今月の「峠山の会」定例山行は、新潟県湯沢町にある湯沢高原。
湯沢高原には、ロープウェイでアクセスできる複数のコースが整備されており、
初心者から健脚者までトレッキングを楽しむことができます。
標高は約1000m。(大峰山は標高1172m)
最初の清津峡遊歩道は、コバルトブルーの水面と奇岩が続く清津川渓谷に沿って歩くルートで、
渓谷の景観を見ながら進む比較的平坦な道となっています。
清津川渓谷は日本三大峡谷のひとつともされているようです。
続く、森林浴が楽しめるブナ原生林とフィトンチッド広場は、新緑や紅葉が見事な場所。
そして、栄太郎峠から一楠場(いちなんば)コースは、登りが急になる主稜線部分で、
越後湯沢や魚沼平野の眺望が楽しめます。
10月はまだ紅葉には早そうなのですが、
渓谷と巨岩、ブナ林の美しさが見られるということで楽しみです。
八木沢コースでは、清津峡遊歩道、フィトンチッド広場、栄太郎登り口を経て、
栄太郎峠、アルプの里を通り、ロープウェイ山頂駅まで歩きます。
今回は大峰山方面は通らずに一楠場コースを選択。
歩行時間5時間くらいのAコースと、
栄太郎登り口で折り返す歩行時間4時間くらいのBコースに分かれての山行となります。

参考:越後湯沢 観光ナビ
まずは、電車または車で現地である越後湯沢駅に到着。
新幹線も停まる大きな駅です。


駅開業から100年が経つそうです。(開業の1925年は大正14年にあたり、その年の12月25日から昭和元年に切り替わります。)
長い歴史を感じますね。

駅前から路線バスに乗り、八木沢バス亭に向かいます。

八木沢バス停に到着。


道路脇には山ぶどうの実が綺麗に実っていました。
熊も好んで食べるという山ぶどうですが、
実付きはあまり良くないのかもしれません。


道に何か落ちている!と、思ったら、ヘビ。
車に轢かれたのでしょうか、
かわいそうに小さなヘビの死骸でした。

程なく、「トレッキング湯沢入口」の駐車場に到着。
各自で準備体操と、ストックなどの用意を行います。
ここには簡易トイレが1つありますが、山中にはトイレがないとのことです。



入口の看板がある脇から山道へと入って行きます。
班ごとに1列になって進みます。

緩やかな道ですが、
ところどころに沢があって、足元には水が流れたりしています。
ぬかるみもあって歩きにくい箇所も方々。

最近の「熊出没」ニュースの多さには、
皆さんもさすがに心配気味。
熊除けベルの音があちこちから響きます。


何かの幼虫が冬支度を始めたのでしょうか。
葉っぱが巻かれたものがいくつもありました。
葉巻虫(はまきむし)といわれる蛾の幼虫かもしれません。

少し進んだところで、衣服調整。
寒くも暑くもない程よい気温ですが、歩くと多少は身体が暖まってきます。

サラシナショウマのブラシみたいな花。
若芽を水でさらして山菜として食べたことからこの名前が付いたそうです。

木々の間からは山の景色が楽しめます。
秋でもまだ緑の濃い風景です。

たまに赤く色付いた葉が見られます。
所々では少しづつ紅葉が始まっているようですね。

痛みの激しい木橋。きしむ足場を恐る恐る渡りました。

赤く色付いてきたマムシグサの実。

渓流に枝垂れる枝先にも紅葉の始まり。

倒木のアーチをくぐった箇所。

秋はキノコもいっぱい。



浅瀬をなるべく靴が濡れないようにして渡ります。
流れる水はひんやりと冷たいです。









程よい箇所で小休憩。呼吸を整えます。

本流に合流手前の支流がいくつもあります。
沢渡りの飛び石がうまい具合に置かれているのですが、
それでもやっぱり慎重になってしまいます。










足元が滑りそうなので、足場を考えながらゆっくり渡ります。






来月くらいになれば、紅葉真っ盛りなのでしょうね。


ホコリタケ。
たたくと穴から粉のようなもの(胞子)が噴き出てきます。
面白いキノコもあるんですね。






岩が切り立って壁になっている箇所。


綺麗な赤いきのこもよく見かけました。



よく見ないと見落としてしまいそうなリンドウの花。


フィトンチッド広場。
フィトンチッドとは、木々が放出する芳香成分で、自己防衛のために発散する揮発性物質のこと。森林浴などで感じられる「森の香り」の正体であり、リラックス効果や免疫機能の向上など、心身に良い影響をもたらすことがわかっています。 「フィトン(phyton)」=植物、「チッド(cide)」=殺す、というロシア語が語源。



湿地や水場に生えるウワバミソウ(蟒蛇草)は茎の節が膨らんでむかごができ、
それが地面に落ちることで繁殖します。
葉はミズナという山菜で、
このむかごも食べることができ、それなりに美味しいのだとか。


栄太郎登り口に到着。
全員揃って集合写真。今回は21名が参加。


こちらで昼食。そして、ここで折り返すBコースとはお別れになります。






小さなカタツムリ。
久しぶりにカタツムリをじっくり見ましたが、
殻の柄が意外と綺麗なんですね。

食事の後は、急な登りが始まります。


シダの葉にもカタツムリがお眠りです。

そして次から次の沢渡り。







思わず手でバランスを取ってしまいますよね。



ブナの大木も多いです。

登りが続き、ヘトヘトになってきました。
立ち止まって一休み。

頭上には葉っぱのステンドグラス。



ブナの巨木「ブナ姫」と写真。

四方に伸びた枝がとっても立派なブナです。

この辺りでは、ミズナラとブナの両方が見られるようです。
ミズナラとブナは似た樹木ですが、違いが分かりやすいのは葉の形だそうです。
シンプルな舟形の葉がブナで、ギザギザな葉がミズナラ。
この2種は性質や寿命も違うようです。
高い湿度が好きで日陰でも育つのがブナ。日向を好み、幹に水分が多いのがミズナラ。
300年くらいの寿命なのがブナで、千年以上も生きるのがミズナラ。
ブナ姫くらいの大木は珍しいということなのでしょうか?よくわかりませんが。

まるで針葉樹のように真っ直ぐに伸びたブナが密生しています。
幹が多く生えすぎていて、
その向こう側が見えないくらいに幹でふさがれている感じ。
その様が圧巻です。




麗人の森。
ネーミングのセンスに少し納得します。
黄色く紅葉するとさらに綺麗な光景になることでしょうね。

栄太郎峠に到着。
視界が広がって、山々と街並みが見渡せます。
ここまでよく登って来ました。(がんばった!)



栄太郎峠入口に降りてきました。
この先は整備された下りの道が続きます。



藪の根元に鮮やかなリンドウの花を発見。
先ほど見た小さなリンドウとは背丈も色も別物。違う品種のようですね。



部分的に紅葉が見られました。


スキー場のリフト終点地。
良い景色が現れます。


舗装道をさらにさらに進みます。
なかなか長い道のりです。

















ロープウェイの山頂駅に到着。
赤くなったコキアの花壇がお出迎え。
辺りは「アルプの里」といって、
ロックガーデンもあり、高山植物の宝庫として管理されています。
エーデルワイス、ニッコウキスゲ、オヤマリンドウ、ヤマトリカブトなど
季節によっていろいろな花が見られるそうですよ。
(春にはヒマラヤの青いケシも咲くそうです。)


ここまで来ればもう山行はおしまい。
この場所で解散式です。
脚が棒になりました。みなさん、よく歩きましたね。

山頂駅はテラスになっていてしばしの間くつろぎました。
足湯コーナーもありましたよ。
がしかし、風が強い!




というわけで、中のクモカフェ(雲の上のカフェ)でプリンを食べて一服。
越後おこめぷりんは濃厚でとろとろ、
どの辺がお米なのかわかりませんでしたが、ものすごく美味しかったですよ。
スイーツを食べるとほっとしますね。


その後、ロープウェイに乗って下山。
ロープウェイは、世界最大級166人乗りの大型のもので、
約7分の空中散歩が楽しめます。
まるで電車の1両がロープにぶらさがっているかのような雰囲気です。





無事、山麓駅に到着。
こんな感じで今回の山行は終了です。
なかなか歩き甲斐のある充実した1日でした。
リーダー、サブリーダー様、ありがとうございました。
そしてみなさま、お疲れさまでございました。
今回の動画も素晴らしいですよ!
【トレッキング湯沢Ⅰ】清津川の遊歩道と美しいブナ林の道
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