奥多摩の高水三山

4月の定例山行は、

(ちなみに峠山の会では、登山のことを山行;さんこう と呼んでいます。)

雨天予報のため、中止となってしまいました。

残念なことです。

 

われわれ参加者には前日または当日に

急遽中止が伝えられることとなります。

決行または中止のいずれにもかかわらず、

登山の用意は完璧にして待機をしているので、

中止の知らせには大いにがっかりしてしまいます。

 

わざわざ仕事を休んだり、各自がそれなりに日にち調整をしているため、

現実に雨が降っているならともかく、

雨が降るかもしれないという状況で中止ということには、

やや納得しがたいというか、

やっぱり行きたいと考えてしまいます。

 

この時期はそんなに寒くはありませんし、

私自身、快晴ではなくても行きたいという考えでしたので、

曇り程度ならば登山へ出かけたいと思っていました。

 

そういうことで、どうしても登山に行きたいという人は、

各自の責任で山へ行くという案が出るのも当然の成り行きです。

 

この日の降水確率は高いと言えども、

朝の時点では曇天というだけで、

幸運なことに雨は降っていませんでした。

結局、有志数名のみで登山の決行を選択。

 

万が一、天候が崩れた場合は

そのときに中止をすれば良しということで

危険の及ばない程度での

前向きな決行ということになりました。

登り始めると、少々涼しげで、

ある意味登山日よりな気温とも言えました。

 

それでも登るにしたがって息は上がり体温も上昇し、

身体中がしっとりと汗ばんでくるのを感じます。

涼しい空気が逆に心地よい、

たしかにそんな感じです。

 

山頂に差し掛かる頃には小雨が降ってきて、

さらに汗ばんだ身体のクールダウンには

尚更ちょうど良く、体力の消耗を抑えてくれます。

 

小雨の中、念のため、

雨がっぱの上着だけを羽織り、登山を続行。

そんなに強い雨ではありませんので、上着だけでも充分です。

ところどころ険しい道が現れて

登りがい、降りがいがあったと思います。

単調すぎない山道なのが良いですよね。

今回は三つの山を連ねて歩く登山道。

本来なら、いずれかの頂上で昼食にしたいところなのですが、

各頂上には屋根のある東屋がありません。

食事中、雨を直接受けてしまうことになりそうなので、

木々が生い茂る林の中の小道で食事をすることに。

 

驚くことにこんな天候でも週末だと登山客は多いんですね。

われわれが登山道の脇で食事している目の前を

いくつもの登山グループが通り過ぎて行かれましたよ。

この霧が立ち込めた風景、

なかなかパワースポットっぽくて

幻想的な空間が広がっています。

こういう天気の日にしか体験できない

厳かな光景だと思いました。

下山する頃にはお天気が回復してくる兆しが。

ふもとのほうには、桜が満開の状態。

この時期ならではの眺めです。

今回の登山、

途中で霧雨や小雨に見舞われましたが、

何事もなく無事で下山することができました。

 

下山後は雨もすっかり上がっていて、

結局は決行して良かったと思います。

なかなか有意義な今回の山行でした。


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