箇所も。



長い階段の始まりです。
383段あるという木製の階段が、綺麗に整備されています。
カーブの先にも続きますが、
終わりが見えないだけにちょっとキツそうです。

階段の途中でひと休み。
一気に登りきるのはたいへんです。

やっとの思いで階段を制覇。
階段上の広場にはベンチが並んでいます。
ここでも小休憩。



広場の地面には、ちょろちょろと何かが動いていました。
よく見るとトカゲ。
しっぽが青いのはニホントカゲの幼体。
ほぼほぼ成体くらいの大きさのようです。
成長すると青い部分は普通に茶色くなります。
青いのは敵から身を守るためで、
襲われたときに目立つ尻尾に目を向けさせて、
いざとなれば尻尾を切って生き延びるための手段なのだとか。
自然の厳しさを垣間見たような生きる知恵なんですね。
カナヘビと似ていますが、
ニホントカゲのほうが身体が太めで艶があるそうです。


なだらかな舗装道を少し進むとまもなく頂上です。

木の葉アーチの中に青空が見えるところの先が頂上広場。
アーチに納まるように写真をパチっ。




そして山頂に到着です。
朝9時ごろなので、周りはまだ混んではいません。
難なく標識前で写真を撮ることができました。
お昼ごろだと、おそらく順番待ちがスゴい行列になることでしょう。

今日の参加者は20名。
薄着なので荷物は少なめですが、
飲料は多めに持って登ってきました。

各自好きな場所に陣取って、
軽食を楽しみました♪





お天気は快晴なのですが、
富士山は見えませんでした。


食事休憩の後は、トイレ前に集合。
下山に向かいます。


ひっそりと咲いていたのは、ウバユリ(姥百合)。
花が咲くのと同時に葉が枯れてしまうのでそう名付けられたそうです。
花の開き方も控えめで派手さはありません。

かつら林の看板がありましたが、
高木に丸い葉が付くという桂の木が良くわかりませんでした。
桂は黄色く紅葉するということですので、
秋になると鮮やかに色付き、見つけ易いのかもしれません。

むしろこの辺りに多く生えていたのはもみの木。


分岐を3号路のほうに進みます。








左上にはさる園があるようです。
園でのマイク音が響いています。


この分岐で2号路へ。

そして少し行って、今度は琵琶滝のほうへと進みます。




何号路と名前のないこのルートは整備が後回しのようです。
階段がスカスカのガタガタになっていました。


木の幹を覆うのはマメヅタ(豆蔦)。
丸くて小さな葉っぱがなかなかかわいい感じです。

高尾山薬王院(やくおういん)の水行道場に到着。
ここは仏教の修行のひとつである滝行をする場所です。



滝行する人の姿はなく、柵が閉まっていました。
柵の奥、右手には細く流れる琵琶滝が見えます。
先ほどの登りで観た滝と同じ滝です。



さらに下ってケーブルカー駅まで戻りました。
駅構内には八王子市の公認大使である北島三郎さんの金像。
ピカピカの像にびっくりですね。

駅の前で解散式。
こちらで今回の山行はおしまいです。

リーダー、サブリーダー様、ありがとうございました。
そしてみなさま、お疲れさまでございました。
このあとは、それぞれが食事をしたりとアフター登山を楽しみました。
日本そばに舌鼓を打つ方も、温泉で汗を流す方もいろいろです。

さらに会員さんが撮られたお写真をご紹介。
滝行場にある琵琶滝不動堂にお参りの様子。

頂上手前の長い木製階段。
まだまだ先がありますよ。


今日の最高齢の会員さん、お元気です!
急がなくても大丈夫ですよ。

青空に白い雲、景色がきれい!

暑い季節はやっぱりしんどい!
でも良い汗、かいています。


あっ、この長い階段を今から登るのね!と眺めるところ。













このように楽しい登山ができて感謝です!
つっちーさんのブログにも書かれています。
**********
※「峠山の会」では常時、会員を募集しています。
埼玉県富士見市界隈にお住まいの方で登山に興味のある方、
私たちと一緒に登山を楽しみませんか?
是非とも、ご参加をお待ちしています。
「参加希望」などと件名を付けてお問い合わせください!!
お問い合わせはコチラから
→ お問い合わせ
ただし、会員になられるには月1回の定例会にお越しいただいて、
会費をお支払いいただくことが必要です。
詳しくは、こちらのページをご覧ください。
→ 会員募集案内
**********
峠山の会-YouTubeチャンネル ホーム とうげやまブログ 花のページ 会員募集案内 定例山行予定 定例山行の記録 過去の定例山行 過去の山行の様子 過去の個人山行 リンク お問い合わせ facebookページ峠山の会
※ スマートフォンから上のQRコードを読み取ると、
とうげやまブログのページをご覧いただくことができます。
↑ ブログ訪問時にポチッとしていただければ嬉しいです!




























































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































