今月の「峠山の会」での山行は埼玉県小川町にある金勝山(きんしょうざん)。
東武東上線とJR八高線に挟まれた場所にある標高264mの低山です。
もともと3月の定例山行は、三頭山を予定していましたが、
新型コロナウイルス対策のまん延防止等重点措置期間に付き中止となりました。
やはり大勢で賑やかに行く定例山行は自粛の対象となってしまうのは致し方のないことです。
その代わりに2月に予定していて、これまたコロナの影響でできなかったオリエンテーリングを1ヶ月遅れで実施しました。
今回のオリエンテーリングは人数を絞り歩行時間を短くして、コロナに配慮し密にならないように気を付けて実施したというワケです。
ちなみにオリエンテーリングとは、チームごとに地図上に表示された地点(スポット)を順番に辿って、ゴールまでのタイムを競う競技スポーツです。「峠山の会」の場合は、タイムを競うというほどではなく、楽しみながらスポットを制覇していくといったゲーム感覚で臨んでいます。
※ わっぴーさんの解釈としては、こういうことらしいです。会としてオリエンテーリングに取り組む目的としては、
①地図を読みとる力を付けること。
等高線や地図記号を見て地形や目標物を見つけることができるようにする。
おおよその距離や時間を読みとることができるようにする。
②コンパスの使い方を覚えること。
山中で道に迷ったときに活用できるようにする。
そうなんですね、なるほど!です。
さて今回のスタート、まずは最寄り駅の東武竹沢駅で下車。
その後、一同にてベテラン会員さんからコンパスの使い方についてレクチャーを受けました。
各々ダンボール等で工夫して作ったバインダーとコンパスを首から下げて
いざ出発です。
登山口からすぐの分岐点にあるポストに登山届を投函。
左側の避難小屋コースへと進みます。
樹林帯を登って行くと1時間ほどで金勝山の山頂に到着。
金勝山から2つのグループに別れてオリエンテーリングの始まりです。
今日は18箇所のポイントを地図とコンパスを駆使して探し歩きます。
手順を理解できるまで何度も何度も教えてもらいましたが、
その都度皆さん真剣そのもの。
おしゃべりする暇は全くありません。
ルートは比較的手入れされた気持ち良い登山道ですが、
とにかくアップダウンの連続。
息を切らしながらも次々ポイントを目指して歩きました。
途中のキャンプ場炊事場にて待望のランチタイム♪
のんびりリラックスできる貴重なひと時です。
そして、食後は再びポイント探しです。
お腹が重いので登りはなかなか大変です。
この頃になると慣れたもので、全員コンパスの使い方が板に付いてきましたよ。
最終ポイントはコチラの活動センター。
その前で全員にて写真撮影です。
いつもと違い体力と頭脳の両方を使ったので
この時の達成感はひとしおでした。
確かにみなさん、安心の笑顔ですね!
埼玉県立小川げんきプラザの脇には、
お札や和紙の原料になるミツマタの花が咲いていました。
帰路は急な階段を昇り降り。
汗ばみながらあとひと踏ん張りです。
休憩をはさみながらも無事下山。
駅からは東武竹沢駅13:48発の電車で帰りました。
今回、改めてオリエンテーリングの面白さを味わうことができ、
有意義な1日となりました。
根気強くコンパスの使い方をご指導いただいたベテラン会員の皆様、
本当にありがとうございました!
お天気にも恵まれ、素晴らしい山行のご様子でしたね。
みなさま、お疲れさまでございました。
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