二子山・武川岳(個人山行)2020.10.18

今回は、奥武蔵の二子山・武川岳 縦走の様子をアップさせていただきます。

二子山(標高882m)、焼山(850m)、武川岳(1051m)、長岩峠(839m)を

この度は6名で約8時間(昼食時間も含む)かけて歩いてまいりました。

アップダウンの繰り返しでたいへん歩き甲斐のある行程でしたよ!

 

まずは、JRから西武線に乗り換えて、芦ヶ久保駅に到着。

駅前から歩き始めます。

いきなり道路に車にひかれてぺしゃんこになった蛇が。

毒蛇のヤマカガシのようです。

道標の上には、カワセミのオブジェがかわいらしく鎮座。

民家と川の間の道を進みます。

黄色い秋の花、セイタカアワダチソウ(背高泡立草)が咲いています。

セイタカアワダチソウの茎は、

萩すだれ(刺身盛り合わせなどの飾りに用いる小さいすだれ)の

代用素材として使われることもあるそうです。

赤い花のように見えるのは、クサギのがくで、青いのが実らしいです。

シソ科のクサギは「臭木」と書き、葉に独特のにおいがある植物です。

富士浅間神社とある鳥居を抜けると山道らしくなってきました。

前日の雨により1日繰り越した当日ですが、

やはり地面は濡れた状態です。

当初予定の逆ルートに変更しての決行となりました。

リーダー、サブリーダーさんの機転を利かせた判断で、

急登を下るより登るようにしたとのことでした。

さすがの英断ですね。

出だしから、事前に知らされていた通りの急登が始まります。

おお~っ! Dカップのきのこが。

岩場で足の踏み所を一歩一歩確かめながら登ります。

場所によってはストックが邪魔になることも。

木々に太陽が遮られてひんやりとしていますが、

森の上は良いお天気のようです。

富士浅間神社。

扉の隙間からお賽銭。

祠のすぐ上には絶景ポイントが。

眼下には秩父の街並みと共に、

壮大な雲海が広がります。

今回一番のナイスビュースポットでした‼

松には松ぼっくり。

そろそろ地面に落ちてきそうです。

岩場の急坂、そして根っこの急坂。

とにかく登っては下り、下っては登るの繰り返しです。

尾根筋でも倒木の連続。

根こそぎやられている感じです。

赤く色付き始めたまむし草の実。

明るい赤茶色のキノコ。

またもや登山道をとうせんぼするかのように倒木が。

ぬかるんで滑りやすくなったところもあるので、

つるんと行かないように

足場確保には要注意です。

手をつかないと登れない箇所も結構ありました。

二子山(雌岳)頂上に到着。

そして10分後、二子山(雄岳)頂上に到着。

景色は望めないので、立ち休憩で先に進みます。

高校の登山部のみなさんが大勢で食事を摂られていました。

頭上には紅葉の兆しが。

途中で一瞬、木々が開けた箇所が。

向こう側の山が見渡せました。

急な登りの途中だったので、他のメンバーは素通りだったかも。

ごつごつした岩場を抜けると、

焼山頂上に到着。

頂上の草木は少しづつ色づき始めていました。

狭い頂上ですが、開けた場所が心地よく、

こちらで少し早めの昼食。

コケとキノコが仲良くひとつの幹に共生。

雨水を吸って元気な感じ。

オレンジがかったキノコの色がキレイです。

焼山からは武甲山が一望できます。

向かって右側の石灰石採掘現場が

切り取られた傷跡のようで生々しいですが。

手のひらサイズの猿の腰掛もいくつか。

武川岳頂上に到着。

写真を撮り、立ち休憩だけで先に進みます。

沢を行き来して降りて行きます。

後向きでないと降りられない箇所。

難所がいくつも出てきます。

沢に流され、脇が崩れて細くなった道も。

アスファルトの林道に出ると、渓流と平行。

サワガニが道路を横断中でした。

まっすぐに伸びた杉の林を

ゆるやかに下ります。

武川岳入口。

車両通行止めになっている箇所を先に進みます。

永井谷林道を横に抜け、正丸駅方向へ。

朽ち始めた木橋を渡ると、

そこで訓練中の山岳救助隊のみなさんに遭遇。

渓流の段差からロープを張って担架を降ろす訓練のようでした。

日々修練されているんですね、頭が下がります。

ツガの木台。

長岩峠も立ち止まらずにそのまま進みます。

大倉山。

下り階段。

ふたご岩。

伊豆ヶ岳分岐、馬頭さま(ばとうさま)。

正丸駅に到着。

今回の山行も無事終了。

ですが、かなり足に疲れが来ておりました。

みなさま、たいへんお疲れ様でございました。


ホーム
会員募集案内
定例山行予定
定例山行の記録
過去の定例山行
とうげやまブログ
過去の山行の様子
会員のページ
高橋さんのページ
リンク
お問い合わせ

facebookページ 峠山の会

QRコード

※ スマートフォンから上のQRコードを読み取ると、とうげやまブログのページをご覧いただくことができます。

人気ブログランキングへ


↑ ブログ訪問時にポチッとしていただければ嬉しいです!