今回の垰山の会、定例山行は、奥多摩の高水三山。
高水山(標高759m)、岩茸石山(793m)、惣岳山(756m)の
3つの山のことを総じて高水三山と呼びます。
3連山を縦走する程よく長いルートを登ったり下りたりして進むことで、
山登りの楽しみを思う存分味わえる、充実した山行でした。
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青梅線・軍畑(いくさばた)駅で下車。
この日は、早朝から晴れ渡った良いお天気。
絶好の登山日和です!
まずは、一般道を歩いて、登山道に向かいます。
途中、平溝川の渓流に沿っての車道。
高源寺では、準備体操をして身体をほぐします。
そして、コンパス(方位磁針)を使っての地図の見方講習。
言うまでもなく、山道に迷った時の最も有効な対処法は、
コンパスと地図を用いて、
これから進むべき方角を正確に知るということ。
今回はコンパスの基本的な使用方法と、
真北と磁北の差など関連知識も学びました。
コンパスは、以前オリエンテーリングの際も使用しましたが、
日ごろから使い慣れていないと、
いざという時にはなかなか活用できないもの。
そういう意味でもこういった実技を伴ったプチセミナーは大事だと思います。
実際、コンパスはにはコツのようなものが必要らしく、
それなりに苦戦しながらの講習になりました。
車道の脇には、ロウバイが見ごろとなっていて、
花に近づくと良い香りが漂っていました。
釣り堀の先から、いよいよ登山道らしい細道が始まります。
前方は砂防ダム。
杉林の中を進みます。
木の根や岩場、階段など、同じ杉林でも足元は変化に富んでいます。
地面には霜柱が。
お天気が良くても日陰はひんやりとしています。
高水山方向に歩を進めます。
6合目の標識。
身体が火照って汗ばんできました。
衣服調整と水分補給です。
9合目の道標。
頂上まではあと一息。
道を大きく遮る倒木。
右側には、根こそぎえぐられたような危険な穴も開いています。
はい、倒木、余裕でくぐり抜け。
常福院に到着。
こちらではトイレ休憩。
寺院内に残雪を発見。
今年はやっぱり雪が少ないようですね。
お手洗いは氷結のため断水。
蛇口受けバケツの中はカチカチの氷でした。
お参りをする会員の方々も。
暖かい陽射しを浴びて、ぽっかぽっか気分です。
高水山 山頂に到着。
記念撮影。
少し下山して今度は、岩茸石山に向かいます。
ず~っと続く杉林。
途中、木々の合間に開放的な視界が望めました。
根っこがグネグネうねりかえる上り坂。
長い坂が続くのでちょっとしんどいですが、
地面が乾いているので、比較的楽に登ることができます。
岩茸石山の頂上に到着。
空も澄んでいて素晴らしい眺望。
東京都心から奥多摩の山々までずらりと見下ろせる大パノラマが広がります。
高層ビル群やスカイツリーも見えましたよ。
山頂の標識と共に撮影。
南向きの斜面に腰を下ろしてランチです。
メカのように角ばって繋がる尾根筋。
茶色っぽく見えるのは、花粉を蓄えつつある杉穂だとか。(え~っ!)
地図を見て、「向こうのあの山は何山?」と、お調べ中のご様子。
下枝先の奥にはかすかに雪をまとった雲取山も見えます。
今度は惣岳山に向かいます。
またまた、急な下り坂を降りて行きます。
もし地面が濡れていたら、
恐らく足が滑ってたいへんな箇所になっていたことでしょう。
お天気に恵まれて本当に良かったです。
杉林を伐採したあとのハゲ山。
切り株だけがぽつりぽつりと残った山です。
頭上に遮るものがない開放的な空間が広がります。
山々の背後には街並みが。ほら、あそこっ!
切り株だらけ。一人用ベンチがずらりと並んでいるような光景。
岩場と木の根を手で伝って登る箇所。
ジャングルジムにでも登る感覚で楽しいです。
惣岳山 山頂に到着。
ところどころに杉の大木が現れます。
コチラにもご神木らしき杉の巨木。
大木の幹の根元に木の祠。
天然のベンチでひと休み。
登山道から真上を眺めたところ。
杉がまっすぐ空に向かって伸びています。
下山もほぼ終点。
山麓には、梅の花が。
こんな感じで、今月も無事 楽しい登山を終えることができました。
雪もなく、逆にぽかぽか陽気の素晴らしいお天気。
総歩行距離9.5kmと結構長く歩いたので、良い運動にもなりましたよ!
会員のみなさま、ご苦労様でございました。
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