鍋交流 2023.11.12

今回は西部ブロック鍋交流のようすをご紹介します。

この鍋交流とは、

埼玉県の西部ブロックに所属する8つの登山団体(今年は6組が参加)の仲間が一堂に集まり、

みんなで登山を行った後、

鍋会場に集合し、それぞれの会が各種の鍋を披露するというイベント。

一人一人が材料を持ち込んで、鍋を作り、そして分け合って食べながら、

にぎやかに交流をするというもの。

食事を共にすることで一体感が生まれ、

楽しい時間を共有できるのが良いですよね。

というわけで、写真を見ていきましょう。

 

 

鍋交流の会場は、埼玉県寄居町にある「日本(やまと)の里」。

バーベキュー場をお借りして開催されました。

 

まずは、わが「峠山の会」の鍋コーナーです。

「峠山の会 石狩鍋」の看板。

イラストが上手に描かれていますよね。

実は、会員S原さんのお嬢さんが作ってくれたということ。

ご家族のサポート、素晴らしいです。

なかなかの出来栄えなので、他の会の人も写真を撮られていました。

各自がポットにお湯を持参。

水からだと時間がかかるので、

鍋にはお湯を注いで作り始めます。

会を引退された元会員の方の姿も。

ベテランさんなので、鍋はお手の物。

手際よく調理していきます。

現役会員さんも負けじと腕をふるっていますね。

アルミ鍋は2つ使用。

少ない燃料で一気に過熱して煮込んでいきます。

メンバーで入れ替わり立ち替わり味見をしました。

奥のほうではⅠ田さんが、余ったキノコ類を焼いてくれています。

味付けも完璧。出来立てをみんなでいただきます。

この日は少し肌寒い一日。

お鍋で身体がほんわり温まりますね。

お替りも大丈夫ですよ。

どんどん食べてください!

ちなみに 石狩鍋には開始時間前から長蛇の列ができていました。

他の会の方からも大注目。

人気の高さがうかがえますね。

一方こちらは、ビスターリさんのお汁粉コーナー。

すいとんもありましたね。

他には豚汁もあったようです。

食事が済んだら後片付け。

終わったらその場をキレイにしましょうね。

片付けが終わり、「峠山の会」全員で記念撮影。

18名も参加されたんですね。

全体集会で「峠山の会」の紹介とアピールをしているところ。

西部ブロック全員の集合写真。

81人が集まったようです。

全員を写すとなるとどうしても一人一人が小さくなってしまいますが、

これだけ多くの登山愛好家が集まることはめったにないので、なかなか壮観です。

並びが弧を描いて見えて、「みんなで丸い地球を囲んでます!」みたいな構図になっているのがなんとも微笑ましいです。

    ↓ こんなイメージ(笑)

********************

そして、時を戻して登山のようす。

寄居駅ホームで野上行きへと乗り換えます。

ど派手なキャラクター電車がお目見え。

秩父鉄道のフルラッピング列車「秩父三社トレイン」ですね。

野上駅から登山口に向かって歩きます。

金ヶ嶽(かねがだけ)登山口。

鳥居をくぐり抜け、ここから登山開始です。

登山の途中。

最初は明るい林の中を歩き始めましたが、

登山ルートは結構アップダウンがあり、

ふた山分を超えたくらいの充実感がありました。

突然、精悍なわんこが現れました。

猟友会がシカ刈りのため、猟犬と一緒に山に入っていたんですね。

途中、猟犬が列のすぐ近くを何度か疾走して、ちょっと怖かったです。

浦和一女「麗風会」 所有の森の中を下ります。

「この道で本当に大丈夫?」と心配になってしまうくらいの細い道を

みかん畑の方にどんどん降りて行きました。

下の写真は下山途中の風布みかん園のみかん。

美味しそうなオレンジ色、豊作ですね。

思わず、みかん園でみかんを買いました!

そして「日本の里」の入り口に到着。

 

こんな感じで「登山&鍋交流」、

有意義な時を過ごされたご様子でした。

みなさま、お疲れさまでございました。

 

 

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杓子山 2023.11.11

今月の「峠山の会」定例山行は、山梨県の杓子山(しゃくしやま)。

杓子山は山梨百名山の一つで、山頂から見る富士山の眺望が素晴らしい山です。

道中には何か所かのビュースポットがあり、

お天気が良ければどの地点からも富士山の雄姿がご覧いただけます。

秋から冬へと移り変わるこの季節、

鮮やかな紅葉も見られると良いのですが、さて今回はいかがでしょうか。

T村さんの撮られたお写真を中心にご紹介させていただきます。

 

この日は25人乗りの「みよし観光」バスを利用。

関越道、圏央道、中央道と進み、富士吉田西桂インターチェンジで高速道路を降ります。

一般道で「不動の湯」からさらにすぐ先、林道駐車場に到着。

こちらで装備の用意、各自ストレッチを行いました。

それから、今通った道をほんの少し戻ったところが登山口。

目の前の一部分だけですが、紅葉がキレイです。

1班から順番に列をなして登山のスタートとなります。

カエデがオレンジに色付いています。

お天気は曇り。

陽光が差せば、もっと輝いて見えたことでしょう。

でもこれはこれで十分見ごたえがあります。

もう紅葉も終盤なのですね。

落ち葉が幾重にも積もった道を進みます。

今年は冬の到来が早いのでしょうか。

例年ですとまだ紅葉が楽しめる時期なのですが、

周りの落葉樹はもうほとんど裸状態です。

登山口から25分くらいで「ゲート」に到着。

そこそこの急坂もあって、少し身体が汗ばんできました。

早朝は寒いと思って重ね着をしてきたのですが、

思いのほか暑くなってきましたね。

上着を脱いだりして、衣服調整を行います。

ゲートの脇にはクサギの実が鈴なりになっていました。

クサギはシソ科の落葉樹で、

葉に臭いがあることから臭木(クサギ)と名が付けられました。

その実は、独特の形と色の組み合わせがユニークで、それがまたキュートです。

真ん中の黒っぽい部分は、藍のように草木染めに使われます。

布地が薄青く染まるのだそうです。

道の脇にはススキの穂並み。

目の前に見える山容にはまばらに紅葉が残っています。

稜線は歯の抜けた櫛のようにも見えますね。

この場所からは富士山が見えるハズなのですが、

上空は厚い雲で覆われています。

ただ、辺りが開けているので、開放的な気分にはなりますね。

歩き始めて30分位ごとに小休憩を入れるようにしています。

その都度の水分補給も大事です。

足元にはからっからになった茶色い落ち葉がいっぱい。

踏みしめながら歩きます。

登山道の脇に野イチゴの実がひとつ。

冬イチゴは美味しく食べられるそうです。

大権首峠(おおざすとうげ)に到着。

標識がたくさんあるのですが、

ここが大権首峠だとはわかりにくい場所でした。

さらに少し進んで、「ハングライダー離陸場」。

眼下には富士吉田市の街並みが見渡せます。

ここからハングライダーで飛び立つなんて凄いですね。

ハングライダー離陸場の手前に戻り、そこの分岐は右手に進みます。

ここからまた、急な坂道が始まります。

岩がごつごつした箇所もいくつか。

段差が激しいです。

思わず力んで登ります。

トリカブトの実もたくさんなっています。

トリカブトは植物全体に毒があるので触らない方が良いかもしれません。

その昔は毒矢に塗る毒として使用していたということですよ。

トリカブトの花、

他はすべて枝落ちしているのに最後の一輪が健気に咲いていました。

綿毛も抜け落ちたアザミの実でしょうか。

カラマツの枝先にはかろうじて残った紅葉。

紅葉終わりは花終わりにも似たはかなさと寂しさが漂いますね。

ロープが張られた岩の段、朽ちた階段を登りきるとまもなく頂上ですよ。

ということで、杓子山頂上に到着。

絶景(?)をバックに記念撮影。

ところで、富士山はどこ?

見当たりませんね~。

と、いうわけで ちょっと残念な空模様でした。

しかし、気分だけは爽快なので、ドンマイです。

頂上には先客が少なく、テーブルが空いていたので、

急遽こちらでランチタイムとなりました。

きっと山が混んでいるだろうと思っていて、

この先の眺望スポットで昼食にする予定だったのですが、

やっぱり山頂で食事する方が気分が良いですよね。

この点はラッキーでした。

「峠山の会」の美女軍団も上機嫌です!

座って休むと身体が冷えてくるものです。

今日の天気だと体感温度が低くなるかなと心配していたのですが、

意外と暖かいというか全く問題ありませんでした。

下写真の右のほう、茅場が茶色く見える上空には

冠雪した富士山の全貌が壮大に見えるハズでした。

心の目を凝らせば見えるかもしれませんよ。(いや、無理ですね。)

天空の鐘 杓子山 標高1597.6mの表示。

早めに食事を済ませて、今度は下山です。

明見尾根(あすみおね)を進みます。

落ち葉の量が多くて、足を滑らせないよう要注意です。

階段も落ち葉に埋もれているので、段差がわからず

たいへんなことになっています。

これは滑りますって。危険です。

道伝いにはずっーとロープが張られています。

確かにロープが無いと危ないかも。

多くの木々は紅葉せずに枯れているように見えました。

急な寒さが来ないと葉っぱは色付かないそうですしね。

いやはや、今年の秋はしばらく暑かったですから。

鉄塔のある場所に到着。

ここでは黄色い紅葉が見事でした。

Zコース分岐点。

ここからZコースに入り、つづら折りの下りが始まります。

ビューポイント。

ひと際キレイな紅葉が。

紅葉の向こうには富士山があるのですが、雲しか見えません。

ちなみに眺望スポットからちょっと先の場所ですが、

7月の下見の時に見た風景はコチラ↓

昼過ぎまでかかっていた雲が切れて、富士山がくっきりと姿を現しました。

さらに針葉樹林を降りていくと、落葉樹の紅葉も見えてきます。

そして、まもなく林道駐車場に止めてあるバスが見えてきました。

ゴールはもうすぐです。

最後は、不動の湯のあたりに戻ってきました。

この辺りのカエデは、まだまだキレイに秋の装いをしています。

さて、こんな感じで今回の山行は終了です。

無事終わることができて一安心。

曇天で景色はよくありませんでしたが、

なかなか歩き甲斐のあるルートで結果は良かったです。

(と、いたしましょう。)

みなさま、お疲れさまでございました。

最後にT村さんが撮られた動画をアップ。

動きがあると良いものですね。

 

そして、T田さんはご自身のブログで紹介していただいたようです。

つっちーの日々 アメーバーブログ

 

PS. 帰りのバス内では、飲酒・飲食を楽しみましたよ。

それでも物足りない方たちは鶴瀬でもう一杯飲みました。

終わりよければすべて良し。大満足ですね。

ありがとうございました。

杓子山 報告書

 

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那須三本槍岳 2023.10.14

今月の「峠山の会」定例山行は、那須三本槍岳(なすさんぼんやりだけ)。

三本槍岳は、福島県と栃木県の境にある標高1916.9mの山。

その名前は、かつて会津藩、那須(芦野)藩、黒羽藩が領地を確認するために頂上に3本の槍を立てたということからきています。

三本槍岳は、那須連山(または那須岳と言い、茶臼岳、朝日岳、三本槍岳の3山の総称。)のうちの最高峰で、日本百名山のひとつ。日光国立公園に属しています。

頂上からは猪苗代湖、磐梯山、日光白根山、燧ヶ岳(ひうちがだけ)、八溝山、遠くには目を細めれば富士山(?)まで360度の大パノラマが見られます。

この時期の三本槍岳のウリは何といっても紅葉の素晴らしさ。

さて、今日は立派な紅葉、見られるでしょうか。楽しみな山行です。

今回もいつも御用達の三芳観光バスを利用。

高速道路は、関越道から圏央道へと進み、那須高原SAスマートインターチェンジで降ります。

そしてマウントジーンズ那須の駐車場に到着です。

早朝に家を出たときの辺りの寒さからは想像もできないくらいに

現地に到着すると、ぽっかぽかな陽気。

まさに絶好の登山日和です。

装備などを整えた後、

スキー場の入り口からエスカレーターに乗ります。

エスカレーターの先は那須ゴンドラの入り口です。

往復チケットを手にして、順番にゴンドラに乗り込みます。

山頂駅までは約10分で、一気に460m登って行きます。

春はゴンドラの通り道にはゴヨウツツジの白い花が満開になるのだとか。

そういう光景も良さそうです。

ちなみにゴンドラとロープウェイの違い。

大雑把にいうと、

小型で1本のケーブルにぶら下がっているのがゴンドラ。

やや大型で2本のケーブルにぶら下がっているのがロープウェイ。

ということみたいです。

ゴンドラ頂上駅に到着。

脇には自動シャボン玉機が置かれた

「NASU」の文字モニュメントと共に、参加者全員で記念撮影。

お次は準備体操。

大きな輪を作ってのびのびと身体をほぐします。

体操部長の体操プログラムも独特で新鮮でしたよ。

そして、Aコース、Bコースに別れて登山のスタートです。

(体力差を考慮して2コースを用意。無理せずみんなで楽しみます。)

洋鐘(チャーチベル、チロルベル)を鳴らす台。

ゴヨウツツジ群生地の看板。

枝先に5枚の葉が付くゴヨウツツジ(五葉躑躅)は別名がシロヤシオなんですね。

歩いてすぐの茶臼展望台の脇からは黄色い紅葉がお出迎えです。

山道の脇にも点々と赤やオレンジの紅葉が。

少し歩いたところで、衣服調整。

もう汗ばんできましたよ。

クマザサの原を掻き分けて進みます。

道幅は狭いですが、歩きやすい道が続きます。

時折道すがらに現れる低木のグラデーションに感動。

その鮮やかに変化する色を観賞しながら先に進みます。

左手には朝日岳と朝日の肩が見えてきました。

左手には茶臼岳も見えます。

所々で小休憩。

ワンちゃん達も登山を楽しんでいましたよ。

紅葉をバックにはいチーズ。

ときたま吹く風は涼しいですが、

体感温度が高いとみなさんの表情もにこやか、上機嫌ですね。

右側が開けて眺望が現れてきました。

開放感のあるルートが気持ちい良いです。

この辺りは広範囲に紅葉が広がっていました。

動画撮影する登山客も。

来た道を振り返って見下ろしたところ。

笹の生命力が凄いのがわかります。

枝や笹を掻き分けないと通れないくらいの狭い登山道。

それにもかかわらず人の行き来が激しくて、

すれ違ったり、追い抜かれたりの繰り返し。

赤面山(あかづらやま)分岐。

写真左に見えるなだらかな山が赤面山。

なんとも素晴らしい景色ですね。

山にも空の雲にも大地の草木にも思わず見惚れてしまいます。

スダレ山の山頂。

登山道の通り道といった箇所ですが、標識があるので記念に1枚。

じゃれあって楽しそうですね。

和気あいあいなのが伝わってきます。

石と岩がごろごろした道になってきました。

日陰には霜柱が残っています。

日中は暖かいのですが、やはり夜間は相当冷えるということがうかがえます。

道が開けた箇所。

程よい休憩場になっていました。

しばらくはなだらかな道が続きます。

ナナカマドの赤い実。

バラ科の高木 ナナカマドの幹は、

7回かまどにくべても燃え残るくらい固いのだということです。

そして美味しそうにも見えるこの実には苦みと弱毒があるため、

食べてはいけないそうですよ。

段差の下がぬかるんでいました。

ここだけがなぜ?と思いましたが、とにかく

滑りやすい箇所なので要注意です。

山頂まではもう少し。

ぐんぐんと登って行きます。

視界を遮る高木がありませんので、心地よく歩けます。

そしていよいよ、三本槍岳の頂上に到着です。

頂上標識を囲んで集合写真。

大勢で賑わう山頂でランチの始まり。

手短にランチを済ませて、今度は下山。

今来たルートを戻ります。

北温泉への分岐は笹がうっそうと生い茂り、もう道がわからない状態です。

ここからは通る人がいないのかもしれませんね。

こちらも北温泉分岐。

目の前に巨大な岩が現れ、他の登山客みんなが登っているようなので、

我々の一団もそれではとチャレンジ。

高いところがあれば誰でも、とりあえずは登ってみたくなるものなのですね。

「みんな登って来いよ!」↑

「高いぜ、イェーイ!」↓

「最高じゃん、万歳!!」↓

みなさま、ご満悦のご様子です。

今回のルートで唯一ロープが張られた岩場。

といっても大した段差ではないので、楽々クリア。

景色を眺めながら、でも足元にも注意しつつ確実に一歩一歩降りて行きます。

網目針金の箇所は登るときよりも降りるときの方が慎重。

紅葉の原が目前に広がる箇所ではやっぱり撮影が始まりますね。

リンドウが一輪残っていました。

もう開花する元気が足りないのかもしれませんね。

ただ、つぼみでも魅力的な色です。

無事ゴンドラ山頂駅に戻ってきました。

ここでAコースの山行はおしまい。

******

一方、Bコースのメンバーは、

スダレ山まで行って戻る短縮ルートを選択。

余裕のあるコースだったようです。

その様子は、わっぴーさんと佳代子さんが撮られたお写真でご紹介。

 

みなさんで鐘撞をされたようです。

時間に余裕ができるとリラックスできますよね。

充分に楽しまれた感じが伝わってきます。

******

その後全員 無事、バスに戻って帰路に着きました。

今回も良いお天気で素晴らしい山行ができました。

秋の紅葉登山はやっぱり良いものですね。

草木のきれいな色彩、山々の壮大な景色、

今後も記憶に深く残る良い思い出となりそうです。

 

リーダー、サブリーダー様、ありがとうございました。

そしてみなさま、お疲れさまでございました。

*****

追記:

会員の皆さんがLineにあげられていたお写真をこちらでもご紹介です。

方々に にこやかな笑顔がいっぱいです。

あまりにも紅葉がキレイなので、みなさんのシャッターを押す回数が

いつもの山行の時より圧倒的に増えたのかと思います。

各々がたくさん写真を撮られたようです。

それくらいに有意義な山行だったことは間違いありませんね♪

*****

もうひとつ。

きみこさんが撮られた風景の動画です。

動きがあるとその場の雰囲気がわかりやすいですよね。

*****

PS. 帰りに立ち寄った佐野SAでは佐野ラーメンなど

みなさん、お土産を買ってらっしゃいました。

最後も大満足の1日でしたね。

那須三本槍岳 報告書

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三頭山 2023.9.10

今月の「峠山の会」定例山行は、三頭山(みとうさん)。

三頭山は、東京都奥多摩町、檜原村、山梨県上野原市、小菅村にまたがる山で、

ピークが3か所あることからその名前が付けられています。

3つの頂上はそれぞれ、西峰(1,527m)、中央峰(1,531m)、東峰(1,528m)と呼ばれ、

中央峰が最高峰。ただし、中央峰は木々に囲まれているのでその景色は良くありません。

大岳山、御前山と共に奥多摩三山とされ、日本三百名山、山梨百名山の一つでもあります。

多摩川の支流である秋川の源流があり、透明度の高い水流を眺めながらの沢登りが楽しめます。

階段が多いということですが、比較的、初心者にも登りやすい山となっています。

さて今回は電車で武蔵五日市駅まで行き、その後路線バスに乗り換えます。

1時間ほどバスに乗り、カーブの連続、標高をぐんぐん上がって行きます。

そして、終点の「檜原(ひのはら)都民の森」駐車場バス停で下車。

駐車場は車やバイクがいっぱいで、相当数の人で賑わっていました。

近くの売店には、「みとうだんご」も売っています。

駐車場の脇で班ごとに準備体操。

大きく円陣を組める場所がなかったので、

各自で身体をほぐす感じになりました。

準備も整ったところで、登山のスタートです。

ゲートから入山します。

森林セラピーロードといわれるこの道にはウッドチップが敷きつめられており、

足元が柔らかくて歩きやすいです。

頭上には栃の木があるらしく、地面にはたくさんの栃の実が落ちていましたよ。

今日もお天気は良さそうです。

足元は濡れていますが、前日までの台風の影響も少なくて安心です。

トリカブトの花。

9月初旬、実りの秋の始まりは、

多くの木々にも実が付き始めていました。

すぐのところに展望スポット。

セラピーロード展望台では、

近くの山並みと青空を覆う雲の海が見渡せます。

少し進んで衣服調整。

夏の暑さほどはさすがにありませんが、

それでも湿気が多く、風もあまり吹いていないので、

じんわりと汗ばんできます。

三頭大滝が見られる吊り橋。

橋の中央に進みます。

三頭大滝は落差が35mということ。

一般的なビルだと11階分くらいの高さになります。

涼しげに流れ落ちる滝を挟んで記念撮影。

吊り橋はこんな感じ。

左右が木に覆われて全景は見られませんが、谷間に架かる橋は絵になりますね。

山火事防止の看板。

「その油断 緑の森を 火の海に」

たばこの投げ捨て、たき火はやめましょう。

沢を交互に渡る山道が続きます。

石の段をゆっくりゆっくり、確実に登って行きます。

上部が解けたようになってしまったマムシグサの実。

赤い色が際立っていますので、小さくてもすぐ目に飛び込んできました。

体長1センチくらいの甲虫。

コガネムシでもてんとう虫でもなさそうですが、何なんでしょう。

模様が女将さんの顔のようでユニークです。

石の橋を渡り、せせらぎを左右に行き来するルートが続きます。

水に触れるとひんやり冷たいです。

いろいろなコケの姿も楽しめます。

三頭沢は、少しの段差にできた小さな滝の連続。

水はクリアで澄み切って見えます。

所々に樹齢何百年級の大木が。

倒木を覆い尽くすかのようにびっしりの苔蒸し。

きのこも方々にたくさん生えています。

「ブナの路」は関東でも有数のブナの原生林。

ブナの原生林はおおむね標高1300m付近に存在するのだとか。

大木になると樹齢250年にも達するそうですよ。

ブナ林は保水能力に優れているため、重要な水源地となっています。

我々が普段の生活できれいな水の恩恵に与かれるのも

ブナのおかげかもしれません。

ムシカリ峠に到着。

しばしの水飲み休憩。

さらに階段を上がり、頂上を目指します。

奇妙に曲がっても逞しく生きているブナの木。

いよいよ三頭山 西峰 山頂に到着。

山頂標識を挟み、記念撮影。

この日の参加者は総勢18名。

笑顔がいっぱいです!

山頂にてランチ。

各々食事をエンジョイしています。

運が良ければ富士山が見えたハズなのですが、

雲がすっぽり富士山を覆ってしまっています。

眺望はいま一つですが、空は快晴。

気分は爽快に違いありません。

休憩でしばらく座っていると

衣服にしみ込んだ汗が冷えて、身体が凍えそうになってきます。

充分食事を満喫した後は、次のルートへと進みます。

 

そうするとすぐに三頭山 中央峰 山頂に到着。

頂上ですが、周りは全て木々に囲まれています。

手前にはテーブルがありましたが、

標識の辺りにはケルン(積み石)だけが存在する狭い頂上です。

木の真ん中から、にょきっとコケ玉が。

こんなところに生えるなんて面白いです。

また少し行くと今度は三頭山 東峰 山頂。

こちらも広くはない頂上です。

3つの山頂を制覇し、思わずピース!

御堂峠の展望台。

景色はそんなに感動的ではないかもしれません。

オレンジが鮮やかな大きのこ。

山頂から下りに入って行きます。

奇抜なカタチのきのこ。

どうしちゃったんでしょうかね?

急な段差には、どうしても先が詰まってしまいます。

慎重に降りましょう。

見晴らし小屋。

座って休憩できる場所になっています。

何と気色悪い感じの紫のきのこ。

毒々しくて危険な雰囲気が漂いまくりですが、ある意味キレイかもしれません。

針葉樹林に入って行きます。

この黄色いのもきのこの一種なんでしょうか?謎の物体ですよね。

鞘口峠(さいくちとうげ)に到着。

ここまでくるとあともう少しで森林館です。

最後の下りという感じ。

幾度か犬の散歩も見かけました。

舗装道までくると目の前に建物が現れてきます。

そして森林館に到着。

今回はコチラで仮の解散となります。

森林館では袋に入ったおがくずを無料配布していました。

置いておくだけでヒノキの良い香りが漂ってきます。

洗濯ネットを使えばヒノキ風呂も楽しめるということで、

一袋いただいて帰りました。

駐車場まで戻って今回の山行はおしまいです。

売店でソフトクリームをゲットしてバスを待ちました。

今日もお天気に恵まれ、

みなさん無事で終わることができて一安心。

リーダー、サブリーダー様 お疲れさまでした。

そしてみなさま、お疲れさまでございました。

三頭山 報告書

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北八ヶ岳 2023.8.19~8.20

今月の「峠山の会」定例山行は、長野県の北八ヶ岳。

夏恒例の1泊での山行になります。

寝食を共にする機会はなかなか少ないので、

今回は会員さんたちの絆もさらに深まるというもの。

夏山シーズン、山小屋での宿泊、温泉も楽しみですね。

さて、目的地の北八ヶ岳は八ヶ岳連峰のその名の通り北側で、蓼科山から夏沢峠の間の山々の総称。「きたやつ」の愛称で親しまれています。南八ヶ岳に比べて斜面がなだらかで岩場も少ないため、登山やハイキングに人気の山です。針葉樹の原生林に生い茂る苔、澄んだ湖、開けた草原の風景が存分に楽しめます。

 

この度、T村さんが撮られたお写真とコメントが届きました。

それでは、1日目から順を追ってご紹介します。

関越、上信越、中部横断自動車道を乗り継ぎ、麦草峠まで貸切バスで移動。

白駒池入口駐車場へ到着です。

 

こちらで準備体操をして、身体を充分にほぐします。

装備・服装を整えて、いよいよ白駒池入口から登山のスタートです。

最初は歩きやすい木道。

遊歩道になっているんですね。

スタートしてすぐに苔の森が広がっています。

白駒池を半周してニュウに向かう予定が、間違ってこの分岐を左へ行ってしまいました。正しくは写真右方向です。
上を見るとちゃんと道標がありました。
リーダーに頼らずしっかり確認することが大事だと実感しました。

おっと、いきなりのトラブル?

登山ではよくあることですが、壊れた道標に惑わされてしまいましたね。

もののけの森。

北八ヶ岳には他にも白駒の森、丸山の森、黒曜の森など名前のついた看板が立っています。

苔やシラビソに囲まれた森からポッカリと現れる白駒湿原

もののけ姫のキャラ、「こだま」がいました!?

登山客が残したものなんでしょうか、こんなに小さいのによく見つけられましたね。

「木の霊」っぽいユニークな姿が愛らしいです。

ニュウへ向かう道。雨が降ってきてレインウエアを着ました。

雨ですか!少し厄介ですね。

モヤに太陽の光があたって幻想的でした。

そのうち遠くで雷が鳴り始めましたが、もう少しでニュウなのでそのまま登ろうということに。。

ですが、私は雷が怖くて山頂手前で待ってました。

 

それにしてもニュウって一風変わった山の名前です。

どうやら山容が、刈り取り後に稲わらを円錐形に積み上げる「にう」に似ていることから名付けられたとされています。

ニュウのあとは、雨に濡れた足場の悪い道を慎重に下っていきます。

辺りにはいろいろな苔が生き生きとと茂っていますね。

話によると、北八ヶ岳近辺にはなんと500種類以上の苔が自生しているのだとか。

到底そんなには見つけられないですよね。予想外に凄い数です。

苔の間には色鮮やかなキノコたちも。

白駒池まで戻ってきました。
実は、白駒池手前でグループが3つに離れて、私とTさんがみんなに合流できないまま宿まで行き、皆さんにご心配をかけてしまいました。班から離れて歩いたことや、ルート変更の認識違いなど問題点が浮かび上がってきました。あと雷の時の行動判断も今後の課題となりそうです。

そういうことがあったんですか。列から離れすぎるのは少し危ないかもですね。

登山にトラブルは付き物。でも、みなさん無事で何よりです。

ところで、湖面に映る原生林も素敵な景色ですね。

本日の宿、麦草ヒュッテまで徒歩で移動。
目の前にはお花畑が広がっていました。
(アキノキリンソウ、ミヤマシシウド、ゴマナ、ハクサンフウロ、ワレモコウ、クガイソウなどなど)

宿に入ったとたんに、外はスコールのような土砂降りに。

間一髪でセーフでした。

それはナイスなタイミング。日ごろの行いが良かったのに違いありません。

ここで無事1日目の登山は終了。

みなさん、よく食べよく眠れたのかなあ?

そして日が明けて、まずは朝の散策。

朝日が草木を照らし、その光が眩しそう。清々しい朝の風景ですね。

心が洗われるように穏やかな、2日目の始まりです。

泊まった麦草ヒュッテをバックに2ショット!

今日も良い日になりそうですね。

出発前の体操。

みなさん、体調バッチリです。

宿前で記念撮影。

2日目は茶臼山(ちゃうすやま)、縞枯山(しまがれやま)に行きます。

森の中の木漏れ日。

陽の直線がファンタスティックな雰囲気を醸し出しています。

2日目の登りはピンクのお召し物がお似合いのⅠ塚さんがリーダー。

昨日の雨のせいか、道はところどころ水たまりになってぬかるんでいました。

1日目の道もぬかるんでいたので、北八ヶ岳はいつもそうなのかもしれません。

急ぐことはありませんからね。

滑らないように足元をしっかり確認しながら、慎重に行きましょう ♪♪

中小場(なかこば)に到着。

岩が積み上がった展望台のような場所で、見晴らしも最高。

開放的な気分にダブルピースも出てますね!

目の前にはこれから登ろうとする茶臼山と縞枯山が見えます。

茶臼山までの登りは直登の急登です。

苦しい坂道ですが、笑顔も忘れませんね。

先頭を行くリーダーもがんばってます。

茶臼山山頂に到着。

残念なことに眺望はなし。

山頂標識の文字は擦れてほとんど見えません。

ただの棒になっているんですね。ちょっと寂しい山頂です。

ぬかるんだ道。ルート全体を通して、今日はこんな感じです。

水たまりもあって大変そう。

下りは特に危ないので、しっかり足の置き場を確認ですね。

山頂から5分ほどの茶臼山展望台。遠くまで開けてます。

昨日の荒天もあり、今日の青空にみんなの笑顔がはじけてます。

本当にみなさんの笑顔、最高ですね。

良い景色を眺めるため、頑張った甲斐がありました。

眼下はふかふかの緑の絨毯が広がっています。

壮大な絶景です!

またまた素敵なポーズで激写。

楽しそうな気持ちが伝わってきます。

みんな、山にバンザイ! Hooray(フーレイ)!

一面に苔の蒸す風景はまさに幻想的。

縞枯れ現象で立ち枯れた木々の間を通って縞枯山へ

※ 縞枯れ(しまがれ)現象とは、

(以下ウィキペディアから参照)

” 縞枯れ現象は、亜高山帯の針葉樹である、シラビソ、オオシラビソの優占林に限って見られる現象。木々が立ち枯れたり、倒れたりすることにより、遠くから見ると縞状の模様が見られる。 山の自浄作用とも木々の世代交代や天然更新とも考えられている。大規模な縞枯れは蓼科山や縞枯山などで見られる。 ”

岩を登ると縞枯山展望台。

それにしても険しい道のりですね。

道なき道を登るというか、気力も相当必要です。

縞枯山展望台に到着。イェーイ!

ただし、縞枯山山頂は木々に遮られ眺望はなし。

縞枯山から雨池峠へ下るガレ場は急で、

浮石に足を取られないよう慎重に歩きました。

そうですよね、転がる石は怖いです。

こんなに岩石がゴロゴロしていると歩くのがたいへんですね。

雨池峠から先はほぼ平らな木道歩き。

このあたりからは観光客をたくさん見かけました。

ここまで来ると一安心ですね。

遊歩道でランチを済ませて先へ進むと八ヶ岳ロープウェイ駅。

山頂駅前には坪庭自然園が広がり、散策することができます。

こちらでこの日の山行は終了。

下りロープウェイに乗ってから帰途に着きました。

 

今回も無事に登山を終えることができて良かったです。

充実した1泊2日の定例山行、素晴らしかったですね。

みなさま、お疲れさまでございました。

また、リーダー、サブリーダー様ありがとうございました。

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榛名山 2023.6.10

今月の「峠山の会」定例山行は、群馬県の榛名山(はるなさん)。

榛名山は、妙義山、赤城山とともに「上毛三山」のひとつとされ、カルデラ湖である榛名湖を囲む山々の総称。

ちなみに榛名山という名前の特定の山はありません。

榛名湖の周りには、どっしりと構える主峰の榛名富士(はるなふじ 標高1,390m)、最高峰の掃部ヶ岳(かもんがたけ 標高1,449 m)、天目山 (てんもくざん 1,303 m) 、尖った形の相馬山 (そうまさん 1,411 m) 、二ッ岳 (ふたつだけ 1,344 m) 、烏帽子岳 (えぼしだけ 1,363 m) 、鬢櫛山 (びんぐしやま 1,350 m) など15くらいのピークが並んでいます。

榛名富士にはロープウェーが通っていますし、榛名湖畔はボート乗り場やお土産物屋が立ち、典型的な観光地の様相を呈しています。

お天気が良ければ、大勢の人で賑わっていそうなところです。

ところが、関東甲信越地方は2日前に梅雨入り、前日も雨だったため、当日のお天気が危ぶまれていました。

しかし奇跡的にも天気予報は曇り。満を持してとはいきませんが何とか山行を決行することになりました。

地面が濡れ、足場の悪さも予想されましたので、今回は慎重な歩きになりそうです。

 

毎回お世話になっている三芳観光バス(27人乗り)を利用して関越道を走りやってきました。

渋川伊香保インターチェンジを降り、ヤセオネ峠に到着。

バスからリュックを降ろして、ストック(トレッキングポール)を準備したあとは、

体操部長の掛け声で一同準備体操。

充分に身体をほぐします。

空は雲っていますが、寒くも暑くもなく快適なスタートです。

駐車場のすぐ前が登山道の始まり。

こちらが相馬山登山道登山口(標高1172m)。

赤い鳥居をくぐり抜けて進みます。

タンポポの綿毛が雨水を吸って真ん中から枝垂れた姿。

びっしりと付いた中の種がしっかりと見えます。

年季の入った鳥居がいくつか立っています。

ふと気づくと陽がさんさんと差していました。

まさかの晴天でビックリですね。

これから蒸し暑くなりそうな気がしてきました。

しばらく進んで衣服調整。

このあと、階段がいくつもあるそうです。

木材で整備された階段を上ります。

階段は腐食している箇所もあり、さらには濡れているので

注意して進みます。何せストックの先が滑ってしまうのが厄介です。

シソ科の植物 カメバヒキオコシ(亀葉引き起こし)の葉は、

亀のしっぽのようで一風変わっています。

空海が倒れた修験者に葉の絞り汁を飲ませると たちまち元気になったことから「引き起こし」の由来になったそう。

(別名は甲信山ハッカ)

相馬山への分岐点。

今回は相馬山と反対の方に行きます。

サラサドウダンの花。

風鈴ツツジとも呼ぶらしく、小さな花が下向きに連なって咲いています。

なんともかわいい姿ですね。

陽気な空、肺いっぱいに吸う空気も澄んでいて

とっても気持ちの良い梅雨の合間。

絶好の登山日和です。

たいがいの山ツツジは花が終わっていましたが、

所々にまだ開花している枝が。

この時期はすでに思う存分に見尽くしたような花なので、

季節初めに抱く感動は少なくなっていましたが、

よく見るとやっぱりキレイです。

雨しずくをキャッチしたクモの巣。

空中で丸くなった雫をそのまま貯め込んだ様子が

窓ガラスに付いた雨のようでもあり、

ガラス細工のようでもあり、面白い光景です。

右前方に巨大な突起、スルス岩が見えてきました。

まるでアジアの秘境といった趣。

テナガザルとかが生息していそうな雰囲気じゃないですか?

この独特な風景、

人里離れて山奥深くに来てしまったと錯覚してしてしまいますね。

秘境を行く探検団の図。

磨墨峠(するすとうげ 標高1127m)でひと休み。

スルス岩のたもと。

3分で巨岩に登れるようでしたが、一同スルーでした。

そんなすぐに行ける高さとは思えませんし。(3分の脇に15となぞり跡がある!?)

日当たりの良い高台にもサラサドウダンの群生。お花と一緒にピース‼

それにしてもはてさて、このルートは階段だらけです。

足を踏み外さないようにと足元から目が離せませんよね。

右手に榛名富士が見えてきました。

山容の左上部にはロープウェーの柱が少し見えています。

ヤマボウシもちょうど開花時期。

山アジサイもあちこちに。開花はもう少し先のようです。

立て看板より転記;

” 榛名山の歴史

榛名山は数10年前から爆発をくりかえし、4万年前に天狗山が外輪山となりました。相馬山の北から南にかけて大噴火の跡が残っていますが、相馬山や榛名富士が生まれたのは1万1千年前とされています。6世紀末と推定される二ッ岳の噴火を最後に、現在の榛名山となりました。 ”

足元は笹の葉で覆い隠され、

頭上には枝がかぶさってくるのを

ずんずんとかいくぐる箇所。

道を掻き分けて進むのはちょっとワクワクします。

そんな冒険気分がふつふつと湧き出てくるところです。

榛名富士のロープウェーが良く見える向きに回り込んできました。

少し歩いては小休憩。

チョコレートやフルーツをほおばり、栄養補給をします。

みずみずしいカットパイン、嬉しいです!

ハコネウツギ。

咲き始めの白から徐々に赤くなってゆく花冠の色変化が不思議。

ハコネと名前にありますが、神奈川県箱根町には自生していないそう。

立て看板より転記;

” カシワ

榛名富士の南面沼ノ原にカシワ林があります。ブナ科コナラ属の落葉樹で10~25mに成長します。葉の長さは10~25cm、ふちは波型で、裏面に星状毛があります。秋に葉は枯れますが冬も枝に残る性質があって縁起木とされています。和名は炊葉(カシグハ、カシキハ)の意味で、昔は食物を盛る葉としてカシワをつかいました。 ”

 

榛名湖が見えてきました。

クサタチバナ(草橘)の凛とした白い花。

一つの花弁は小さくとも、株元から花房がこんもり立ち上がって一斉に咲いているので、

ひと際存在感があります。

一旦車道を横切り、七曲峠の駐車スペースでひと休み。

ここから天目山へと登って行きます。

スカスカになってしまって通行困難な階段も見受けられました。

でも難なく、階段脇には歩行ルートができています。

この日は総勢23名。一列になるとこんな感じです。

当然のように最後尾から先頭には声が届きません。

この日の先頭はサーブリーダーさん。

「間隔を保ち、上手いペースで歩いてらっしゃる。」と、

ベテランさんが褒めていましたよ!

榛名湖がさらに開けて見えてきました。

山に架かる雲が幻想的。

粉雪のように咲くハルナユキザサ(榛名雪笹)。

本州中部に広く分布していますが、

元々はこの地方で発見されたということで、この名が付いています。

天目山(てんもくざん) 山頂に到着。

気温は思ったほど高くはなさそうですが、登り階段が続き、

それなりに汗ばんで頂上に辿り着きました。

帽子の中が汗でびっしょりでしたし。 ( ´•ω•` )

広い頂上ではありませんので、

周りに円を描くように陣取り、ランチタイムの始まりです。

23名の我々だけで頂上を占領してしまうくらいの狭さでしたので、

この場所に他の登山客がほとんどいなかったのがラッキーでした。

土曜日でしたが、前日の雨で登山を見送った方々が多かったのでしょうね。

各々くつろいで食事を済ませた後は、天目山を降り、

今度は隣の氷室山に登ります。

両サイドが崖っぷちのところ。

手すりがあると安心ですね。

辺りは春ゼミの声が賑やかすぎて凄いです。

その音の重なりははまるで熱帯雨林のジャングルにでも潜り込んだかのよう。

つんざくような大音響となって、耳官から頭みそにまで届きます。

(ただし、ジャングルには行ったことがないのですがね。)

氷室山に到着。

山頂は標識があるだけの狭い場所。木々の間から湖が覗ける程度です。

お次は、氷室山から一気に湖畔に降りて行きます。

急な下り階段が続くので、なかなか気が抜けませんよ。

足もだんだん疲れてきて、滑りそうになります。

そしてとうとう車道に辿り着きました。山道はここで終了です。

湖畔の車道を進み、バスとの合流地点に無事到着。

今回の山行は以上です。

大きな事故もなく楽しく終了できて、本当に良かったです。

リーダー、サブリーダー様 お疲れさまでした。

そしてみなさま、お疲れさまでございました。

 

帰途、伊香保温泉で日帰り湯を堪能致しました。

気持ちよく汗を洗い流し、素晴らしい1日に感謝です。

湯上りの缶ビール、キンキンに冷えていて美味しかったです♪

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美の山(蓑山) 2023.4.9

今月の「峠山の会」定例山行は、美の山(蓑山 みのやま)。

美の山は埼玉県秩父市と皆野町にまたがる標高581.5mの低山。

秩父地方で唯一の独立峰です。

頂上は「県立 美の山公園」として整備されていて、

4月には桜、5月にはヤマツツジ、7月にはアジサイが斜面一帯を彩ります。

他にも四季折々の花が咲き誇る花の名所としても有名。

埼玉県に桜の名所を作ろうということで桜の植栽を進めた場所で、

環境省により国民休養地に指定されているということです。

(ちなみに桜は8000本、ツツジは3500本、アジサイは3200本が植樹されています。)

また、頂上からの展望も素晴らしく、秩父の市街地や奥秩父の山々などの大パノラマを楽しむことができます。

そして美の山公園の夜景は、「日本夜景100選」に選ばれています。日の出前の海雲が発生するときは海雲夜景が見られるということです。

埼玉県のホームページ 美の山の夜景

 

さて、今回は5班に分けて、23名での参加。

平地ではもう桜は散りかけていますが、頂上にはまだ桜の花が残っているのでしょうか?

桜を見ることができればラッキーです。

朝は気温が低くて少し肌寒かったのですが、良いお天気にはなりそうです。

 

まずは、西武秩父鉄道・親鼻駅で下車。

ほぼ駅前の萬福寺前に集合です。

山ツツジと枝垂れ桜の咲く場所で一旦リュックを降ろして

トイレを済ませます。

リーダーさんに倣って準備体操。

そしてさっそく山へと歩を進めます。

2つの鳥居を抜けると山道が始まります。

ルートは登って降りるという比較的シンプルなもの。

アップダウンはあまりなく、

ひたすら登り、ひたすら下るといった感じになりそうです。

最初はゆるやかですが、徐々に上り坂になり、

そのこう配が続きます。

そびえ立つ松の幹にきのこ。

山ツツジがまばらに咲いています。

ツツジは徐々に咲き始めですね。

新緑が芽吹き出した広葉樹林の中、

木漏れ日が暖かいです。

上り坂が続くので、徐々に身体が暖まってきます。

足元にはいろいろな植物が春の花を咲かせています。

シダも芽吹きの季節。

今まさに小鳥が羽を伸ばして羽ばたこうとしているかのように

びっしりとした小さい葉を元気に伸ばし始めています。

夫婦のように仲むつまじく一茎に2輪づつ咲く、

白いニリンソウも辺りに群生。

船の錨を連想させる不思議な形の花、

イカリソウもこの時期が花の旬。

頭上を見上げると 木々の葉っぱがさんさんと陽の光を浴びて、

自らを鮮やかな薄緑色に透かしてきらめいていました。

さわやかな春の光景。

新緑もとっても良い感じです。

路の途中には山桜の木がたくさんありましたが、

散った花びらが地面や草の上に落ちていて、

どうやらもう花の時期を終えたようでした。

アスファルト道を横切る箇所でしばしの休憩。

こちらにもイカリソウが点々と開花。

杉の植林を通り抜けます。

陽射しが強くなり、初夏のような陽気に。

ベテラン会員さんに

珍しいと教えられたのは、ハナイカダ(花筏)。

コチラは雄花のつぼみ状態。

このあと小さな緑色のままの花が咲くみたいです。

葉っぱの真ん中から花が咲くなんて、確かに滅多に見ない感じの植物ですよね。

葉脈と花の軸がくっいているので葉の真ん中から花になるとのこと。

驚くことに若葉を加熱すると松茸の香りがするので、混ぜご飯などにして食べられるそうですよ。

ヒトリシズカ。

みはらし園地(美の山公園の一部)に到着。

立て看板より転記;

** 関東ふれあいの道
花の美の山公園を訪ねるみち

このコースの中心「美の山公園」は、”関東の吉野山”といわれるほどの桜の名所です。また周囲の眺望にもすぐれ奥武蔵連山、奥秩父、日光連山などが望めます。沿線には旧街道をしのばせる石の道標や秩父十三仏霊場の二十三夜寺や万福寺、今も機(はた)を織る音が聞こえる三沢の集落などがあります。
全長約8.2kmの家族向きの自然歩道です。 **

一見スミレかと思って素通りしてしまいそうになったのは、

直径で2センチくらいの花、フデリンドウ。

よく見ると綺麗なブルーが印象的です。

開けた山の斜面には山桜が咲いています。

高台にはまだ桜の花が残っているようです。

この様子ですと頂上の桜にも期待が膨らみます。

榛名(はるな)神社前のパノラマデッキ。

このあたりのオオシマザクラは花終わりのようです。

頂上直前。

目に飛び込んでくるのが薄ピンクの塊。

そう、美の山公園の中心に入りました。

桜の園が目の前に現れましたよ‼

斜面を覆いつくすほどの桜の海です。

満開は過ぎたようですが、まだまだ充分に見ごたえがあります。

何種類かの桜が競い合って咲いていました。

桜と山容をバックに記念撮影。

ただし、ここはまだ頂上ではありません。

ごみの放置を禁止する立て看板。

「ごみは1人で帰れない」ってその通り! 面白い表現ですね。

何種類かある桜の中でも

八重桜のカンザンは今が最も旬のようでした。

公園の少し奥まったところにあるのが美の山 山頂。

こちらでも記念撮影。

標識を挟んでの撮影は順番待ちをするくらいの混み方でしたよ。

山頂展望台からの眺めは最高です。

秩父盆地(羊山丘陵、市街地、尾田蒔丘陵)はもとより、武甲山、両神山、二子山、奥秩父連山から大霧山、男体山、赤城山まで見渡せる大パノラマが展開します。

昼食はみんな寄り添って座り、のんびりと。

平らでこんなにも広々とした頂上はなかなかないですよね。

ぽかぽかで暖かいし、気持ちもくつろげるひとときでした。

ロープを張った柵のすぐ下にはミツバツツジの群生が。

紫がかったピンクの帯が広がっていました。

この時期でも満開なのがツバキ。

枯れ花摘みの手入れもされていてキレイな姿を残していました。

インフォメーションセンターには

野鳥の写真や各季節における公園の見どころが紹介されていました。

ランチ後には応急手当の講習会。

三角巾の使い方、本結びの仕方、止血・傷の手当を教わりました。

三角巾のたたみ方、結び方はちょっと難しいので、

日ごろの練習の必要性を感じました。

いざという時には迅速な対応ができるようになりたいものです。

それにしても講師の方はさすがです。

手慣れたように簡単にこなしてられましたよ。

休憩・講習後は下山です。

藤の大きなツルがくねって、芸術的に空間を演出。

自然の生け花アートを見ているかのようです。

民家の立つ辺りを通るとハナモモが満開。

和銅遺跡に到着。

和銅露天掘り跡にある

和同開珎(わどうかいちん、わどうかいほう)の巨大オブジェ。

日本で初めて自然銅が発見された場所ということです。

自然銅は708年に大和朝廷にへ献上され、

日本初の流通通貨 和同開珎ができました。

こちらが日本通貨発祥の地とされています。

少し道を戻ってからさらに先に進むとすぐに聖神社。

コチラには銭神様が祀られています。

祈願をすると「お金に不自由しない」ということですよ。

ということで、もちろんお参りしました!

立て看板より転記;

** 「銭神様」のご利益

元明天皇の慶雲5年(708年)、我が国初のニギアカガネ(自然銅)が秩父の地で見つかり、朝廷に献上されました。
それがきっかけとなり、我が国最初の流通貨幣「和同開珎」が鋳造されました。
朝廷は、勅使を遣わし祝山に神籬(ひもろぎ 神霊の宿るところ)を建てて金山彦尊を祀り祝典を挙げました。
聖神社の創建は和銅元年2月13日で、和銅の産地といわれる露天掘りの遺跡が近くにあります。
今でもニギアカガネが御神体として奉られ、和同開珎ゆかりの神社であることから「銭神様」とも呼ばれ、「お金儲けの縁起の神様」として注目されています。 **

この後は、和銅黒谷駅に到着。

こちらでこの度の山行は終了です。

今回もお天気に恵まれ、有意義な山登りとなりました。

歩行時間は短いのですが、それなりの運動になった気がします。

花見も兼ねたような山行になり楽しかったですね。

 

リーダー、サブリーダーさま、

そしてご参加のみなさま、お疲れさまでございました。

 

PS. K下さんから送っていただいた写真です。

桜と女性陣の美しいお姿。

広大な自然の風景。

山頂からの眺めと葉が芽吹き出した桜。

下はわっぴーさんの撮られた写真。

和銅黒谷駅のホームから武甲山が見えますね。

下はS谷さんの撮られた写真。

榛名神社。

桜のアーチを通り過ぎたご一行。

聖神社にお参りする会員さんたち。

そしてT田さんの参考写真。

ハナイカダの実だそうです。


良いお写真をありがとうございました!

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倉岳山 2023.3.11

今月の「峠山の会」定例山行は、倉岳山(くらたけやま)。

倉岳山は、山梨県大月市と上野原市の境にある標高990.1mの山。

山頂からは、真正面に富士山の素晴らしい雄姿が望め、秀麗富嶽十二景の一つ(9番山頂)に選定されています。

また、山梨百名山の一つで、秋山山系の最高峰でもあります。

今回は、梁川(やながわ)駅をスタート地点として、

倉岳山登山口から入山、立野峠、倉岳山に登った後、

穴路峠を経て下山し、鳥沢駅まで進むルートを選びました。

 

まずは、JR中央本線・梁川駅に到着。

駅前で各自、準備体操をします。

お店も何もない一見、殺風景に見える駅前です。

しかし、ふと見ると一本の梅(または桜?)の木があり、

その花がにぎやかに満開の様相を呈していました。

春真っ只中といった暖かい陽気。

ダウンジャケットを着込んでいた先月の山行時とはすっかり変わって、

この日は朝からぽっかぽか。

服装も随分と薄くなり、少しは身軽になった気分です。

幸先の良いスタートとなりましたよ。

梁川駅を出て、一般道を進みます。

すぐに相模川の上流である桂川が見えてきます。

そしてその川に高く架かる梁川大橋を渡ります。

程なくすると倉岳山登山口に到着。

うっすらと汗ばんできましたので、コチラで衣服調整。

ストックの準備もバッチリです。

今日の参加人数は20名。

登山者カウンターを人数分押しました。

石碑には、

「乳房恋ふ母にも似たる倉岳を 里の子今日も胸に焼付け」

と、刻まれています。

山容を母親の姿とだぶらせた

幼子の純粋な心情がこの詩に込められていますね。

杉の林と落葉樹の雑木林が入り混じる登山道を

ゆっくりと進んで行きます。

沢沿いの道を歩き、沢を渡る箇所も。

道は細いものの、

地面は柔らかく、歩きやすい登山道です。

恩賜林(おんしりん)の看板。

恩賜林とは、明治末期に山梨県に下賜された山梨県内の皇室所有だった元御料林のことだそうです。

詳しくは、コチラ → おんしりん

林をきれいに管理するのも人出が必要なことなので、

なかなかたいへんなのでしょうね。

登山道の脇は倒木だらけです。

登山道の頭上にも今にも崩れそうな倒木。

沢の近くは岩だらけ。

ゴロゴロした岩には乾燥した蒸コケが張り付いています。

ジオラマに使う素材みたいで からっからになったコケ。

触ると白い粉が立ちました。

沢の左右を行ったり来たり。

沢の水は冷たく、そして よどみ無く澄んでいます。

度々、トチノキ(栃の木)の巨木がそびえ立っていました。

写真で見るとその大きさがわかりずらいのですが、

かなり立派な大木です。

道をふさぐ倒木を「よいしょ!」とまたいで。

いつものあるあるの光景です。

大自然の只中では人間もミクロの生き物のように錯覚してしまいます。

まるで、列をなして進む蟻(アリ)のようにすら見えました。

そうは思われませんか?

少し進んでは小休憩。

本当に風もなく、快適な気温です。

ただ、花粉がかなり舞っているようです。

それだけは悩みの種。憂鬱になります。

今年の花粉は凄い気がしますよね。

杉林を登りきるともうすぐ立野峠です。

立野峠に到着。

この場で班長さん会議。

ほぼ時間どおりの進行で、特に問題はないようです。

木々が眺望をじゃまして景色は良くありませんが、

落葉しているので、日当たりはGood!です。

尾根筋を進み、倉岳山頂上に向かうのですが、

それまでにも道はアップダウンを繰り返します。

2こぶの小山を越えますが、

我々のペースだと頂上まではあと40分くらいですかね。

(標識には約35分と書いてありました。)

最後の急な登り。

ここを登りきると山頂です。

そしてとうとう倉岳山 山頂に到着。

雪の富士山をバックに記念撮影。

写真だと小さくなってしまいましたが、

くっきりと富士山が見えていましたよ!

下はS谷さんが撮られた富士山の写真。

良い風景ですね ♪♪♪

(Lineで送っていただいたものをコチラに載せました。ありがとうございました!)

ある程度開けた頂上にて各自お昼ご飯の用意。

日なた好きの人、陽射しを避けたい人、様々です。

思い思いの場所に陣取りランチタイムを楽しみます。

オレンジ色の蝶々が数頭舞っていました。

ちなみに蝶は1頭、2頭と数えるそうです。

今まで知りませんでした。(-_-;)

(ただし、匹で数えても間違いではないとのこと。)

 

蝶の名前は「ツマグロヒョウモン」。タテハチョウ科の仲間です。

羽の先が白黒になっているのはメスで、オスには白い部分がないようです。

羽が少しボロボロになっているので、

おそらくは成虫で越冬した個体だと思われます。

幼虫は黒とオレンジのとげとげした芋虫で、スミレの葉を食べるのだとか。

パンジーなどにも付くド派手な毛虫がこの蝶の幼虫らしいです。

食事も済ませ、景色を堪能した後は、下山です。

いきなりの急坂が現れます。

足を滑らすと危険ですので、

足元に注意してゆっくり降りて行きますよ。

でも、若い男性会員さんには余裕のようですね!(さすが。)

穴路峠を通過。

「穴路峠」の表示はありますが、

ただの曲がり角といった感じの場所です。

杉林を抜けると、沢道や雑木林に戻ります。

こちらにも大トチノキ。

夫婦杉でピースサイン。

石仏までたどり着くと山道もそろそろ終盤に差し掛かります。

このゲートまでが山道。

コチラ側からは一般道。

この先、鳥沢駅まで歩きます。

こんな感じで今回の山行はおしまいです。

無事終了できてひと安心。

この度もお天気に恵まれ、楽しく有意義な1日となりました。

みなさま、リーダー、サブリーダー様、お疲れさまでございました。

 

倉岳山 報告書

 

追記;

帰途、朝霞台にてお疲れ会をしました。

心地よいひとときで、お腹も大満足。

重ねてみなさま、お疲れさまでございました。

 

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東高尾山稜・草戸山 2023.2.12

今月の「峠山の会」定例山行は、東高尾山稜・草戸山(くさどやま)。

東高尾山稜コースは、国道20号を挟んで高尾山の東側に位置する尾根道で、

今回は高尾山口から四辻を通り、草戸峠を経て草戸山、三沢峠を回り、

再び高尾口に戻るルートを行きます。

(ちなみに東高尾山稜を含めた高尾山の南側の広い範囲を南高尾山稜と呼びます。)

高尾山のいわゆる観光ルートとは違い、茶屋やトイレ等の設備はありませんが、

高尾山口駅からすぐアクセスできて登りやすく、

かつ比較的空いているので、

トレイルランナーにも人気のコースとになっているそうです。

実際この日も、走っている人々をよく見かけましたよ。

草戸山は、標高が364m。

ほぼ365なので1年山という別名もあるそう。

神奈川県の相模原市、東京都の八王子市と町田市という3つの市の境界線上にあるため、

草戸山の山頂には相模原市の表示看板がある一方、町田市の最高峰の山とも言われています。それぞれの市や都の看板が立ち、地域同士で山を取り合ってる感じが面白いですね。

そして続く、草戸山から榎窪山(えのくぼやま)にかけての尾根道からは

木々にさえぎられながらも城山湖(本沢ダム)が望めます。

二日前の降雪で道はどうなっているのか心配ですが、

この日のお天気は快晴のようです。

さて、今日は良い登山になりますでしょうか?楽しみです。

 

まずは、京王線の高尾山口駅に到着。

駅前で各自が準備体操。

一般道を歩き、登山道へと向かいます。

2月なのに、民家の脇には早咲きの桜が開花。

寒さで花びらの一部がが茶色く痛んでいましたが、

まもなく訪れる春をいちはやく告げていましたよ。

民家の脇の小道から登山道が始まります。

足元には多少の積雪。

少し溶けているので、滑らないように要注意。

アイゼンは持参していますが、必要なさそうです。

ところどころ雪が残った山道が続きます。

アオキの赤い実がなっていました。

暑さ寒さにも強く、日陰でも丈夫に育つアオキは

逞しさの象徴のような植物ですよね。

熟した実はヒヨドリなど小鳥の

冬場の貴重なエサになるようです。

通り道、樹木間が狭くなった箇所。

少し登ると四辻に到着。

こちらで衣服調整。

木漏れ日が射しているので、雪がほとんど残っていません。

落ち葉や土が雪解けの水を吸って地面は濡れていますが、

歩きやすい山道です。

ツバキは花の命を終えようとしていました。

木の根っこが足に絡みつきそうな登り。

アップダウンを繰り返す道のり。

細い道にも係わらず、我々を追い越す登山客が次々現れます。

高尾山ほどの込み具合はないものの、

それなりに多くの人が登っていることがわかりました。

わがグループは総勢24名の参加者。

5つの班に編成。

結構 大勢には違いありませんが、

班ごとに列を成し、

無理せずゆっくりと進みます。

変わった木肌を発見。

不思議なポチポチですよね。

何なんでしょうか?謎です。

左手に見えるのは八王子の街ということ。

蛇行しながら斜面を登って行きます。

若いメンバーさんには余裕のスピードなのかな。

写真を撮りながら登山を楽しんでらっしゃいました。

木が根こそぎ斜めに倒れ込んだ箇所。

根の張りは浅いのですが、それにしても相当の暴風だったんでしょうね。

想像すると恐ろしいくらいの勢いかと思われます。

草戸峠のまだまだ手前ですが、ひと休憩。

辺りはぽかぽか陽気で、2月の気候とは思えないくらいの暖かさです。

3月ごろの気温だそうで、絶好の登山日和。

快適な山登りを満喫中です。

会員の方から回ってきたおやつもいただきましたよ♪

道案内の標識は各所にあって道に迷うことはなさそうです。

ロープが張られた下り坂。

ご覧の通りの急こう配。怖いですね。

今コース一番の難所といえそうです。

急ぐと危険なので、慎重に慎重に降りて行きます。

でも、平坦な箇所よりこういった急な所の方が歩き甲斐があって、

実は楽しいですよね。

思わず両手でバランスを取ったり、

つい 枝や幹に掴まったり。

右側から行くか左側から行くか、

各人それぞれ、その都度考えながら

歩く道筋を選んで進みます。

前の人がどう歩いているかも参考になりますよね。

頭上に道をふさぐ倒木が。

どこから飛んできたのだろうって感じです。

倒木がうまい具合に木の股(また)に引っかかっているようですが。

「頭上注意」の張り紙があるってことは

しばらくこんな状態のままなんですかね。

背の高い人が前方不注意だと頭をぶつけそうですよ。

所々で一時休憩。

標識前では同姓トリオが記念にパチリ。

土がえぐられてできた根っこの階段。

奇妙な光景といえばその通りなのですが、

こういう道って結構多くありますよね。

草戸峠(くさととうげ)に到着。

右手には高尾山が見えます。

切り株に会員の方が即行で作った小さな雪だるま。

可愛いですね!

意図せずにでしょうけど、

出来上がりの首を傾げたような表情がなんともユニークでした。

「帽子はないの?」とでも訴えているみたい。

いよいよ草戸山 頂上に到着。

小さい神社の鳥居がお出迎え。

先には祠が置かれていて、

山の神 祭神 大山祇神(おおやまつみのかみ)が祀られています。

以下、碑文より転記;

” この祠は 上相原村上郷中の山之神として 相原町丑田五一三五番地鎌倉古道沿いの山頂に 文政十年五月建立され祀られていたが 近年土地開発の流れの中で大戸観音堂に遷されていた。其後 大地沢の山林が昭和六十一年3月未曾有の大雪害に襲われ又復旧に際し幾多の困難に遭難したので地域の発願により相原町山野の安全と豊穣を祈願して此処 草戸山山頂に遷座を勧招請した。平成十三年一月吉日 財団法人相原保善会 ”

お賽銭を入れてお参りなさっておられます。

みんなの無事を祈られたことでしょう。

頂上での記念撮影。

少し高台の松見平休憩所の東屋は老朽化のためか立ち入り禁止。

木に隠れてしまうので、頂上からの景色は良くはありませんが、

周りは程よく開けていて、方々にテーブルやベンチがあるので

食事するには良い場所です。

山頂は寒いんじゃないかと不安だったのですが、全くの杞憂に終わりました。

本当に暖かくて快適なランチタイムを過ごせましたよ。

食事を楽しむみなさんのご様子。

やっぱりこの時間が一番のご褒美ですよね。

エンジョイしている雰囲気が伝わってきます。

昼食後には、怪我の応急処置の仕方をベテランさんからご教授。

日ごろから意識しておくのが大事ですよね。

ランチ後は三沢峠に向かいます。

アップダウンと階段が続きます。

見事に階段派と坂道派とに別れた構図。

各自歩きやすい方から登ります。

木の間から城山湖が見えています。

またまた階段です。

ふれあい休憩所に到着。

ふれあい休憩所からは城山湖全体が望めました。

若干、木が展望を邪魔していますが。

少し進むと榎窪山(標高420m)。

草戸山よりは高い位置にあるんですね。

ですが、こちらはほぼスルーで通過地点といった感じ。

ベンチはありますが、特に見晴らしが良いという場所ではありませんでした。

三沢峠の分岐点に到着。

ここからは梅ノ木平方面に進みます。

陽の届かい所はまだ雪が残っていますね。

渓流沿いは湿気も多そうです。

辺りはひんやりとした空気に包まれています。

黄色い杉の花粉は、宙に飛び立つのをそろそろかと待っている頃合いです。

花粉症の方はこの「花粉のう」を見ると嫌な気分になるでしょうね。

麓に近くなってきたのにこの道路は雪道です。

そして一転、カラっとした遊歩道に出ました。

ここまで来たら、もうあと少しで高尾山口です。

ここにも春を告げる花、オオイヌノフグリが点々と咲いていました。

オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)は、別名「星の瞳」とか、

「瑠璃唐草(るりからくさ)」(ネモフィラの別名でもある)

とも呼ばれるそうです。

ひとつの花は1日でしぼむのですが、次々と咲く

生命力の強い帰化植物なんですね。

そして無事、駅前に戻ってきました。

ここで今回の山行は終了。

この度も楽しく有意義な1日となりました。

みなさま、リーダー、サブリーダー様、お疲れさまでございました。

 

追記;

解散後、数名で足湯&お茶を楽しんできました。

お湯は少々ぬるかったのですけど、

足の疲れを充分に癒してくれましたよ!

 

草戸山 報告書

 

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破風山 2023.1.15

今月の「峠山の会」定例山行は、破風山(はっぷざん)。

破風山は、秩父盆地の北方、秩父郡皆野町と秩父市との境にある標高626.5mの低山。急坂や階段も多いのですが、おおむね2時間程度で頂上に到達することができるということで、初心者でも十分楽しめる山として知られています。

頂上からは秩父市街が眼下に望め、その先には、武甲山、堂平山、大霧山、蓑山、丸山、武川岳などが見渡せます。
秩父華厳の滝、両神山、三峰山、武甲山、音楽寺、瑞岩寺、長瀞と共に「秩父八景」の1つにも選ばれているということです。お天気が良ければ素晴らしい眺望が期待できるのですが、今日は空模様が今一つ。さて、本日は良い景色を見られますでしょうか?

6:00 鶴瀬駅集合で東武東上線で出発です。

日曜日なので電車は空いています。

小川町、寄居で乗り換えをして、秩父電車に乗車。

皆野駅に到着しました。

駅前には人がほとんどいないので、我々で駅前を占領した状態。

そして、班ごとに別れて準備体操。

リーダーさんの説明を聞いて、準備が整ったら山に向けて歩き始めます。

一般道を歩いて、20分くらいで野巻林道入り口。

衣服調整をし直します。

民家のわき道を通り抜けます。

そして林道を進みます。

道路脇には伐採木が無造作に積み上げられています。

続けて、なだらかな山道を歩きます。

岩が切り立った箇所。

空は雲っていますが、

1月の割には意外と暖かく、寒さはさほど感じません。

針葉樹の林をゆっくりと歩きます。

冬の山は緑も少なく、折れた枯れ枝や色あせた落ち葉が散乱していて

荒廃した雰囲気を醸し出しています。

こちらで小休憩。

ここまではほとんど平地のような感じでしたが、

このあとは急坂もありそうです。

呼吸を調整し直して、気を引き締めます。

装備も服装もバッチリで問題なしです。

マムシグサの実。

茎も葉も枯れ果てて赤い実だけが転がっていました。

針葉樹林を進みます。道路の外側は倒木だらけ。

樹皮に生えたコケは乾燥しきっている状態。

コケも冬の休眠に入っているのでしょうか。

コケはカラカラに乾燥しても数カ月は生きていて、

再び水を得ると復活するそうですよ。

急な坂が続きます。

歩きやすい道ですが、場所によっては道幅が狭く

脇すぐが崖になっていたりしますので注意が必要です。

階段も急なので、息が上がってきます。

でも時間は充分にあります。

一歩一歩、ゆっくり行きましょう。

これでもかというくらいにツルに覆われた木。

樹皮の防風になって良いのかもしれませんが。

小休憩で美味しい干し柿をいただきました。

エネルギーのチャージ、ありがたいです。

ぽつりぽつりと小ぬか雨が降り出してきました。

まだ雨合羽は必要ありませんが、この後の降り方が気になり始めます。

 

本日は26名での参加。

一列になると先頭と最後尾の距離が結構なものになります。

1枚の写真には全く収まらないくらいですよね。

登山者数調査のカウンター。

皆野町観光協会が破風山・美の山 登山者数調査を行っているそうです。

調査報告はコチラ → みんなのみなの 皆野町観光協会

ゆず園に到着。

ユズの木が道の両側にたくさん植えられています。

この時期はまだ多くの実が付いていました。

並木の両側もユズの果樹園になっています。

山頂手前の東屋に到着。

コチラで昼食です。

食事を済ませ、荷物を置いて

頂上を目指します。

(頂上に行かない人がお留守番を担当。)

雨が少し強くなってきましたので、雨合羽に着替えます。

それでも霧雨程度、大した雨ではありません。

破風山 山頂に到着。

狭い頂上ですが、標識をバックに記念撮影。

みなさん、笑顔が素敵です。

お目当ての眺望はというと、曇っていてあまりかんばしくはありません。

遠くの山々はほとんど見えず、街並みが少し霞んで見える程度。

このお天気では仕方ありませんね。

雨が大降りにならないだけラッキーだったかもしれません。

頂上にある小さな祠。

フレッシュさんたち。

最近、新たに「峠山の会」に加入された会員の方々です。

これからも宜しくお願い致します!

新人さんと古株さんと中堅どころさんのショット。

中堅さん、一番目立っていますね。

これくらいのアピールが良いのかもしれません。

アセビの花が一輪だけ早く咲いていました。

スズランのような形の白い花がかわいいですよね。

アセビは、3月が一般的な開花時期らしいです。

再び東屋に戻ってきました。

こちらでは全員揃っての集合写真。

ちょうど、他の登山者さんが通られたので、シャッターをお願いしました。

ありがとうございました。

東屋を出るとあとは下山。

ひたすら下るだけのルートです。

紅葉がカサカサになって枝に残った木。

この辺りにはツツジが多いようで、

春の開花時はさぞかし賑やかなことでしょう。

急な下り。

足元が濡れてきているので、

滑らないように慎重に降りて行きます。

崖っぷち。

「ここから登ってきたんだよ~ん♪」 と、お二人。

(嘘です! そんなワケありません。)

関東ふれあいの道。

他の登山グループとすれ違いました。

向こうも20人以上の団体でしたよ。

雨に濡れたクマザサ。

雨は霧雨程度ですが、

「水浴びいっぱいしたよ」という表情を見せてくれました。

渡り木も濡れていると滑りやすくて危険です。

難所では人が詰まってしまいます。

前の人がどうやって降りるのかよく見て、

どこに足を踏み出すか判断します。

「おっと、危ない!」というシーン。

ちょっと滑ってしまいましたね。

無事で何よりでしたが、一瞬ヒヤッとしましたよ。

風戸集落(ほとんどの民家が空き家のよう)を抜けて小さい東屋で休憩。

風戸の鏡肌(ふっとのかがみはだ)。

鏡のような光沢があるとされる1枚岩です。

立て看板より転記;

* 「風戸」は所在地の地名です。
鏡肌とは、断層で岩石がずれるときの摩擦でできた光沢のある面(=断層鏡肌)のことで、鏡のように光って見えることから、このように呼ばれています。
この岩の表面にもこのような面が残っています。ところどころに条線(直線状のキズ跡)や、鏡のように光る部分がみられます。特に条線は、手でさわるなどすると方向性があり、断層の動き方が分かります。
なお岩全体に残る割れ目は、鏡肌ができた後につくられたものです。

もとなる岩は、幅9m、高さ7mのチャートからなり、秩父帯のものです。近くには黒色泥岩や緑色岩も分布しています。ここから北東約700mにある富平の黒色泥岩からは、中生代ジュラ紀の放散虫化石を産し、秩父帯が同時期のものと分かりました。 *

 

岩の上には白い梅が満開に近い状態でした。

もう春も間近ですね。

登山道もこの辺りまで。

一般道が見えてきました。

麓の温泉施設「満願の湯」に到着。

コチラで解散です。

入浴する人とそのまま帰る人に別れました。

ちなみに入浴組は、

滝を眺めながらの露天風呂を存分に楽しみましたよ!

というわけで、今回の山行も無事終了。

リーダー、サブリーダー様 急遽交代がありましたが、お疲れさまでした。

そしてみなさま、新加入の方々も

たいへんお疲れさまでございました。

 

PS. 鶴瀬に着いてからは反省会を開催。

大いに話して、盛り上がり、

美味しいお酒とお料理で充分堪能致しました。

みなさん、ご満悦。ありがとうございました。

 

破風山 報告書

 

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