今月の「峠山の会」定例山行は、美の山(みのやま)。
美の山は、埼玉県秩父市と皆野町にまたがる標高581.5mの低山です。
頂上は「県立 美の山公園」として整備されていて、
4月には桜、5月にはヤマツツジ、7月にはアジサイが斜面一帯を彩ります。
他にも四季折々の花が咲き誇る花の名所としても有名。
今回は11月ということで、キレイな紅葉が見られればと思っています。
会員以外の方々を募集して、この日は「公開ハイク」となります。
総勢35名の大所帯として、にぎやかに登山を楽しみましたよ。
まずは、電車を乗り継いで、西武秩父鉄道・親鼻駅に到着。
駅と萬福寺の2手に分かれてトイレを済ませます。
各自が準備体操をしてから、山に向かって歩き始めます。



関東ふれあいの道・登山口から山道に入ります。


緩やかな登山道にはたくさんの栗イガが落ちていました。
巷では熊被害の話題が多く語られている昨今ですので、
ここにも熊が栗を食べに現れないかと、少し心配になりながら登ります。



頭上の葉はところどころ色付いていますが、
ものすごい紅葉とは言えない状況です。
今日は綺麗な紅葉をあまり期待できないのかと不安になります。

少し登って衣服調整。
寒いと思って随分と着込んで来ましたが、
意外と暖かいです。

登山人数を数えるカウンター。
登山道では他の登山者をほとんど見かけませんでした。
やっぱりみんな熊が怖くて、このところのお出かけを控えているのでしょうか?

陽射しがぽかぽかです。
本日は何とも快適な登山日和。
数日、寒い日が続いていたのにこれは超ラッキーです。
みなさんの日頃の行いに感謝といったところでしょうか。


半分枯れたような紅葉だと残念に思いながら、
辺りを眺めつつ進みます。

少し登っては小休憩。
登山慣れしていないゲストの方々もいらっしゃるので、
無理せずに休みを挟みます。




カマキリみたいな死骸が木にくっついていました。まだ新鮮な感じです。




時々、頭上にきれいな色付きがありました。
光に透けて黄色が鮮やかです。





落葉樹の林はカサカサの落ち葉でいっぱいです。


山桜の葉はほとんど落ちていたのですが、
こちらには赤く色付いた葉が残っていました。

石で作られた立派な階段が続きます。




逆光が紅葉に映えますね。
だんだんと秋真っただ中の風景になってきました。

みはらし園地に到着。


そして、思わずため息が出るくらいの真っ赤なカエデが目の前に。
色のグラデーションも見事です。
バンザイ!もしたくなりますよね。
木の下でみんな順番に写真を撮影。
良い時期に訪れました。素晴らしいです!






日向側から見ても完璧な色付き具合です。
みなさんからも笑顔がこぼれます。

少し先にはクサギの実。
ピンクの部分はガクで、黒い部分が果実。鳥が食べるとのこと。
花は甘い香りがして、実も花のように見た目が独特でかわいいのですが、
葉や枝は臭いそうですよ。


周りの雰囲気が変わり、針葉樹林を抜けて進みます。


蓑山(みのやま)神社に到着。
この辺りは春にはツツジが多く咲くそうです。

蓑山神社の狛犬は痩せたオオカミ。
かつてはオオカミが生息していたのかもしれませんね。
秩父三峰の山犬信仰の影響も受けているそうですよ。



蓑山神社を抜けると多少の急登になります。

階段の段差も結構ありますよ。


先に展望台が見えてきました。


展望台の向かいには榛名(はるな)神社。

安全祈願。

展望台(見晴らし台)からの眺望を楽しみます。



見晴らし台に向かう後ろの班の会員さんが小さく写っています。





つんつんして愛らしいアザミの花があちこちに咲いていました。

美味しそうに見えてしまうキノコ。
(おそらく食べてはいけないやつです。)

ツツジ園地に出ました。
木々が開けてくるとまもなく頂上です。



黄色に色付くカエデもあるんですね。
これはこれで綺麗です。







美の山 山頂に到着。

記念撮影。本当に良いお天気。


すぐ先の広場に降りてきて、ここで少し早めの昼食です。

今回は時間的にも余裕があったので、
ゆっくりと食事を楽しむことができました。





会からいただいたデザートの大福も美味しかったです。
お隣からはゼリーのおすそ分けも。感謝。

頂上広場のトイレの奥にも真っ赤なカエデ。
見応えのある大木でしたよ。






トイレの先にある小さな展望台。



インフォメーションセンター。




銅像の横にはギザギザのカエデも紅葉。


メインの展望台。
遠くの山並みも一望できます。


武甲山や秩父盆地も丸ごと見渡せます。

看板より転記;
” 秩父盆地・絶景ポイント(美の山公園)
武甲山や二子山は石灰石、両神山はチャート、ここ美の山は変成岩でできています。山中地溝帯と呼ばれる凹地形は長野県の佐久まで続いています。
盆地内の地層は、ここが海だった約1500万年前(新第三紀)に堆積したもの。周囲の山々にくらべて侵食されやすく、盆地ができました。
盆地の隆起にともない、川に沿って段丘ができました。 ”






シャボン玉。

写真を撮るのを忘れましたが、
ゲストの方々の自己紹介にもほっこりしましたよ。


お昼の後は下山です。




マムシグサの赤い実。


落ち葉が幾重にも積もっているので、足が滑りそうです。
石もゴロゴロしているので、足元には要注意。


途中には竹林も。

民家の脇に出てきました。
この辺りで、山道はほぼ終わりです。




秋の草木も実り、イチョウも黄金色の紅葉です。
黄葉(こちらも、こうようと読む)と言って区別するんですね。
(あまり知らない言葉でした。)





ふもとから日なたの山肌を見上げると、一様に紅葉しています。
これぞ、秋ならではの光景ですね。

その後、和銅遺跡(和銅採掘遺跡)に到着。
ここが「日本通貨発祥の地」ということで、
和同開珎(わどうかいちん)の巨大モニュメントがあります。

早速、全員で記念撮影。
穴からは一人覗いていますね。
もう少し上に引っ張ってあげたくなります(笑)。
それにしても今回の参加メンバーはいつもより多いですよね。
なかなか壮観です。





さらには、聖(ひじり)神社にも到着。
日本で初めて銅が発掘されたときにできた神社だそうです。
和銅元年は西暦708年ですが、本殿は江戸時代中期の建造。


ここでも順番にお参り。

最後は、和銅黒谷駅に着きました。

こちらで全員揃っての解散会です。

今回も無事終了することができてよかったです。
ゲストで参加してくださった方々、初参加の方、ありがとうございました。
リーダー、サブリーダーの方々もありがとうございました。
そしてみなさま、お疲れさまでございました。
今回の動画もとっても良い出来ですよ!
【美の山】歩きやすい雑木林の先に待つ鮮やかな紅葉と大展望
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こちらに会員の皆さんが撮られた写真をご紹介。















キレイな紅葉に大満足の山行でした!
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つっちーさんのブログもご覧ください!
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過去に行った「美の山」の様子はこちら。↓
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個人山行のページも作りました。
是非、ご覧ください!
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