足和田山 2024.12.7

今月の「峠山の会」定例山行は、山梨県の足和田山。

足和田山(あしわだやま)は、富士河口湖町と鳴沢村とにまたがる標高1,354.9mの山で、
山梨百名山のひとつ。富士山を間近から眺められる素晴らしい眺望が人気のコースです。
足和田山の山頂は、富士五湖の中央に位置することから五湖台とも呼ばれ、山の各地点から湖が見られます。
また、その先の三湖台からは青木ヶ原の樹海も見渡せる展望デッキもあるようです。
この日はお天気も良さそうなので、素晴らしい景色が見られることに期待です!

 

まずは、いつもの「みよし観光」小型バスを利用して中央自動車道を走行中。

23名参加のバス山行、車中ではおしゃべりにも花が咲いているようです。

目的地に近づくと窓の外には富士山の雄姿が見え始めます。

外はすっきりと晴れた登山日和、幸先が良さそうです。

予定よりも早く、一本木駐車場に到着。

こちらで身支度を整えます。

ただ残念なことに冬場ということでこちらのトイレが使用不可。

仕方がありません。

気を取り直して準備体操。

今回もAコース(長距離)とBコース(短距離)に分かれての行動。

Aコースは、登山口の柵を抜けて、山登りのスタートです。

最初は若干急な坂ですが、その後はややゆるやかな登山道が続きます。

紅葉がほとんど終わった初冬の山の風景が辺りに広がります。

足元には幾重にも降り積もった落ち葉。

乾ききって茶色くなった葉っぱを、カサカサと踏みしめながら登って行きます。

少し進んで小休憩。

お天気は良いのですが、気温はそこそこ低いようです。

外気に当たった耳輪は痛みを感じるほどに冷たくなっています。

耳まですっぽり覆う帽子が必要でしたね。

ごつごつした岩も、いくつか現われましたが、

ゆっくりゆっくり進んでいるので、大丈夫。

おおむね歩きやすい道のりです。

かつての台風の爪あとでしょうか、

どっしりとした大木が根こそぎえぐられていました。

自然の成す驚異的な力には恐怖すら覚えますね。

勾配が急なところは、ルートがジグザグになって通る道ができています。

汗をそんなにもかかずに、心地よく登ることができています。

水分補給も少なめで済んでいるようです。

先頭のリーダーさんから最後尾へピース。

みなさんも余裕綽綽の表情ですね。

左手には富士山がそびえています。

難所が少なく安心の登山道、

景色も楽しみながら登って行きます。

小休憩時にはカットりんごが回ってきました。

美味しいエネルギー補給に感謝です。

右手に鉄剣を祀った祠が見えれば、

頂上はもうすぐのようです。

地面には霜柱が立っています。

先に進むごとに霜柱が大きくなってきているような。

そして、足和田山 頂上、五湖台に到着。

すすきの向こうに富士山。

展望台では、頂から裾野まで富士山を一望できます。

この写真ではわかりにくいですが、右手には湖が見えます。

絶景をバックに にこやかな姿。

展望台と富士山。この構図もなかなか良いですね。

木々の間からは西湖が見えます。

本日見た中で最長の霜柱を山頂で発見。

まるで糸の塊のようなきれいな氷。

これを見るとそりゃあ思わず、手に取ってしまいたくもなりますよね。

五湖台の標識を囲んで記念撮影。

富士山を背景にすると逆光になってしまいました。

というわけで逆方向からも。

次は三湖台方面に進みます。

V字になった道。

雨水等で作られた溝を雨溝(うこう)とかリルと呼び、

その溝がさらに広がると雨裂(うれつ)とかガリーとなるそうです。

東海自然歩道の左手には富士山、右手には西湖。

階段は歩きにくくなっているので、階段の脇を登って行きます。

そして三湖台に到着です。

Bコースの方々とも合流して全員で記念撮影。

展望デッキからは青木ヶ原の樹海がよく見えます。

三湖台にはテーブルやベンチがいくつもあるので、

こちらで楽しくランチ。

食事の後は下山です。

そして紅葉台展望レストハウス前で小休憩。

展望台は有料(300円)、トイレは協力金(200円)で利用。

レストハウスから見える富士山も良い眺めです。

雲の流れが早く、少しの間にもその姿が変わってしまいます。

あと一息、先に進みます。

紅葉台のあたりに到着。

まばらに残った紅葉が見られました。

通りすがりには木曽馬牧場。

お馬さんにごあいさつ。

頭をなでなでさせていただきました。

紅葉台ドライブインのある紅葉台駐車場に到着。

こちらで今山行は終了。

体力消耗が少なく、無理のない登山でした。

**********

こちらはBコースのみなさんのご様子。

紅葉台駐車場から三湖台までの往復コースですが、

時間的余裕を持って気軽にハイキングをされたようです。

体力的に無理をしないBコース。

人数は少なかったですが、充分に山を満喫されたようです。

**********

バスに乗り込んだ後は、道の駅なるさわに立ち寄りました。

併設されている富士山博物館・鉱石ミュージアム(入場無料)をさらっと見学。

道の駅でお買い物をされる方もいて、今日も楽しい山行となりました。

無事に下山できてよかったです。

リーダー、サブリーダー様、ありがとうございました。

そしてみなさま、お疲れ様でございました。

 

makkiさんの動画は必見です。

【足和田山】ダイナミックな富士山と青木ヶ原樹海を望むコース

**********

追記;

鶴瀬に帰ってからは居酒屋ビッグで打ち上げ。

お疲れさま会でも大いに盛り上がりましたよ!

足和田山 報告書

**********

※「峠山の会」では常時、会員を募集しています。

埼玉県富士見市界隈にお住まいの方で登山に興味のある方、

私たちと一緒に登山を楽しみませんか?

是非とも、ご参加をお待ちしています。

「参加希望」などと件名を付けてお問い合わせください!!

お問い合わせはコチラから → お問い合わせ

ただし、会員になられるには月1回の定例会にお越しいただいて、

会費をお支払いいただくことが必要です。

詳しくは、こちらのページをご覧ください。 → 会員募集案内

**********

ホーム
とうげやまブログ
動画~YouTubeチャンネル
会員募集案内
定例山行予定
定例山行の記録
過去の定例山行
過去の山行の様子
会員のページ1
会員のページ2
県連 高橋さんのページ
リンク
お問い合わせ

facebookページ 峠山の会

QRコード

※ スマートフォンから上のQRコードを読み取ると、とうげやまブログのページをご覧いただくことができます。

人気ブログランキングへ


↑ ブログ訪問時にポチッとしていただければ嬉しいです!

にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ
にほんブログ村

本仁田山 2024.11.17

今月の「峠山の会」定例山行 Aコースは、本仁田山(ほにたやま)。

散策のBコースと2つのグループに分けて行いました。

本仁田山は、東京都奥多摩町に位置する標高1224mの山で、

最寄駅からのアクセスが良いことから登山客も多く、奥多摩にある山々の中でも特に人気が高いそうです。

鷹ノ巣山の稲村岩尾根、六ツ石山の水根ルートと共に、本仁田山の大休場尾根は「奥多摩三大急登」と呼ばれ、

そのこう配が一番きついことで知られています。(平均勾配が35%と他を圧倒)

今回は鳩ノ巣駅からスタート、瘤高山(標高1097m)を縦走して本仁田山へ登り、奥多摩駅に到着する周回ルートを選びました。

まずは電車を乗り継ぎ、JR青梅線・鳩ノ巣駅に到着。

駅前で準備体操をした後、班ごとに歩き始めます。

民家の脇の舗装道を進みます。

こちらから山道になります。

しょっぱなから急な登りが現れます。

すぐのところで衣服調節をして、着衣を整えます。

付近には1本の赤く色付いた木がひと際目立っていました。

紅葉の時期に山に来たことを実感します。

1年の中で最も感動的な光景が見られる頃ですよね。この先も楽しみです。

急な細道をぐんぐんと登って行きます。

お天気にも恵まれ、時折陽が差してきます。

11月なのに暑いくらいです。

木の根っこが重なり合う小石混じりの地面を慎重に進みます。

真っ直ぐ伸びた針葉樹の密林が続きます。

大根ノ山ノ神(おおねのやまのかみ)にて小休憩。

もうすでに汗ばんできました。

のども乾いてくるので、水分補給をします。

ここでもまばらに黄色い紅葉が。

マムシグサの実。きれいに粒が整ったのもあれば、こんなふうに不揃いの実もあるわけですね。

ツルリンドウの赤い実。

ツルリンドウはリンドウに似た花を付けるつる性の植物で、

花言葉は赤い実も含めて「情愛」だそうです。

赤い宝石とも言われるこの実の色、いつくしみを感じさせる赤色ですね。

登山道脇にはひっそりとリンドウのつぼみがありました。

これからまさに開こうとしているところですね。

上品な薄青紫色が心を惹きつけます。

ずーっと上り。まだまだひたすら登り続けます。

尾根筋の頭上にはグラデーションに色付いた紅葉。

地面の両側には黄金色した低木が草紅葉の原を成しています。

秋登山の醍醐味ともいえる光景ですよね。

陽光の差す葉が輝いて見え、とてもきれいです!

黄色い低木の上に、舞い散ったモミジの赤い葉の織り成す色の調和も素敵です。

青空に紅葉のコントラストがまた良いです。

こちらでは一輪のリンドウが開花していました。

なかなか見られないその姿に思わず感激です。

登山道を振り返ると素晴らしい景色が広がっていました。

左側には紅葉の木々、奥には山々の稜線。

そして、瘤高山(こぶたかやま)に到着。

こちらは本仁田山方面と川苔山方面の分岐点になります。

ここまで登り切った充足感を味わっている瞬間です。

広くはない頂上ですが、しばしの休憩。

背中も汗びっしょりな状態でした。

顔の汗はぬぐえますが、背中までは拭けないのでその点は仕方ないですよね。

本仁田山へはもう一息です。

そしていよいよ本仁田山 山頂に到着。

Aコースは13名。山頂の表札を囲んで記念写真を撮ります。

ほぼ我々で貸切状態の山頂にてゆっくりとランチを楽しみます。

日なたはぽかぽか陽気です。

この日は登山客が少なく、実は穴場的なスポットなのかもしれませんね。

昼食後は下山開始。

ここからはひたすら大休場尾根(おおやすんばおね)の急坂を下ることになります。

平らな場所がほとんどない下り続きで、だんだんと足も疲れてきます。

転ばないよう足元に要注意です。

逆ルートだったら、もっとたいへんだったかもと思いながら下りました。

段差が大きい箇所は後ろ向きになってゆっくり行きましょう。

ふと見上げると紅葉真っ最中。

小休憩を挟みつつ、長い道のりを下り続けます。

登山道の終点です。この後は一般道。

ここまでくればもう安心です。

そして多摩川、氷川渓谷の橋を渡って、奥多摩駅に到着。

今回は初参加の方もいらっしゃいましたが、みな無事に下山できてよかったです。

リーダー、サブリーダー様お疲れさまでした。

そしてみなさま、お疲れ様でございました。

 

長い急坂が続いたので、身体はへとへとになりましたが、

達成感に満たされた充実の登山でした。

きれいな紅葉に包まれた幸せな1日となりましたよ♪

ただ、このあとの筋肉痛が心配なところです。

 

山わんこさんのブログでも登山のようすが伝わってきます。

山わんこ ボクの足あと 最後はヘトヘト😂本仁田山ashi

そして、Makkiさんの動画も相変わらず素晴らしいですよ!!

【本仁田山】駅から駅へ アクセス便利な急登の山 〜紅葉ハイク〜

**********

追記:

一方、散策を楽しまれたBコースのみなさんのご様子もこちらにアップ。

Bコースは、白丸駅から白丸湖畔遊歩道を経て白丸ダム魚道管理棟、鳩ノ巣渓谷を周られるお散歩でした。

お天気にも恵まれた上、無理なく歩けるルートですので、楽しい時を過ごされたようです。

スタート地点の白丸駅ですね。

白丸調整池ダムは、越流型直線重力式ダムで、その高さは約30m。

下流にある多摩川第三発電所に発電用水を送る際の水量を調節するため昭和38年に造られたものです。

白丸ダムにある魚道へ降りる螺旋階段。

段数の多さにびっくりですね。

魚道に到着。

魚道(ぎょどう)とは、ダムなどで堰き止められた川に魚が行き来できるようにと作られた水路。産卵のために川をさかのぼる魚のために考えられました。

この魚道は、平成13年にダム内に新設された国内最大級(長さ約330m、高低差約27m)のもので、

これまでにヤマメやアユの遡上が確認されているそうですよ。

この水路が、なだらかな段差を伴ってダムの上下につながっている訳です。

泳ぐ魚のほうも体力が必要でたいへんな気がしてしまいます。

その後、一同は東屋にて昼食。

鳩ノ巣渓谷。

まばらながらにも紅葉がきれいですね。

秋の渓谷、素晴らしい光景です!

良い風景をバックにみなさんもご満悦な表情。

鳩ノ巣渓谷遊歩道の頭上には多摩川にかかる鳩ノ巣小橋。

橋を渡って鳩ノ巣駅に向かいます。

こんな感じで充実したコースだったもようです。

お疲れ様でございました。

 

登山コースはきつそうなのでそこは無理でも、散策コースがあれば大丈夫という方の意見も取り入れた「峠山の会」の2コース制の提案。会員のみなさんからはなかなか好評のようです。

本仁田山 報告書

**********

※「峠山の会」では常時、会員を募集しています。

埼玉県富士見市界隈にお住まいの方で登山に興味のある方、

私たちと一緒に登山を楽しみませんか?

是非とも、ご参加をお待ちしています。

「参加希望」などと件名を付けてお問い合わせください!!

お問い合わせはコチラから → お問い合わせ

ただし、会員になられるには月1回の定例会にお越しいただいて、

会費をお支払いいただくことが必要です。

詳しくは、こちらのページをご覧ください。 → 会員募集案内

**********

ホーム
とうげやまブログ
動画~YouTubeチャンネル
会員募集案内
定例山行予定
定例山行の記録
過去の定例山行
過去の山行の様子
会員のページ1
会員のページ2
県連 高橋さんのページ
リンク
お問い合わせ

facebookページ 峠山の会

QRコード

※ スマートフォンから上のQRコードを読み取ると、とうげやまブログのページをご覧いただくことができます。

人気ブログランキングへ


↑ ブログ訪問時にポチッとしていただければ嬉しいです!

にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ
にほんブログ村

日和田山・西部ブロック 鍋交流会 2024.11.10

今回は、埼玉県勤労者山岳連盟・西部ブロックの企画で参加した鍋交流の様子をご紹介します。

鍋交流は、西部ブロックに所属する7団体の山岳会が集まり、各会でそれぞれの鍋を作り共に食べながら交流を図るという目的で毎年行われています。この日は各会のメンバーが会ごとに決めた山(日和田山・釜戸山・高麗峠)に登り、その後「巾着田の河原」に集合して鍋交流を行いました。総勢約90人の登山愛好家が一同に集い、各会の簡単な紹介やゲームをして大いに楽しみました。

 

まずは電車を乗り継ぎ西武線・高麗駅に到着。

わが「峠山の会」は、登山組15名で日和田山を目指します。(鍋交流では他3名と合流。)

日和田山の登山口手前には、

1975年女性初のエベレスト登頂を果たした登山家・田部井淳子さんの碑。

偉業の基礎となったのが、ここ日和田山の登山訓練だったということです。

朝から小雨がぱらついて 一時は不安がよぎりましたが、

曇り空の中 何とかスタートできました。

登山口の東屋脇にはトイレあり。

駅からここまでは20分くらいの距離ですが、もう身体がほてってきました。

衣服調整を行います。

登山口を入ると緩やかな登りの始まり。

歩き始めてすぐに現れる鳥居をくぐります。

男坂と女坂の分岐点。

今回は男坂のほうに進みます。

登山道脇にはヤブランが群生しています。

岩場が見え始め、険しい道のりになってきました。

ストックはむしろ不要で、岩場に手をつきながら登ることになります。

そういうわけで手袋は必須ですね。

結構な急登もありますが、

程よい足場間隔が確保できるので

ゆっくり進めば心配いりません。みなさん、大丈夫ですね。

岩だらけの崖っぷちもあって、なかなか登り甲斐があります。

急な坂も余裕しゃしゃくのメンバーさんたち。

木々を抜けると視界が開けてきました。

男坂と女坂の合流点、鳥居のところに到着です。

眼下に巾着田が見える絶景スポットになります。

それにしても良い眺めです。

鳥居の場所からさらに登ると頂上なので、

とりあえずはまたひたすらと先に進みます。

そしていよいよ頂上に到着です。

頂上からは、南東方向が開けていて市街地が一望できます。

遠くに高層ビル群も見えるので、おそらくは都心の新宿方面のようです。

頂上の標識前で記念撮影。

日和田山の標高は305m。いわゆる低山ですが、なかなかの岩山です。

鳥居のところに戻って、こちらでも写真を。

この時には周りにも登山仲間(?)が大勢集まっていました。

小さいお子さんやわんちゃんまでも登山を楽しむ山なんですね。

そして今度は女坂から下山します。

コウヤボウキのかわいい花。

遠目では地味に見えるキク科の小花ですが、近くでじっくり見ると何ともキュートな花びらです。

和歌山県・高野山では、その細い茎を使って箒を作ったため、

「コウヤボウキ」と名付けられたそうです。

真新しい手すりが設置された箇所。

確かに足場には要注意です。

季節はずれのツツジ。

狂い咲きの株がいくつか見られました。

山全体的では木々が青々していて紅葉はまだ時期尚早のようでしたが、

道端に小さく生えていた1本の木だけは、紅葉真っ最中。

そして下山が済んで、巾着田の河原に到着。

鍋メンバーとも合流を果たし、わくわくしながら鍋の準備を始めます。

我々が作るのは石狩鍋。

鮭まるごと1匹分を使いました。

酒粕や味噌、だし、野菜などを入れて煮立たせます。

各自が持ち寄った材料を合わせると鍋3個分の量に。

だしも効いてとっても美味しく仕上がりましたよ!

看板も力作!

薬味もトッピングして風味も抜群。身体もほんわり温まりました。

他の会を回っていろいろな鍋をいただきました。

豚汁、ちゃんこ鍋、もやし鍋、おしるこ、すいとん、こんにゃく田楽、甘酒等、

どれも美味しくて、お腹いっぱいです。

食事を片付けた後は、各会の紹介。

そしてボッチャ大会。

真ん中の棒のところ近くに投げ込んむという遊び。

3個投げたボールからポールまでの合計距離が一番小さい組が優勝です。

わがチームは勝利を逃しましたが、充分に楽しませていただきました。

ボールが手作りというところにもいたく感心。

ナイスな企画ありがとうございました。

そして、ラッキーなことに河原ではカワセミを見ることができましたよ。

こんな感じで今回の山行ならびに鍋交流は無事大成功。

担当の方、準備された方々、本当にありがとうございました。

 

つっちーさんのブログでも今回の様子がよくわかります。

2024/11/10 労山西部ブロック各山の会の鍋交流会、うちは石狩鍋

追記:
会員の方が撮られた写真にも鍋と山の様子がよく伝わってくるものがありましたので、こちらにアップせさせていただきました。

鮭がいっぱい入った石狩鍋。

ごつごつした岩山を四つん這いになって登るところ。

楽しそうに鍋を味わう人々。

みなさん大満足の充実した1日でした♪♪

 

つっちーさんのブログでも鍋交流のようすが伝わってきます。

2024/11/10 労山西部ブロック各山の会の鍋交流会、うちは石狩鍋

**********

※「峠山の会」では常時、会員を募集しています。

埼玉県富士見市界隈にお住まいの方で登山に興味のある方、

私たちと一緒に登山を楽しみませんか?

是非とも、ご参加をお待ちしています。

「参加希望」などと件名を付けてお問い合わせください!!

お問い合わせはコチラから → お問い合わせ

ただし、会員になられるには月1回の定例会にお越しいただいて、

会費をお支払いいただくことが必要です。

詳しくは、こちらのページをご覧ください。 → 会員募集案内

**********

ホーム
とうげやまブログ
動画~YouTubeチャンネル
会員募集案内
定例山行予定
定例山行の記録
過去の定例山行
過去の山行の様子
会員のページ1
会員のページ2
県連 高橋さんのページ
リンク
お問い合わせ

facebookページ 峠山の会

QRコード

※ スマートフォンから上のQRコードを読み取ると、とうげやまブログのページをご覧いただくことができます。

人気ブログランキングへ


↑ ブログ訪問時にポチッとしていただければ嬉しいです!

にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ
にほんブログ村

日向山 2024.9.7

今回の「峠山の会」定例山行は、山梨県の日向山(ひなたやま)。

日向山は北杜市にある標高1,660mの山。三角点のある山頂からの展望はよくありませんが、すぐ先の雁ヶ原(がんがはら)には花崗岩の砂が広がるザレ場があり、素晴らしい景色が見渡せます。いわゆる「天空のビーチ」と言われている砂浜のような場所で、そのザレ場自体の不思議な造形と甲斐駒ヶ岳や八ヶ岳連峰の雄姿も楽しむことができます。その風景を見るのはとても楽しみです。

 

まずは、みよし観光の貸切バスを利用して尾白川(おじらがわ、おじろがわ)渓谷駐車場に到着。

途中で渋滞があり、到着が予定より1時間押しとなりました。

ここでトイレと準備体操を済ませます。

こちらが最初の登山口。

列を成してゆっくり進み始めます。

辺りにはミズヒキ(水引)の赤い小さな花穂が。

この日は良いお天気で登山日和な雰囲気。

秋の涼しさを感じながら、心地良い登山のスタートです。

ところが、しょっぱなから急登が続きます。

最初は涼しく感じていた周りの空気ですが、

意外と蒸し蒸ししていて、たらたらと汗が噴き出してきます。

まだ夏の名残でしょうか。

身体が火照ってくると、結構暑くなってきました。

丸いどんぐりがいっぱい落ちています。

ちょっと大きめのセミの抜け殻。クマゼミでしょうか。

ミンミンゼミの鳴き声は聞こえていましたから

大きめのミンミンゼミなのかもしれません。

右手に小さな沼。

水面が浮草で覆われています。

ごつごつした岩も現れてきました。

風の通り道に出くわすと、時折 涼しい風が吹いてきて生き返る思いですが、

それでもやっぱり蒸し暑いです。

熱中症にならないようにこまめに水分補給をします。

クヌギのどんぐりは未熟のまま落下。

ここ、頭上に注意。

登山道脇の3か所くらいに簡易な炭焼き窯がありました。

かつてはこんな場所で炭を作っていたのでしょうか。

一説によると昔はそれぞれの家にこのような窯があったと言われています。

そういえば下山の際には、木材搬送ケーブルカーのケーブルだけが残っているところも見受けられました。昭和の時代には木材の需要が高かったことが伺えます。

鮮やかに咲くツリフネソウ(釣舟草)。

トゲトゲが柔らかい山栗のイガ(苞葉 ほうようと言うらしいです)と、

抜け殻になったカイコがの緑色のまゆ。

最初の登山口から1時間半くらいの場所は矢立石(やだていし)登山口。

ここまでは乗用車が上ってきていますが、小型バスには無理なようです。

ホトトギスがちょうど開花時期を迎えていました。

紫の点々の入り方が花によって違うようですが、

鳥のホトトギスのおなかにある柄に似ていることから花の名前が付けられたようです。

ホトトギス(鳥)の姿はサントリーさんのHPでわかりやすくご覧いただけますよ。

→ サントリーの愛鳥活動

マムシグサの若い実。

古タイヤの再利用はナイスアイデア。

タイヤのゴムって長持ちするんですね。

登山道にはタイヤの階段がいくつもありました。

この足長のクモは巣を作らないクモなのでしょうか。

足を入れると10センチ以上はありそうなクモがあちこちで歩き回っていました。

容姿がグロテスクなのでなかなか興味深いです。

この時期の山にはキノコがいっぱい。

いろいろな種類のキノコが至るところに生えていました。

そろそろ山頂付近に差し掛かりました。

地面に白い砂が混ざり始めたと思ったらもうすぐです。

はい、「天空のビーチ」 雁ヶ原(がんがはら)に到着です。

まさに砂浜。絶景です!

砂浜の先は海ではなく絶壁。その向こうには山並みと街並みが見降ろせます。

こんな不思議な景色、なかなか見られないですよね。

素晴らしい‼

恒例の記念撮影。

そしてビーチの木陰でランチの始まりです。

壮大な景色を堪能しながらほっとするひと時を楽しみましたよ。

花崗岩の山が風化してできた自然の形が

まるで恐竜の背中のようで独特の美しさを感じさせます。

先端まで歩くのがちょっと怖い場所。

物を落としたら真っ逆さまですね。

ランチ後にもみんなでもう1枚。

偶然にも同じ富士見市からいらしたという山ガールさんに撮っていただきました。

こちらは日向山頂上。

木々に囲まれた場所に三角点があります。

下山は来た道をまた戻ります。

山道を整備するボランティアの方々がいました。

「北杜山守隊(ほくと やまもりたい)」の旗も掲げられています。

北杜山守隊

この時はみなさんで階段を直されていて、

一同頭の下がる思いで通らさせていただきました。

本当にありがとうございます。

階段の下に木を敷き詰めて登山道をきれいに整備する方たち。

少し進んだこの辺りは整備して間もない階段のようです。

芸術的な斜め階段。人それぞれの歩幅を考え配慮された歩きやすい階段です。

下山は登りと違ってすいすいと進みます。

3時過ぎなのに辺りは夕方くらいの明るさです。

山は陽が落ちるのが早いことを改めて感じます。

そして無事、登山口に到着。

途中、一時的に具合の悪くなった方もいましたが、

結局はみんな元気で下山できてよかったです。

リーダー、サブリーダー様、ご苦労様でした。

そしてみなさま、お疲れ様でございました。

 

PS. 日向山のことをネットで調べると「初心者向けコース」と書いてあるし、現地には「ハイキングコース」と表示されていましたが、決してやさしい登山コースではありませんでした。

蒸し暑さのせいもあったかもしれませんが、とても足に堪える難易度の高い登山のように感じました。

この日は高速道路の帰り道も渋滞に巻き込まれ、鶴瀬到着が21時を過ぎてしまいました。

朝は5時45分集合でしたので、長い1日ではありましたが、充実した日でもありました。みなさまに感謝感謝です。

 

つっちーさんのブログにもこの日のことが書かれています。

つっちーの日々

Makkiさんの動画も素晴らしいです!!

【日向山】ミズナラ、カラマツ、ブナの森を抜け白砂の別世界へ

日向山 報告書

**********

※「峠山の会」では常時、会員を募集しています。

埼玉県富士見市界隈にお住まいの方で登山に興味のある方、

私たちと一緒に登山を楽しみませんか?

是非とも、ご参加をお待ちしています。

「参加希望」などと件名を付けてお問い合わせください!!

お問い合わせはコチラから → お問い合わせ

ただし、会員になられるには月1回の定例会にお越しいただいて、

会費をお支払いいただくことが必要です。

詳しくは、こちらのページをご覧ください。 → 会員募集案内

**********

ホーム
とうげやまブログ
動画~YouTubeチャンネル
会員募集案内
定例山行予定
定例山行の記録
過去の定例山行
過去の山行の様子
会員のページ1
会員のページ2
県連 高橋さんのページ
リンク
お問い合わせ

facebookページ 峠山の会

QRコード

※ スマートフォンから上のQRコードを読み取ると、とうげやまブログのページをご覧いただくことができます。

人気ブログランキングへ


↑ ブログ訪問時にポチッとしていただければ嬉しいです!

にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ
にほんブログ村

黒斑山 2024.7.20

今月の「峠山の会」定例山行は長野県と群馬県にまたがる黒斑山(くろふやま)。

黒斑山は、浅間山(あさまやま)の第一外輪山の最高峰で、その標高は2,404m。

※ ちなみに浅間山(標高2,568m)は、現在も活動を続ける日本で最も高い活火山。黒斑山と前掛山の外輪山が二重に連なり、中央には新しくできた中央火口丘の釜山がある三重式火山です。

黒斑山の登山道では多くの高山植物が見られるため、花の百名山にも選定されています。

頂上から見える浅間山の雄姿が絶景とのことですが、さてどんな景色なのでしょうか。とても楽しみです。

 

まずは、貸切バスを利用して高峰高原ビジターセンターに到着。

体操部長のリードのもと、全員が順番に「1、2,3,・・・」と声を出して準備体操をしました。

県連の登山学校で教わったやり方ということで、なかなか新鮮でした。

持ち物を確認し、いよいよ出発です。

道路を進んだすぐのところが、車坂峠(標高1973m)。

スタート地点ですでに標高が高いんですね。

低地では酷暑の予報ですが、こちらの辺りは涼しくて半袖では寒いくらいです。

周りには高山植物がいくつか見られます。

白いウスユキソウも清々しく咲いています。

(ジャパニーズ・エーデルワイスと言うそうです。)

白くてふさふさしているのはヤマブキショウマ(山吹升麻)。

登山口の柵を抜け、登山道に入ります。

青紫色のヒメシャジンは釣り鐘型のキキョウ科の花。

最初は緩やかな道が続きます。

道中には霧が立ち込め、先の視界が遮られています。

夏の朝の普通の光景なのでしょうか、雲の中にいるかのようです。

遠くまで本当に深い霧に包まれています。

開いたばかりのアザミの花。

カラマツ林は笹で地面が覆われています。

辺り一帯はミストが充満しているのか、ひんやりとしていて幻想的。

時たま首筋をかすめる冷たい風も心地よいです。

それでも歩けば少しづつ身体は汗ばんできます。

少し歩いては小休憩。

暑くなると思って熱中症対策を考えていたのに、

まったく逆で、意外と涼しくて驚きました。

体力的には何も問題なく、余裕しゃくしゃくのみなさんです。

頼もしい限りです。

登ってから次は下ってのアップダウン。

岩がごつごつしてきました。

トーミの頭まではガレ場があります。

足元でぐらつく岩には要注意です。

カラマツ、シラビソ、コメツガといった松の仲間が多く分布しています。

山では今朝がた雨が降っていたようですね。

エゾマツの葉先にも雨滴。

地面もぬかるんでいる場所がいくつかありました。

下山したら靴が泥だらけだったりして。

少し開けた場所でも休憩。

この日は登山客が多く、交差や道譲りも結構ありました。

もう夏休みなのかな、お子さん連れの登山客もいらっしゃいましたよ。

この辺りの崖下にはピンクのコマクサが咲いていたようです。

岩肌で孤高に咲くコマクサ(駒草)は、

強い繁殖能力と可憐な色・形から「高山植物の女王」とも言われています。

確かに独特の花で印象に強く残りますね。

再び林の中に入ると歩きやすい道になります。

横枝が下方に無数に伸びて、まるで根っこのようになって立つカラマツ。

ときどき、ちょっとした難所あり。

岩の間をすり抜けながら段差を攻略。

コメツガの実。

2~3センチ程度の小さな松ぼっくりになります。

ゴゼンタチバナ(御前橘)はミズキ科の植物。

輪状に生えた葉が6枚以上になると花を付けるのだとか。

シラビソの新芽は鮮やかな薄緑。

先端が色変わりしているこの姿は今の時期だけしか見られないかもしれませんね。

階段は朽ちていますが、大丈夫です。

登り始めの場所では花終わりだったシャクナゲ(石楠花)も

標高が高くなるとまだ咲いているものがありました。

低地にあったのは花期が若干早いアズマシャクナゲだったのかもしれません。

そしてこちらはハクサンシャクナゲのようです。

白×ピンクの花びらには緑の点々も入り、とっても美しいです。

ただし、葉には毒があるようなので動物も葉を食べないそうですよ。

槍が鞘の避難豪(シェルター)。

浅間山からの噴石対策なのでしょう。

噴火口から3kmの地点ということで、この場所に設置されたそうです。

槍が鞘(やりがさや)に到着。

今回はここでA班、B班に分かれるので、

ひとまず21名全員で記念撮影。

A班はこのあと黒斑山を目指し、B班はここまででそのあと戻ります。

エーデルワイスのつぼみ。

A班はさらに先に進みます。

ガレ場も霞がかっています。

ロープの外側は危険のようですね。

トーミの頭(とーみのあたま)に到着。

そしていよいよ黒斑山 山頂に来ました。

山頂でランチタイム。

期待していた山頂からの見晴らしですが、全く見えません。

もう目の前が全部白いだけです。

雲が無ければ、浅間山全体が良く見えていたらしいのですが、残念。

でもその分、涼しくて快適でした。というしかありませんよね。

そういうわけで、景色は見られませんでしたが、

各々、持参した食事を存分に楽しみましたよ。

30分ほどで食事を済まして今度は下山です。

途中まで来た道を戻り、分岐から中コースを下ります。

振り向くと往路では視界になかった細い奇岩が見えました。

こちらの分岐から車坂峠方面に進みます。

午後は霧が晴れてきて向こうの山がはっきりと見えてきました。

下りも終盤、まだまだ元気な方々です。

こんな感じで無事下山が終了。

それにしても、山を下りると物凄い暑さなのにはビックリ。

山にいるときよりも帰路のほうが水分を多く摂る必要がありました。

そして帰りのバスからは浅間山がくっきりと見えましたとさ。

今回も無事戻ることができて良かったです。

リーダー、サブリーダー様、ありがとうございました。

そしてみなさま、お疲れさまでございました。

黒斑山 報告書

 

つっちーさんのブログ
つっちーの日々

**********

※「峠山の会」では常時、会員を募集しています。

埼玉県富士見市界隈にお住まいの方で登山に興味のある方、

私たちと一緒に登山を楽しみませんか?

是非とも、ご参加をお待ちしています。

「参加希望」などと件名を付けてお問い合わせください!!

お問い合わせはコチラから → お問い合わせ

ただし、会員になられるには月1回の定例会にお越しいただいて、

会費をお支払いいただくことが必要です。

詳しくは、こちらのページをご覧ください。 → 会員募集案内

**********

ホーム
とうげやまブログ
動画~YouTubeチャンネル
会員募集案内
定例山行予定
定例山行の記録
過去の定例山行
過去の山行の様子
会員のページ1
会員のページ2
県連 高橋さんのページ
リンク
お問い合わせ

facebookページ 峠山の会

QRコード

※ スマートフォンから上のQRコードを読み取ると、とうげやまブログのページをご覧いただくことができます。

人気ブログランキングへ


↑ ブログ訪問時にポチッとしていただければ嬉しいです!

にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ
にほんブログ村

小楢山 2024.6.8

今月の「峠山の会」定例山行は山梨県の小楢山(こならやま)。

小楢山は山梨百名山の一つで、標高は1,713m。頂上標識には「霊山古那羅山」とも書かれています。

山頂の錫杖ケ原(しゃくじょうがはら)には東屋があり、そこそこ広く開けています。付近はレンゲツツジの群生地として有名。

山頂の南側正面には富士山が見られ、その眼下には甲府盆地が見下ろせます。

今回は素晴らしい景色と富士山の雄姿がバッチリ見られますでしょうか?楽しみです。

 

まずは「みよし観光」のバスを利用して琴川(ことがわ)ダムに到着。

こちらでトイレと班ごとに体操を済ませて、準備を整えます。

A班は小楢山からUターンするルート、B班はそのまま進むルートの2コースに分かれます。小楢山山頂までは一緒に進むことになります。

琴川ダムは、国内では最も標高の高い場所にある多目的ダム(標高1,464m)なのだとか。

秩父山系から流れる一級河川・琴川からの水を溜めたダム湖の名前は「乙女湖」。

500万平米を超える水量を誇る広大な湖が見渡せます。

ダムからは階段を上って進みます。

展望台広場までは計371段の遊歩道階段が続くのですが、

初っ端からそこそこの段数がありますね。

階段脇には野イチゴの白い花。

カエデにも小さな花穂が。

玉状の虫こぶ(?)が付いた葉。

ちなみに虫こぶとは、寄生した虫が出す刺激に反応し、植物が身を守るために異常成長してできるもの。植物によっていろいろな形状があるみたいです。

展望広場まで上がってきました。

お天気は最高なのですが、身体は汗ばんできます。

平地では初夏の6月ですが、山ではまだ春の訪れといった季節感。

階段を上ったので暑いには違いありませんが。

辺りのカラマツには新芽が吹いていました。

道路脇には山フジが満開。

しばらく歩いてから登山道に入ります。

標識がなく、わかりにくい登山口でしたが問題ありません。

山道に入ると大きなシダが生き生きと生えています。

まむし草も。

二人静(ふたりしずか)。

二人とは言っても、花穂は3本や4本のものもあります。

伐採・整備されたなだらかな登山道を進みます。

登山日和の心地よい気温。無理のない気持ち良い登山です。

先々には大きなフキも生えています。

胞子のうが開く直前の苔たち。

苔のつぼみとでもいう憾じですね。

地表は一面がシダの群生。

小楢山への新道に進みます。

まばらに咲くレンゲツツジが見えてきました。

まだつぼみも多く、これからの季節が花の本番のようです。

色鮮やかな朱色の花とたわむれる人々。

小休憩の場所では、ワラビが群生。

セミの抜け殻も方々にいっぱい。

的石(まといし)。

日本武尊(ヤマトタケル)がこの岩を標的に矢を射ったと伝わる岩で、

小楢山八景のひとつ。

野イチゴの花もいっぱい。

白樺の倒木。

ミズナラの林、

乾燥してふかふかになった苔がびっしり張った岩々。

樹皮がこれでもかというくらいに隆起した樹表。

激しく逆立った皮が物凄い立体感です。

左右にレンゲツツジの通り道。

まもなく山頂です。

小楢山 山頂に到着。

正面に見えるハズの富士山はどこ?

残念!雲がかかり富士山は裾野しか見えませんでした。

しかし、開放的な山頂はとっても気持ちが良いです。

山頂で記念撮影。

この日は体験参加の方1名を含む23名が参加。

立て看板より

” 標高1713mでその昔 夢窓国師の修行の地と言われておりました。
この山の頂は東西二峰にわかれ、東峰はゴン鉢を伏せたような形から灌鉢山の名があり、西峰は奇岩怪石が累々として滝もあり深山高山の気分を満喫するに十分である。此の山は、水楢・小楢が多く俗字をもって小楢山とあてはめたが、夢窓国師が此の山に命名したのは、古那羅山であった。
東峰からも、西峰からもすばらしい展望に恵まれ、展望は申し分ないハイキングコースである。また、山頂からは、「富士山」「奥秩父」「南アルプス」「八ケ岳連邦」等が見ることができ、魅力の山となっています。 ”

この中の夢窓国師とは、夢窓疎石(むそう そせき)のことで、後醍醐天皇からその才覚を見出されて国師号を賜った鎌倉・室町時代に生きた臨済宗僧侶のこと。

心地よい空間が広がる山頂で、お待ちかね ランチの始まりです。

なぜか生きたセミが1頭、地面に落ちていました。

森では相当たくさん鳴いてはいるのにその姿がなかなか見られないセミ。

そんなセミの個体が見られてラッキーでした。

展望盤を見て山々の位置を確認。

なかよしさんのお二人ですね。

食事の後はA班、B班の二手に分かれて下山です。

下り始めは、連続の倒木。

下り方面ですが、また登ったりも。

大きく切り立った幕岩(まくいわ)に到着。

健脚に自信のある希望者が、この岩の上に登ります。

ここはかなりきつい岩登りです。

足元が定まり難く、鎖なしでは到底登れません。

登りきったところからは全方面の絶景が広がります。

平らなところが少なく足元がどこもやや傾いているので、

ある意味命がけで立ってる場所です。

でもこの笑顔、逞しいですね。

一番高いところ、この岩の先は崖っぷち。

こんな場所に立つのは本当に怖いです。

ところがこのお二人は余裕の表情。

怖いもの知らずなんですね。凄い!

自分は見てるだけでもブルブル、足がすくんでしまいました。

絶壁は登るときよりも降りるときの方がたいへん。

慎重に降りましたが、怖くなって思わず足に必要以上の力が入ってしまいます。

明日はおそらく筋肉痛になることでしょうね。

一同、無事岩から降りて来られひと安心。

そしてお次は大沢山頭での分岐。

4つ並んだセミの抜け殻を発見。

木に巻かれたテープで行き止まりになったのかな?

行く道右手に沢が現れました。

付近は地面が濡れているので、滑らないようより慎重に。

ロープにしっかりと捕まって! こういう箇所は後ろ向きで降りましょう。

白雲の滝。

小さな滝なので、その冷たい水に直接触ることができますよ。

標識の上の方に見えるのは、どっしりとした「達磨石」。

そして登山道の出口に到着。

駐車場でバスを待ち、無事A班とも合流できました。

こんな感じで今日の登山は終了。

リーダー、サブリーダー様、お疲れさまでした。

そしてみなさま、お疲れさまでございました。

 

つっちーさんもブログで書かれています。

つっちーの日々
いつもながら動画も素晴らしいです。
【小楢山】ミズナラやレンゲツツジの自然美と富士山の眺望が楽しめる山

追記 ; 会員の方が撮られたお写真です。

小楢山 報告書

**********

※「峠山の会」では常時、会員を募集しています。

埼玉県富士見市界隈にお住まいの方で登山に興味のある方、

私たちと一緒に登山を楽しみませんか?

是非とも、ご参加をお待ちしています。

「参加希望」などと件名を付けてお問い合わせください!!

お問い合わせはコチラから → お問い合わせ

ただし、会員になられるには月1回の定例会にお越しいただいて、

会費をお支払いいただくことが必要です。

詳しくは、こちらのページをご覧ください。 → 会員募集案内

**********

ホーム
とうげやまブログ
動画~YouTubeチャンネル
会員募集案内
定例山行予定
定例山行の記録
過去の定例山行
過去の山行の様子
会員のページ1
会員のページ2
県連 高橋さんのページ
リンク
お問い合わせ

facebookページ 峠山の会

QRコード

※ スマートフォンから上のQRコードを読み取ると、とうげやまブログのページをご覧いただくことができます。

人気ブログランキングへ


↑ ブログ訪問時にポチッとしていただければ嬉しいです!

にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ
にほんブログ村

鍋割山 2024.5.18

今月の「峠山の会」定例山行は群馬県前橋市にある鍋割山(なべわりやま)。

神奈川県・丹沢にも同じ名前の山があるので、少しややこしいです。

鍋割山は、赤城連山の南端のピークで標高1332mの山。隣接する荒山高原では山ツツジの群生が見られることで知られています。

春のこの時期は多くの花が開花していて賑やかな様子が楽しめるのではないかと期待して出かけました。

 

今回はいつも御用達の「みよし観光」小型バスを利用。

22名での山行となりました。

まずは姫百合駐車場に到着。

この日は朝からお天気も良く、すでに初夏のような暑さ。

ですが空気がカラッとしていて心地よいです。

駐車場には白いズミ(酸実)の花がゴージャスに咲いていて、我々をお出迎え。

すぐ脇には八重桜も見ごろを迎えていました。

トイレ、準備体操を終え、すぐの登山口から入山。

登山口には「熊 出没注意」の張り紙。

熊にはどうか遭遇しないようにとお祈りをします。

荒山高原の方向に進みます。

階段は老朽化していますが、歩きにくいことはありません。

余裕を持ってマイペースで登って行きます。

登り始めは、新緑の広葉樹林帯が広がります。

水ナラの巨木はなかなか迫力のあるたたずまいですね。

少し登って衣服調整。

辺りはヒノキの林に光景が変わりました。

花粉の影響はなさそうです。

ヒノキから今度は杉に変わった緩やかな登りをどんどんと進んで行きます。

ジグザグの登山道はクライマーにとっては非常に歩きやすいです。

間隔も乱れることなく順調に歩を進めることができています。

しばらく進んでは水分補給。

日陰が続き発汗も抑えられ気味、程よい体感温度。

みなさん、これくらいの道のりだと余裕の表情です。

所々に山ツツジの花が見られるようになってきました。

登山道脇の少し高いところにも朱色に咲くツツジが見えます。

足元には小さな白い花。

ごつごつした岩場に差し掛かりました。

足の置き場に注意して進みます。

少し進んでは小休憩。

新緑に囲まれた清々しい空間を満喫。

大小の石がゴロゴロしています。

そんな中でも度々人とすれ違ったり、追い越されたりと

この日は登山客が非常に多く、せわしなく忙しい流れとなりました。

荒山風穴に到着。

温度計にぬいぐるみがちょこんと乗っかって設置されていました。

気温は13℃、湿度は60度。

後で聞いたところ、最後尾に歩いていたT村さんが玉苔(タマゴケ)を発見したそう。

他のメンバーは気付かずに通り過ぎてしまったようでした。残念。

ちなみにタマゴケは、まん丸の胞子体を付ける苔で、その胞子体が「目玉おやじ」にも見えることから妙な人気があるもよう。

丸いのが青りんごにも見えることから

英語ではアップル・モス(リンゴ苔)と言うそうです。

↓ 参照 目玉おやじがいっぱい!

荒山高原に近づくと多くのズミが目の前に現れてきました。

ピンク色のつぼみが開花すると白くなるという一風変わった咲き方が不思議です。

精一杯に満開する様子が桜にも似ていてとってもキレイです。

荒山高原に到着。開けたスペースでしばしの休憩。

芝生の庭にはたくさんのツツジやズミが植えられています。

3種の花が入り乱れて咲くこの時期の光景は結構な見ごたえ。

薄ピンクのミツバツツジは早咲きの品種のよう。全体的には花終わりに近い感じ。

オレンジと赤の中間色、朱色味がかった花色のヤマツツジはこれからが満開時期。

白いズミも陽の光を浴びて輝くように咲いています。

荒山高原の花々を鑑賞しながら栄養補給中。

少し進むと開けた稜線上からは進行方向左手に富士山の頂が小さく見えました。

写真に撮ると空と同化してくっきりとは見えないのですが、

目視ではしっかりと見えましたよ。

ぽかぽか陽気の尾根筋を進みます。

両側に山並み、街並みが広がり開放感が半端ではありません。

青い空のもと雄大な風景を堪能できます。

進行方向右手には北アルプスを始め、山々の姿が見られます。

次の小ピークは火起山(ひおこしやま)。

陽光に照らされてズミの花びらが咲き乱れます。

道すがらのツツジに包まれた光景も素敵です。

そして次の小ピークは竈山(かまどやま)。

竈山では突起した岩に乗り、その先の光景を楽しむ登山客の姿も。

小さなアップダウンを繰り返し、鍋割山山頂に向かいます。

枯れた樹木にびっしりと生えたウメノキゴケ。

カビのようにも見えるので一瞬目をそむけたくなりましたが、

不覚にもよく見ると何処となくきれいだなと感じてしまいました。

意外なことに実は盆栽や生け花にも珍重されるものなのだそうですよ。

ズミの花をアップで撮ったところ。

やっぱり真っ白な桜のようにも見えますよね。

小さいスミレも元気です。

こちらはまだつぼみですが、ツツジのトンネルができていました。

いよいよ鍋割山の山頂に到着。

山頂標識を囲んで記念撮影。

時間は早めでしたが、頂上にてランチタイム。

各々持参した食事を楽しみました。

いつものようにシャボン玉も。

頂上からも眺望が開けていてとっても気持ちが良いです!!

食事の後は、来たルートを戻ります。

ウリハダカエデの樹皮は本当にウリのような模様が入っているんですね。

来た道から少し遠回りのルートを選んで、「展望の広場」に到着。

展望の広場というのは名ばかりで、そこは木々に囲まれただけの場所でした。

さて、こんな感じで無事下山もできて今回の山行は終了。

 

その後、バスで「道の駅ふじみ」に立ち寄って野菜などをお買い物。

イチゴのソフトクリームも味わいましたよ♪

そして鶴瀬に戻ってからはお疲れ会。

今日も1日、充実した良い日となりました。

 

リーダー、サブリーダー様 ありがとうございました。

そしてみなさま、お疲れさまでございました。

 

つっちーさんもブログに書かれていますよ!
つっちーの日々 ツツジの赤城「鍋割山」

 

【荒山高原〜鍋割山】ヤマツツジと開放的な稜線歩きを楽しめるコース

 

鍋割山 報告書

**********

※「峠山の会」では常時、会員を募集しています。

埼玉県富士見市界隈にお住まいの方で登山に興味のある方、

私たちと一緒に登山を楽しみませんか?

是非とも、ご参加をお待ちしています。

「参加希望」などと件名を付けてお問い合わせください!!

お問い合わせはコチラから → お問い合わせ

ただし、会員になられるには月1回の定例会にお越しいただいて、

会費をお支払いいただくことが必要です。

詳しくは、こちらのページをご覧ください。 → 会員募集案内

**********

ホーム
とうげやまブログ
動画~YouTubeチャンネル
会員募集案内
定例山行予定
定例山行の記録
過去の定例山行
過去の山行の様子
会員のページ1
会員のページ2
県連 高橋さんのページ
リンク
お問い合わせ

facebookページ 峠山の会

QRコード

※ スマートフォンから上のQRコードを読み取ると、とうげやまブログのページをご覧いただくことができます。

人気ブログランキングへ


↑ ブログ訪問時にポチッとしていただければ嬉しいです!

にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ
にほんブログ村

鳴虫山 2024.4.20

今月の「峠山の会」定例山行は、栃木県日光市の鳴虫山(なきむしやま)。

鳴虫山は、日光駅からのアクセスも良く、季節ごとに表情を変える自然が魅力の標高1103.5mの山。

「この山に雲がかかると雨になる」と言われていたことから鳴虫山と名付けられたのだとか。

下見で訪れた際には、登山道が荒れて歩くのが大変な箇所もあったのですが、

さあ、今回はどういった感じでしょうか。

ルートは、神ノ主山(こうのすやま)、鳴虫山、合峰(がっぽう)、独標(どっぴょう)と縦走し、憾満ケ淵(かんまんがふち)に降りる周回コースです。

 

まずは電車を乗り継いで東武日光駅に到着。

登山道中にはトイレが無いので駅で用を済ませます。

駅前の大通りを歩き、登山口の方へと進みます。

朝からすっきりとしたお天気で幸先が良さそうです。

道路の先には日光の連山が迫って見えます。

高山になるとまだ少し雪も残っているんですね。

御幸町(ごこうまち)の橋を渡ったところで準備体操。

この日、体操をリードしてくれたのはT瀬さん。

初の仕切り役でしたが、頼もしかったです!

こちらが登山口。

最初はやや急登で始まります。

しばらく進んだ所で衣服調整をして、さらに登って行きます。

辺りには小さなスミレが咲いていました。

会員の方々はみなさん、健脚揃い。

列を乱さず、等間隔で進んで行きます。

快晴なので、物凄く暑くなりそうな予感がしてきます。

針葉樹林に入るとひんやりとした風がそよいでいて、

程良いクールダウンになりました。

春の登山ならではの爽やかな心地良さを実感できましたよ。

所々根っこがむき出しになって道を遮っています。

根に引っかからないように、足を踏ん張ってまたいで行きます。

序盤はずっとくねくねの登山道をゆっくり上がって行く感じです。

20~30分を目安として程よい箇所で小休憩。

水分やエネルギーを補給します。

地面には桜の花びらが散っていましたが、

頭上を見上げると、空高く伸びた山桜の枝にはまだ少し花が残っています。

登山口から45分くらいで神主山に到着。

進み具合は順調そのものです。

南側斜面にはアカヤシオが咲いています。

樹高の高いツツジなので、花は遠くに咲いている感じ。

地味ながらも爽やかに春を感じさせる薄ピンクの花です。

木の根が階段状に張巡らされた箇所が続きます。

少し行っては上ったり降りたりのアップダウンが繰り返すので、

なかなか登り甲斐のある登山道です。

方々にカタクリの花が咲いていました。

ちょうどカタクリの開花時期になっていたようです。

カタクリは早春、雪解けの時期に山林の北斜面で花を咲かせ、

その花びらは朝日を受けて広がり、夕方には閉じるのだそう。

少しピンク味がかった紫の花色も素敵ですし、

華奢な風貌と斑の入った葉も魅力的ですね。

山頂手前の上り坂を一気に登ると鳴虫山の頂上です。

標識を囲んで集合写真。

今回参加のメンバーは17名。

昼食は30分以上時間を取って、しばしの間ゆっくり過ごします。

暖かいので気分も最高です。

山々の眺望は木々が遮ってしまい少し残念ですが、

その分ツツジの花が賑やかになっていたので良かったです。

ランチ後は下山。

急坂、木の階段から始まります。

階段の手摺はもろくなりかけていました。

根っこや岩がごろごろしているので、

滑らないように注意しながら降りて行きます。

なるべく間隔を1m以上開けるように心がけ、

両手にストックはむしろ危険なので、片側ストックで進みます。

下りといってもいくつかピークがありますので、

上ったり降りたりします。

そして合峰に到着。

下りも順調に歩を進めています。

岩場の段差あり。

ロープの張られている箇所もちょくちょく現れてきます。

それにしてもみなさん、さすがですよね。

ペース良く難関をクリアしていきます。

独標に到着。こちらが最後のピークですね。

ですがまだまだ難関は続きます。

今ルート一番の難所がこちら。

根っこの下にあるはずの土ががえぐられて、急斜面の途中で根が道を阻んでいます。

根に乗ってまたがないと進めないのですが、その位置がそこそこ高いので、

足元が地面に付かないまま乗り越えなくてはなりません。

相当たいへんなのですが、こういった箇所を進むのが楽しいともいえますよね。

ここまで来れば、もうあと少しです。

ミツマタの群生地に到着。

ちょうどミツマタも満開を迎えていました。

そして終点ともいえる憾満ケ淵に到着。

並び地蔵(化け地蔵)と渓流・滝が見どころの観光スポット。

この後は安川町バス停からバスに乗り、東武日光駅に戻りました。

こんな感じで今回の山行はおしまい。

無事下山できてひと安心です。

それも予定より早めの終了になりました。めでたし、めでたしです。

みなさま、お疲れさまでございました。

 

PS.朝霞台でのお疲れ会の様子。

飲んで食べて大満足の1日でしたよ!

 

つっちーさんのブログ
つっちーの日々

【鳴虫山】アカヤシオとカタクリの咲く山

鳴虫山 報告書

**********

※「峠山の会」では常時、会員を募集しています。

埼玉県富士見市界隈にお住まいの方で登山に興味のある方、

私たちと一緒に登山を楽しみませんか?

是非とも、ご参加をお待ちしています。

「参加希望」などと件名を付けてお問い合わせください!!

お問い合わせはコチラから → お問い合わせ

ただし、会員になられるには月1回の定例会にお越しいただいて、

会費をお支払いいただくことが必要です。

詳しくは、こちらのページをご覧ください。 → 会員募集案内

**********

ホーム
とうげやまブログ
動画~YouTubeチャンネル
会員募集案内
定例山行予定
定例山行の記録
過去の定例山行
過去の山行の様子
会員のページ1
会員のページ2
県連 高橋さんのページ
リンク
お問い合わせ

facebookページ 峠山の会

QRコード

※ スマートフォンから上のQRコードを読み取ると、とうげやまブログのページをご覧いただくことができます。

人気ブログランキングへ


↑ ブログ訪問時にポチッとしていただければ嬉しいです!

にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ
にほんブログ村

日の出山 2024.3.10

今月の「峠山の会」定例山行は、東京都の日の出山(ひのでやま)。

日の出山は、青梅市と日の出町の間に位置する標高902mの山で、

頂上からは東京都心が一望でき、その景色の中にはスカイツリーも確認できます。

都心からのアクセスも比較的良いので、それこそ初日の出のスポットだったりと、登山客に人気の高い山のようです。

 

今回は、AコースとBコースに分かれての山行となりました。

まずは、Aコースを見てみます。

電車を乗り継ぎ、JR青梅線の軍畑(いくさばた)駅に到着。

駅から一般道を進みます。

軍畑大橋から多摩川を渡り、軍畑大橋南交差点の公衆トイレを利用。

さらに林道を進みます。

地面には白く霜が落ちています。

木寄橋のところで小休憩。

水たまりが凍っていました。

辺りの気温が低いことがわかりますが、

お天気は良いのでそんなに寒くはありません。

少し行って、衣服調整。

舗装道路はここまで。

この段差のある階段からが登山道になります。

分岐を日の出山方面に進みます。

ぽかぽかで歩きやすい山道。

杉とヒノキの林を無理せず、程よいペースで進んで行きます。

先頭を歩く今日のリーダーさん、気合が入っていますね。

陽光の差す南側斜面には

アセビ(馬酔木)の花が春を告げていました。

視界が開けた山道は暖かくて気持ちが良いです。

下見に来た秋の頃は、この辺りススキで一面覆われていたそうです。

ふと立ち止まっては周りの景色を楽しみます。

徐々に残雪が現れてきました。

軽く積もった雪は固くなっていて、ザクザク踏みしめて進みます。

20~30分歩くと小休憩。水分補給をします。

少しづつ雪の量が増えてきていますが、

アイゼンを付ける程ではありません。

高峰山(標高755m)に到着。

途中のピークといったところで、景色は見られません。

お菓子をほおばりつつ、小休憩。

Tさんからの差し入れは、タマリンドのお菓子。

歯ごたえもある珍しいお菓子をいただきました。

タマリンドはインドや東南アジアでよく栽培されているマメ科のフルーツで、

大きなそら豆のような形をしたもの。

タマリンドの果肉には、酒石酸やクエン酸が豊富に含まれていることから、

疲労回復と腸整作用の効果があるそうです。

このお菓子は、甘くて酸っぱくて辛いという絶妙に美味しいものでしたよ。

下り坂は足元注意で、慎重に降りて行きます。

再び、景色が開けてきました。

キレイな空気を存分に吸って、充実の山登りができています。

暑すぎず寒くもなく、気温も良い感じ。

春山の心地よさを実感していますね。

頂上手前は階段が続き、ちょっときつめかも。

でももう少しで山頂ですよ。

日の出山 山頂に到着。

山頂には東屋やベンチがあって、多くの人で賑わっています。

周りの景色も素晴らしく、良い山です!

山頂でBコースの方々と合流。

昼食を摂りながらゆっくりと過ごします。

ぽっかぽかで自然と笑顔がこぼれますよね♪

東屋の屋根にもまだ雪が残っています。

でも標識に立つ雪だるまは、今にも溶けてしまいそうな状態。

こちらではコンパスの使い方を簡単に復讐されたようです。

頂上の標識を囲んで集合写真。

その後はトイレに立ち寄り、下山です。

この先は、下りの雪道が続きそうです。

大半の方は大事をとって、こちらでアイゼンを装着。

アイゼンが無くても大丈夫とのことでしたが、念のための準備ですね。

ほぼ下山したあたりで、「頭突きするヤギさん」にご対面。

とっても人に慣れた愛嬌のあるヤギさんです。

この界隈の名物となっているらしいです。

古狸山珈琲のところで奥にそびえる巨木が「神代の御岳ケヤキ」。

神代の御岳ケヤキは、幹囲が8m以上もあり、

国指定の天然記念物となっています。

なお、古狸山珈琲は大正時代の建物をオープンカフェにしたお店で、

このあたりのお休み処となっているそうです。

谷の向こう側に日の出山が見えました。

あと少しでケーブルカー駅です。

帰路はケーブルカーを利用。

御岳山駅から急こう配を降りて行きます。

ケーブルカー滝本駅に到着後はバスに乗り換え、青梅線・御岳山駅に到着。

一方、こちらはBコースのS谷さんが撮られたお写真。

ケーブルカー御岳駅とその周辺の様子。

雪の残った山容がキレイです。

Aコースより一足早く山頂に到着したときのご様子。

そちらで撮られたBコース参加の方々。

石垣が段々になっていて、座るのにちょうど良い場所ですね。

景色を楽しみながらのお食事タイム。

楽しいひと時です。

のんびりと過ごす時間はやっぱり大事ですよね。

なごやかで楽しいご様子でした。

 

さて、こんな感じで、今回も無事、山行が終わって一安心。

リーダー、サブリーダー様、お疲れさまでした。

そしてみなさま、お疲れ様でございました。

 

日の出山 報告書

 

YouTubeチャンネル「峠山の会」より

 
つっちーさんのブログ
つっちーの日々

 

PS. 締めは朝霞台にてお疲れ会。

今日も充実した良い一日でしたよ!!

**********

※「峠山の会」では常時、会員を募集しています。

埼玉県富士見市界隈にお住まいの方で登山に興味のある方、

私たちと一緒に登山を楽しみませんか?

是非とも、ご参加をお待ちしています。

「参加希望」などと件名を付けてお問い合わせください!!

お問い合わせはコチラから → お問い合わせ

ただし、会員になられるには月1回の定例会にお越しいただいて、

会費をお支払いいただくことが必要です。

詳しくは、こちらのページをご覧ください。 → 会員募集案内

**********

ホーム
とうげやまブログ
動画~YouTubeチャンネル
会員募集案内
定例山行予定
定例山行の記録
過去の定例山行
過去の山行の様子
会員のページ1
会員のページ2
県連 高橋さんのページ
リンク
お問い合わせ

facebookページ 峠山の会

QRコード

※ スマートフォンから上のQRコードを読み取ると、とうげやまブログのページをご覧いただくことができます。

人気ブログランキングへ


↑ ブログ訪問時にポチッとしていただければ嬉しいです!

にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ
にほんブログ村

丸山 2024.2.17

今月の「峠山の会」定例山行(2月は2回目)は、埼玉県秩父郡にある丸山(まるやま)。

丸山は標高960mの低山で、奥武蔵のなかでは中くらいの登山レベルの山です。

山頂には3階建ての高さの展望台があり、奥武蔵屈指の素晴らしい眺望が期待できるということです。

数日前に降った雪がまだ残っているのかは気がかりですが、

さて、今回はどのような山行になりますでしょうか。楽しみです。

 

まずは電車を乗り継いで、西武線・芦ヶ久保駅に到着。

駅からすぐのバス停にてバスに乗車。

小型の路線バスに乗り、数分程度で赤谷バス停に到着。

少しの距離ですが、登りの車道ですので、歩くとなるとたいへんでした。

バスを利用して正解でしたよ。

バス停から少し坂を上ったところが登山口。

登山口前のこちらの広場で準備体操です。

登山口の入り口ではカワセミの置物がお出迎え。

「おはよう!登山がんばってね。」とささやかれた気がしました。

登山道は真っ直ぐ伸びた杉林が続きます。

足元には落ち葉や小枝が散乱していますが、

やわらかい土を踏みしめながら緩やかな上り坂を進みます。

いたって歩きやすい山道です。

20~30分歩いては小休憩。

身体が汗ばんでくるので、こちらで衣服調整です。

2月の割には思ったよりも暖かいです。

行く手を遮る倒木が次々と。

いつもの山の光景ともいえます。

曇ってはいますが、これから晴れるという予報。

風もなく、気持ちよく歩くことができています。

木をまたぐ時もにっこりな笑顔。

気持ちに余裕を持って登山を楽しんでいらっしゃいますね。

根元からえぐられ倒れている木。

気持ちが良くて叫びたくなるなる方のお姿も。

みなさん、それぞれの楽しみ方があるようです。

小休憩では水分補給と行動食をいただきました。

落ちていた枝には杉の実が付いていました。

これは花粉のうではないのですね。ちょっと安心。

登山道脇の荒れた様子。

台風が直撃したのでしょうか、風雨の恐ろしさを目の当たりにした気分になります。

車道を横切る箇所でも小休憩。

「これまでのところ、雪の姿は全然ないので、アイゼンは不要でしたね。」と、

話しているころ。

地面には松ぼっくりやイガ栗が多く落ちています。

松ぼっくりからこぼれた種が発芽したのでしょう、

おそらく2年めの小さな松の細木も辺りにいっぱい生えていました。

そうこうしているうち、

少しづつ残雪が見え始めてきました。

雪、あるじゃないですか!

しかし、雪の量はそんなに多くはないので、

問題なく進むことができます。

場所によっては15センチくらいは積もっています。

ですが、脇道だけのことなので、これくらいではアイゼンは必要ないようです。

そして丸山頂上に到着。

展望広場で記念撮影。

この日の参加者は19名です。

ハートを作る仲良しカップル?の姿も。

楽しそうで何よりです。

立て看板より転記:

埼玉県指定記念物(名勝)「外秩父丸山の眺望」 平成27年3月13日指定
標高960mの丸山山頂からは、丹沢、奥多摩、奥秩父、秩父盆地、関東平野北部及びその背景の北アルプス、八ヶ岳連峰、中越山地等が遠望できる。
この地点からは、三畳紀(約2億5千万年前~約2億年前)の石灰岩体である武甲山をはじめ、中生代(約2億5千万年前~6,600万年前)の付加体(海洋プレートが海溝で大陸プレートの下に沈み込む際に、海洋プレートの上の堆積物がはぎ取られ、陸側に付加したもの。)からなる奥秩父の山々、新第三起(約2,300万年前~258万年前)の海成層(海底に堆積してできた地層)からなる秩父盆地、第四期(258万年前~)の堆積物からなる河成段丘群などの秩父盆地周辺の地形・地質を一望できる。
同時に、暖温帯から亜熱帯まで多様な森林植生の様子や、石灰岩の採掘が進む武甲山の山容、植林地や農地、集落の広がりといった秩父の土地利用についても展望できる。

横瀬町教育委員会

展望台からは目の前に武甲山の雄姿が見えます。

180度大パノラマの中でもひと際インパクトがあるのが武甲山ですね。

この冬の時期ならではの光景。

雪がストライプ柄に積もった姿がユニーク。

一見、ピラミッドさながらの壮大さを感じてしまいます。

(実際、武甲山はピラミッドの20倍以上の大きさなのですが。)

こちらでも思わず記念撮影したくなりました。

武甲山をバックに、良い写真が撮れましたね♪

頂上をあとに今度は、県民の森へと向かいます。

下りの階段、下り坂は足元に注意しながら慎重に降りて行きます。

この階段、足場が雪で埋もれているため、

降りるのがちょっと怖いですね。

足が滑らないようにゆっくりで大丈夫です。

少し行くと、県民の森に到着。

開放感のある広場が現れました。

その中央広場にて昼食です。

少し陽が差してきましたが、座っていると少し身体が冷えてきます。

脱いでいたジャケットをまた着込んで食事にします。

暖かい食べ物、飲み物はありがたいですね。

生きた自然を満喫できるという県民の森。

森林学習展示館や野鳥の森などの施設がありますが、冬季なので閉鎖中。

ただ、建物のデザインが洒落ています。

鳥の餌場には、餌付けされた野鳥が次々と現れるようです。

今回のイベントは昼食後の合唱。

歌詞を見て全員で歌を歌いました。

四季の歌とか山男の歌とかですが、

知らない歌でもリードされつつだと何となく歌えてしまうものですね。

ハモニカの伴奏も入り、意外性のある楽しいひとときでした。

その後は下山です。

雪道の下山ということで、念のためアイゼンを装着しました。

雪のあるのは少しの区間でしたが、アイゼンの重要さがよくわかりました。

アイゼンってすごいですね。

足元がしっかりと地面に食い込み、まったくの滑り知らずです。

これだと雪道も安心。最強です。

ただ、土の地面を踏み進むと、落ち葉や泥がアイゼンと靴の間にびっしりとこびり付き、物凄い汚れになります。がっつりと隙間に食い込んだ泥は、はたいたくらいでは落ちないので、要注意ということがわかりました。使用後の収納にはビニール袋とタオル必須ですね(笑)。

雪道を抜けてから、ちょっとトラブルが。

途中、分岐で進む方向を間違ってしまいました。

すぐに気付き、行く手を修正中。

落ち葉がふかふかマットのように積もった道なき道を歩きます。

事なきを得て、先に進みます。

鹿やイノシシが侵入しないようにゲートのネットを閉めます。

ようやく人里まで降りてきました。

登山道はここまでです。

小さな青い花、オオイヌノフグリが春を告げています。

別名を「星の瞳」というのですね。

ロウバイと白い梅の花も。

道の駅までくると、そのすぐ横が芦ヶ久保駅になります。

一応、こちらで解散のあいさつ。

ここで本日の山行は終了。

冬ならではの経験ができて楽しく登山ができました。

雪あり歌ありの、大いに充実した1日でした。

リーダー、サブリーダー様 ありがとうございました。

そしてみなさま、お疲れ様でございました。

 

PS. 鶴瀬に着いてからはお楽しみの打ち上げ。こちらも楽しかったです。

**********

動画 ~YouTubeチャンネル

つっちーさんのブログ
つっちーの日々

 

丸山 報告書

**********

※「峠山の会」では常時、会員を募集しています。

埼玉県富士見市界隈にお住まいの方で登山に興味のある方、

私たちと一緒に登山を楽しみませんか?

是非とも、ご参加をお待ちしています。

「参加希望」などと件名を付けてお問い合わせください!!

お問い合わせはコチラから → お問い合わせ

ただし、会員になられるには月1回の定例会にお越しいただいて、

会費をお支払いいただくことが必要です。

詳しくは、こちらのページをご覧ください。 → 会員募集案内

**********

ホーム
とうげやまブログ
動画~YouTubeチャンネル
会員募集案内
定例山行予定
定例山行の記録
過去の定例山行
過去の山行の様子
会員のページ1
会員のページ2
県連 高橋さんのページ
リンク
お問い合わせ

facebookページ 峠山の会

QRコード

※ スマートフォンから上のQRコードを読み取ると、とうげやまブログのページをご覧いただくことができます。

人気ブログランキングへ


↑ ブログ訪問時にポチッとしていただければ嬉しいです!

にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ
にほんブログ村