日向山 2024.9.7

今回の「峠山の会」定例山行は、山梨県の日向山(ひなたやま)。

日向山は北杜市にある標高1,660mの山。三角点のある山頂からの展望はよくありませんが、すぐ先の雁ヶ原(がんがはら)には花崗岩の砂が広がるザレ場があり、素晴らしい景色が見渡せます。いわゆる「天空のビーチ」と言われている砂浜のような場所で、そのザレ場自体の不思議な造形と甲斐駒ヶ岳や八ヶ岳連峰の雄姿も楽しむことができます。その風景を見るのはとても楽しみです。

 

まずは、みよし観光の貸切バスを利用して尾白川(おじらがわ、おじろがわ)渓谷駐車場に到着。

途中で渋滞があり、到着が予定より1時間押しとなりました。

ここでトイレと準備体操を済ませます。

こちらが最初の登山口。

列を成してゆっくり進み始めます。

辺りにはミズヒキ(水引)の赤い小さな花穂が。

この日は良いお天気で登山日和な雰囲気。

秋の涼しさを感じながら、心地良い登山のスタートです。

ところが、しょっぱなから急登が続きます。

最初は涼しく感じていた周りの空気ですが、

意外と蒸し蒸ししていて、たらたらと汗が噴き出してきます。

まだ夏の名残でしょうか。

身体が火照ってくると、結構暑くなってきました。

丸いどんぐりがいっぱい落ちています。

ちょっと大きめのセミの抜け殻。クマゼミでしょうか。

ミンミンゼミの鳴き声は聞こえていましたから

大きめのミンミンゼミなのかもしれません。

右手に小さな沼。

水面が浮草で覆われています。

ごつごつした岩も現れてきました。

風の通り道に出くわすと、時折 涼しい風が吹いてきて生き返る思いですが、

それでもやっぱり蒸し暑いです。

熱中症にならないようにこまめに水分補給をします。

クヌギのどんぐりは未熟のまま落下。

ここ、頭上に注意。

登山道脇の3か所くらいに簡易な炭焼き窯がありました。

かつてはこんな場所で炭を作っていたのでしょうか。

一説によると昔はそれぞれの家にこのような窯があったと言われています。

そういえば下山の際には、木材搬送ケーブルカーのケーブルだけが残っているところも見受けられました。昭和の時代には木材の需要が高かったことが伺えます。

鮮やかに咲くツリフネソウ(釣舟草)。

トゲトゲが柔らかい山栗のイガ(苞葉 ほうようと言うらしいです)と、

抜け殻になったカイコがの緑色のまゆ。

最初の登山口から1時間半くらいの場所は矢立石(やだていし)登山口。

ここまでは乗用車が上ってきていますが、小型バスには無理なようです。

ホトトギスがちょうど開花時期を迎えていました。

紫の点々の入り方が花によって違うようですが、

鳥のホトトギスのおなかにある柄に似ていることから花の名前が付けられたようです。

ホトトギス(鳥)の姿はサントリーさんのHPでわかりやすくご覧いただけますよ。

→ サントリーの愛鳥活動

マムシグサの若い実。

古タイヤの再利用はナイスアイデア。

タイヤのゴムって長持ちするんですね。

登山道にはタイヤの階段がいくつもありました。

この足長のクモは巣を作らないクモなのでしょうか。

足を入れると10センチ以上はありそうなクモがあちこちで歩き回っていました。

容姿がグロテスクなのでなかなか興味深いです。

この時期の山にはキノコがいっぱい。

いろいろな種類のキノコが至るところに生えていました。

そろそろ山頂付近に差し掛かりました。

地面に白い砂が混ざり始めたと思ったらもうすぐです。

はい、「天空のビーチ」 雁ヶ原(がんがはら)に到着です。

まさに砂浜。絶景です!

砂浜の先は海ではなく絶壁。その向こうには山並みと街並みが見降ろせます。

こんな不思議な景色、なかなか見られないですよね。

素晴らしい‼

恒例の記念撮影。

そしてビーチの木陰でランチの始まりです。

壮大な景色を堪能しながらほっとするひと時を楽しみましたよ。

花崗岩の山が風化してできた自然の形が

まるで恐竜の背中のようで独特の美しさを感じさせます。

先端まで歩くのがちょっと怖い場所。

物を落としたら真っ逆さまですね。

ランチ後にもみんなでもう1枚。

偶然にも同じ富士見市からいらしたという山ガールさんに撮っていただきました。

こちらは日向山頂上。

木々に囲まれた場所に三角点があります。

下山は来た道をまた戻ります。

山道を整備するボランティアの方々がいました。

「北杜山守隊(ほくと やまもりたい)」の旗も掲げられています。

北杜山守隊

この時はみなさんで階段を直されていて、

一同頭の下がる思いで通らさせていただきました。

本当にありがとうございます。

階段の下に木を敷き詰めて登山道をきれいに整備する方たち。

少し進んだこの辺りは整備して間もない階段のようです。

芸術的な斜め階段。人それぞれの歩幅を考え配慮された歩きやすい階段です。

下山は登りと違ってすいすいと進みます。

3時過ぎなのに辺りは夕方くらいの明るさです。

山は陽が落ちるのが早いことを改めて感じます。

そして無事、登山口に到着。

途中、一時的に具合の悪くなった方もいましたが、

結局はみんな元気で下山できてよかったです。

リーダー、サブリーダー様、ご苦労様でした。

そしてみなさま、お疲れ様でございました。

 

PS. 日向山のことをネットで調べると「初心者向けコース」と書いてあるし、現地には「ハイキングコース」と表示されていましたが、決してやさしい登山コースではありませんでした。

蒸し暑さのせいもあったかもしれませんが、とても足に堪える難易度の高い登山のように感じました。

この日は高速道路の帰り道も渋滞に巻き込まれ、鶴瀬到着が21時を過ぎてしまいました。

朝は5時45分集合でしたので、長い1日ではありましたが、充実した日でもありました。みなさまに感謝感謝です。

 

つっちーさんのブログにもこの日のことが書かれています。

つっちーの日々

Makkiさんの動画も素晴らしいです!!

【日向山】ミズナラ、カラマツ、ブナの森を抜け白砂の別世界へ

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黒斑山 2024.7.20

今月の「峠山の会」定例山行は長野県と群馬県にまたがる黒斑山(くろふやま)。

黒斑山は、浅間山(あさまやま)の第一外輪山の最高峰で、その標高は2,404m。

※ ちなみに浅間山(標高2,568m)は、現在も活動を続ける日本で最も高い活火山。黒斑山と前掛山の外輪山が二重に連なり、中央には新しくできた中央火口丘の釜山がある三重式火山です。

黒斑山の登山道では多くの高山植物が見られるため、花の百名山にも選定されています。

頂上から見える浅間山の雄姿が絶景とのことですが、さてどんな景色なのでしょうか。とても楽しみです。

 

まずは、貸切バスを利用して高峰高原ビジターセンターに到着。

体操部長のリードのもと、全員が順番に「1、2,3,・・・」と声を出して準備体操をしました。

県連の登山学校で教わったやり方ということで、なかなか新鮮でした。

持ち物を確認し、いよいよ出発です。

道路を進んだすぐのところが、車坂峠(標高1973m)。

スタート地点ですでに標高が高いんですね。

低地では酷暑の予報ですが、こちらの辺りは涼しくて半袖では寒いくらいです。

周りには高山植物がいくつか見られます。

白いウスユキソウも清々しく咲いています。

(ジャパニーズ・エーデルワイスと言うそうです。)

白くてふさふさしているのはヤマブキショウマ(山吹升麻)。

登山口の柵を抜け、登山道に入ります。

青紫色のヒメシャジンは釣り鐘型のキキョウ科の花。

最初は緩やかな道が続きます。

道中には霧が立ち込め、先の視界が遮られています。

夏の朝の普通の光景なのでしょうか、雲の中にいるかのようです。

遠くまで本当に深い霧に包まれています。

開いたばかりのアザミの花。

カラマツ林は笹で地面が覆われています。

辺り一帯はミストが充満しているのか、ひんやりとしていて幻想的。

時たま首筋をかすめる冷たい風も心地よいです。

それでも歩けば少しづつ身体は汗ばんできます。

少し歩いては小休憩。

暑くなると思って熱中症対策を考えていたのに、

まったく逆で、意外と涼しくて驚きました。

体力的には何も問題なく、余裕しゃくしゃくのみなさんです。

頼もしい限りです。

登ってから次は下ってのアップダウン。

岩がごつごつしてきました。

トーミの頭まではガレ場があります。

足元でぐらつく岩には要注意です。

カラマツ、シラビソ、コメツガといった松の仲間が多く分布しています。

山では今朝がた雨が降っていたようですね。

エゾマツの葉先にも雨滴。

地面もぬかるんでいる場所がいくつかありました。

下山したら靴が泥だらけだったりして。

少し開けた場所でも休憩。

この日は登山客が多く、交差や道譲りも結構ありました。

もう夏休みなのかな、お子さん連れの登山客もいらっしゃいましたよ。

この辺りの崖下にはピンクのコマクサが咲いていたようです。

岩肌で孤高に咲くコマクサ(駒草)は、

強い繁殖能力と可憐な色・形から「高山植物の女王」とも言われています。

確かに独特の花で印象に強く残りますね。

再び林の中に入ると歩きやすい道になります。

横枝が下方に無数に伸びて、まるで根っこのようになって立つカラマツ。

ときどき、ちょっとした難所あり。

岩の間をすり抜けながら段差を攻略。

コメツガの実。

2~3センチ程度の小さな松ぼっくりになります。

ゴゼンタチバナ(御前橘)はミズキ科の植物。

輪状に生えた葉が6枚以上になると花を付けるのだとか。

シラビソの新芽は鮮やかな薄緑。

先端が色変わりしているこの姿は今の時期だけしか見られないかもしれませんね。

階段は朽ちていますが、大丈夫です。

登り始めの場所では花終わりだったシャクナゲ(石楠花)も

標高が高くなるとまだ咲いているものがありました。

低地にあったのは花期が若干早いアズマシャクナゲだったのかもしれません。

そしてこちらはハクサンシャクナゲのようです。

白×ピンクの花びらには緑の点々も入り、とっても美しいです。

ただし、葉には毒があるようなので動物も葉を食べないそうですよ。

槍が鞘の避難豪(シェルター)。

浅間山からの噴石対策なのでしょう。

噴火口から3kmの地点ということで、この場所に設置されたそうです。

槍が鞘(やりがさや)に到着。

今回はここでA班、B班に分かれるので、

ひとまず21名全員で記念撮影。

A班はこのあと黒斑山を目指し、B班はここまででそのあと戻ります。

エーデルワイスのつぼみ。

A班はさらに先に進みます。

ガレ場も霞がかっています。

ロープの外側は危険のようですね。

トーミの頭(とーみのあたま)に到着。

そしていよいよ黒斑山 山頂に来ました。

山頂でランチタイム。

期待していた山頂からの見晴らしですが、全く見えません。

もう目の前が全部白いだけです。

雲が無ければ、浅間山全体が良く見えていたらしいのですが、残念。

でもその分、涼しくて快適でした。というしかありませんよね。

そういうわけで、景色は見られませんでしたが、

各々、持参した食事を存分に楽しみましたよ。

30分ほどで食事を済まして今度は下山です。

途中まで来た道を戻り、分岐から中コースを下ります。

振り向くと往路では視界になかった細い奇岩が見えました。

こちらの分岐から車坂峠方面に進みます。

午後は霧が晴れてきて向こうの山がはっきりと見えてきました。

下りも終盤、まだまだ元気な方々です。

こんな感じで無事下山が終了。

それにしても、山を下りると物凄い暑さなのにはビックリ。

山にいるときよりも帰路のほうが水分を多く摂る必要がありました。

そして帰りのバスからは浅間山がくっきりと見えましたとさ。

今回も無事戻ることができて良かったです。

リーダー、サブリーダー様、ありがとうございました。

そしてみなさま、お疲れさまでございました。

黒斑山 報告書

 

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小楢山 2024.6.8

今月の「峠山の会」定例山行は山梨県の小楢山(こならやま)。

小楢山は山梨百名山の一つで、標高は1,713m。頂上標識には「霊山古那羅山」とも書かれています。

山頂の錫杖ケ原(しゃくじょうがはら)には東屋があり、そこそこ広く開けています。付近はレンゲツツジの群生地として有名。

山頂の南側正面には富士山が見られ、その眼下には甲府盆地が見下ろせます。

今回は素晴らしい景色と富士山の雄姿がバッチリ見られますでしょうか?楽しみです。

 

まずは「みよし観光」のバスを利用して琴川(ことがわ)ダムに到着。

こちらでトイレと班ごとに体操を済ませて、準備を整えます。

A班は小楢山からUターンするルート、B班はそのまま進むルートの2コースに分かれます。小楢山山頂までは一緒に進むことになります。

琴川ダムは、国内では最も標高の高い場所にある多目的ダム(標高1,464m)なのだとか。

秩父山系から流れる一級河川・琴川からの水を溜めたダム湖の名前は「乙女湖」。

500万平米を超える水量を誇る広大な湖が見渡せます。

ダムからは階段を上って進みます。

展望台広場までは計371段の遊歩道階段が続くのですが、

初っ端からそこそこの段数がありますね。

階段脇には野イチゴの白い花。

カエデにも小さな花穂が。

玉状の虫こぶ(?)が付いた葉。

ちなみに虫こぶとは、寄生した虫が出す刺激に反応し、植物が身を守るために異常成長してできるもの。植物によっていろいろな形状があるみたいです。

展望広場まで上がってきました。

お天気は最高なのですが、身体は汗ばんできます。

平地では初夏の6月ですが、山ではまだ春の訪れといった季節感。

階段を上ったので暑いには違いありませんが。

辺りのカラマツには新芽が吹いていました。

道路脇には山フジが満開。

しばらく歩いてから登山道に入ります。

標識がなく、わかりにくい登山口でしたが問題ありません。

山道に入ると大きなシダが生き生きと生えています。

まむし草も。

二人静(ふたりしずか)。

二人とは言っても、花穂は3本や4本のものもあります。

伐採・整備されたなだらかな登山道を進みます。

登山日和の心地よい気温。無理のない気持ち良い登山です。

先々には大きなフキも生えています。

胞子のうが開く直前の苔たち。

苔のつぼみとでもいう憾じですね。

地表は一面がシダの群生。

小楢山への新道に進みます。

まばらに咲くレンゲツツジが見えてきました。

まだつぼみも多く、これからの季節が花の本番のようです。

色鮮やかな朱色の花とたわむれる人々。

小休憩の場所では、ワラビが群生。

セミの抜け殻も方々にいっぱい。

的石(まといし)。

日本武尊(ヤマトタケル)がこの岩を標的に矢を射ったと伝わる岩で、

小楢山八景のひとつ。

野イチゴの花もいっぱい。

白樺の倒木。

ミズナラの林、

乾燥してふかふかになった苔がびっしり張った岩々。

樹皮がこれでもかというくらいに隆起した樹表。

激しく逆立った皮が物凄い立体感です。

左右にレンゲツツジの通り道。

まもなく山頂です。

小楢山 山頂に到着。

正面に見えるハズの富士山はどこ?

残念!雲がかかり富士山は裾野しか見えませんでした。

しかし、開放的な山頂はとっても気持ちが良いです。

山頂で記念撮影。

この日は体験参加の方1名を含む23名が参加。

立て看板より

” 標高1713mでその昔 夢窓国師の修行の地と言われておりました。
この山の頂は東西二峰にわかれ、東峰はゴン鉢を伏せたような形から灌鉢山の名があり、西峰は奇岩怪石が累々として滝もあり深山高山の気分を満喫するに十分である。此の山は、水楢・小楢が多く俗字をもって小楢山とあてはめたが、夢窓国師が此の山に命名したのは、古那羅山であった。
東峰からも、西峰からもすばらしい展望に恵まれ、展望は申し分ないハイキングコースである。また、山頂からは、「富士山」「奥秩父」「南アルプス」「八ケ岳連邦」等が見ることができ、魅力の山となっています。 ”

この中の夢窓国師とは、夢窓疎石(むそう そせき)のことで、後醍醐天皇からその才覚を見出されて国師号を賜った鎌倉・室町時代に生きた臨済宗僧侶のこと。

心地よい空間が広がる山頂で、お待ちかね ランチの始まりです。

なぜか生きたセミが1頭、地面に落ちていました。

森では相当たくさん鳴いてはいるのにその姿がなかなか見られないセミ。

そんなセミの個体が見られてラッキーでした。

展望盤を見て山々の位置を確認。

なかよしさんのお二人ですね。

食事の後はA班、B班の二手に分かれて下山です。

下り始めは、連続の倒木。

下り方面ですが、また登ったりも。

大きく切り立った幕岩(まくいわ)に到着。

健脚に自信のある希望者が、この岩の上に登ります。

ここはかなりきつい岩登りです。

足元が定まり難く、鎖なしでは到底登れません。

登りきったところからは全方面の絶景が広がります。

平らなところが少なく足元がどこもやや傾いているので、

ある意味命がけで立ってる場所です。

でもこの笑顔、逞しいですね。

一番高いところ、この岩の先は崖っぷち。

こんな場所に立つのは本当に怖いです。

ところがこのお二人は余裕の表情。

怖いもの知らずなんですね。凄い!

自分は見てるだけでもブルブル、足がすくんでしまいました。

絶壁は登るときよりも降りるときの方がたいへん。

慎重に降りましたが、怖くなって思わず足に必要以上の力が入ってしまいます。

明日はおそらく筋肉痛になることでしょうね。

一同、無事岩から降りて来られひと安心。

そしてお次は大沢山頭での分岐。

4つ並んだセミの抜け殻を発見。

木に巻かれたテープで行き止まりになったのかな?

行く道右手に沢が現れました。

付近は地面が濡れているので、滑らないようより慎重に。

ロープにしっかりと捕まって! こういう箇所は後ろ向きで降りましょう。

白雲の滝。

小さな滝なので、その冷たい水に直接触ることができますよ。

標識の上の方に見えるのは、どっしりとした「達磨石」。

そして登山道の出口に到着。

駐車場でバスを待ち、無事A班とも合流できました。

こんな感じで今日の登山は終了。

リーダー、サブリーダー様、お疲れさまでした。

そしてみなさま、お疲れさまでございました。

 

つっちーさんもブログで書かれています。

つっちーの日々
いつもながら動画も素晴らしいです。
【小楢山】ミズナラやレンゲツツジの自然美と富士山の眺望が楽しめる山

追記 ; 会員の方が撮られたお写真です。

小楢山 報告書

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鍋割山 2024.5.18

今月の「峠山の会」定例山行は群馬県前橋市にある鍋割山(なべわりやま)。

神奈川県・丹沢にも同じ名前の山があるので、少しややこしいです。

鍋割山は、赤城連山の南端のピークで標高1332mの山。隣接する荒山高原では山ツツジの群生が見られることで知られています。

春のこの時期は多くの花が開花していて賑やかな様子が楽しめるのではないかと期待して出かけました。

 

今回はいつも御用達の「みよし観光」小型バスを利用。

22名での山行となりました。

まずは姫百合駐車場に到着。

この日は朝からお天気も良く、すでに初夏のような暑さ。

ですが空気がカラッとしていて心地よいです。

駐車場には白いズミ(酸実)の花がゴージャスに咲いていて、我々をお出迎え。

すぐ脇には八重桜も見ごろを迎えていました。

トイレ、準備体操を終え、すぐの登山口から入山。

登山口には「熊 出没注意」の張り紙。

熊にはどうか遭遇しないようにとお祈りをします。

荒山高原の方向に進みます。

階段は老朽化していますが、歩きにくいことはありません。

余裕を持ってマイペースで登って行きます。

登り始めは、新緑の広葉樹林帯が広がります。

水ナラの巨木はなかなか迫力のあるたたずまいですね。

少し登って衣服調整。

辺りはヒノキの林に光景が変わりました。

花粉の影響はなさそうです。

ヒノキから今度は杉に変わった緩やかな登りをどんどんと進んで行きます。

ジグザグの登山道はクライマーにとっては非常に歩きやすいです。

間隔も乱れることなく順調に歩を進めることができています。

しばらく進んでは水分補給。

日陰が続き発汗も抑えられ気味、程よい体感温度。

みなさん、これくらいの道のりだと余裕の表情です。

所々に山ツツジの花が見られるようになってきました。

登山道脇の少し高いところにも朱色に咲くツツジが見えます。

足元には小さな白い花。

ごつごつした岩場に差し掛かりました。

足の置き場に注意して進みます。

少し進んでは小休憩。

新緑に囲まれた清々しい空間を満喫。

大小の石がゴロゴロしています。

そんな中でも度々人とすれ違ったり、追い越されたりと

この日は登山客が非常に多く、せわしなく忙しい流れとなりました。

荒山風穴に到着。

温度計にぬいぐるみがちょこんと乗っかって設置されていました。

気温は13℃、湿度は60度。

後で聞いたところ、最後尾に歩いていたT村さんが玉苔(タマゴケ)を発見したそう。

他のメンバーは気付かずに通り過ぎてしまったようでした。残念。

ちなみにタマゴケは、まん丸の胞子体を付ける苔で、その胞子体が「目玉おやじ」にも見えることから妙な人気があるもよう。

丸いのが青りんごにも見えることから

英語ではアップル・モス(リンゴ苔)と言うそうです。

↓ 参照 目玉おやじがいっぱい!

荒山高原に近づくと多くのズミが目の前に現れてきました。

ピンク色のつぼみが開花すると白くなるという一風変わった咲き方が不思議です。

精一杯に満開する様子が桜にも似ていてとってもキレイです。

荒山高原に到着。開けたスペースでしばしの休憩。

芝生の庭にはたくさんのツツジやズミが植えられています。

3種の花が入り乱れて咲くこの時期の光景は結構な見ごたえ。

薄ピンクのミツバツツジは早咲きの品種のよう。全体的には花終わりに近い感じ。

オレンジと赤の中間色、朱色味がかった花色のヤマツツジはこれからが満開時期。

白いズミも陽の光を浴びて輝くように咲いています。

荒山高原の花々を鑑賞しながら栄養補給中。

少し進むと開けた稜線上からは進行方向左手に富士山の頂が小さく見えました。

写真に撮ると空と同化してくっきりとは見えないのですが、

目視ではしっかりと見えましたよ。

ぽかぽか陽気の尾根筋を進みます。

両側に山並み、街並みが広がり開放感が半端ではありません。

青い空のもと雄大な風景を堪能できます。

進行方向右手には北アルプスを始め、山々の姿が見られます。

次の小ピークは火起山(ひおこしやま)。

陽光に照らされてズミの花びらが咲き乱れます。

道すがらのツツジに包まれた光景も素敵です。

そして次の小ピークは竈山(かまどやま)。

竈山では突起した岩に乗り、その先の光景を楽しむ登山客の姿も。

小さなアップダウンを繰り返し、鍋割山山頂に向かいます。

枯れた樹木にびっしりと生えたウメノキゴケ。

カビのようにも見えるので一瞬目をそむけたくなりましたが、

不覚にもよく見ると何処となくきれいだなと感じてしまいました。

意外なことに実は盆栽や生け花にも珍重されるものなのだそうですよ。

ズミの花をアップで撮ったところ。

やっぱり真っ白な桜のようにも見えますよね。

小さいスミレも元気です。

こちらはまだつぼみですが、ツツジのトンネルができていました。

いよいよ鍋割山の山頂に到着。

山頂標識を囲んで記念撮影。

時間は早めでしたが、頂上にてランチタイム。

各々持参した食事を楽しみました。

いつものようにシャボン玉も。

頂上からも眺望が開けていてとっても気持ちが良いです!!

食事の後は、来たルートを戻ります。

ウリハダカエデの樹皮は本当にウリのような模様が入っているんですね。

来た道から少し遠回りのルートを選んで、「展望の広場」に到着。

展望の広場というのは名ばかりで、そこは木々に囲まれただけの場所でした。

さて、こんな感じで無事下山もできて今回の山行は終了。

 

その後、バスで「道の駅ふじみ」に立ち寄って野菜などをお買い物。

イチゴのソフトクリームも味わいましたよ♪

そして鶴瀬に戻ってからはお疲れ会。

今日も1日、充実した良い日となりました。

 

リーダー、サブリーダー様 ありがとうございました。

そしてみなさま、お疲れさまでございました。

 

つっちーさんもブログに書かれていますよ!
つっちーの日々 ツツジの赤城「鍋割山」

 

【荒山高原〜鍋割山】ヤマツツジと開放的な稜線歩きを楽しめるコース

 

鍋割山 報告書

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鳴虫山 2024.4.20

今月の「峠山の会」定例山行は、栃木県日光市の鳴虫山(なきむしやま)。

鳴虫山は、日光駅からのアクセスも良く、季節ごとに表情を変える自然が魅力の標高1103.5mの山。

「この山に雲がかかると雨になる」と言われていたことから鳴虫山と名付けられたのだとか。

下見で訪れた際には、登山道が荒れて歩くのが大変な箇所もあったのですが、

さあ、今回はどういった感じでしょうか。

ルートは、神ノ主山(こうのすやま)、鳴虫山、合峰(がっぽう)、独標(どっぴょう)と縦走し、憾満ケ淵(かんまんがふち)に降りる周回コースです。

 

まずは電車を乗り継いで東武日光駅に到着。

登山道中にはトイレが無いので駅で用を済ませます。

駅前の大通りを歩き、登山口の方へと進みます。

朝からすっきりとしたお天気で幸先が良さそうです。

道路の先には日光の連山が迫って見えます。

高山になるとまだ少し雪も残っているんですね。

御幸町(ごこうまち)の橋を渡ったところで準備体操。

この日、体操をリードしてくれたのはT瀬さん。

初の仕切り役でしたが、頼もしかったです!

こちらが登山口。

最初はやや急登で始まります。

しばらく進んだ所で衣服調整をして、さらに登って行きます。

辺りには小さなスミレが咲いていました。

会員の方々はみなさん、健脚揃い。

列を乱さず、等間隔で進んで行きます。

快晴なので、物凄く暑くなりそうな予感がしてきます。

針葉樹林に入るとひんやりとした風がそよいでいて、

程良いクールダウンになりました。

春の登山ならではの爽やかな心地良さを実感できましたよ。

所々根っこがむき出しになって道を遮っています。

根に引っかからないように、足を踏ん張ってまたいで行きます。

序盤はずっとくねくねの登山道をゆっくり上がって行く感じです。

20~30分を目安として程よい箇所で小休憩。

水分やエネルギーを補給します。

地面には桜の花びらが散っていましたが、

頭上を見上げると、空高く伸びた山桜の枝にはまだ少し花が残っています。

登山口から45分くらいで神主山に到着。

進み具合は順調そのものです。

南側斜面にはアカヤシオが咲いています。

樹高の高いツツジなので、花は遠くに咲いている感じ。

地味ながらも爽やかに春を感じさせる薄ピンクの花です。

木の根が階段状に張巡らされた箇所が続きます。

少し行っては上ったり降りたりのアップダウンが繰り返すので、

なかなか登り甲斐のある登山道です。

方々にカタクリの花が咲いていました。

ちょうどカタクリの開花時期になっていたようです。

カタクリは早春、雪解けの時期に山林の北斜面で花を咲かせ、

その花びらは朝日を受けて広がり、夕方には閉じるのだそう。

少しピンク味がかった紫の花色も素敵ですし、

華奢な風貌と斑の入った葉も魅力的ですね。

山頂手前の上り坂を一気に登ると鳴虫山の頂上です。

標識を囲んで集合写真。

今回参加のメンバーは17名。

昼食は30分以上時間を取って、しばしの間ゆっくり過ごします。

暖かいので気分も最高です。

山々の眺望は木々が遮ってしまい少し残念ですが、

その分ツツジの花が賑やかになっていたので良かったです。

ランチ後は下山。

急坂、木の階段から始まります。

階段の手摺はもろくなりかけていました。

根っこや岩がごろごろしているので、

滑らないように注意しながら降りて行きます。

なるべく間隔を1m以上開けるように心がけ、

両手にストックはむしろ危険なので、片側ストックで進みます。

下りといってもいくつかピークがありますので、

上ったり降りたりします。

そして合峰に到着。

下りも順調に歩を進めています。

岩場の段差あり。

ロープの張られている箇所もちょくちょく現れてきます。

それにしてもみなさん、さすがですよね。

ペース良く難関をクリアしていきます。

独標に到着。こちらが最後のピークですね。

ですがまだまだ難関は続きます。

今ルート一番の難所がこちら。

根っこの下にあるはずの土ががえぐられて、急斜面の途中で根が道を阻んでいます。

根に乗ってまたがないと進めないのですが、その位置がそこそこ高いので、

足元が地面に付かないまま乗り越えなくてはなりません。

相当たいへんなのですが、こういった箇所を進むのが楽しいともいえますよね。

ここまで来れば、もうあと少しです。

ミツマタの群生地に到着。

ちょうどミツマタも満開を迎えていました。

そして終点ともいえる憾満ケ淵に到着。

並び地蔵(化け地蔵)と渓流・滝が見どころの観光スポット。

この後は安川町バス停からバスに乗り、東武日光駅に戻りました。

こんな感じで今回の山行はおしまい。

無事下山できてひと安心です。

それも予定より早めの終了になりました。めでたし、めでたしです。

みなさま、お疲れさまでございました。

 

PS.朝霞台でのお疲れ会の様子。

飲んで食べて大満足の1日でしたよ!

 

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【鳴虫山】アカヤシオとカタクリの咲く山

鳴虫山 報告書

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日の出山 2024.3.10

今月の「峠山の会」定例山行は、東京都の日の出山(ひのでやま)。

日の出山は、青梅市と日の出町の間に位置する標高902mの山で、

頂上からは東京都心が一望でき、その景色の中にはスカイツリーも確認できます。

都心からのアクセスも比較的良いので、それこそ初日の出のスポットだったりと、登山客に人気の高い山のようです。

 

今回は、AコースとBコースに分かれての山行となりました。

まずは、Aコースを見てみます。

電車を乗り継ぎ、JR青梅線の軍畑(いくさばた)駅に到着。

駅から一般道を進みます。

軍畑大橋から多摩川を渡り、軍畑大橋南交差点の公衆トイレを利用。

さらに林道を進みます。

地面には白く霜が落ちています。

木寄橋のところで小休憩。

水たまりが凍っていました。

辺りの気温が低いことがわかりますが、

お天気は良いのでそんなに寒くはありません。

少し行って、衣服調整。

舗装道路はここまで。

この段差のある階段からが登山道になります。

分岐を日の出山方面に進みます。

ぽかぽかで歩きやすい山道。

杉とヒノキの林を無理せず、程よいペースで進んで行きます。

先頭を歩く今日のリーダーさん、気合が入っていますね。

陽光の差す南側斜面には

アセビ(馬酔木)の花が春を告げていました。

視界が開けた山道は暖かくて気持ちが良いです。

下見に来た秋の頃は、この辺りススキで一面覆われていたそうです。

ふと立ち止まっては周りの景色を楽しみます。

徐々に残雪が現れてきました。

軽く積もった雪は固くなっていて、ザクザク踏みしめて進みます。

20~30分歩くと小休憩。水分補給をします。

少しづつ雪の量が増えてきていますが、

アイゼンを付ける程ではありません。

高峰山(標高755m)に到着。

途中のピークといったところで、景色は見られません。

お菓子をほおばりつつ、小休憩。

Tさんからの差し入れは、タマリンドのお菓子。

歯ごたえもある珍しいお菓子をいただきました。

タマリンドはインドや東南アジアでよく栽培されているマメ科のフルーツで、

大きなそら豆のような形をしたもの。

タマリンドの果肉には、酒石酸やクエン酸が豊富に含まれていることから、

疲労回復と腸整作用の効果があるそうです。

このお菓子は、甘くて酸っぱくて辛いという絶妙に美味しいものでしたよ。

下り坂は足元注意で、慎重に降りて行きます。

再び、景色が開けてきました。

キレイな空気を存分に吸って、充実の山登りができています。

暑すぎず寒くもなく、気温も良い感じ。

春山の心地よさを実感していますね。

頂上手前は階段が続き、ちょっときつめかも。

でももう少しで山頂ですよ。

日の出山 山頂に到着。

山頂には東屋やベンチがあって、多くの人で賑わっています。

周りの景色も素晴らしく、良い山です!

山頂でBコースの方々と合流。

昼食を摂りながらゆっくりと過ごします。

ぽっかぽかで自然と笑顔がこぼれますよね♪

東屋の屋根にもまだ雪が残っています。

でも標識に立つ雪だるまは、今にも溶けてしまいそうな状態。

こちらではコンパスの使い方を簡単に復讐されたようです。

頂上の標識を囲んで集合写真。

その後はトイレに立ち寄り、下山です。

この先は、下りの雪道が続きそうです。

大半の方は大事をとって、こちらでアイゼンを装着。

アイゼンが無くても大丈夫とのことでしたが、念のための準備ですね。

ほぼ下山したあたりで、「頭突きするヤギさん」にご対面。

とっても人に慣れた愛嬌のあるヤギさんです。

この界隈の名物となっているらしいです。

古狸山珈琲のところで奥にそびえる巨木が「神代の御岳ケヤキ」。

神代の御岳ケヤキは、幹囲が8m以上もあり、

国指定の天然記念物となっています。

なお、古狸山珈琲は大正時代の建物をオープンカフェにしたお店で、

このあたりのお休み処となっているそうです。

谷の向こう側に日の出山が見えました。

あと少しでケーブルカー駅です。

帰路はケーブルカーを利用。

御岳山駅から急こう配を降りて行きます。

ケーブルカー滝本駅に到着後はバスに乗り換え、青梅線・御岳山駅に到着。

一方、こちらはBコースのS谷さんが撮られたお写真。

ケーブルカー御岳駅とその周辺の様子。

雪の残った山容がキレイです。

Aコースより一足早く山頂に到着したときのご様子。

そちらで撮られたBコース参加の方々。

石垣が段々になっていて、座るのにちょうど良い場所ですね。

景色を楽しみながらのお食事タイム。

楽しいひと時です。

のんびりと過ごす時間はやっぱり大事ですよね。

なごやかで楽しいご様子でした。

 

さて、こんな感じで、今回も無事、山行が終わって一安心。

リーダー、サブリーダー様、お疲れさまでした。

そしてみなさま、お疲れ様でございました。

 

日の出山 報告書

 

YouTubeチャンネル「峠山の会」より

 
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PS. 締めは朝霞台にてお疲れ会。

今日も充実した良い一日でしたよ!!

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丸山 2024.2.17

今月の「峠山の会」定例山行(2月は2回目)は、埼玉県秩父郡にある丸山(まるやま)。

丸山は標高960mの低山で、奥武蔵のなかでは中くらいの登山レベルの山です。

山頂には3階建ての高さの展望台があり、奥武蔵屈指の素晴らしい眺望が期待できるということです。

数日前に降った雪がまだ残っているのかは気がかりですが、

さて、今回はどのような山行になりますでしょうか。楽しみです。

 

まずは電車を乗り継いで、西武線・芦ヶ久保駅に到着。

駅からすぐのバス停にてバスに乗車。

小型の路線バスに乗り、数分程度で赤谷バス停に到着。

少しの距離ですが、登りの車道ですので、歩くとなるとたいへんでした。

バスを利用して正解でしたよ。

バス停から少し坂を上ったところが登山口。

登山口前のこちらの広場で準備体操です。

登山口の入り口ではカワセミの置物がお出迎え。

「おはよう!登山がんばってね。」とささやかれた気がしました。

登山道は真っ直ぐ伸びた杉林が続きます。

足元には落ち葉や小枝が散乱していますが、

やわらかい土を踏みしめながら緩やかな上り坂を進みます。

いたって歩きやすい山道です。

20~30分歩いては小休憩。

身体が汗ばんでくるので、こちらで衣服調整です。

2月の割には思ったよりも暖かいです。

行く手を遮る倒木が次々と。

いつもの山の光景ともいえます。

曇ってはいますが、これから晴れるという予報。

風もなく、気持ちよく歩くことができています。

木をまたぐ時もにっこりな笑顔。

気持ちに余裕を持って登山を楽しんでいらっしゃいますね。

根元からえぐられ倒れている木。

気持ちが良くて叫びたくなるなる方のお姿も。

みなさん、それぞれの楽しみ方があるようです。

小休憩では水分補給と行動食をいただきました。

落ちていた枝には杉の実が付いていました。

これは花粉のうではないのですね。ちょっと安心。

登山道脇の荒れた様子。

台風が直撃したのでしょうか、風雨の恐ろしさを目の当たりにした気分になります。

車道を横切る箇所でも小休憩。

「これまでのところ、雪の姿は全然ないので、アイゼンは不要でしたね。」と、

話しているころ。

地面には松ぼっくりやイガ栗が多く落ちています。

松ぼっくりからこぼれた種が発芽したのでしょう、

おそらく2年めの小さな松の細木も辺りにいっぱい生えていました。

そうこうしているうち、

少しづつ残雪が見え始めてきました。

雪、あるじゃないですか!

しかし、雪の量はそんなに多くはないので、

問題なく進むことができます。

場所によっては15センチくらいは積もっています。

ですが、脇道だけのことなので、これくらいではアイゼンは必要ないようです。

そして丸山頂上に到着。

展望広場で記念撮影。

この日の参加者は19名です。

ハートを作る仲良しカップル?の姿も。

楽しそうで何よりです。

立て看板より転記:

埼玉県指定記念物(名勝)「外秩父丸山の眺望」 平成27年3月13日指定
標高960mの丸山山頂からは、丹沢、奥多摩、奥秩父、秩父盆地、関東平野北部及びその背景の北アルプス、八ヶ岳連峰、中越山地等が遠望できる。
この地点からは、三畳紀(約2億5千万年前~約2億年前)の石灰岩体である武甲山をはじめ、中生代(約2億5千万年前~6,600万年前)の付加体(海洋プレートが海溝で大陸プレートの下に沈み込む際に、海洋プレートの上の堆積物がはぎ取られ、陸側に付加したもの。)からなる奥秩父の山々、新第三起(約2,300万年前~258万年前)の海成層(海底に堆積してできた地層)からなる秩父盆地、第四期(258万年前~)の堆積物からなる河成段丘群などの秩父盆地周辺の地形・地質を一望できる。
同時に、暖温帯から亜熱帯まで多様な森林植生の様子や、石灰岩の採掘が進む武甲山の山容、植林地や農地、集落の広がりといった秩父の土地利用についても展望できる。

横瀬町教育委員会

展望台からは目の前に武甲山の雄姿が見えます。

180度大パノラマの中でもひと際インパクトがあるのが武甲山ですね。

この冬の時期ならではの光景。

雪がストライプ柄に積もった姿がユニーク。

一見、ピラミッドさながらの壮大さを感じてしまいます。

(実際、武甲山はピラミッドの20倍以上の大きさなのですが。)

こちらでも思わず記念撮影したくなりました。

武甲山をバックに、良い写真が撮れましたね♪

頂上をあとに今度は、県民の森へと向かいます。

下りの階段、下り坂は足元に注意しながら慎重に降りて行きます。

この階段、足場が雪で埋もれているため、

降りるのがちょっと怖いですね。

足が滑らないようにゆっくりで大丈夫です。

少し行くと、県民の森に到着。

開放感のある広場が現れました。

その中央広場にて昼食です。

少し陽が差してきましたが、座っていると少し身体が冷えてきます。

脱いでいたジャケットをまた着込んで食事にします。

暖かい食べ物、飲み物はありがたいですね。

生きた自然を満喫できるという県民の森。

森林学習展示館や野鳥の森などの施設がありますが、冬季なので閉鎖中。

ただ、建物のデザインが洒落ています。

鳥の餌場には、餌付けされた野鳥が次々と現れるようです。

今回のイベントは昼食後の合唱。

歌詞を見て全員で歌を歌いました。

四季の歌とか山男の歌とかですが、

知らない歌でもリードされつつだと何となく歌えてしまうものですね。

ハモニカの伴奏も入り、意外性のある楽しいひとときでした。

その後は下山です。

雪道の下山ということで、念のためアイゼンを装着しました。

雪のあるのは少しの区間でしたが、アイゼンの重要さがよくわかりました。

アイゼンってすごいですね。

足元がしっかりと地面に食い込み、まったくの滑り知らずです。

これだと雪道も安心。最強です。

ただ、土の地面を踏み進むと、落ち葉や泥がアイゼンと靴の間にびっしりとこびり付き、物凄い汚れになります。がっつりと隙間に食い込んだ泥は、はたいたくらいでは落ちないので、要注意ということがわかりました。使用後の収納にはビニール袋とタオル必須ですね(笑)。

雪道を抜けてから、ちょっとトラブルが。

途中、分岐で進む方向を間違ってしまいました。

すぐに気付き、行く手を修正中。

落ち葉がふかふかマットのように積もった道なき道を歩きます。

事なきを得て、先に進みます。

鹿やイノシシが侵入しないようにゲートのネットを閉めます。

ようやく人里まで降りてきました。

登山道はここまでです。

小さな青い花、オオイヌノフグリが春を告げています。

別名を「星の瞳」というのですね。

ロウバイと白い梅の花も。

道の駅までくると、そのすぐ横が芦ヶ久保駅になります。

一応、こちらで解散のあいさつ。

ここで本日の山行は終了。

冬ならではの経験ができて楽しく登山ができました。

雪あり歌ありの、大いに充実した1日でした。

リーダー、サブリーダー様 ありがとうございました。

そしてみなさま、お疲れ様でございました。

 

PS. 鶴瀬に着いてからはお楽しみの打ち上げ。こちらも楽しかったです。

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丸山 報告書

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陣馬山・景信山 2024.1.13

今月の「峠山の会」定例山行は、陣馬山(じんばさん)と景信山(かげのぶやま)。

陣馬山とそれに連なる景信山は、共に東京都八王子市と神奈川県相模原市との境界にある

標高がそれぞれ854.8mと727.1mの山。

頂上からの眺めは素晴らしく、茶屋もいくつかあり観光地としても賑わう場所となっています。

今回はお天気にも恵まれ、気持ちの良い稜線歩きができましたよ。

 

さて、まずはJR線を乗り継ぎ、藤野駅に到着。

駅前で和田バス停までの路線バスを待ちます。

この日も駅前は多くの登山客でごった返しています。

しばらくしてバス2台がお目見え。

ありがたいことにみんな座って乗車できました。

発車して15分くらいで和田バス停に到着。

トイレを済ませて、準備体操です。

陣馬山登山口がこちら。

民家の間の舗装道を通り、山道へと進みます。

右手に見える小山の上には口髭みたいな奇妙なカタチの雲が。

早朝は相当に冷えていましたが、今日も良いお天気になりそうで一安心。

列をなして針葉樹林の中を登ります。

足元には霜が降りていますが歩きやすい地面です。

しばらく歩いては小休憩。

衣服調整と水分補給です。

山道脇には白い綿毛がいくつも見られました。

中には少しピンク味がかったものもあります。

1時間半くらい歩くともう間もなく陣馬山です。

この長い階段の先が山頂。

もうひと踏ん張りですよ。

階段を登りきり、後ろを振り返ると山々の絶景が広がっていました。

ほっとするとともに、とっても気持ちの良い瞬間です。

しばし足を止めて風景を眺めてしまいます。

ほどなくして茶屋が見えてきました。

あと数段登ると山頂です。

陣馬山 山頂に到着。

白馬の像が凛々しく立っています。

京王帝都電鉄(現在の京王電鉄)が観光地化のために60年代後半に建てたという白馬像ですね。

現在でもこの山の象徴となっています。

頂上からは360°の大パノラマが望めます。

富士山、丹沢山塊や秩父山系から、遠くには筑波山や房総半島までが見えるそうなのですが、この日は富士山は雲に遮られ見られませんでした。残念。

陣馬山を後に今度は景信山の方向に進みます。

奥高尾縦走路ではアップダウンを繰り返し、峠を3つ超えて行きます。

奈良子峠に続き、明王峠(みょうおうとうげ)に到着。

こちらでトイレ休憩。

この辺りにも山桜の木が多く植えられていて、

春には一斉に開花する姿が見られるということです。

地表に見える白い塊は霜柱。

夜間は凍える寒さなのがうかがえます。

そして景信山に到着です。

標識を見ると思わず写真を撮りたくなりますよね。

すでに13時を過ぎていましたので、お腹も随分空いていました。

みなさん待望の昼食の始まりです。

テーブルがたくさんあるので、各自それぞれに陣取って

ゆったりとしたひと時を楽しみました。

そこではポットにお湯は必須。暖かい飲み物も大事ですよね。

茶屋では蕎麦やなめこ汁も売っていましたよ。

わんこ連れの登山客もよく見かけます。

街並みも見渡せる壮大な景色が広がっていました。

食後にはみんな揃って記念撮影。今回は21名が参加。

昼休憩の後は、景信山から小仏峠の方へと下山が始まります。

程よく段差のある難所が続き、足元注意の連続ですが、

降り甲斐のある道のりです。

あたりにはヒノキが密植されていて、

いかにも聖なる森の中といったような心地よい雰囲気に包まれています。

木の根が行く道を阻んでいたりと、冒険心をくすぐる箇所も。

しかし、何事もないようにみなさん、すいすいと進みます。

いよいよ小仏峠の辺りに到着。

山道はここまで。

このあと車道を歩いてすぐに小仏バス停に到着。

ここで、今回の山行は終了。

再び路線バスに乗り、高尾駅に向かいます。

天気予報では15時以降に雨ということでした。車道に出た後、本当に時間ぴったりにぽつりと雨が降り出したので、みんなで予報の正確さが凄いねと話しました。

雪も降るかもと言われていたので、アイゼンを携帯して登山に臨みましたが、そちらは不要でした。ただ、万が一のため準備だけは大事なことですよね。

地面が乾きすぎていて土ぼこりが舞う箇所、または逆に一部のぬかるみもありましたが、ほとんどの地面が濡れていなくて歩きやすかったのは幸いでした。

 

とにかく今日も無事登山が終えられて良かったです。

リーダー、サブリーダー様、お疲れ様でした。

そしてみなさま、本当にお疲れさまでございました。

 

陣馬山・景信山 報告書

追記;

その後、朝霞台駅前で打ち上げ。

美味しい食事とお酒で1日の疲れを癒しましたよ。

今日も良い1日でした。感謝、感謝です!

 

なお、つっちーさんのブログにも山行の様子が載っています。ご覧くださいね!

つっちーの日々 三たび陣馬山~景信山~小仏峠

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会員のT村さんがYouTubeに動画をアップしてくださいました。

素晴らしい出来栄えなので、是非ご覧ください。

よろしければ、チャンネル登録もお願いいたします!!

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ユガテ・スカリ山 2023.12.10

今月の「峠山の会」定例山行は、奥武蔵のユガテとスカリ山です。

スカリ山は埼玉県入間郡毛呂山町にある標高435mの低山。

ユガテはその手前にある山中の小集落。桃源郷とうたわれている場所です。

ルートは、東吾野駅から福徳寺を経て飛脚道を辿りユガテへ。

そしてアップダウンを繰り返して北側展望スポット、スカリ山を目指し、

五常の滝へと降りて行き、最後は武蔵横手駅に到着する予定。

 

まずは、西武池袋線の東吾野駅に到着。

駅前で早速準備体操です。

12月なのにぽかぽかの陽気で、最高の登山日和。

早朝は肌寒かったのでみなさん、厚着をしすぎてきたかもしれません。

一般道を進むとすぐに福徳寺に到着。

福徳寺の脇から登山道が始まります。

登山道に入る前にこちらでもう衣服調整。

山道に入ると日陰になるので少々ひんやりとするのですが、

歩き始めると身体が温まってくることは大いに察しがつくので、

あらかじめ厚手ジャケットは脱いでおいたほうがベターですね。

しょっぱなからやや急登もありで、

一気に体感温度が上がってきます。

杉林の中をどんどん登って行きます。

山火事予防の看板。

タバコのポイ捨てはダメっていうポスターですね。

少し進んでは水分補給。

登ったかと思ったら今度は下り坂です。

またまた進むと炭焼き小屋が現れました。

この日は何もありませんでしたが、

こちらは炭焼きのイベントが行われる場所のようです。

頭上には巨大なクリスマスリースがお出迎え。

展望が開けてくると近くの山々の姿も。

そして、ユガテに到着です。

山間の小さな集落のユガテ、辺りには昔見たような原風景が広がり、

何だか懐かしい気分になります。

こちらにはベンチやトイレがあるので、しばしの休憩。

お天気も良いので、ほのぼのとしたひと時を満喫しました。

ユガテの標識を囲んで記念撮影。

この日の参加者は20名。初参加の方もいらっしゃいます。

ユガテにある民家の脇にはユズがたくさん実っていました。

ユガテを進むと木の根っこが地面に露出した急坂が現れます。

気負わず一歩一歩確実に登って行きます。

まだまだ登りが続きますよ。

登山道をさえぎる巨岩。

四つん這いになり、またぐように乗り越えます

最後の急坂を上がるともうすぐスカリ山山頂ですよ。

スカリ山 山頂に到着。

山頂は狭いですが、眺望はなかなか素晴らしいです。

左手には秩父の武甲山をはじめ越上山、関八州見晴台、

正面には谷川岳、赤城山、日光白根、男体山、筑波山まで見通せます。

山頂のフォトスポットでの仲良しさん2ショット。

山々の眺望をバックにナイスショット。

スカリ山から今度は急な下りです。

トレッキングポールを上手に使いこんで降りて行きます。

落ちていた枝を杖替わりにする方々も。

急坂を過ぎると頭上には鮮やかな紅葉が。

舗装されたなだらかな道になりました。

北向地蔵に到着。

お地蔵さまが北を向いて立っているので北向地蔵と呼ばれ、

男女の仲をとりもつ縁起地蔵とされているようです。

北向地蔵の数段上がったところが休憩スペースとなっていました。

丸太のベンチが並ぶこちらで昼食です。

お昼が終わったら、もう少し下ります。

車道を横切るとき、自転車に乗ったの人の姿を何回か見ました。

ヒルクライム(山間でのサイクリング)をする方も多いようです。

五常の滝の入り口脇を素通りします。

五常の滝には、南北朝時代に地元の高麗一族の武者が出陣前に滝に打たれて身を清めたという伝説が残っているそうです。ちなみに五常とは、仁・義・礼・智・信という儒教で説く5つの徳目のことです。

道路わきには冬イチゴがかわいく実っていました。

水量の少ない冬枯れた渓流、その崖には真っ赤なモミジが

陽を透かして輝いていましたよ。

少し歩くと国道299号に出て、斜め先に武蔵横手駅が見えてきます。

武蔵横手駅で本日の山行は終了。

歩行時間は短めでしたが、充実した1日になりました。

 

今日も無事登山が終えられて良かったです。

リーダー、サブリーダー様、お疲れ様です。

初参加の方もありがとうございました。

そしてみなさま、お疲れさまでございました。

追記;

つっちーさんのブログにキレイに撮られたお写真が載っていますよ。

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鍋交流 2023.11.12

今回は西部ブロック鍋交流のようすをご紹介します。

この鍋交流とは、

埼玉県の西部ブロックに所属する8つの登山団体(今年は6組が参加)の仲間が一堂に集まり、

みんなで登山を行った後、

鍋会場に集合し、それぞれの会が各種の鍋を披露するというイベント。

一人一人が材料を持ち込んで、鍋を作り、そして分け合って食べながら、

にぎやかに交流をするというもの。

食事を共にすることで一体感が生まれ、

楽しい時間を共有できるのが良いですよね。

というわけで、写真を見ていきましょう。

 

 

鍋交流の会場は、埼玉県寄居町にある「日本(やまと)の里」。

バーベキュー場をお借りして開催されました。

 

まずは、わが「峠山の会」の鍋コーナーです。

「峠山の会 石狩鍋」の看板。

イラストが上手に描かれていますよね。

実は、会員S原さんのお嬢さんが作ってくれたということ。

ご家族のサポート、素晴らしいです。

なかなかの出来栄えなので、他の会の人も写真を撮られていました。

各自がポットにお湯を持参。

水からだと時間がかかるので、

鍋にはお湯を注いで作り始めます。

会を引退された元会員の方の姿も。

ベテランさんなので、鍋はお手の物。

手際よく調理していきます。

現役会員さんも負けじと腕をふるっていますね。

アルミ鍋は2つ使用。

少ない燃料で一気に過熱して煮込んでいきます。

メンバーで入れ替わり立ち替わり味見をしました。

奥のほうではⅠ田さんが、余ったキノコ類を焼いてくれています。

味付けも完璧。出来立てをみんなでいただきます。

この日は少し肌寒い一日。

お鍋で身体がほんわり温まりますね。

お替りも大丈夫ですよ。

どんどん食べてください!

ちなみに 石狩鍋には開始時間前から長蛇の列ができていました。

他の会の方からも大注目。

人気の高さがうかがえますね。

一方こちらは、ビスターリさんのお汁粉コーナー。

すいとんもありましたね。

他には豚汁もあったようです。

食事が済んだら後片付け。

終わったらその場をキレイにしましょうね。

片付けが終わり、「峠山の会」全員で記念撮影。

18名も参加されたんですね。

全体集会で「峠山の会」の紹介とアピールをしているところ。

西部ブロック全員の集合写真。

81人が集まったようです。

全員を写すとなるとどうしても一人一人が小さくなってしまいますが、

これだけ多くの登山愛好家が集まることはめったにないので、なかなか壮観です。

並びが弧を描いて見えて、「みんなで丸い地球を囲んでます!」みたいな構図になっているのがなんとも微笑ましいです。

    ↓ こんなイメージ(笑)

********************

そして、時を戻して登山のようす。

寄居駅ホームで野上行きへと乗り換えます。

ど派手なキャラクター電車がお目見え。

秩父鉄道のフルラッピング列車「秩父三社トレイン」ですね。

野上駅から登山口に向かって歩きます。

金ヶ嶽(かねがだけ)登山口。

鳥居をくぐり抜け、ここから登山開始です。

登山の途中。

最初は明るい林の中を歩き始めましたが、

登山ルートは結構アップダウンがあり、

ふた山分を超えたくらいの充実感がありました。

突然、精悍なわんこが現れました。

猟友会がシカ刈りのため、猟犬と一緒に山に入っていたんですね。

途中、猟犬が列のすぐ近くを何度か疾走して、ちょっと怖かったです。

浦和一女「麗風会」 所有の森の中を下ります。

「この道で本当に大丈夫?」と心配になってしまうくらいの細い道を

みかん畑の方にどんどん降りて行きました。

下の写真は下山途中の風布みかん園のみかん。

美味しそうなオレンジ色、豊作ですね。

思わず、みかん園でみかんを買いました!

そして「日本の里」の入り口に到着。

 

こんな感じで「登山&鍋交流」、

有意義な時を過ごされたご様子でした。

みなさま、お疲れさまでございました。

 

 

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