令和2年もいよいよスタート。
「峠山の会」新年山行は、山梨県の高川山(たかかわさん、たかがわやま)。
高川山は、山梨県都留(つる)市と大月市にまたがる山。
標高975.7mの低山であるにも係わらず、
山梨百名山、都留市二十一秀峰、大月市秀麗富嶽十二景にも選定されています。
360度のパノラマが開けた頂上からの景色は絶品で、
お天気が良ければ、富士山をはじめ三つ峠など近隣の山々がずらりと見渡せます。
**********
まずは、JR初狩駅で降車。
こちらは閑散とした無人駅なのですが、
構内、線路を渡って出口に向かうのが、なかなか良かったです。
この駅でトイレを済ませてからの出発です。
車道を歩いて進むと、脇には、霜が降りていました。
空気も一段とひんやり感じられます。
枯れススキの穂にも白く霜が。
登山口に到着。
今回の参加者は21名。
代表者が登山者カウンターを21回押しました。
毎度お決まりののウォーミングアップですが、
今回は、音声を流しての準備体操。
担当リーダーさんもいろいろ趣向を凝らしてらしたようです♪
登山口からスタート。
お天気が危ぶまれていましたが、ほどほどの登山日和。
雪も積もっていなくて、ほっとしました。
いきなり、なんだか危険な看板。
「発砲注意」だなんて物騒ですよね。
気を引き締めて進みます。
体温も一気に上がるくらいの上り坂が続きます。
針葉樹の森はジグザグ道で歩きやすいです。
しばらく歩くと、衣服調節と水分補給。
陽が差してきて暖かくなってきました。
体力自慢の会員さんは、ほ~らこんな余裕の表情。
力がみなぎっているのがよくわかります。
木の根っこが階段状に連なっている箇所。
濡れていないので、足元が滑ることはありません。
足の踏み場を瞬時に考えながら、スイスイと登って行きます。
坂の分岐点。
みんな揃って、女坂からまいります。
場所によってはちょっとした段差もあり、
勢いつけて、一気によじ登って!
松林には松ぼっくりがいっぱい。
相変わらず、倒木もあちこちに。
軽くまたいで何のその。
見晴らしの良い場所からは、向こう側の山容が。
少し霞んではいますが、白く見える箇所。
谷間に積雪のある様子がうかがえます。
ごつごつした岩も見受けられ始めました。
ひと休みの際には、
リンゴ、干し柿、干しいり子などが回ってきましたよ!
頑張った身体にちょっとしたご褒美です。
いつもありがとうございます。
足元には、背の低い霜柱が点々と。
地面の白さで周りの気温の低さがわかりますが、
この時点ではおそらく、みなさん体が火照ってきていて、
寒さを感じてはいないハズです。
さあ、頂上に到着しました。
重なる山々と眼下の街並み。
ただ、雲がどんよりとはしています。
本当は富士山が見える場所なのですが、
雲に遮られてしまっていました。残念!
(登る途中、富士山の裾野がチラチラとは覗いていたので、
頭の中の妄想では完璧に見えてはいたのですが...。)
頂上は岩場が多くて、ちょっと狭い感じ。
それでも多くの登山客で賑わっていましたよ。
山頂の標識前で激写。
メンバーの中では大人気の耳当て付きお帽子が、
オシャレに決まってらっしゃいますね!
カラフルなウェアは山登りには必須みたいです。
存在感ある~ぅぅっぅ!
恒例の記念撮影。
あれっ!後ろの方、ちゃんと入ってない‼(笑)
それぞれ好きなところに陣取ってランチタイム。
持ち寄ったお弁当を美味しくいただきました!
風がないので、快適な食事が楽しめましたよ。
紅葉が終わったばかりの季節だと思っていたら、
芽吹きの準備も着々と。
植物も逞しく生きています。
山頂でのシャボン玉も健在です。
そして下山の始まり。
表示のややわかりにくい箇所もありましたが、
大した問題もなくクリア。
細い登山道が傾斜にならって、左右斜めになっていたので、
つい身体が谷側に傾いてしまいそうになります。
気をつけながら慎重に降りて行きます。
コチラも岩場。足元が不安定な箇所です。
少し進んではまたひと休み。
ここまで降りてくれば、あともう一息です。
民家のある辺りまで降りてくると、道端に除雪の塊が。
おそらく雪が大好きなこちらのご三方は、
しばし雪を「踏み踏み」して遊んでおられました!
つかの間、童心に帰ってらしたのでしょうか。
(見ているほうが、ほのぼのしましたよ。)
突然正面に、崩れた山のむごたらしい姿が。
こんな風になるんだ、凄い!ですね。
民家の無事を祈らずにはいられなくなりました。
そんなこんなで、今回の登山もいよいよ終点に。
リニア見学センター付近で一旦解散ということになりました。
こんな感じで、この度の山行も無事に終了。
雨にも見舞われずに、有意義な登山ができたことに感謝です。
みなさま、お疲れ様でございました。
追記;
高橋さんから送っていただいた写真をコチラに載せさせていただきます。
ホーム
会員募集案内
定例山行予定
定例山行の記録
過去の定例山行
とうげやまブログ
過去の山行の様子
会員のページ
高橋さんのページ
リンク
お問い合わせ