破風山 2023.1.15

今月の「峠山の会」定例山行は、破風山(はっぷざん)。

破風山は、秩父盆地の北方、秩父郡皆野町と秩父市との境にある標高626.5mの低山。急坂や階段も多いのですが、おおむね2時間程度で頂上に到達することができるということで、初心者でも十分楽しめる山として知られています。

頂上からは秩父市街が眼下に望め、その先には、武甲山、堂平山、大霧山、蓑山、丸山、武川岳などが見渡せます。
秩父華厳の滝、両神山、三峰山、武甲山、音楽寺、瑞岩寺、長瀞と共に「秩父八景」の1つにも選ばれているということです。お天気が良ければ素晴らしい眺望が期待できるのですが、今日は空模様が今一つ。さて、本日は良い景色を見られますでしょうか?

6:00 鶴瀬駅集合で東武東上線で出発です。

日曜日なので電車は空いています。

小川町、寄居で乗り換えをして、秩父電車に乗車。

皆野駅に到着しました。

駅前には人がほとんどいないので、我々で駅前を占領した状態。

そして、班ごとに別れて準備体操。

リーダーさんの説明を聞いて、準備が整ったら山に向けて歩き始めます。

一般道を歩いて、20分くらいで野巻林道入り口。

衣服調整をし直します。

民家のわき道を通り抜けます。

そして林道を進みます。

道路脇には伐採木が無造作に積み上げられています。

続けて、なだらかな山道を歩きます。

岩が切り立った箇所。

空は雲っていますが、

1月の割には意外と暖かく、寒さはさほど感じません。

針葉樹の林をゆっくりと歩きます。

冬の山は緑も少なく、折れた枯れ枝や色あせた落ち葉が散乱していて

荒廃した雰囲気を醸し出しています。

こちらで小休憩。

ここまではほとんど平地のような感じでしたが、

このあとは急坂もありそうです。

呼吸を調整し直して、気を引き締めます。

装備も服装もバッチリで問題なしです。

マムシグサの実。

茎も葉も枯れ果てて赤い実だけが転がっていました。

針葉樹林を進みます。道路の外側は倒木だらけ。

樹皮に生えたコケは乾燥しきっている状態。

コケも冬の休眠に入っているのでしょうか。

コケはカラカラに乾燥しても数カ月は生きていて、

再び水を得ると復活するそうですよ。

急な坂が続きます。

歩きやすい道ですが、場所によっては道幅が狭く

脇すぐが崖になっていたりしますので注意が必要です。

階段も急なので、息が上がってきます。

でも時間は充分にあります。

一歩一歩、ゆっくり行きましょう。

これでもかというくらいにツルに覆われた木。

樹皮の防風になって良いのかもしれませんが。

小休憩で美味しい干し柿をいただきました。

エネルギーのチャージ、ありがたいです。

ぽつりぽつりと小ぬか雨が降り出してきました。

まだ雨合羽は必要ありませんが、この後の降り方が気になり始めます。

 

本日は26名での参加。

一列になると先頭と最後尾の距離が結構なものになります。

1枚の写真には全く収まらないくらいですよね。

登山者数調査のカウンター。

皆野町観光協会が破風山・美の山 登山者数調査を行っているそうです。

調査報告はコチラ → みんなのみなの 皆野町観光協会

ゆず園に到着。

ユズの木が道の両側にたくさん植えられています。

この時期はまだ多くの実が付いていました。

並木の両側もユズの果樹園になっています。

山頂手前の東屋に到着。

コチラで昼食です。

食事を済ませ、荷物を置いて

頂上を目指します。

(頂上に行かない人がお留守番を担当。)

雨が少し強くなってきましたので、雨合羽に着替えます。

それでも霧雨程度、大した雨ではありません。

破風山 山頂に到着。

狭い頂上ですが、標識をバックに記念撮影。

みなさん、笑顔が素敵です。

お目当ての眺望はというと、曇っていてあまりかんばしくはありません。

遠くの山々はほとんど見えず、街並みが少し霞んで見える程度。

このお天気では仕方ありませんね。

雨が大降りにならないだけラッキーだったかもしれません。

頂上にある小さな祠。

フレッシュさんたち。

最近、新たに「峠山の会」に加入された会員の方々です。

これからも宜しくお願い致します!

新人さんと古株さんと中堅どころさんのショット。

中堅さん、一番目立っていますね。

これくらいのアピールが良いのかもしれません。

アセビの花が一輪だけ早く咲いていました。

スズランのような形の白い花がかわいいですよね。

アセビは、3月が一般的な開花時期らしいです。

再び東屋に戻ってきました。

こちらでは全員揃っての集合写真。

ちょうど、他の登山者さんが通られたので、シャッターをお願いしました。

ありがとうございました。

東屋を出るとあとは下山。

ひたすら下るだけのルートです。

紅葉がカサカサになって枝に残った木。

この辺りにはツツジが多いようで、

春の開花時はさぞかし賑やかなことでしょう。

急な下り。

足元が濡れてきているので、

滑らないように慎重に降りて行きます。

崖っぷち。

「ここから登ってきたんだよ~ん♪」 と、お二人。

(嘘です! そんなワケありません。)

関東ふれあいの道。

他の登山グループとすれ違いました。

向こうも20人以上の団体でしたよ。

雨に濡れたクマザサ。

雨は霧雨程度ですが、

「水浴びいっぱいしたよ」という表情を見せてくれました。

渡り木も濡れていると滑りやすくて危険です。

難所では人が詰まってしまいます。

前の人がどうやって降りるのかよく見て、

どこに足を踏み出すか判断します。

「おっと、危ない!」というシーン。

ちょっと滑ってしまいましたね。

無事で何よりでしたが、一瞬ヒヤッとしましたよ。

風戸集落(ほとんどの民家が空き家のよう)を抜けて小さい東屋で休憩。

風戸の鏡肌(ふっとのかがみはだ)。

鏡のような光沢があるとされる1枚岩です。

立て看板より転記;

* 「風戸」は所在地の地名です。
鏡肌とは、断層で岩石がずれるときの摩擦でできた光沢のある面(=断層鏡肌)のことで、鏡のように光って見えることから、このように呼ばれています。
この岩の表面にもこのような面が残っています。ところどころに条線(直線状のキズ跡)や、鏡のように光る部分がみられます。特に条線は、手でさわるなどすると方向性があり、断層の動き方が分かります。
なお岩全体に残る割れ目は、鏡肌ができた後につくられたものです。

もとなる岩は、幅9m、高さ7mのチャートからなり、秩父帯のものです。近くには黒色泥岩や緑色岩も分布しています。ここから北東約700mにある富平の黒色泥岩からは、中生代ジュラ紀の放散虫化石を産し、秩父帯が同時期のものと分かりました。 *

 

岩の上には白い梅が満開に近い状態でした。

もう春も間近ですね。

登山道もこの辺りまで。

一般道が見えてきました。

麓の温泉施設「満願の湯」に到着。

コチラで解散です。

入浴する人とそのまま帰る人に別れました。

ちなみに入浴組は、

滝を眺めながらの露天風呂を存分に楽しみましたよ!

というわけで、今回の山行も無事終了。

リーダー、サブリーダー様 急遽交代がありましたが、お疲れさまでした。

そしてみなさま、新加入の方々も

たいへんお疲れさまでございました。

 

PS. 鶴瀬に着いてからは反省会を開催。

大いに話して、盛り上がり、

美味しいお酒とお料理で充分堪能致しました。

みなさん、ご満悦。ありがとうございました。

 

破風山 報告書

 

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武甲山 2022.9.10

今月の「峠山の会」定例山行は、

埼玉県秩父市と横瀬町の境にある武甲山(ぶこうざん)。

今回は、わっぴーさんからいただいたお写真とコメントでご紹介させていただきます。

 

9月10日(日)天気曇り
気温21℃
参加者15名

仲間うちでの登山で馴染の深い武甲山ですが、

「峠山の会」の会山行としては初めての取り組みとなります。

武甲山は、標高が1304mで日本二百名山のひとつ。

石灰岩地の伏流水は「平成の名水百選」にも選定されているとのこと。

さて、今山行では美味しいお水に巡り合えたのでしょうか?

 

まずは、秩父鉄道御花畑駅から徒歩で西武秩父駅ヘ。

そこから一の鳥居登山口までタクシーを利用しました。

今回は「表参道コース」で登り、「林道コース」で下りる予定。

しかし、なんと登山口に「林道コース通行できません」との貼り紙が,,。

ルートを変えてこちらに下山することも視野に入れていざ出発!

蒸っし蒸し!

湿度が異常に高く、辺りはまるでサウナ室のようです。

秋になったとはいえ、まだまだ夏のような感覚。

そして、容赦ない急登。

登りの標高差は780mもあるんです!

体力の消耗が本当に半端ないので、

自然と皆さん口数が少なくなります。

しばらく進むと不動滝に到着。

涼し気な滝の脇には大きな空のペットボトルがいっぱい。

ちょっと異様な光景ですが、それには意味があったんです。

 

山頂のトイレは雨水を貯めて流す方式なのですが、

水不足に上手く対処した手段で、なかなか考えられた方法。

登山者に協力してもらい18丁目付近の不動滝からペットボトルで水を汲み上げ、

山頂トイレの雨水枡に貯めてもらうわけです。

そうすることで、いつでも安心してトイレが利用できるのだそうです。

(ただし、冬季はトイレ閉鎖。)

自助の発想というか、自分たちが利用するものは自分たちでやろうよ!

と、いうことなんですね。なるほど、さすがです。

またまた進むと大杉の広場。

こちらでひと休み。

その名の通り、天を仰ぐかのような杉の巨木が我々を出迎えてくれました。

その巨木の周りには、まっすぐ伸びた杉の木が密生していますね。

清々しい森林浴が堪能できるスポットのようです。

写真を眺めるだけでも

心安らぐ森の香り「フィトンチッド」が漂ってくるかのようです。

そうこうするうち、いよいよ2時間40分程で武甲山 山頂に到着。

御嶽神社に手を合わせてから最高地点で記念撮影です。

ここまでよくがんばりました◎◎◎

達成感に歓喜ですね。

そして、期待していた頂上からの眺めはというと、

残念ながら雲で視界は真っ白。

こればっかりは仕方がありません。

素晴らしい眺望はまたの機会にお預けです。

お次は、待ちに待ったランチタイム♪

みんなで陣取り、各々持ち寄った食事を楽しみました。

差し入れのたくあん、美味しかったなぁ ♥ ♥ ♥

う~ん、至福の時間です☕

登りの途中で情報を収集すると、

「林道コース」が大丈夫だと分かり、

予定通り下山する事になりました。

下山はひたすら辛い下りが続き、

またまたみんなの口数が少なくなります。

それでも巨大キノコの群生やトチノミを見つけてほっこり!

キノコは「オオイチョウタケ」という名前のようですよ。

下山もあとわずかで、ひと段落。

橋立鍾乳洞前の甚太郎茶屋で恒例の一服タイムです。

みなさん、てんでにエネルギーチャージ。

美味しいお水もお飲みになられたことでしょうね。

当日誕生日を迎えたT橋さんのお祝いもしました。

Happy Birthday!

登山の最後にこういったお楽しみがあるのって良いですね。

茶屋から15分程歩くと浦山口駅です。

無事、浦山口駅に到着。

ここで登山が終了です。

ベンチに座りホッと一息。

山登りにもお得な「SAITAMAプラチナルート乗車券」を利用。

詳しくは、東武鉄道のサイトで → 東武鉄道×秩父鉄道SAITAMAプラチナルート乗車券

この度の所要時間は、7時間余り。

今日も1日良く歩きました🍀

リーダー、サブリーダーさんご苦労様でした!

そして、みなさま お疲れさまでございました。

今回も充実した山行だったもようです。

 

武甲山 報告書

 

ちなみにかつての個人山行・武甲山の記録はコチラです。

武甲山(個人山行)2020.11.14

 

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笠取山 2022.6.11

今月の定例山行は笠取山。

 

笠取山は、埼玉県秩父市と山梨県甲州市にまたがる標高1,953mの水資源が豊かな山で、

多摩川の水源であるとともに奥秩父の主脈の1つになっています。

「日本三百名山」、「山梨百名山」、「新・花の百名山」にも数えられていて、

山頂付近からの素晴らしい展望や、ツツジ、シャクナゲ、高山植物などの花々が咲き誇ることでも知られています。

 

今回は、S谷さんが撮られたお写真とコメントでご紹介させていただきます。

 

予定通り6時鶴瀬駅前から貸し切りバスにて出発しました。

もちろんバスはいつもの「みよし観光バス」。

グリーンの車体にレインボーカラーのロゴが入ったコチラのバスです。

道路はスムーズに進み、ほぼ予定通り9時に作場平に到着。

当然のこと、雨具の用意は万全ですが、

万が一お天気が崩れることもありそうな気配。

そうなるとどうしてもこのあとの空模様が気になり出します。

各自準備運動をして早めの出発をしました。

佐場平口の道標。

クマ注意の看板もあり、ちょっと怖いですね。

まずは、なだらかな山道を進み始めます。

小さな渓流に架かるのは丸太と角材が組まれた橋。

渡る時は皆さん足元に気をつけて!

「一休坂分岐」で衣替え&ひとやすみ。

ヤブ沢峠。

ヤブ沢峠を越えて笠取小屋に2時間ほどで到着。

コチラでトイレ休憩。

何と、野生の鹿がお出迎えしてくれましたよ ‼

 

このホンシュウジカは、その名の通り本州に生息する鹿。

6種類いるニホンジカの亜種のひとつで、

エゾジカとキュウシュウジカの中間の大きさ。

奈良の鹿もホンシュウジカで、寿命は10年~20年だそう。

1.5mくらいのフェンスだと飛び越えられ、

繁殖力が旺盛で何でも食べることから、

各地で鹿の食害が問題になっているのは周知の通りなのですけど、

その姿はなかなかかわいいですよね。

3つの川の分水嶺に到着。

このあと、ここから二手に分かれるため

このあたりで集合写真を撮影。

はい、チーズ。 パシャリ。

「チー」と言うと口角が上がって笑顔になるため、掛け声を「はい、チーズ」にするとのことですが、最近はちょっと古い言い方なのでしょうか。(もともとは、英語圏での「Say cheese(チーズと言って)」からきているようです。)ということは、結構用いていた「はい、ポーズ」は口角が下がるため、あまり良くなかったのかも。「1+1は、2」という時代もありましたよね。皆さんは何ておっしゃいますか?写真の掛け声で少し悩んでしまうところです。

いずれにせよ、みなさんの笑顔はやっぱり素晴らしいですよね。

分水嶺の小さな3つの石柱。

雁坂峠への分岐付近(山梨県山梨市、山梨県甲州市、埼玉県秩父市の境目)に分水嶺(分水界)=異なる水系の境界線があり、ここから降った雨は、山梨市側では富士川の支流である笛吹川、甲州市側では多摩川、秩父市側では荒川へと流れて行くそうです。この場所が川の始まりだと思うと何だかワクワクしてきますね。

山頂へと1本伸びる急坂が笠取山の最難関。

その心臓破りの急坂を登りきるのはたいへんそうです。

ご一行も急坂であたふたしながら、

ちょうど12時に笠取山山頂(山梨百名山の山頂標識)に到着。

達成感に満ちた笑顔で集合写真。

さらなる岩場をやっとの思いで登り、

コチラ、本当(?)の山頂(1,953mの山頂標識)に到着。

今回の山は集合写真スポットがたくさんあって良かったですね♪

多摩川の源流、水干到着。

分水嶺と源流という2つの言葉がごちゃごちゃになりそうですが、

とにかくここから東京湾まで185kmだそうです。

A井さんは何度かこの場に来てるそうですが、

雫が垂れているのは初めて見たとか!

みんなでこの貴重な一滴でのどを潤しました。

以後、雨にも負けず下山。

やはり降り始めたのですね。

足元に注意しての慎重な下りになったもようです。

しかし、予定よりも早く15時坂場平に到着。

その後、18時鶴瀬駅にて解散しました。

無事お戻りになられて、ほっとひと安心です。

みなさま、お疲れさまでございました。

また、リーダー、サブリーダー様、

バスの手配などいろいろご苦労されたと思います。

重ねて、お疲れさまでございました。

 

最後にS谷さんからの豆知識。

笠取山の由来は、昔 山の役人が笠をとり挨拶したということからだそうです。

幕末から明治初期に焼畑や乱伐で森が消え、多摩川の水量が減っため、

大正時代になり、水道水源林としてカラ松、檜などが植樹されたそうです。

まさにその地域に数々の歴史ありですね。

S谷さん、ナイスコメントありがとうございました。

 

笠取山 報告書

 

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皇鈴山(個人山行)2022.4.16

今回は個人山行で行かれた皇鈴山(みすずやま)。

皇鈴山は、埼玉秩父地方にある標高679mの低山。

比較的登りやすい山で、この時期はツツジなどの花が楽しめるようです。

以下、K北さんが撮られた写真とコメントでご紹介させていただきます。

K北さんもこの度は写真係が初めてということでした。キレイな写真をたくさん送ってきていただき、ありがとうございました。

 

まずは、小川町駅からバスに乗り換え、打出(内手)バス停で下車。

ここから徒歩で皇鈴山へと向かうことになります。

以前の定例山行でコンパスの使い方を習ったとおり、

地図とコンパスでこれから向かう方角を確認しました。

今回、たくさんの花や山野草に出会いました。

こちらは山ツツジですね。

そして、シャガ。

こうべを垂れたような葉っぱはマムシソウ。

控えめに咲く紫の花は、カタクリ。

二本木峠。

二本木峠を経て皇鈴山へ。

途中の山道、車道の脇に山桜、ミツバツツジを見ることができました。

桜の花はもう終わり頃ですが、

ツツジの花はまだこれからといったところ。

辺り一面に咲乱れるのはもう少し先かもしれません。

皇鈴山 山頂。

山頂には東屋の休憩場所。

また、すぐ先は広く開けていて

駐車場と展望台が整備されていました。

こちら側からも素晴らしい眺望が楽しめます。

東京方面や雲の中には男体山が薄っすらと見えましたよ!

そして、皇鈴山からすぐの登谷山(とやさん)へ。

展望はあまり変わりません。

ここから少し降りたところで今回はお昼休憩。

思い思いの場所に陣取ってしばしのランチを満喫。

向こうには赤城山が見えました。

この後、岩根山へ向けて出発したのですが

なんと道を間違えてしまいました!!

(ええっ、大丈夫?)

大丈夫でした。

ラッキーなことに、

間違えて進んだ道もなかなかの好風景。

引き返さずに、すかさずルート変更。

一番近い駅の親鼻に向けて歩くことにしました。

予定ルートを変えてもそれはそれで良かったんですね♪(ほっ。)

この後も、里山の風景や草花を見ながら楽しく歩きました。

途中、イチリンソウ、ふきの群生地もありました。

イチリンソウの花言葉は、「追憶」。

(ちょっと懐かしい映画を思い出してしまいます。)

ふもとに降りると黄色い菜の花も鮮やか。

いろいろありましたが、

無事 秩父鉄道・親鼻駅に到着。

予定外のルートで帰りましたが、この季節ならではの

たくさんの花々を見ることができて

思いのほか良かったです。

それにしてもツツジ、本当にキレイでしたね。

お天気も最高で有意義な山行となった模様です。

みなさま お疲れさまでございました。

 

ちなみに以前 忘年山行で行った時の様子はコチラ↓

皇鈴山・登谷山 忘年山行 2018.12

 

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忘年山行 長瀞(ながとろ)アルプス 2021.12.5

今回の定例山行は師走ということで、

1年を締めくくる感じの忘年山行となりました。

行き先は、埼玉県の外秩父にある長瀞(ながとろ)アルプス。

多くの会員のみなさまが参加されたようです。

 

まずは、Lineでいち早く送っていただいた集合写真から。

 

冒頭いきなりですが、宝登山頂上で全員で撮ったその記念撮影写真。

お日様もさんさんで、みなさんとっても気持ちが良さそうです。

今回は、野上駅からスタートするA斑・B斑と、

長瀞駅からスタートするC班に分かれての出発です。

 

らくらくコースを選択されたC班の方々はまず、長瀞駅を出て、

食堂や土産物屋が並んだ広い道を宝登山神社下社まで歩きます。

軒下の干し柿。

都会ではなかなか目にすることができない、どこか懐かしい光景。

昔ながらの冬の風物詩ですね。

宝登山神社下社に着くと

秩父市出身の俳人・金子兜太(かねこ とうた)さんの味わい深い句碑がありました。

「谷間谷間に 満作が咲く 荒凡夫(あらぼんぷ)」

秩父の谷間でマンサクの花をめでる自らの姿を詠んだ句と言われています。春一番に谷間に咲くマンサクの、地味で目立たないけれども厳しい寒さに強くしたたかに咲いた様を謙遜してまるで自分と同じ荒凡夫にだぶらせた句でしょうか。(個人の見解です。違ったらすみません。)

荒凡夫とは、金子兜太さんが魅せられていたという小林一茶が使った言葉で、自らの欲望の赴くまま、しかし気骨を持って平凡に生きる普通の人という意味らしいです。また、マンサクは春を告げる花で、「豊年満作」の豊かな実りへの祈りがその名前に込められています。

大蛇が横たわっているような巨大な根っこ。

もしかして、お久しぶりの山歩き?の方も。

のんびり行きましょう!

辺りはまだまだ紅葉真っ盛りのようです。

見上げると陽が透いて黄金色に輝いた木々たち。

鮮やかですね。

山が開けて少し眺望が楽しめる箇所。

足元は一面、落ち葉の赤じゅうたんですね。

ふかふかしていて、その上を歩くのも楽しそう。

こんなところにも広大なソーラーパネル。

世の流れとは言え、結構山が侵食されて、

景観的にちょっと残念な気持ちになるのは私だけでしょうか。

ぽかぽか陽気だと時期外れのツツジをたまに見かけますよね。

山頂に着くと冬桜が咲いていました。

冬とは思えない、まるで春の風景ですね。

宝登山神社奥社。

奥宮の狛犬はオオカミ(山犬)。どちらがオスかわかりますか?

正解は上のほうかな。若干、股間がもっこりしているように見えます(笑)。

狛犬2頭は、阿(あ)と吽(うん)が一組になって鎮座しているもので、

口を開けた方が阿で、閉じた方が吽。

阿吽の呼吸ということなのでしょう。

 

オオカミが持つ類いまれな動物的能力に畏怖と畏敬の念を抱き、

神様のお使いとして信仰されているということです。

こちらの狛犬はあばら骨が浮き出た痩せた姿が特徴的です。

 

鳥居の向こう側の山も紅葉。

奥社の売店でお買い物。

売店には山歩きでひとときほっこりできる

ステキな女将さんがいらっしゃいました。

一方、A斑・B斑の方々は、

長瀞アルプス登山口からスタートです。

円陣を組み、そろって準備体操。

筋肉や関節をほぐし、体を少し温めてから登り始めます。

さあ、登山開始。

分岐点

環境対策の費用として 募金箱に一人100円を入れましたよ!

分岐

紅葉の中、登山道を進みます。

後続隊 B斑

列をなして、無理せずゆっくり進みます。

途中休憩。

日差しが少し眩しそう。

気分もほんわか軽やかになる、まさにぽかぽか陽気ですね♪

新メンバーのS谷さんもがんばっていらっしゃいます。

服装からしてもベテラン登山者に見劣りしませんよね。

なごり惜しい紅葉

氷池の分岐

小鳥峠で休憩。

毒キノコに注意の立て看板。

いよいよ頂上です。

A斑・B斑の仲間が続々と到着。先に着いていたC班と合流です。

サンタさんの頂上シャボン玉は今日も健在。

再び、山頂の冬桜

長瀞八景

百名山の両神山

オアシスの鐘。

世界の平和を願っての鐘だそうです。

ここでのオアシスとは、

砂漠の中の水辺とか憩いの場所ということではなく、

O:おはよう
A:ありがとう
S:すみません
I:いらっしゃい
S:さようなら

の頭文字を取っているのだそうです。

なるほど、挨拶でしたか!

若干無理やり感はあるにせよ、さすが!よ~く考えられましたね。

宝登山神社

令和4年の干支 虎の絵馬

最後の階段上り

下山後は、今年も無事山の登れたことを感謝しつつ、

お参りをしてから解散しました。

 

今回の会山行、

野上駅から宝登山山頂までの所要時間は2時間30分でした。

展望も素晴らしく遠く奥秩父の甲武信岳まで見えたということ。

そして参加者は28名。

 

全員ご無事で下山は何より。

それにしても良いお天気で本当によかったです。

みなさま、お疲れさまでございました。

 

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破風山 皆野アルプス(個人山行) 2021.3.27

今回の個人山行は、埼玉県秩父地方の皆野(みなの)アルプス。

破風山(はっぷさん)を中心に8つの小さなピークを持つ連山です。

低山ながらもアップダウンの連続、岩場もありで、

たいへん起伏に富んだ登り甲斐のある山行となりました。

 

まずは秩父鉄道・皆野駅に到着。

皆野までは、SAITAMAプラチナルート乗車券を利用しました。

帰路は特急券が必要だったものの若干お得になっているようです。

各自準備体操をして、いよいよ歩き始めます。

荒川に架かる皆野橋、次に赤平川に架かる郷平(こうへい)橋も渡ります。

民家の脇を抜け、登山口へ。

途中で満開の桜がお出迎え。

大渕登山口。

ぽかぽか陽気で、すでにマスクの内側が汗ばんできています。

列をなしてゆっくり前進。

登山道の始まりです。

それにしても良いお天気。陽射しが暖かいです。

登り始めて早々にミツバツツジがご挨拶。

紫がかった明るいピンク色で、どの花も精一杯花弁を開いています。

そこそこ急な登りをジグザグに進みます。

花粉が心配な針葉樹林に差し掛かります。

最初のピークは前原山(標高347m)。

登山靴がデザインされた洒落た道標です。

辺りにはぽつりぽつりとミツバツツジが。

そしてこちらもツツジ科の低木、馬酔木(アセビ)。

尾根筋なので、樹木の間からは開けた風景も堪能。

ツツジの奥下、登山道のない箇所に白っぽく咲くのは山桜。

南斜面、満開の山桜が群生しています。

ひときわ鮮やかに咲くツツジも。

木によって多少花色に違いが出るのは何故なのでしょうね。

右手に秩父の街が少し覗けます。

ところどころ岩場も出現。

たまにある急な岩場。慎重に。

登山道脇にキレンゲツツジも一株。

黄色というよりはクリーム色に見えましたが。

くねったツルの大幹が大蛇のように目の前に。

根っこの階段。

ふと空を見上げると一筋の飛行機雲。

急な坂はストックを使わず、四つん這いになって。

ロープ伝いの岩場。

男体拝は見晴らしスポット。

男体山は霞みの向こうで見えなかったですが。

猿岩を横目に先に進みます。

樹の幹から直接アセビの花房が生えていました。

破風山の頂上すぐ手前の休憩所。

こちらの大きめな東屋で昼食です。

お湯を沸かす方も。

ここにもアセビの群生。

秩父盆地と右手には武甲山も見えます。

破風山頂上(標高626.5m)にて、

本日の参加者13名全員で集合写真。

シャボン玉。

札立峠(ふだたてとうげ)。

富士山浅間大神の石碑。

登ったり下ったりで、なかなか忙しい山道です。

大岩脇の細道を恐る恐る通過。

岩のすぐ下にも桜。

武蔵展望台。

目前がすぐ崖なので、足元要注意です。

ここに辿り着く少し前にあったはずの大きな岩 如金(ニヨッキン)さまを見逃してしまったようです。残念!

またもや鎖場。

大前山(標高653m)。

天狗山に次ぐ皆野アルプスの2番目の高地点ですが、

さほど広くはないため頂上という感じはしません。

首のないお地蔵様。

本日最大の難関。

足元が見えないくらいの急こう配なので、

後ろ向きになり手探りならぬ足探りで降りて行きます。

距離は短いですが絶壁です。

降りて振り返れば、

大したことのないような岩場に見えてしまいますが、

それなりの大変さでしたよ。

天狗山は登らずに大前近道という巻き道から下山。

途中また民家の脇を通過。

単調な下りが続きます。

脇には渓流が出現。澄んだ水が涼しげです。

老朽化した石灰焼窯跡。

無事終点に到着。

手洗い場の水が程よく冷たくて気持ちが良かったです。

秩父華厳の滝。

滝の前でのリラックスタイム。

あとはバス停で帰りのバスを待つだけです。

今回の山行はこんな感じ。

みなさま、お疲れ様でございました。

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